※注意してよ 60年に一度の特殊な月の影響でみんな絶対狂ってますよ。
―― そ・れ・で・も いきますか?おぉ~ぉん? ->Yes<- No
あーっ!ああぁ!おっ おっ おっ おっ もどらんか! Yes ->No<-
お前の責任やぞ!わーかったな! ->写真とる<- 布団干す
「ふぁ~、おはよう。妖夢」
「おはようございます。幽々子様」
さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
白玉楼のお庭を管理する庭師が、今日も天使のような無垢な笑顔で、箸を並べていく。
汚れを知らない心身を包むのは、深い緑色の制服。
毎日の修行は欠かさないように、朝餉の準備は幽々子様が起きてくる前に、
かなり早起きするのが彼女のたしなみ。
もちろん、遅刻ギリギリで魚を焦がすなどといった、はしたない庭師など存在していようはずもない。
「にがい!」
「みょん」
◆
Battle 1
~八雲家~
橙 「朝! 7時5分から! しゃしゃり出て来た! それに対して抗議する!わかったか!」
霊夢「日用品が先ですよ日用品が。わかりました?
はい逃げ隠れしてない!あぁ!?どーなってますか!?
あんたが主犯格よ!このケンカの!わかりましたね?守りなさいよ!」
橙 「犯罪者心理言うねん! 万引き! 空き巣! コソ泥!
見つからんかったらえぇんか! バレんかったら! やま!!」
霊夢「そんな下らん事より、小物まとめて持ち帰り!」
橙 「やっぱりそれ櫛やったんや!藍さまの櫛!
見つからんかったらえぇんか!? バレんかったら!
お天道様も 神様も 仏様も見とるんやで! 近所の人もな!」
霊夢「何や!自分が怒鳴りに来たんやないか! なーんでお前に怒られなアカンのや!アホか!」
橙 「苦労して買ってきた家具なんです!なんでこの人にあげなあかんの! どついたろか!ァホが!」
霊夢「まだおったんかいな!まだ! 皆さーんほら見てやってぇ、あ~ちょっとわらってまったぁ。
はいやれやれ!何ぼでもやれ! はい はいやらんか はいやらんか!
諦めはつかんからな!よぉ覚えとけよ!」
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Rさん「懲りるどころか また また倍! 倍!」
Cさん「ますます」
Rさん「ますますやな」
Cさん「うん、ますます・・・」
Rさん「エスカレートですわ」
◆
Battle 2
~ヴワル魔法図書館~
魔理沙「写真なんか撮ってるんやない!いつまでも!お前それで平気なんか!?
近所の魔法使い撮って、隠れてまで!
それ夜な夜な見てんのか!?あ”ー! 盗ー撮!わ か る?」
文 「私の事はどーでもいいから、自分の事をまず守る!常識よ!常識!」
パチュ「わぁーかった?まだ居てはった?本返さにゃ! はよ! 荷物まとめて!
何しとん3年間も! しっかり返せ!このタコ! 裁判だわかったか!」
魔理沙「隠れてまで撮るのは、トォーサ ツ! わ か る?」
文 「足が写っとるよ ほら!」
魔理沙「何しとん?新聞も書かんと今日も盗撮か?あー!?抗議するからな!」
パチュ「なんぼでも叩くぞ朝から!
何でも言うてけ!好きな事言うてけ!言うてけ言うてけ もっと言うてけ~」
魔理沙「返さんと気が済まんのやろ!? 返さにゃ
返すまで私に嫌がらせを続けるんや!お前は!」
パチュ「とっと返さんか!さっさと!てめーのケンカもわからんのか!あー!?
どーなってまんの返却はー 早くしてくださいよ1日も早く1時間も早く!」
文 「しっかり写真撮ったるからな よー覚えとけよ」
魔理沙「どうぞ どうぞ どうぞ はい 綺麗に撮ってよ」
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Pさん「もぅ辛いって言うよりも何て言うよりも、毎日が地獄やわな!地獄よ!もぉほんとに!
もぉ朝起きると、もぉバンバン弾幕るわ 門番は役に立たないわ
本棚は 倒されるわ、小悪魔は無茶苦茶にやられるわ、
咲夜から掃除が大変だって怒鳴られるわ、もぅしたい放題の事したんやわ」
◆
Battle 3
~永遠亭~
慧音「いつまで同じケンカするんや!お前達は!
近所中ケンカの渦に巻き込んで!わからんのか!数千年も!」
鈴仙「ケンカ止めてー!藤原さーん!ケンカ止めてよー!」
永琳「おっ ほっ ほっ ほっ ほっ ほ ほ 働け! 」
てゐ「わかったか!?このケンカの慰謝料お前らが払うんやからな!よー覚えとけよ!」
てるよ「当たり前やろ!してもいいことや!何が悪いねん!」
もこ「いいか、お前に抗議やからな!お前に!昔から何回も悪質な嫌がらせ出てきて!
