Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

門番 証明

2008/08/03 03:35:28
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 門を護るだけならある程度強ければ誰でもできる
 

「門番長!門の前に何者かが高速接近中」
「魔理沙さんですね…門番隊総員退避!
 私が前に出ます!皆、怪我をしないように」


 だが、門番長を名乗る者は話が違う
 門の中に入れても良い者を見る目を持つものが
 門番長の資格を持つ事が許されるのだ

「よう門番!挨拶代わりのマスタースパークを受け取れ!」
「ちょ、ま…」

(ずどーん!) 

「今日もお疲れ様だぜ!」
「…本当にそう思うのでしたら、
 開幕マスタースパークを放たないでください」
「ああ、検討しといてやるよ」

 負けることを知り
  

「ふう…魔理沙さんも図書館の方に行きましたし…お昼寝でも…」
(ZZZ……ZZZ…トスッ!)
「あいたぁ!?」
「…ネズミを通した挙句、お昼寝?…良い身分ね…美鈴」
「さ、咲夜さん!?」
「……お仕置きね(チャキッ!)」
「ひ、ひえぇ~」

 叱られる事を知り


「…全く…もう少ししっかりしなさいよ」
「はい…(涙)」
「それじゃあ、これで私は行くわね」
「あ、ちょっと待ってください」
「なに?」
「…えいっ!(むぎゅっ!)」
「いたたっ!?ちょ、美鈴?」
「…咲夜さん、最近疲れているでしょう、肩が張ってますよ」
「つ、疲れてなんか…あたたっ…」
「……無茶しないでください(もみもみ)」
「…あ~堪える…」

「……はい、これでお終い…咲夜さん?」
「…すぅ…すぅ…」
「眠っちゃいましたか…ベッドの上に…よいしょっと…これで良し…」

 優しさを知り


「門番長!門の前に妖怪の群れが!」
「よし!各員配置に着け!」
「イエス!マム!」
「いいですか!?この紅魔館の中に入ろうとする者達には
 力ずくで排除する!皆、私に続け!」

『サー!イエッサー!』


 負けられない戦いを知る…


「紅魔館門番長、紅美鈴!この紅魔館に仇名す者は一切許しません!
 死ぬ覚悟ができたものから!かかってきてください!」

  
 

 それができるのが、紅魔館の門番長である紅美鈴の証明である 
 
 
 脇役です、短くて分かりやすい物を書くのは大変ですね

 自らの強さを知り、弱さを知り
 引く事を知り、進む事を知る…
 それができるから、美鈴は紅魔館の門番を許されているのだと思う


「…美鈴…少しこっちに来なさい」
「お嬢様?どうしたんですか?」
「…いいから、何も言わずに私の部屋についてきなさい」
「は、はい!」 

(部屋に入る)

「…めーりん…(むぎゅ)」
「お嬢様?」
「……(無言のまま抱きつく)」
「…寂しかったんですか?」
「…(こくん)」
「最近は門の前が忙しかったですからね…(なでなで)」

 あと、紅魔館のお母さん分を足して、ここに紅美鈴の完成である
脇役
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
脇役さんの書く美鈴は最高ですね。美鈴=紅魔館のお母さん・・・大賛成!
2.名前が無い程度の能力削除
もう美鈴=紅魔館のお母さんの式は覆せまい。
3.てるる削除
フランが出てこなくても証明終了したようですね。
美鈴=紅魔館のお母さん まさに。
4.名前が無い程度の能力削除
何故コメが少ない?
ええ話だと思うが