その瞬間、妖夢は死を覚悟した。
米びつの底が見える。底は見えるが、肝心の米が見当たらない。
主人である幽々子様はお腹をすかせている。直感だと、彼女の胃の限界は、もって6秒。
ごはんをよそるのに5秒かかるので、1秒で米を調達、炊かなければいけない。
さもなければ、自分が食われるだろう。
できるだろうか。
妖夢は自問した。
確かに自分には遅延エフェクトがある。
しかし、それでもどのくらい時を遅らせられるだろうか。
妖夢は時をとめることはできない。刻一刻と時間は過ぎ去る。
やるしかない。
妖夢は固く決意した。
--------------------------------------(米びつを覗いてから決意するまで、0.002秒)
タイムアタック、スタート☆
財布を握り、刀を装備し、顕界に米を買いに行く仕度をする。
↓
とりあえず、幽々子様に「いってまいります」と挨拶をする。
↓
返事を待っていれば1秒経ってしまうので、無礼を覚悟で出発。
↓
西行寺のとてつもなく広い庭をキアイで駆け抜ける。
↓
途中、石段に苔がはえていて、すべって転ぶ。
↓
膝をすりむいたので、1度屋敷に帰る。
↓
よく消毒し、ふーふーしてからバンドエ○ドをはる。
↓
再び出発。
↓
疲れたので、ちょっと石段のまんなかで休憩。
↓
今度こそ庭を出ようと出発。
↓
入り口の門のところでルナサ氏に会う。
↓
「こんにちは」と挨拶をする。
↓
「今日は気圧が低いですね」と返ってくる。
↓
それ以上のやり取りは無用、すぐに顕界へ。
↓
途中、鴉天狗を追い抜く。
↓
抜かれた鴉天狗が、必死の形相で追いかけてくる。
↓
鴉天狗はあんなに遅いものだったろうかと思いながら、とりあえずぶっちぎる。
↓
人間の村に到着。
↓
米屋に行くと、偶然咲夜さんと遭遇。
↓
主婦の立ち話、というものをやってみる。
↓
話がレミリア嬢にうつり、咲夜さんが鼻血を出す。
↓
あわててちり紙を取り出して、袋ごとあげる。
↓
お礼に、「幼女にさせたいコスプレ百選」という雑誌をもらう。
↓
本人がいないところで破くことを決意する。
↓
そのあと、咲夜さんと別れ、米をありったけ購入する。
↓
俵を担いでもと来た道を帰る。
↓
途中、茶屋で美味しそうな団子を見つけ、衝動買いする。
↓
持ち帰ると厄介なので、ここで食べる。
↓
横を見ると、慧音殿と妹紅殿がいやにゆっくり茶を飲んでいる。
↓
見てていらいらするので、団子を食べ終え、すぐに店を出ようとする。
↓
御代を払おうとしたが、細かいのがない。
↓
つり銭を貰う時間も惜しいので、仕方なく「釣りはいりません」と言って帰る。
↓
帰りは俵を持っているので、結構苦労する。
↓
冥界に到着。すぐに石段を駆け上がる。腰が痛い。
↓
途中でまた転び、仕方なく咲夜さんからもらった雑誌を破いて止血する。
↓
残った雑誌を滅多斬りにして、庭の片隅に埋める。
↓
キアイで全段駆け上がり、西行寺邸に到着。
↓
応急手当の雑誌をはずし、きちんと包帯を巻く。
↓
厨房に立とうとすると、外出中にルナサ氏が来ていたことに気づく。
↓
とりあえずお茶を1杯出す。
↓
ルナサ氏は猫舌だったらしく、氷を要求される。
↓
氷もなかった。
↓
もう1度顕界へ出発。
↓
途中、あの雑誌を埋めたところから何かの芽が出ていることに気づく。
↓
見なかったことにして顕界、紅魔館前の湖へ。
↓
湖に到着。チルノを探す。
↓
チルノ発見。みねうちをいれて失神させる。
↓
チルノお持ち帰り。
↓
飛び立とうとすると、向こうからとてつもなく遅いブレイジングスターが飛んでくる。
↓
出来心で特大弾をよけられないように配置してから帰る。
↓
再び西行寺の庭にたどり着く。
↓
もう体力の限界。
↓
倒れる。満身創痍!
