フ「えーとね、この作品は壊れだから、そういうのが嫌いな人は見ちゃダメなんだって」
レ「苦手な人は[戻る]又は[閉じる]をクリックよ」
フ「だいじょーぶな人はスクロールして見てね♪」
「次回、等々現れた究極の敵ヤクモノクツシタ。
果たしてこーりんは打ち勝つことが出来るのか??
燃え上がれ僕の褌っ。
君の瞳にキャストオフッ」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「いい筋肉ね」
もう何て言っていいのか分からない。
パチュリー以外は目を開いて死んでいるも同然じゃないかこの状況。
とりあえず状況を説明するわ。
この度パチュリーが設置した原発の電気を有効活用すべくテレビとか言うのを導入したの。
そしたら写ったのはこの腐ってるアニメ。
主人公こーりんは終始褌一丁ってどんなアニメよっ。
「うわ、お嬢様このアニメ視聴率ナンバーワンですって」
「うそっ、マヂで??」
一体何所の物好きがこんな腐ってるアニメを見るのだ。
信じられない。
あ、私達も見てたか。
「とりあえずその雑誌を見せてよ」
「どうぞ、ほら皆終わったわよ。って妹様口から魂が、魂がっ」
「どれどれ………フンドシマスターこーりん。
視聴率連続ナンバーワン。
放送開始から異常な内容と暑苦しい場面で魅了してきたこのアニメだが、来月で最終回。
それでは今までの総集を…………っていらんわこんな特集」
思わず雑誌を投げ捨ててしまった。
これはテレビを導入したのは間違っていたのかも知れない。
「中々参考になるアニメね」
「どの辺がですかパチュリー様、どこも参考になる所なんて存在しませんでしたよっ」
「アナタは何を観てたの??全てが参考になったじゃない」
「うそぉっ!!」
小悪魔、信じるな、嘘だ。
あんなの参考になる訳がない。
「このアニメは創業以来褌一筋香霖堂と。
ごらんのスポンサーの提供でお送りしました。
上白沢私塾。
旅館永遠亭。
ヤゴコロ製薬。
八坂神社。
文文。新聞」
色々知ってる物ばかりだな。
後主人公が提供してるのか??
「ふう、テレビって言うのもいいものね」
「何所がですか、思わず思考停止するようなアニメをやってただけじゃないですかっ」
「⑨ね美鈴、皆で集まって観るのがいいんじゃない」
「会話一つ有りませんでしたけどね」
「咲夜、観ている間に会話なんて必要ないわ」
だ、ダメだコイツ、早くなんとかしないと………。
「次は何を導入しようかしら??」
「もう勘弁してください」
おお、凄いな美鈴。
土下座に至るまでの過程が見えなかったぞ。
それが咲夜相手に鍛えぬいた謝罪テクニックかっ。
「えー」
「もう工事は勘弁してください」
あ、やっぱり配電工事は美鈴がやってたんだ。
道理で昼間うるさかった訳だ。
「仕方無いわね、また時期を改めるわ」
「その考えを改めてくれ、パチェ、割と本気で」
「でも断るわ、レミィ」
なんでコイツ此処に居るんだろ。
最近ますます分からなくなってきた。
って、フラン、フラァーーン
「お父様、そんな所に居たの??どうして私をおいて行くの??私も船に乗せてようふふ」
「フラン、それは幻よ、戻ってくるのよ、フラァーーン」
「あら、お母様も居たの??」
「お母様まだ死んでないわよフランッ」
「お姉さままで……」
「私もっ!!、私も既に鬼籍??チクショーー」
その日、私は泣き明かした。
翌日フランが謝りに来た時は不覚にもベットに連れ込んで行為に発展しそうだった。
危ない危ない。
勢い任せは私の主義に反するわ。
テレビが導入されてから、私達は一同に集う事が多くなった。
ただ会話は一つも無いが。
「オーイエー、イェースイェース」
「……………」
「凄く熱心に観てるわね、どれどれ………ぶっ」
は、裸の女性が(ピーーーーーーーー)
至近距離から揺すっても小悪魔は無反応だった。
「次の賞品は電動マッサージ器です」
「美鈴そんな物が欲しいの??」
「……………」
また無視された。美鈴は味方だと思ってたのに……
少し傷ついた。
「はいワンツーワンツー」
「ワンツーワンツー」
「そんな事やって楽しいの??」
パチェにまで無視された。
あんまし傷つかなかった。
「では本日の三分クッキングです」
「ねえ、これって明らかかに三分オーバーしてない??」
「……………」
とうとう咲夜にまで無視された。
少し涙がでた。
「い、幾らなんでもこれは異常よ……」
「お姉さまもそう思う??」
正気を保っているのは私とフランだけ。
他のメイド達もテレビを食い入るように観ている。
あの箱がそれだけ良いと言うのだろうか??
