黄昏に、染まる社に巫女は立つ。
鳥居より、柔風来たりて目を閉じる。
柔風来たる巫女の前。
優しく頭(こうべ)を撫でていく。
優しく優しく撫でられる。
その手が離れてまた撫でて。
その手は頭が振れる程。
くしゃりくしやりと撫でていく。
その手が離れ、また撫でて。
優しく、強く、撫でていく。
撫でて離れてまた撫でて。
幾刻時が過ぎたのか、巫女はそうっと目を開く。
黄昏深き鳥居を見れば
歳も変わらぬ乙女達。
揃いの装束身に纏い
踵返して鳥居を出やる。
残りし巫女は頭を垂れる
己を守りし巫女達に。
古(いにしえ)護りし巫女達に。
こういうのは好きです。
今後も日々思った事、感じた事を文に載せていきたいです。
宜しくお付き合いの程を…
そう、全てはここから始まった。
まだ此処には綺麗で儚げな文を創る貴方が居た。
チーちゃんが、氷精が、蠱惑的な碧き純真が、貴方を虜にするまでは…………(よく分からない文をシリアル風味で打ってみましたごめんなさい)
>>謳魚 様
お読み頂き有り難うございます。いや本当に嬉しいですね、こうして自分の過去作品を見てコメントが入っているのは。
まだまだ未熟者ではありますがお付き合い下さい。