Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

恋の悩みについて

2008/08/10 12:37:28
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 山の上に神社ができたと聞いた。
 物珍しい気がして、一っ飛びして山の上へ上がってみた。山へ上がったのはずいぶんと久しぶりだった。何年か、何十年か前に、こんなふうな気まぐれを起こして来たことがあった。その頃にはなかったはずだが、山の上に湖までできていた。知らぬ間にいろいろと変わっているものだ、と感心して広い湖を眺めてから、神社を探しはじめた。
 神社はすぐに見つかった。清浄な境内の石畳に立ち、道の向こうの社を眺める。これまで博麗神社しかなかった幻想郷だから、博麗神社以外の神社を見ることはどこか懐かしくて、ずっと昔のことを思い出した。昔いた場所にはあちこちに神社があった。だから、目新しい神社を見ることで一種の感慨が押し寄せた。
 山の澄んだ日差しを照り返す朱塗りの鳥居が美しい。その下をくぐり、厳と構える社の前に立つと、心が清清しく律されるようだった。手をたたいて頭を下げたい気持ちに駆られたが、そんなことを最後にしたのは一体どれほど昔のことだったか。長らくすることのなかった習慣だから、誰に遠慮するのでもないのに恥ずかしくてじっとしていた。
 砂利を踏む音が聞こえ、振り向くと、社の横から玉砂利を踏んでやって来る人物があった。浅黄色と言えるだろうか、澄んだ青色の髪と衣装の少女。衣装は博麗の巫女の服に似ている。この神社の巫女だろうか。
「ご参詣ですか?」
 少女に声をかけられた。
「山の上に神社ができたって聞いたから、ちょっとお参りしに」
「敬虔な方なのですね。ここでは珍しい方だと思います」
 自分は神を敬っているわけではないけれど、巫女の言ったことをわざわざ否定する気は起こらなかった。この巫女こそ信仰があついのだろう。巫女なのだからそれが当然、というのは外の世界の考えだ。博麗の霊夢は幻想郷で生まれた者だから、信仰などの概念はないだろう。しかしこの巫女は、外の世界で生まれ、外の世界の考え方を根本に持っている私にとっては、本物の巫女だと思えた。妖怪まがいの生き方を長く続けていても、自然と敬う気持ちが湧いてくる。
「ここ、というのは幻想郷のことですか」
「ええ。私達は幻想郷の外から越してきたのです」
 驚いた。神と共に神社ごと移り住んだのだと巫女は話した。なるほど、外の世界の観念に合う巫女だと思っていたのは当然だった。竹林に篭っている間に世間ではこんなことがあったのか。
 外の世界と聞いて私が妙な反応を示したのを見て、巫女は不思議に思ったらしい。
「あなたはどのような人か聞いてもよろしいですか?」
「私は竹林に住んでいる者です。特に、これといって名乗り話すような事はないですが。名前は、藤原妹紅」
「藤原、さんですか。良いお名前ですね」
 巫女がほころんだ。
「私は巫女の東風谷早苗と申します。藤原さん、せっかくいらしたのですから、あがって休んでいかれてください」
 と、石段をあがっていく。私はありがたく受けて、巫女について神社の縁を歩いていった。
 障子戸の開いた座敷へ通され、ちゃぶ台の前の座布団に腰を下ろした。巫女は茶棚から茶器と菓子皿を出して、しばし立っていってあたたかい茶と羊羹を出してくれた。羊羹は赤かったから、はじめ羊羹だとはわからなかった。
「これは何ですか?」
「羊羹です。赤いのでちょと珍しいかもしれませんね。いちごシロップを混ぜて作ったのです」
 シロップというものが何かわからなかったが、聞くよりも食べるのが早い。竹のさじで小さく切って一口食べると、あずきの味と一緒に、かき氷の赤い砂糖水の味がした。すごく甘い羊羹だ。