私達の紅茶を用意する事よりも大事なのだろうか??
「フラン、全ての元凶はアイツよ」
「ええ、行きましょうお姉さま」
テレビを壊せば全てが元通りになる。
そう信じて私とフランは武器を取った。
ステージ1 紅魔の廊下
「まあステージ1だしね」
「余裕よ、余裕」
ボムを使うまでも無いわ。(レミリアのボムはグングニル、フランはレーヴァテイン)
襲い来るメイド達をぼこぼこにし、私達は突き進んでいく。
うーん、久しぶりに気分爽快。
こんな気分を霊夢と魔理沙は味わってたのねー。
「お嬢様方、これ以上先には通しません」
「とりあえず美鈴、その手に持っている電気アンマを地面に置きなさい」
「いえ、コレが無いと肩が………」
「じゃあ私が揉んであげるー」
ああ、フラン私ももんでー。
「お姉さまは全然こってないじゃない」
「えー、美鈴はどうなのよーってスゴッ」
こりこりだ、こんなになるまで働いていたと言うのか。
私、昼間は寝てるから良く分からないんだよなー。
とりあえずボーナス出してもいいと思う。
後中国は揉んだら退けてくれた。
ステージ2 咲夜の世界
今度は咲夜か。
さっきから廊下を進めど、進めど先に進まない。
遥か彼方まで廊下が続いてるわ。
どんだけ頑張ってるのよ。
「お姉さま、もうメンドイから距離を壊していい??」
「OK」
フランがそこら辺を殴ると、突然咲夜が目の前に現れた。
恐らく廊下の向こうで待っていたのだろう。
「……ちょっとビックリしました」
「嘘付け」
表情まったく変ってないじゃないか。
「とりあえずこれ以上は幾らお嬢様方でも許せません」
「咲夜、アナタは操られてるのよ。目が正気じゃないわ」
「いいえ、私は正気です。狂っているのはお嬢様方ですわ。
あんな素晴らしい物を壊すなんて」
「……………えい」
とりあえず私は対咲夜用の切り札。
ノットドロワーズ装備でスカートを捲り上げた。
「カボンッ」
鼻血を噴出す音とは思われない音を出して咲夜は沈黙した。
ふう、虚しい。
「お、お姉さまに女としての嗜みは無いの??」
「幻想郷の慎みはどれだけ壊れるかよ、フラン。そんな物此方に来てすぐさま捨てたわ」
「捨てないでよ、最低限必要な物なんだからっ」
「どうせ私ら下から見たら覗き放題なんだから今更よ」
「あ、あう」
真赤になって今更スカート押さえた所で無駄無駄。
今までどれだけ地面からフランのスカートの中の理想郷を覗いたか。
「さ、先行くわよっ」
「はいはい」
ステージ3 ロビーの大図書館
「うげぇ、パチェ……」
「親友にそれはないんじゃない??」
まあ、マチョリーじゃないだけマシか。
ところで小悪魔は何所行った??
