Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

釣り ~アリス・マーガトロイドの場合~

2005/12/02 16:40:04
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隙間釣り


説明しよう!
隙間釣りとは八雲紫の開けた隙間の穴に釣り糸を垂らして異世界の物体及び品物を釣ろうという何ともNICEな考え以下略


魔理沙 虹川三姉妹 てゐ 幽々子

さあ次は?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


はい、と言うわけで此方現場の射名丸です。
先程、桶カツをたいらげた西行寺幽々子さんは今、座敷の方でお昼寝との事です。
盗聴器による音声だけですが状況を覗いてみましょう・・・

「ああ・・・ぁ・・・妖夢ぅ・・・もう少し奥まで・・・」

「はいはい・・・ここら辺ですか?」

「あ・・・ああああっ!いっ痛い痛い!」

「あっと、すいません・・・」

「うぅ・・・優しくしてって言ったのに・・・」

「ではこういう感じは如何でしょうか?」

「あっ・・・そこイイ・・・気持ちいいのぉ・・・」





おっと!どうやら放送コードに引っかかりそうなので此処までです!

続きがご覧になりたい方は

東方CATY 真昼の情事 従者に捧げた純潔『淫らに咲かせ 密林の桜』

にてお送りいたします!!





「はい終わりました、耳掻き位、御自分でなさって下さい」
「上手くできないんだもん・・・それに奥まで気持ちいいし」
「あまり奥まで突っ込むと良くないんですよ?」
「ふあい・・・じゃ、お休み・・・」
「寝るのかよ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


一方此方は釣りサイド

「それではここらでもう一丁!幻想郷の輝ける若き王子が歌います、曲は「リグルのZUNドコ節」どうぞ!!」


(前奏略)


ZUN、ZUNZUNZUNドコ(リ・グ・ル!!)

ZUN、ZUNZUNZUNドコ(リ・グ・ル!!)

風が吹いたら花が散る
雨が降っても花が散る
咲いた花ならいつか散る
同じ宿命の、咎桜~


一同『散ったらヤバイだろ・・・』


向こう横丁の紅魔館
紅い髪したチャイナ服
そっと食べ物渡したら
いつも笑ってお出迎え


「へえ・・・最近侵入者が多いのはその所為なのね・・・」
「あああああああああああああ!!!!!!!」


ZUN、ZUNZUNZUNドコ(リ・グ・ル!!)

ZUN、ZUNZUNZUNドコ(リ・グ・ル!!)


紅魔の館地下室で
真っ赤に汚れた片おさげ
何故か眩しい糸切り歯
こぼれえくぼが気に掛かる


一同『それは牙だろ・・・しかも気にかけるのか・・・』


基地外姫の御難題
東奔西走、右往左往
コイツ放って故郷へ
錦飾って帰るかな


「わ、私じゃありませんよ・・・ねえウドンゲ」
「私でもありませんよ、ねえてゐ」
「えーりんとウドンゲが最近もう疲れたって」
「やっぱり貴女達ね・・・?」


大事な魔導書抱き締めて
私は都会派クールなの
だけど偶には恋しいな
遠く優しいお母さん


「へえ・・・」
「何笑ってるのよ魔理沙あああああああ!!!」
「いや・・・良いんじゃないか?お母さん」
「へ・・・?」
「そうよ、愛しのみーままに比べれば、ねえ」
「余計な事言うんじゃねえYO!!霊夢!!YOU黙ってろ!!!」


作詞 リグル・ナイトバグ
情報 射名丸 文
作曲・演奏 プリズムリバー三姉妹
スペシャルサンクス 神主


こうして幻想郷の王子様は輝けるデビューを果たしたが、後に情報漏洩、及び博例の巫女からの勧告を受けて以後の活動を無期限停止
一度だけの幻のライブとなった


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「「はふう・・・」」

騒ぎも収まり、釣りを再開する人形師とそれを見ている普通(自称)の黒魔術師
どちらも少々疲れた顔をしている、精神的に

「くそっ・・・やはり虫はちゃんと潰さないと痛い目見るってのは本当らしいな」
「誰もそんな事言ってないでしょ・・・」
「おお、私が今考えた」
「・・・」

何故か反応する気が起きない、その代わり

「何か言ったかしら?このマンモーニ(ママっ子野郎)」
「ぬぐあっ・・・!」

反撃する気は満々だ。
魔理沙は胸元を押さえて仰け反る。

「お・・・お前だってお母さんがどうたらこうたら・・・」
「ええそうね、魔界の復旧に尽力しているお母さんを放って来たんですもの、嗚呼心配だわお母さん、身体壊してないかしら・・・」

イケる。
多少の損害はこの際無視だ、この機に畳みかける!