「藤原さんはどうやってここへ…山を登ってこられたのですか?」
「飛んであがってきました」
 やっぱり、と巫女は言って、博麗の巫女や黒白の魔法使いのことを話しだした。
「その二人なんかは特に図抜けているから…」
「普通の人は山に近寄りもできないのですもの。藤原さんもすごい人なのですよね」
「いや、私は普通だと」
 と答えるのは自分でどうかと思ったけれど。
 神社の神や山の天狗達の宴会のことや、竹林のことや、他愛もないことを話すうちに次第に打ち解けて、相手が巫女だとこだわることなく気も楽に話せるようになった。巫女、東風谷も口調がだいぶ崩れてきている。巫女としての面と、普通の少女としての面もわかれてあることに少し驚いたがすぐに慣れた。
「竹林に宇宙人が住んでいると天狗の方に聞いたのですけど、本当ですか?」
「うん。宇宙人と言うよりは月人だけど。兎もたくさんいるよ」
「兎、いいなぁ。兎はかわいくて好きなんです」
「あこの兎はみんな可愛くないよ。特に腹黒いのが一匹」
 茶が進み、湯飲みを手に取るとき、ふとちゃぶ台の足の傍にある、分厚い円盤のようなものが目にとまった。
「それは?」
 指差すと、東風谷はそれを手にとってちゃぶ台に乗せた。
「これは、ええと、音楽を聴く道具です。CDプレーヤーといいまして」
「音楽を聴くの?」
「ええ。これから音が聞こえてくるんです」
 プレーヤーとかいうものから伸びてつながっている、耳おおいのようなものを取り上げて示した。何だかよくわからない。
「一度聞いてみるとわかりますよ」
「え、うん」
 音が聞こえるというのを頭にかぶせられ、丸くなった部分を耳にぴたりとあてられた。東風谷がプレーヤーのでっぱりを押すと、耳のすぐ傍から聞きなれない楽器の音と、人の声が聞こえてきた。
「うわっ、なんだこれ」
「聞こえるでしょ?これはそういうものです」
「へぇ…」
 歌は外国の言葉のようで、聞き取れなくて意味もわからないけれど、心地良いリズムだった。聞き入っていると、東風谷がこちらを見て笑っていた。
「何?」
「あ、いえ。すごく真剣に聞いてるなと思って」
「だって歌が聞こえてくるからびっくりして。聞いたことのない音ばかりだし。これ、河童の発明品?」
「外の世界から持ってきたんです。外の世界のものです」
 これが香霖堂にあるがらくたの類か仲間なのか。ややして、歌は終わってなにも聞こえなくなった。ヘッドホンと言うらしいのを取ると、首がかるくなってさっぱりした。カラスが鳴いているのが聞こえる。外を見ると、もうすぐ夕暮れ時だった。
「そろそろおいとまするよ。もてなしてくれてありがとう」
「そうですか。では」
 縁の傍まで巫女に送られて、私は石畳を歩いて長い階段を下りていった。途中、麦わらの帽子をかぶった子供が階段を登っていくのとすれ違ったが、あれは山の妖怪だろうか。
 昔、外の世界で、外国の文化や様式を過度に信奉するような者が偉い人間の中に何人もいて、国の古来からの風習を軽蔑し、外国の様式をどんどんと取り入れていった時期があった。けれど外の世界には今もまだ神社があり、この神社の神は信仰を失ったというが、信仰のあつい巫女が今もいたことに私は少し安心していた。
 山の神社はきれいで気持ちがよかった。外の世界から神社ごと引っ越してきた神と巫女、それから外の世界の道具について、面白いことを知ることができ、友人に話して面白がらせたくなった。友人は物知りで、外の世界の知識も持っているようだから、しろっぷとかいうものについても聞いてみよう。
 友人、慧音の家のある人里へ飛び、距離のあるところに降りてから慧音の家へ歩いていった。夕食時だから家にいるだろうと思っていたが、いつも開いている縁側の戸が閉まっていた。玄関から名前を呼んでも音沙汰がない。外出中のようだった。
