初めに謝罪を。
しゅら姉様ごめんなさいorz
「よう、霊夢。餅くれ餅」
毎度のことながら魔理沙が飛んできた。
「……素敵な賽銭箱はここよ」
「相変わらずの無愛想だなってそんな事はどうでもいい。鏡餅くらい売ってるだろ」
「餅をついたのなら全部一人で食べてるわ。大体もち米すら買えないのに……」
沈んだ声での霊夢の答えにふむう、と腕を組む魔理沙。
「あいつのところからもらってくればいいじゃないか」
「無理。私が食べたせいで今行っても追い返されるだけ」
……正確には魔理沙も加担しているが。
そんな事とは知らずにただ霊夢は倒れているだけである。
「ところで魔理沙?『示豆』はもう揃ってるの?鏡餅だけど」
「いや、その辺も霊夢ん所で買おうかと」
「『買う』んじゃなくて『貰う』んでしょ」
ばれたか、と頭を掻く魔理沙。
「いやな。実は私も金とか備蓄が尽きててさ。仕方ないからあいつの家に強奪しに行ってようやく手に入ったと思ったら忘れもんがあってな。
んで、一通り周ったんだけど見つかんなくて……で、霊夢のところに周ったわけだ」
ぴくり。
魔理沙の言葉に霊夢の指が動く。
「魔理沙」
「んあ?」
「彼の家に入ったのっていつ?」
「んー、四日前か?」
魔理沙が四日前に強奪し、そして自分が行ったのは二、三日前。
目標補足、殲滅します。
ゆらりと立ち上がり、白紙のスペルカードを取り出す。
「って、どうしたんだれい……」
ああ、見てしまった。
見てはいけないものを。
新規スペルカード作成―― 題名?
「賽銭 『我、全身全霊問答無用也。』 ―Lunatic―」
賽銭箱をつかみ振り上げる彼女の姿はまさしく鬼だった。
「 あ ん た の せ い かぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
賽銭箱が降ってく――
しゅら
「よう、霊夢。餅くれ餅」
毎度のことながら魔理沙が飛んできた。
「……素敵な賽銭箱はここよ」
「相変わらずの無愛想だなってそんな事はどうでもいい。鏡餅くらい売ってるだろ」
「餅をついたのなら全部一人で食べてるわ。大体もち米すら買えないのに……」
沈んだ声での霊夢の答えにふむう、と腕を組む魔理沙。
「あいつのところからもらってくればいいじゃないか」
「無理。私が食べたせいで今行っても追い返されるだけ」
……正確には魔理沙も加担しているが。
そんな事とは知らずにただ霊夢は倒れているだけである。
「ところで魔理沙?『示豆』はもう揃ってるの?鏡餅だけど」
「いや、その辺も霊夢ん所で買おうかと」
「『買う』んじゃなくて『貰う』んでしょ」
ばれたか、と頭を掻く魔理沙。
「いやな。実は私も金とか備蓄が尽きててさ。仕方ないからあいつの家に強奪しに行ってようやく手に入ったと思ったら忘れもんがあってな。
んで、一通り周ったんだけど見つかんなくて……で、霊夢のところに周ったわけだ」
ぴくり。
魔理沙の言葉に霊夢の指が動く。
「魔理沙」
「んあ?」
「彼の家に入ったのっていつ?」
「んー、四日前か?」
魔理沙が四日前に強奪し、そして自分が行ったのは二、三日前。
目標補足、殲滅します。
ゆらりと立ち上がり、白紙のスペルカードを取り出す。
「って、どうしたんだれい……」
ああ、見てしまった。
見てはいけないものを。
新規スペルカード作成―― 題名?
「賽銭 『我、全身全霊問答無用也。』 ―Lunatic―」
賽銭箱をつかみ振り上げる彼女の姿はまさしく鬼だった。
「 あ ん た の せ い かぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
賽銭箱が降ってく――
それはそうと。「示豆」の読み方、賢さが1P上昇しました。
機種依存文字っぽいけど一応出力してみる。
魔理沙南無。常の如く自業自得だけど。