「でもねえ、今更ママ、しかもみ~ままねえ、過保護かどうかはともかく、精神的な自立はまだなのかしら?」
「ぐおお・・・」



トドメだ。



「まあ別に貴女がママっ子だとしても私は別に構わないし何とも思わないけど例え夜中に毛布の端っこをくわえながら『ママぁ・・・寂しいよう』なんて言ってても別にかまいやしないわ好きなだけしゃぶるが良いわあらそれとも魔理沙ちゃんおしゃぶりの方が良いのかしら?そうだわそうねそうよそうしましょう、あの道具屋行けば大体なんだって売ってるでしょうから今晩の為に赤ちゃんセット丸ごと今なら特価360ルピーでも買っておきなさい、ああそうそう、言い忘れたけどお母さんと同じお人形さんが欲しいのならいつでも創ってあげるわ、お母さんの写真と今まで貸した魔導書+利子付き全額頭揃えて払ってもらえるならね、駄目ならいっそ身体出払ってもらおうじゃないのオラオラオラ(所要時間 5・5秒)」


「う・・・ううう・・・・・・うわあああああああああああああああん!!!!!!!!!!」


箒に跨るとやけくそ気味に爆風を残して飛び去る魔理沙

「良い叫びだわ、本当に心の底から敗北した負け犬の遠吠え、そして魔理沙の泣・き・顔!・・・上海!」

振り返ると上海は写実機を構えてぐっと親指を立てている。
あの写実機の中には魔理沙の泣き崩れる顔がコンマ数秒単位で三十枚程入っているはず

「よろしい、蓬莱!」

蓬莱の手の中には録音機
あの瞬間の声がちゃんと録音されている。

「ふ・・・ふは・・・ふあっはははははははははははははははははははははははははぁ!!!!したぁり!!!!」

思わず野太い笑い声になってしまったがこれこそ至高のッ!!!恍惚!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人形師!此処に在りぃ!!



「さて、釣りの続き続き」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


同時刻
そのやり取りを全て見守っていた者が二人、いた。

「魔理沙・・・魔理・・・沙・・・赤ちゃん魔・・・理沙・・・ぬうううううううっ・・・!!!」

図書館の主、紫もやしは御愛敬、血涙、鼻血、噛みしめた唇からの出血という出血大サービスも良いところだ。

「パチェ・・・そろそろ死ぬわよ?」

友人は顔から流れ出る血をグラスに注ぎ口を付ける、が、しかめっ面をするとそれをグラス毎投げ捨てた。

「魔理沙・・・ああん・・・ま・・・魔理沙・・・」

コロコロと表情が変わると言えば聞こえが良いが、苦悶、恍惚、憤怒の順番で変わっているのはどうかと思う。

そしてもう一人

「ねえ・・・お姉様・・・」
「何かしら?フラン」

フシュー・・・

「あの女、魔理沙を泣かせたって言う事がどういう事か・・・よく分かっていないみたいなんだけど?」
「そうかしら、本人的にはよく解っているらしいけど・・・」

フシューー・・・

「ブッ・・・・殺して良いかしら?」
「駄目よ、霊夢に追い出されるし、また地下に放り込まれたいの?」

フシュー・・・

「ねえ・・・」
「解ったわ・・・日が沈んでから、あの人形使いは紅魔館の前を通らなければいけない、これが彼女の運命よ」

プ・・・シュー

ダース・ベ○ダー卿の様な殺気が収まり、情けないが怖くて直視できなかった表情が笑顔に変わる。

「アハッ!お姉様大好き!」
「我慢できるようになったのね、偉いわフラン」

しかし私は見た。

フランの綺麗な七色の羽に触れた落ち葉が一瞬で蒸発したのを・・・


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「ふう、何だか眠くなって来ちゃったわ・・・」

此処までトントン拍子に事が上手く行っていた分、此方の方がさっぱりだ。
先程から糸にも釣り竿にも手応えがない・・・
餌でも付けてみようかと軽く引く。



「あら?」

動かない、と言う事はずっと引っかかっていて、それに此方が気づいていなかったと言う事か

「あ・・・ッ!」

みんなを呼ぼうとした声をぐっと飲み込んだ。
此処であえて先に品物を釣り上げておいて、後から実は釣れていたと言う方が良いような気がする。

と言うか


COOOOOOOOOOOOOLじゃないかな?かな?


「ふむふむ、人形使いもこれで済・・・と、さ、釣って下さいよ」
「おがはあっ!!!?」

驚いて飛びすさる私にやあと片手をあげて挨拶する天狗

「い・・・いつの間に」
「ふふふふふ、新着情報という物はですね、『感じる物』なんですよ・・・記者の感が」

ワケワカンネエ

「大丈夫、まだみんな気づいていませんから、取りあえず先行取材と言う事で」
「ふう・・・ふう・・・良いわ、その条件呑みましょう」

この天狗口は軽いが、約束は守る。
自分が皆に知らせるまでの、守秘義務ぐらいは果たしてくれそうだ。

「じゃあ釣るわよ(小声)」
「了解(小声)」

二人で釣り竿をそっと引く。
かなり重量感があり、なにやら鉄か何かを引っ張っているような感じだ。

「お、見えてきましたよ」

糸の先に何かが見える。
黒くて、大人のこぶし大程の何か





ダダンダンダダン・・・


ダダンダンダダン・・・


それは





拳だった。





黒い革の手袋に包まれたごつい拳



ダダンダンダダン・・・


ダダンダンダダン・・・


チャララ~チャ~ラダダンダンダダン・・・!