何しとん?私は逃げ隠れをしてコソコソと、守っとらんやろ!1つも!」
てるよ「何が悪いねん!どう悪いねん!何が自分達が間違ってるのか!」
もこ「売られたケンカ買うのは、もっと当たり前!
わかった?ニート!働かにゃ!何を期待してんのやお前は!」
てるよ「あ!わかってる?おまえがな おまえがな おーまえがな!
わからん? わからん? わからんの? まだ? えっ?
もう1回寺子屋から出直したら?寺子屋から出直したら?もういっぺん」
もこ「ねぇ皆さん 昨日大きい声で、次は本気出す言うて家ん中入って行ったな!一昨日も!その前も!
自分の発言やで!しっかり守りなさいよ!
言ってあるんだから、1回にしとけって 捨て台詞は!」
慧音「はあ”ー?お前達がな! 日本一! 世界一!
お前達ぐらいだ!こんなケンカしてんのは!ここでー!」
永琳「今の立場をやね、どういうふうかって理解できる能力があると思うから
そりゃやっぱり理解してもらって、反省をしてもらわな・・・」
鈴仙「そやけども、負けて帰って来たらぁ~ 場合に どーなるかゆうのを
ちょっと 想像しただけでも、ゾ~っとしますからねぇ
今までのが、今までの実績がそのくらいあるから・・・」
永琳「反面やっぱりあのぉ~、やっぱかわいそうやなと思うのね
もうちょっと本人がやっぱり自覚をして、みんな仲良く生活ができたら
こんなことならんのやけれど、
その話し合いを何度したって、できなかったからね」
てゐ「先のことまでわかりませんのでねぇ。物凄く まぁ不安ですね」
てるよ「まぁとにかく我々は、その~全然あの~ 悪いこと、
ここに対しての悪い事はしてない。非はないんですわ」
もこ「まぁ要するに私達から考えたら、ひがいもうそう。妄想みたいなもんですわ」
慧音「おっ おっ おっ おっ 認めんか!」
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Kさん「後遺症でましたよ 物凄かったですよ。
もぉ胸が ガァーーっと こう 熱くなるのね。
胸がまず、まず第一に、その あの人達の顔を想像するとね、胸がグァーーっと熱くなって、
そこから今度はクァーーっと、こうなんかが頭の上に登る様な感じがね
上がって行く様な感じになってね、ウワァーーってこうなるのよ」
◆
Battle 4
~八雲家 2~
―AM 9:30―
藍「9時半だーー! 今日も抗議するぞ! 抗議するぞ!今日も!
今日も抗議するからな!よう見とけ!」
紫「毎朝 毎朝! 亭主は逃げ隠れせんでもいいの!隠れんでもいいの!あ”~~あ”っ」
藍「ほい!今日も朝から布団潜る!寝るな言うたやろ!毎回毎回!
何年間言われてんねん寝るなって!」
紫「今日も朝から嫌がらせ!抑圧!天敵だ!わかったか!
毎朝毎朝しゃしゃり出て来る!
昼ごはんど~なってんの? 洗濯はど~なってんの? しっかり守れ!」
―AM 10:40―
藍「こらー!ご主人がまだしゃしゃり出てきてないよ 昼から!抗議させてもらうからな!
10時40分! 布団! 押入れに! とっとと入れなさい! ふざけたことちてないで!」
紫「真昼間の10時40分です。これでは寝れませんよ。凄い声です」
―PM 1:11―
藍「抗議します!今日は3回目! 布団!布団!布団ー! とっとと入れんか!
布団! ふとーん! 湿るから入れろ! ふとーん! 抗議だ!
最大の迷惑! ケンカまでして! あ”-! 早く! 早く! 早く!」
紫「はーい また始まりましたよぉ
私の式が、自分のご主人いじめて、寝てるだけで! 面白い? あ”~?」
―PM 3:16―
藍「やっぱり聞いてなかった! まだ!
あー? 朝から言ったこと、ぐーたらが最大の家族迷惑
守りなさい! とっとと出てこんと! いいことないゆーたやろ!
家族に迷惑までかけて、何年間寝続けてん お前は!
一生隠れとけ! そうやって! 一生! 隠れなならんような事やっとるんや!ここで」
紫「はい ピース ピース ピース はい ピース ピース さいなら さいなら ひィ~(スキマ」
藍「はーい ご近所の皆さーん 物事のわからん奴 聞いてやってや 3歳児以下!
どーですか?逃げ隠れコソコソと! あ”-!?隠れてまで怒られてまで
最低の家族迷惑かけてまで!ぐーたらして住んでる気分は、どーでっかー?」
スキマ「アッカンベ~」
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Yさん「とうとう1日中 ね 寝ることができませんでした」
◆
Battle 5
~三途の川~
小町「はい これでいいな! 疲れたぁ!疲れたぁ!
もぉほんとにぃ~もぉ途中でもぉ引きかえそーかしらおもーた何回も!