「あ。先生のお友だち」
 道から声をかけられ、小さな女の子が立っていた。慧音の生徒らしい子供だ。慧音と親しくしているうちに、里の子供にそんなふうに呼ばれるようになっていた。
「先生どこかに行ってるの?」
「先生は遠くの村にしゅっちょーだってお父さんが言ってた」
「そっか。ありがとう」
 出張のことは聞いていなかったが、今日の昼に出発したのだろうか。遠くの村に行ったのなら何日もしなければ帰ってこないだろう。話はそれからにしよう。この日は竹林に帰った。

 山の神社で聞いた歌が夢に出た。かすかに覚えているリズムだけをぼんやりと追いながら目が覚めた。
 釣りなどをして日を過ごしたが、慧音と話をしにいけないとなると、暇でつまらなかった。特別なことを話すのでもないのに、慧音と話をするのは楽しい。ほとんど毎日慧音をたずねて何気なく話しかければ、慧音もたくさん語ってくれた。先日話した内容を思い出しながらぼうっと過ごしつつ、無意識に、夢で聞いた歌のサビのリズムを刻んでいた。たった一度だけ聞いた、言葉のわからない真新しい歌の、その盛り上がりは妹紅の頭にしっかり刻み込まれていた。
 次の日、再び山に上がった。石段を登りきると、石畳を掃き清めている東風谷と顔があった。
「あら、こんにちは」
 箒をとめて東風谷が微笑んだ。
「プレーヤーの歌を聞かせてもらいたいんだけど」
「いいですよ。あがってください」
 一昨日とおなじ座敷に入り、ヘッドホンをかぶった。東風谷がプレーヤーを押していた場所に触れると、歌が聞こえてきた。夢で再現された歌と寸部たがわない。
「その歌が気にいったんですか?」
「うん。一昨日の夜、夢に出てきたし」
 聞き取れない言葉が、意識にひっかからずさらさらと流れていくのが気持ち良い。純粋なリズムに浸っている心地だった。歌が終わり、妹紅はヘッドホンをはずした。
「もう一度聞きます?」
「ううん、これをかぶってると首が痛くなりそうで」
「じきに慣れると平気になるんですよ」
 と、おかしそうに笑う。慣れないものをいじるのはやっぱり少し恥ずかしい。
 神社を出て、山を降りてから香霖堂へ向かった。物の名前が一々すべてわかるとかいう店主に、プレーヤーと言ってみたが、その名前のものはないと言われた。プレーヤーは神社にしかない、貴重なものだった。
 プレーヤーの歌は、幻想郷にあれだけしかなく、言葉がわからないから覚えることも歌うこともできない。東風谷もよくわからないと言っていた。プレーヤーが失われれば、あの心地良い歌も失われてしまうのだと思うと、なんだか歌が惜しくなってきた。
その次の日も妹紅は神社へ行き、プレーヤーの歌を聴いた。二度、三度と聞きたいけれど、首が凝って仕方がない。毎度ヘッドホンをはずして首をまわす妹紅を東風谷はまた笑った。
「そんなに毎回笑わなくてもいいんじゃないの」
「でも、おかしくて」
 外の世界の人間とか、今時の若い者とか、いろんな言葉が思い浮かんで、首の痛くなる妹紅を笑う東風谷を当てはめようとしてみたけれど、すぐにやめた。なんだかどこかの薬師みたいで、なんというか年寄りくさい気がする。などと言ったら殺されそうだが。
 帰りに里へ行き、慧音の家に寄ってみた。相変わらず無人だった。きっと仕事が多いのだろうと思った。帰りはいつになるのだろうか。
 次第に歌の全体のリズムを覚えてくるにしたがって、リズムを回想しながら無為に過ごす時間が増えた。慧音と親しくなって以来、それ以前は当然であった、一人で過ごすことがさっぱり苦手になってしまい、つまらない時間が募るほど、心がすかすかになっていくようだった。草の上に寝転がり、竹の葉の茂みから空を透かし見ながら、歌のリズムを何度も繰り返しては時間を空費した。