その拳は堅く握られており・・・親指だけがしっかりと天を指している。


チャララ~チャ~ララ~ダダンダンダダン!!





ちゃぽん・・・




戻した。


「あ、てめえ!!何戻してやがる!!」
「五月蠅いわね!!あんな物出せるわけないでしょ!?幻想卿が火の海になるわ!!!」
「良いじゃねえか、鬼にでも退治してもらえ、大体機械人形なんだからお前の管轄だろうが!?」
「嫌よ!!あんな厳ついI’LL BE BACKな人形を私の家に置く気なの!?」
「上手くいけば親子共々救ってもらえるぞ」
「誰から!??」
「液体金属とか」
「不要!!」

「何よ~釣れたんならちゃんと教えなさいよ~」

間延びした声に二人の言い争いが止められた。

隙間管理者 八雲 紫

「いやあのすいません、コイツがキャッチアンドリリースも良いところで」
「だってだって明らかにサイズオーバーじゃない!?」
「はいはい、もう良いから」

紫は落ちている釣り竿を拾うと片手ですいっと釣り上げた。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「ふむふむ、なになに・・・?」
「どうだい?」
「森近さんお願い、一寸字が難しいわ・・・人形って言うのは解るんだけど」
「人形!?」

その言葉で目を輝かせるアリス、二人が持っている箱はせいぜい上海が入るか入らないかといった所
それで人形なら・・・

「御の字って奴よ・・・ふはははは」
「気持ち悪い笑い方・・・大丈夫?」

霊夢が心配そうな目で気遣ってくれる、少し距離を置いて。

「僕でも読みにくいな・・・ええと六分の一すけいる?大きさかな・・・?GIと言うのはどういう意味だ・・・?」

解読に四苦八苦している霖之助
だがその分期待は集まる。

「ふむ、何となく解ったよ、これはある世界で起こった戦争の兵士を元にした人形のようだ、六分の一の大きさで」
「何故六分の一で?」

一同全員首を傾げる。

「良くは解らないが、当時の細やかな装備や武器を再現する事が必要だったのだろう、おそらく、歴史学者か、もしくは余程の蒐集家なのだろうな」
「ふ~ん、どちらにしても、丁度いい人に巡り会えたんじゃない?霖之助さん」
「そうだな、君に相応しい人形だ」

霖之助はその人形をアリスに手渡す。

「あ・・・ありがと・・・う!」

人形を受け取ったアリスの顔が固まった。
きりっとした目で真っ直ぐ前を見つめる兵士の人形

勿論


男だ。



「いや、しかしかなり出来の良い人形だ、それ相応の人が持つのが相応しい物だよ」
「良かったわね、アリス?」


言いたい、言の葉が喉の辺りまで出てきている。
しかし、絞り出す事は出来ず、心と正反対の言葉が口から漏れた。


「あ・・・・・・あり・・・がとう、とっても嬉しいわ・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


慧音は落ちている箱を拾った。

「正式名称は・・・と・・・六分の一スケールG○ジョー 大日本帝国 陸軍将校・・・ね」
「なんだいそれ?」
「英霊さ・・・神と言っても差し支えないよ」


今回はマジで反省
止まらないよ、止まれないよ、ぶっとんじまったぜ・・・

注 作者は○Iジョーに詳しくありません
 



Low-Bine
コメント



1.月影蓮哉削除
展開ガンガン変わってるのに、この面白さは何だろう。

ZUNドコ節、受けました。歌詞うめぇ。
アリスさん黒いです。ルピーって何処の国家の通貨でしたっけ?
私はルピーというと、ゼ○ダの伝○を思い浮かべますがw

妹様は暗黒面に墜ちたのか!? 
する妹のために運命操作を行うお姉様いいです。
アリス、逃げて逃げて!(笑

それと、どうしてター○ネー○ー人形が……。
私は人形は……コト○キヤが好きです(ぉ
2.まっぴー削除
(声にならない声で喋っています)!!!!


白玉楼が見えたよ……めっちゃGJ。
3.名無し妖怪削除
カルフォルニア州知事でHasta la vista, baby.な人形は2ですか。

何かだんだんとんでもないものが釣れるようになってきましたね。
4.ちょこ削除
うわぁ…グラサン似合うあの男;;;
リグルの歌もすっごくうまいです。
…へたするとM○のフリー○ムとかA○のアーバレ○トとかも釣り上げられるのかなw?
5.名無し妖怪削除
ルピーはインドだったかな
6.名無し妖怪削除
I'll be backに心が震えた。あと妹様
激写上海も凄くいい
アリス? まあどっか置いとこう(えー
7.名前が無い程度の能力削除
自立人形への第一歩かも知れないのに…
まぁノープロブレムw