全国的にマヨヒガのアサーー
「らーんー、おなかすいたわー」
「ちょっとまっててください、もうすぐできますから」
「まーだー?(ぱくり)」
「えっと、醤油は・・・って紫様、つまみ食なんてしないでください」
とぽとぽ・・・・すいっ、ずず・・・
「んー・・・ちと少なかったかな?」
「まだ?」
「だーっから、今作ってますから、橙を起こしてきてくださ・・・」
「(ぱくぱく)」
「いい加減にしないと紫様、今後更にお食事の量を減らしたいと・・・?」
「う、わ、わかったわ・・・橙を起こしてきます」
「ほら橙、朝ご飯よ、いらっしゃい。・・・さ、藍?」
「ふぁ・・藍様おはようございます」
「すぐにお持ちいたしますね、おはよう、橙」
「いただきまーす!」
「いただきます」
カチャカチャ もぐもぐ
「今日は少し薄味だったと思うんだが、どうだ、橙?」
「んぐんぐ・・・ん、藍様のご飯はいつもおいしいよっ」
「・・・そか、それはよかった」
全国的に博霊神社のヒルー
「とまあそういうのが、あのコの日々の愛情表現なわけね」
「・・・?その会話に何か意味があるの?全然解らないわ」
「私も最初は気づかなかったわ、藍も中々成長したものだわ」
「んー、なんかヒントは?」
「そうね・・・取り敢えず、頭で考えてるよりも文字にした方がいいわね」
「どれどれ・・・」
カリカリカリカリ
「んー?・・・あー、なるほどね・・・ていうか解りにくすぎ」
「それが大事なのよ。こういうのをサブリミナルとかいうんだったかしら?」
「・・・サブリミナル言霊とでもいうのかしらね」
私も一瞬わからなかったんですが、わかった瞬間笑いました。
なるほど…これはまた手の込んだ…素晴らしい。
会話と暗号の境界を薄れさせていますね。
橙が起きてからのセリフに対して一生懸命考えてた。