 要するに、妹紅は慧音がいなくて寂しかった。寂しいから慧音のことばかりしか考えられず、よけい寂しくなる、仕様のない悪循環にはまってしまっていた。こうなっては、どうすれば苦痛から逃れられるのか妹紅にはわからなかった。ただ、歌のリズムが心地よく、何度も思い出して繰り返していた。
 また神社へ歌を聴きに行き、縁に座ってぼうっとしている妹紅を見て、東風谷は妹紅が悩みを抱えていることに感づいたようだった。
「なんだか元気がないですね」
「そう見える?」
「見える。何か悩みでもあるんですか?」
「んー。別に」
 言っている妹紅の無表情な横顔をのぞいて、東風谷は面白そうに笑って言った。
「恋の悩みとかですか?」
「んなわけないじゃん」
 だが、妹紅の頬にかすかに朱がさしたのを見ると、それを突いてさらに言う。
「いやー絶対そうですって。好きな人いるんですか?」
「いないってば、何言ってんの。今日はもう帰るよ。お茶をごちそうさま」
「相談に乗りますよ、よければ?」
「悩んでることもないし、相談したいこともないよ」
 妹紅はさっさと立って石段を駆け下りて行った。慧音が帰らないかと思い、しばらく里の周辺を散歩していたが、まだ帰らない。
 その夜はなかなか寝付けず、心苦しくて安らぎもできなかった。夜が明け、くたびれた目をこすりながらふらふらと道を歩いていき、里へ入ると、遊んで道を駆けていく子供に話しかけられた。
「先生まだだよ」
「あぁ、そうなの」
 境内を掃いていた東風谷は、石段を上がってきた妹紅を目にして、ほうきを地面に置いた。
「いらっしゃいませ。今日も歌を聞きに?」
「ん、うん」
 ヘッドホンをかぶり、歌を聴いているうちは心地よさそうにしているが、歌が終わってからは、また昨日のようにぼうっとため息をついている。東風谷はそれが気になってしかたがなかった。
「悩み、話してくれないんですか?」
「悩んでない、って」
「嘘。歌になぐさめられるんですよね。私もわかりますよー」
 言われて妹紅は恥ずかしそうに顔をそむけた。図星だったようだ。
「話してくれないのだったら、プレーヤーとヘッドホン、あげますよ。心の助けになりますから」
「え、いいの?」
「私はもうたくさん聞いたし、幻想郷に来てからは使わないし」
「わぁ、ありがとう」
「でも、充電できないから、いずれ聞けなくなるから気をつけてください」
「充電?」
「えっと、寿命、というか動力というか。まぁそんなもの」
 ヘッドホンをかぶって歌を聴きながら飛んでいく妹紅を、東風谷は微笑んで見送った。
 夜、目を閉じても眠気がおこらず、寝苦しくなると、また急に不安な気持ちになった。落ち着けるかと思い、寝たまま耳にヘッドホンをあてて歌を聞いた。しかし一度終わったらまた聞き、二度、三度と聞くうち、ますます目がさえ、気持ちがざわついた。寂しさに苛まれ、妹紅は竹林を飛び出した。
 夜遅かったが、東風谷は起きて座敷の明かりをつけていた。ふいに妹紅の声がし、縁に出ると、境内を歩いてくる妹紅を見て驚いた。
「藤原さん、どうしたんですか、こんなに遅くに」
「なんだか、眠れなくて。息苦しい」
 とりあえず、と東風谷は妹紅を縁に座らせた。
「歌を何度も聴いたけど、聞くほど何か怖くなる。どうしたら…」
 寂しそうに、怯えたような妹紅の目を見、東風谷は哀れになり考えた。
 寂しさのどうもならない晩は、普段なぐさめになっていた歌が、逆に恋しさや寂しさをかきたてる。そうなって混乱した妹紅の中で、慰めになっていた歌と、歌を妹紅に聞かせた東風谷とがすりかわる錯乱が起きているのかもしれない、と思った。
「寂しいときって、そういう気まぐれとか、自分の中でいつのまにかすり替わっていたりとかって、よくありますよね」
 自分をまっすぐに見つめてられて、妹紅がますます可哀想になった。妹紅は東風谷が語りだしたことを聞いた。