「とりあえずテレビを壊される訳には行かないわ。
まだブートキャンプを全部観てないもの」
「またそんな病んでる事を……」
「レーヴァテインッ」
うわ、フラン容赦ないなぁ。
まあ、パチェだから生きてるだろうし。
長く時間取ったら変身するだろうから瞬殺に越したことはないな。
よし、焦げてるパチェは置いておいて先に行こう。
ところでパチェでさえ3ボスって此処から先何が出てくるのよ。
あ、それを言ったら咲夜もか。
ステージ4 下克上
妖精メイドを薙ぎ倒して行った先に立っていたのは小悪魔だった。
なんでだよ、なんで小悪魔がボスになってるんだよ。
「ふふ、お嬢様方驚いてますね。
私だって紅魔異変から大分強くなったんです」
「ええ、ギャグキャラだからね」
「侮ってもらったら困りますよー、私だってスペカを手に入れたんですから」
「嘘っ、何時の間に………」
「お姉さま、あれお姉さまのスペカだよ」
「あーーーー!!」
何時の間に、何時の間に私のお気に入りの「不夜城レッド」をっ。
おのれ小悪魔、手癖の悪さは魔理沙の専売特許だと思っていたがそんな事はなかったかぁっ。
「行きますよー、「不夜城レッド」」
ま、まさか自分のスペカを避けることになるなんて。
でも、他には盗まれてないから一枚だけ??
これを耐え切れば、勝てる。
「あー、タイムアウトですねー、やることセコイですよ」
「だまらっしゃい、大方それで打ち止めでしょう??」
「まだ、まだコレが有ります」
取り出したのはまたまたスペカ。
書いてあるのは………
「スターボウブレイクッ」
「今度は私の!!」
うわぁ、フランのかぁー。
すげえ痛そうだなぁ、綺麗だけど。
「返せーーーー」
フラン凄いな、弾幕に突っ込んで行ってるよ。
「小悪魔マジック透過」
「うきゃあ」
ピチューーーン
ああ、フランの残機が1減った!!
というか、それセコイぞ。
見えない弾幕、避けれない弾幕はご法度だろ!!
「そんな事知ったことではありません、ほらほらー」
「うわっ、あぶなっ」
く、恐ろしい強敵だ。
ホントに4ボスなのか??
パチェの位置だとは思われない強さだぞ、コイツ。
「私のステキな時間を邪魔するヤツには容赦しません」
「じゃあ私も容赦しないよ」
「え??え??うきゃあーーーーー」
ふ、フラン復帰と同時にレーヴァテインなんて。
これでフランのボムはゼロ。
「あははっ、私達の勝ちだね」
「そうね、スペカを回収して先を急ぎましょ」
「うんっ」
しかし恐ろしい強敵だった。
そのまま床の上で伸びていてくれ。
ステージ5 筋肉の宴
でた、筋肉だ。
「うー、マチョリーーーー」
なんで復活してるんだよ、肉じゃないかよ。
変身しないでよ、勝てないじゃないか。
「ハッハッァーーー、さっきは油断したけど今度はそうは行かないわ」
「肉符・マッスルドッキング」
あ、私死んだ。
突っ込んできたマチョリーの一撃は容易く私の首をへし折った。
マジかよ………
「ふう、残機がなかったら危なかったわ」
「お姉さま白目向いてたもんね」
「うそ、それはビジュアル的に宜しくないわ」
「でしょう、だからスキップしておいたわ」
「ナイスフラン」
「でも復活まで倍の時間が掛かってたね」
「首の修正がね」
しかし恐ろしい攻撃だ。
まさか弾幕ではなく格闘を挑んでくるなんて。
死ぬかと思ったわ。
「必殺、小悪魔アカインド」
「何よそれっ」
「「「「こぁーーーー」」」」
くっ、フランのフォーオブアカインドのパクリかっ。
ちっちゃい小悪魔を四体も出して、格闘戦を挑ませるなんて。
もうこれSTGじゃないよっ。
「貰った、今よ、今こそ決めるのよ。
マチョリー秘技、マッスル・コンプレックス」
ま た か よ。
いい加減に格闘技やめてくれよ。
再生に時間が掛かるから。
後、ちび小悪魔ども私の動きの邪魔するな。
「うきゃあ」
「フラァーーーーン」
有ろうことかターゲットはフランだった。
目の前で吹っ飛ばされるフラン。
「……………るさん」
「何ですって??」
「絶対に許さんぞ、八つ裂きにして霧の湖の魚のエサにしてくれるっ」