ん~長かったですねぇ ん~はっきり言って30分。
普通に仕事をしているだけなのに、ギャーギャー言われるんですよ
裁判長!この長い時間を誰か返して下さい」
~少女裁判中~
映姫「監視されている事をわかっていなかったのですね?」
小町「いえ わかっています。わかっていますよ。
あー定年になったら、朝起きたらウグイスの声でも聞いて
あの~生活ができるなぁというような、そういうアレでもってきたわけ」
映姫「何しとん?ろくに仕事もせんと今日もサボタージュか?あー!? 抗議するからな!」
小町「おーマイペースマイペース
ざまーみろ! (聞き取り不可)裁判 (聞き取り不可) できんのじゃ!」
映姫「はーい皆さーんご近所の皆さーん! まーた! 悪質な嫌がらせが始まりましたよー!
有給で! 却下! された事に対して! いーまだーに根に持って!
まーた、悪質な嫌がらせ初めてまーす!」
小町「却下された事で、なんで仕事せんといかんの!あんたのために!
何のこっちゃ!?何の話それ? 却下されたんやで! 却下!」
映姫「まだ居てはった? 仕事せにゃ! はよ! 小銭まとめて! 何しとん何年間も!
し ご と が先! 骨肉の争いより! わかった?仕事が先よ!」
小町「仕事のことはいい!マイペースマイペースゆうたやろ!
日本語がわからん?こんな簡単な日本語がぁ。
みなさーん わからんらしいよ ちゃーんと近所の人教えてあげてねー」
映姫「皆さん聞いてやー こんなに暇なのよー! せっかくの(聞き取り不可)」
小町「そんなに暇と時間があるんやったら、しっかり使こうて下さいよ
あなたの裁判や!しっかり守ってね!」
映姫「仕事! 仕事! 仕事! 仕事! 小銭まとめて! 何回言ったらわかるの!」
小町「何を期待してんのやお前は。
何を期待してるの?いつまでも! え”-!? しばくぞー!」
映姫「・・・許したろうと思うたけれども、しっかり裁かせてもらいます」
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山田さん(仮名)「この抗議が一日73回あったんですよ。
マイペース マイペース でぇーんでぇーんと、マイペースじゃぁーっちゅて
あんまりおかしいから、上司に相談に行ったら
クビか裁判かけるか、んでもう1つは、我慢をするかだったん・・・
はっきり言って我慢なんかできないでしょ?クビにすることもできないでしょ?
じゃ 裁判しかありませんやんか
許せんこと、事があるんや!やっぱり小町に対してはね
小町の、あのぉ 弁護士さん知らんからね!そゆことぜんぜん!
小町がウソばっかり言うからわからへんやろけど~」
◆
幻想郷。
たぶん明治ごろ創立のこの楽園は、もとは外界との隔離のためにつくられたという、
伝統ある結界系平行世界である。
所在地不明。昔の面影を未だに残している緑の多いこの世界で、博麗の巫女に見守られ、
ぺたんからたゆんまでのあらゆる乳が溢れているおっぱいのs
―――――なかったことに―――――
―――――緑の多いこの世界で、博麗の巫女に見守られ、
EasyからLunaticまでの弾幕教育が受けられる乙女の園。
時代は移り変わり、元号が明治から三回も改まった平成の今日でさえ、
人間は妖怪に食われ、妖怪は人間に退治される。
という仕組みが未だ残っている貴重な楽園である。
「ねぇ妖夢」
「はい、なんでしょう?」
「今日も平和ねぇ」
「ええ、本当に」
だぅーんわいぱ
~おまけ~
.。 。
__,,..--─- 、_ .ノ ヽ_ハ,
二二二!ヽ'r~⌒~yノ。 | ̄ ̄./~~~ヽ ヒッコシィィィィィィ! オヒッコシィィィィィィ!!
| | ♪`Y ルノハルノ´♪| i ラノノ)))ン` ヒッコシタノシーヨー!タノシー!
| | ハi.リ ゚ ヮ゚ノリ | ヘゝ゚ ∀゚ノ)つ─◎
| | /´ ̄し' ̄し/⌒ヽ. | /´ ̄し' ̄し' \ ///.
 ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄| 、_人_ / 彡 ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | _) ◎彡.| | ハ゛ン
| | | | ´`Y´ .| | ハ゛ン
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__,,..--─- 、_ .ノ ヽ_ハ,
二二二!ヽ'r~⌒~yノ。 | ̄ ̄./~~~ヽ
| | `Y ルノハルノ´ | i ラノノ)))ン`
| | ハi.リ ゚д゚ ノリ .| ヘゝ ゚д゚ ノ)つ─◎
| | /´ ̄し' ̄し/⌒ヽ. | /´し' ̄ ̄ ̄ /\
 ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | 腱鞘炎 | |
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…………いや、えっと……
何これ。いやマジ。
何はともあれ、最高。
「いやっ あの~ それは さ あの こういう発言は あのぉ 相応しくないと思うんですけども・・・え~ いや そういう感想は え とても嬉しいとは思います。失礼しました。」