「でも、そういう勘違いはすぐに元に戻るし、寂しさをまぎらそうとしてしていたことを後で思い出して、ひどく悔いることになるんですよね。だから、藤原さん、帰らないと…」
 言っていることがよくわからず、妹紅は困惑した表情をしたが、東風谷は哀れっぽくなり、話しつづける。
「好きな人が帰ってきたとき、一気に全部すくわれるんですから。つらくても、じっと待っているのがきっと一番良いんです。自分にも、相手の人にも」
「ん…」
 妹紅は頬を赤くして、視線が少しすれ違った。言わんとしたことは伝わったようだった。
「そっか。じゃあ、我慢してみる」
「藤原さん、がんばってください。好きな人は必ず戻ってくるんでしょ?」
 ぎくりとして妹紅は振り向いた。
「なんでそんなことまでわかるの?」
「勘とか。なんとなく、わかりますよ」
 と、東風谷は笑った。
 黒い空に火の尾を引いて飛んでいく妹紅を見送った。妹紅を慰められなかったのは気がかりだったが、寂しいときは一人でいなければ、そこに何かがわりこんだら、後で妹紅の気持ちに障りつづけるものになる、と東風谷はわかっていた。
 
 道端の石にすわり、じっと待っていた。やがて道の向こうに人影があらわれ、ややして近づき、青と赤の帽子や、銀色の長い髪が見えた。
「慧音っ」
 声をかけ、駆け出すと、道の向こうからも手を振り、早足に歩き出した。
 
 数日後、妹紅は再び山の神社を訪れた。数日ぶりで会う東風谷に手土産をわたした。
「これは?」
「出張土産だって」
 玉露の茶葉だった。さっそく茶をいれ、ちゃぶ台で湯飲みに注いだ。美味しいと、二人で感心して飲んだ。
「それにしても、よかったですね。好きな人が戻ってきて」
 噴き出しそうになって慌ててむせた妹紅の背中をたたく。
「その話は、もう…」
「何をいまさら。まぁいいじゃないですか」
「というか、そもそも好きな人とか何も言ってないし、戻ってきたとも言ってないよ」
「でも戻ってきたんでしょ?」
「それも勘?」
「いやいや。幸せそうですもん。うらやましいなぁ」
 おおっぴらに恥ずかしがってそっぽを向いた妹紅は、うらやましがられるようなものじゃない、とぼそっと一人ごちた。
「ふふ、そんなことないですよ。応援してますから」
 睨まれても東風谷は笑い続けていると、妹紅は余計恥ずかしくなるようだった。
 幻想郷の純な恋愛も面白いな、と東風谷は思った。
 読んでくださり、ありがとうございました。
 夜眠れなんだので紅魔郷しててふと思いついて書き出したら結局寝られませんでした。前に風神録をちょっとやったっきりなので早苗さんの口調がわかりません(泣
 外から来た女の子とか、二次設定のほうで現役女子高生とか言ってるから、こんなこと言うんじゃないかと思って。

 なんとなく雰囲気出せたようでよかったです!
 ありがとうございます><
 感謝です!奇跡のバランスwwwwwww 二柱様すまん~  
 「あこの兎...」→話がはずんできて気持ちも軽くなったから、自然とはしょって「あこ」と言ったのだと思います
煙巻く
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
いい雰囲気
2.名前が無い程度の能力削除
これはいいですね
3.名前が無い程度の能力削除
これは本当に好いですね。
実際には千と三百余りを数える妹紅が、一旦慧音と知り合って孤独を忘れてから慧音の出張により再び孤独を感じて、十代の早苗に慰められるという逆転の構図がなんかもう堪りません。
早苗も巫女半分女子高生半分で奇跡のバランスの魅力を醸してますし。
神社の神様達が出てこなかったのが残念と言えば残念ですが、出てこないからこそのこの雰囲気も大好きです。
GJ。
>「あこの兎はみんな
あそこ、では?