「アナタにそれが出来るかしら??」
「やれる、今の私なら出来るっ」
「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」」
私は全ての魔力(ボム)を解き放った。
「フラン、パパはね、ずっと性技の味方に成りたかったんだ」
「あ、う」
「フラン、気が付いた??」
「お姉さま??マチョリーは??」
「大丈夫よ、私が片付けたから」
「お姉さま、私変な夢を見たの。
お父様が真顔で正義の味方になりたかったって言うの」
「そう、性技の味方、ね」
………どうもニュアンスが違ってるけど、そっちの方が良いわね。
とりあえずお父様、幻想を抱いて溺死しろっ。
あ、もう死んでたか。
ステージ6 ブラウン管の栄光
とうとう辿り着いたわね。
メイド隊の半分以上がICU行きという壮絶な戦いだったわ。
でも、そんな悲しい戦いもこれで終わる。
「さあ、トドメを刺すのよっ」
「はぁぁぁーーーー」
フランの渾身のストレートで画面をぶち抜かれたテレビは黒煙を上げて沈黙した。
終わった、全てが終わった。
「これで全てが元通りね」
「やったねお姉さま」
「ええ、やったのよ、私達は」
圧倒的だったマチョリーも打ち倒し、等々私とフランは宿敵を破壊した。
これで紅魔館に平和と秩序が戻ったのね。
ステージEX 帰ってきた液晶
「あ、遅かったですね、新しいテレビです」
「「うそぉーーーーーー」」
わ、私達の苦労は一体。
「君の瞳にキャストオフッ」
私達がコンテニューできないのさっ。
ちっちゃい小悪魔はお持ち帰りさせていただきますね。
妹様に幸あれ。
今後の作品を楽しみに待たせていただきます。
プラズマなんたらはちいさいの作れないから駄目じゃない?
今じゃ部屋のオブジェに成りつつある私のテレビ・・・(面白い番組無いし・・・
スカパー、ケーブルテレビが泣いている・・・
クソワロタw
もし伸びたら伸びたで禁断症状でそうな悪寒w
今回は前半部が何処となくテンポ悪かったような気が。
前回米返し&今回の無視で、小悪魔からの放置プレイに目覚めそうでs
多謝
1>
もってかないでーーー
2>
妹様はまだまだがんばってくれます。
3>
おお、ブラウン管も結構生き残ってるなぁ。
4>
大丈夫、うちのテレビも同じ状況。
5>
妹様は正義だと思ってます。
6>
ネタがあれば書きます、書いたら投稿します。
でも連続投稿しすぎるとネタが尽きて投稿不能になる為、毎回悩んでます。
では、次のレス返しか次回作で会いましょう。
それにしてもこの紅魔館・・・AMSから光が逆流するッ!(ギャァァァァァッ!
とりあえずフンドシマスターこーりん終わったら何見ればいいの?
インターネット上にあるアニメとかも見てないし、MADは見てるが
テレビとは完全に無縁の生活だ
次はインターネット接続ですね、わかります
放置プレイでおぜうさまが自分のMな部分を自覚するんですね。わかります
p.s.誤植っぽい:嗜み→慎み?
ぜひ次もマチョリーを
ちっこい小悪魔、貰ったっ!
神主wwww
どっちかってーと酒の妖精とかになりたそうだな だな
ブラウン管のテレビって、映りは確かに新型に劣るけど
全体のデザインがレトロでものすごく好きだったりします 時代が反映されてるつーか
8>
モノラルっていいよね。
9>
………テレビを切ってPCへ。
10>
その通りです。
11>
マチョリー世界進出??
12>
案外もう自覚してたり……
13>
!! 修正しました。
14>
どうしよう…ネタがない。
15>
だから持ってかないでぇーーー。
16>
自分も好きですよブラウン管。
長いこと愛用してますから。
17>
精進します。
18>
あ、忘れてた。
でも美鈴って呼ぶの小悪魔だけ………
他の電化製品が入ってきたら一体どうなるんだ・・・
ってか紅魔館以外の連中にTVが導入されたらどうなるんだ?
ゲーム付きなら輝夜がどう出るかそうぞうつくけど。
ちなみにうちのテレビは30年選手。
フォーオブアカインドより(数だけ見たら)強い!