Ⅰ 金策
博麗の巫女さんはいつも貧乏でお金がありません。いつも飢えているのです。
そこで、あまりに哀れに思った八雲の紫さんは、博麗さんに宝くじを1枚あげました。
『これは外の世界で流行っている宝くじで、当たれば2億円だから神に祈りなさい』
それから毎日のように、巫女さんは永遠亭の兎、てゐを崇めました。
数日後、落ちていた外界の新聞を拾い、すぐに番号を確認する巫女さん。
「あ、当たってる!」
彼女はついに幸運を勝ち取り、2億円をゲットするかのように思われました、が!
「これ、どこで換金すりゃいいのよ」
Ⅱ 奇跡ではない
博麗の巫女さんはいつも貧乏でお金がありません。いつも飢えているのです。
ある日、人里から寄付のお願いに行き、収穫なく神社に帰ってみると、賽銭箱にお金がたくさんはいっていました。
(訂正:人里に寄付のお願いに行き)
巫女さんは泣いて喜び、箱を開けようとしましたが、普段は鍵をかけないのに、今日は見慣れない鍵がかかっていました。
なんとか苦心して開けようとすると、奥から蒼白の巫女さんがやって来ました。
「なぜあなたがここにいるの?」
紅白の巫女さんが聞くと、蒼白の巫女さんは、1枚の紙を紅白の巫女さんに渡しました。
『博麗神社の巫女が期日までに借金を払わなかった為、この神社を差し押さえる。東風谷』
もうここは、守屋神社の分社だったのです。
Ⅲ 究極金策
博麗の巫女さんはいつも貧乏でお金がありません。ついに神社も失いました。
ある日、親友の魔法使いさんに相談しました。
「身近な物の中には、売れば意外とお金になる物もあるもんだぜ」
魔法使いさんは蒐集家でもあったので、その経験を話してくれました。
そこで巫女さんは、早速魔よけの札を売りました。ところが、1枚1円でも、全く売れません。
『守屋のほうが効き目がありそう。(By 世論)』
ついに飢えきった巫女さんは、最後の手段として、自分の巫女服の袖をオークションに出しました。
紅魔館の主、レミリア・スカーレットが、2つ合わせて国家予算並の価格で落札しました。
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|捨てるは神 拾うは悪魔 |
|人生、何があるか分からない |
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| 博麗 霊夢 |
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何か文としておかしいような
カリスマが溢れてるwwww
れみりあ恐るべし・・・
どこからそんな金がww