↓
スコア入力画面が見え始めたころ、禍々しい妖気を感じて目を覚ます。
↓
あの雑誌を植えたところに、西行妖パート2が立っていた。
↓
一瞬、西行妖パート1の下で自殺したという幽々子様の人格を疑う。
↓
とりあえず西行妖が2つあると庭師としては苦労するので、パート2を燃やしさる。
↓
こうしてはいられない。時間がないのを思い出す。
↓
今度こそ厨房へ。
↓
ルナサ氏のお茶にチルノの翼を少し砕いて入れる。
↓
残ったチルノは、おかずの冷奴の飾りに再利用。
↓
米を洗い、とぎ汁を庭の木にやる。
↓
西行妖が活性化しすぎて襲い掛かってくる。
↓
VS『反魂蝶 -八分咲-』
↓
あと少しで喰われるところだった。
↓
冷汗をぬぐいながら、ポーションを飲んでHPを回復。
↓
ルナサ氏がお茶の御代わりを要求してきたので、即座にいれる。
↓
米を研ぎ終わったので、釜で炊く。
↓
居間に突然スキマが現れる。
↓
厄介なことになるかもしれないので、スキマが開く前に斬る。
↓
ルナサ氏が茶菓子を要求、すぐに水羊羹を出す。
↓
しばらく世間話に花を咲かせる。
↓
ルナサ氏は、最近出番がないことを気に病んでいるらしい。
↓
慰めてあげると、お礼を言って帰っていった。
↓
再び米を炊き始める。
↓
どう考えても間に合わないので、みょん力を全て米にささげて、なんとか炊き上げた!
↓
チルノの反乱。
↓
こういう日にかぎって、アイシクルフォールがルナティック。
↓
辛くも勝利。大量のかすり点を得る。
↓
チルノは取り逃がしたが、ご飯は炊き上がる。
↓
炊きたてご飯にかすり点を入れ混ぜて栄養価を補充。
↓
ここまでやった自分を褒める。
フィニッシュ☆
--------------------------------------
結果、0.98秒。
判定 B
--------------------------------------
「幽々子様、ご飯ですよ」
「あら、妖夢、どうしたの?そんな汗まみれで」
「なんでもありませんよ。さあ、食べましょう。冷奴ですよ」
「え?私、今日はパンにしてって言わなかったっけ?」
「……………未来永劫斬!」
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
米びつの底が見える。底は見えるが、肝心の米が見当たらない。
主人である幽々子様はお腹をすかせている。直感だと、彼女の胃の限界は、もって6秒。
ごはんをよそるのに5秒かかるので、1秒で米を調達、炊かなければいけない。
さもなければ、自分が食われるだろう。
できるだろうか。
妖夢は自問した。
確かに自分には遅延エフェクトがある。
しかし、それでもどのくらい時を遅らせられるだろうか。
妖夢は時をとめることはできない。刻一刻と時間は過ぎ去る。
やるしかない。
妖夢は固く決意した。
--------------------------------------(米びつを覗いてから決意するまで、0.002秒)
タイムアタック、スタート☆
財布を握り、刀を装備し、顕界に米を買いに行く仕度をする。
↓
とりあえず、幽々子様に「いってまいります」と挨拶をする。
↓
返事を待っていれば1秒経ってしまうので、無礼を覚悟で出発。
↓
西行寺のとてつもなく広い庭をキアイで駆け抜ける。
↓
途中、石段に苔がはえていて、すべって転ぶ。
↓
膝をすりむいたので、1度屋敷に帰る。
↓
よく消毒し、ふーふーしてからバンドエ○ドをはる。
↓
再び出発。
↓
疲れたので、ちょっと石段のまんなかで休憩。
↓
今度こそ庭を出ようと出発。
↓
入り口の門のところでルナサ氏に会う。
↓
「こんにちは」と挨拶をする。
↓
「今日は気圧が低いですね」と返ってくる。
↓
それ以上のやり取りは無用、すぐに顕界へ。
↓
途中、鴉天狗を追い抜く。
↓
抜かれた鴉天狗が、必死の形相で追いかけてくる。
↓
鴉天狗はあんなに遅いものだったろうかと思いながら、とりあえずぶっちぎる。
↓
人間の村に到着。
↓
米屋に行くと、偶然咲夜さんと遭遇。
↓
主婦の立ち話、というものをやってみる。
↓
話がレミリア嬢にうつり、咲夜さんが鼻血を出す。
↓
あわててちり紙を取り出して、袋ごとあげる。
↓
お礼に、「幼女にさせたいコスプレ百選」という雑誌をもらう。
↓
本人がいないところで破くことを決意する。
↓
そのあと、咲夜さんと別れ、米をありったけ購入する。
