今宵も月は紅く、美しい
私と貴女は舞台に上がる。
紅い夜空のシャンデリアが、二人を照らす
月光映す水面
舞台の上へ
私を見据える貴女の瞳
貴女は私が憎いのかしら?
抱きしめたい程憎いのかしら?
それとも私を愛してる?
殺したい程愛してる?
私は貴女を愛してる。
消し去りたい程愛してる
抱きしめたい程愛してる
貴女の瞳が紅く燃え。
私のこの身を映し出す。
私の瞳も燃え上がる。
貴女のその身を映し出す
さぁおいで、可愛い子。
塵になるまで抱いてあげる。
さぁおいで、愛しい子。
灰になるまで愛してあげる。
踊りましょう。
砕け散るまで。
奏でましょう。
朝日が二人を焦がすまで
さぁ、始めましょう。
二人だけの夜踊会。
レミリアお嬢様と美鈴隊長の「他の紅魔館ファミリーに邪魔されずにイチャラヴロードまっしぐらなトコをスキマの御君が詩的表現でう~んロマンティック」てな感じと予想(うわなにその的中率零%発言)
そして物陰から小悪魔さんが「私のめーりんさんに…………!」とぱるぱるですねお嬢様逃げてぇぇぇ!
>謳魚 様
よもやこの作品にコメントして頂けるとは……久方振りに自作を省みた甲斐がありました! さてさて、お嬢様逃げないでぇ!
じゃなくって、素敵で無敵な予想を頂いたのは非常に嬉しく思います……しかし真実は真実としてお話せねば成りません。
この作品、実はお嬢様と妹様のお話なのです。
拙い、非常に拙い……
全ては私の不徳の致す処、まことに申し訳ありません。
長くなりましたがまた懲りずにチーちゃん話を考えております故。またお付き合い下さいませ。