↓
俵を担いでもと来た道を帰る。
↓
途中、茶屋で美味しそうな団子を見つけ、衝動買いする。
↓
持ち帰ると厄介なので、ここで食べる。
↓
横を見ると、慧音殿と妹紅殿がいやにゆっくり茶を飲んでいる。
↓
見てていらいらするので、団子を食べ終え、すぐに店を出ようとする。
↓
御代を払おうとしたが、細かいのがない。
↓
つり銭を貰う時間も惜しいので、仕方なく「釣りはいりません」と言って帰る。
↓
帰りは俵を持っているので、結構苦労する。
↓
冥界に到着。すぐに石段を駆け上がる。腰が痛い。
↓
途中でまた転び、仕方なく咲夜さんからもらった雑誌を破いて止血する。
↓
残った雑誌を滅多斬りにして、庭の片隅に埋める。
↓
キアイで全段駆け上がり、西行寺邸に到着。
↓
応急手当の雑誌をはずし、きちんと包帯を巻く。
↓
厨房に立とうとすると、外出中にルナサ氏が来ていたことに気づく。
↓
とりあえずお茶を1杯出す。
↓
ルナサ氏は猫舌だったらしく、氷を要求される。
↓
氷もなかった。
↓
もう1度顕界へ出発。
↓
途中、あの雑誌を埋めたところから何かの芽が出ていることに気づく。
↓
見なかったことにして顕界、紅魔館前の湖へ。
↓
湖に到着。チルノを探す。
↓
チルノ発見。みねうちをいれて失神させる。
↓
チルノお持ち帰り。
↓
飛び立とうとすると、向こうからとてつもなく遅いブレイジングスターが飛んでくる。
↓
出来心で特大弾をよけられないように配置してから帰る。
↓
再び西行寺の庭にたどり着く。
↓
もう体力の限界。
↓
倒れる。満身創痍!
↓
スコア入力画面が見え始めたころ、禍々しい妖気を感じて目を覚ます。
↓
あの雑誌を植えたところに、西行妖パート2が立っていた。
↓
一瞬、西行妖パート1の下で自殺したという幽々子様の人格を疑う。
↓
とりあえず西行妖が2つあると庭師としては苦労するので、パート2を燃やしさる。
↓
こうしてはいられない。時間がないのを思い出す。
↓
今度こそ厨房へ。
↓
ルナサ氏のお茶にチルノの翼を少し砕いて入れる。
↓
残ったチルノは、おかずの冷奴の飾りに再利用。
↓
米を洗い、とぎ汁を庭の木にやる。
↓
西行妖が活性化しすぎて襲い掛かってくる。
↓
VS『反魂蝶 -八分咲-』
↓
あと少しで喰われるところだった。
↓
冷汗をぬぐいながら、ポーションを飲んでHPを回復。
↓
ルナサ氏がお茶の御代わりを要求してきたので、即座にいれる。
↓
米を研ぎ終わったので、釜で炊く。
↓
居間に突然スキマが現れる。
↓
厄介なことになるかもしれないので、スキマが開く前に斬る。
↓
ルナサ氏が茶菓子を要求、すぐに水羊羹を出す。
↓
しばらく世間話に花を咲かせる。
↓
ルナサ氏は、最近出番がないことを気に病んでいるらしい。
↓
慰めてあげると、お礼を言って帰っていった。
↓
再び米を炊き始める。
↓
どう考えても間に合わないので、みょん力を全て米にささげて、なんとか炊き上げた!
↓
チルノの反乱。
↓
こういう日にかぎって、アイシクルフォールがルナティック。
↓
辛くも勝利。大量のかすり点を得る。
↓
チルノは取り逃がしたが、ご飯は炊き上がる。
↓
炊きたてご飯にかすり点を入れ混ぜて栄養価を補充。
↓
ここまでやった自分を褒める。
フィニッシュ☆
--------------------------------------
結果、0.98秒。
判定 B
--------------------------------------
「幽々子様、ご飯ですよ」
「あら、妖夢、どうしたの?そんな汗まみれで」
「なんでもありませんよ。さあ、食べましょう。冷奴ですよ」
「え?私、今日はパンにしてって言わなかったっけ?」
「……………未来永劫斬!」
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
>西行妖パート1
ナンバリングすなww
でも団子食べたり立ち話するのを省いたら何秒だったのか?
雑誌を張った傷口は大丈夫だったのか?
>炊きたてご飯にかすり点を入れ混ぜて栄養価を補充。
いやちょっと待て
>ポーションを飲んでHPを回復
あの青い液体が外の世界で発売された時に、本来のポーション(きっと回復できそうな
味がする液体)は幻想郷に逝ってしまったのですね…
ああ突っ込みきれない。
ついてくる人々もはやすぎる。