Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

駄ネタ2

2005/11/29 05:53:44
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※閑人がすなる駄ネタといふもの、暇人もしてみんとてするなり。
※ネタが旧いのです。発想とか、もう色々と。








【 二年参りと初詣は博麗神社にいらっしゃ~い♪~博麗おかげ組合の野望~ 】

魅魔「先ず私が参拝客をもれなく祟る! 末代までなんてケチなことは言わないよ。特別企画『あんたが末代』!
先祖代々に遡って祟るから、後顧の憂いなんか無いよ! 魅魔姐さんが全力で呪ってあげるわ♪」
カナ「次に私が御神籤で必ず大凶を引かせる! 悪いクジを意図的に引かせるなんてのは私にとっては朝飯前ね!
他にも折れたり、汚れた縁起物とか、目的と違う御守りとか散々な物を与えるの! ポルターガイスト冥利よね?」
エレン「そして最後にウチのお店で厄除け開運グッズを売りつける!
実際に祟られたり、本当に運が無い状態になってるから、飛ぶように売れてウハウハなのよ~♪」

3人「──というプランなんだけど、協力してくれる?」
霊夢「…覚悟はできてるみたいね? 『夢・想・封
エレン「う、売り上げの3割を御賽銭として神社に奉納するからッ!」
霊夢「いっ……………」
カナ「躊躇ったわね?」
魅魔「ああ、躊躇ったな」
エレン「じゃあ4割…いや、5割でどう?」
霊夢「……そ、そこまで言うなら、考えてあげない事もないわ」
カナ「守銭奴よね?」
魅魔「ああ、守銭奴だな」
(プチッ)
霊夢「言ったわね、この悪霊(女)ども! 大人しく封印されろー!」
カナ「短気よね?」
魅魔「ああ、短気だな」
エレン「わたし、言ってな~い!」
霊夢「超全力de『封魔陣』!!」
3人「っきゃーーー!」

おかげ組合の野望は巫女によって妨げられた(そもそも客なんか来やしないのに…)。
しかし、今年がダメでも来年が、来年がダメでも再来年があるさ!
頑張れおかげ組合! 戦えおかげ組合! 明るい未来はきっと…ある?









【ヴァンパイアロード】

普通なら何かと気怠さが漂う午後1:30頃。
しかし、主人がアレな紅魔館においては、草木も活きる真っ昼間なので、
館内は少数の昼勤メイドを残して静まりかえっている。
メイド長である十六夜 咲夜も主人に合わせて就寝すべき時間であるのだが、
睡眠時間と引き替えに得られる貴重な自由時間を楽しむため、今日も昼ふかしをして真昼放送に見入っていた。
咲夜「…やっぱ昼ドラって面白いわね」
もっとも彼女の場合、純粋な休息時間を狡して作れるのだから気楽なものである。


レミリア「あら、咲夜。こんな真昼間に何を観てるのかしら?」
咲夜「おや、お嬢様。もちろん昼ドラに決まってます」
と、ここでアレな主が通りかかる。アレといっても変な意味のアレではなく、魔理沙が言うところのアレ。
つまり、ヴァンパイアである。
レミリア「ふ~ん、昼ドラねぇ。あんまりドラマとかは(結末解っちゃうから)見ないんだけど、
最近はどんなものを演ってるの?」
咲夜「どんな…って、普通に色恋沙汰とか普通に家庭問題とかやたら異動する繁盛記ものとかですが」
レミリア「その、普通ってのがアレなのよね。視聴者層が限られてると思って、
トンデモなものが平然と流れてるじゃない? 例えば『猪肉とヤ○イ』…とか」
ちなみにこの場合のアレは、アレな意味でのアレであって、ヴァンパイアは関係ない。
咲夜「そうですか? 言うほどの事でも無いと思いますが」
レミリア「まぁいいわ。どんなものかは見ればわかるし。どれどれ…」


-少女映像鑑賞中-


寒空の下、卓袱台に置かれた大きなお皿。盛ってあるのは取り敢えず肉。
温かな湯気を上げる新鮮な肉が山と盛られている。

夢見る吸血少女くるみ「さぁ、名無しの妖怪ちゃん。ごはんにしましょう」
??「(←オレンジだってば)うん。わぁ、今日のおかずは豪勢だね~?」
くるみ「えへへ~。今日はちょうど良いタイミングでリヤカー商いの八百屋さんが通りかかってね。
おいしそうだったから、つい奮発しちゃったのよ。さ、硬くならないうちに戴きましょう」
名無しの妖怪「(←だからオレンジだって!)はーい、いっただきま…キャあ!」

ゲシッ、ドンガラガッシャ~ン!
突然、足蹴にひっくり返される卓袱台。 砕け散る大皿。 そして踏みにじられる赤い液体…。

通りすがりのルイズ「あ~ら、ごめんなさい? こんな所に食卓があるとは思わないから、気がつかなかったのよぉ♪」
紅い破壊者フランドール「フンッ、アンタなんかに人間の血肉なんて勿体ないわ。
田舎者風情には野良犬程度がお似合いよー? きゃはははのはー」
リストラ死神エリー「そうよ、外側の門番のくせに生意気なのよー、生意気なのよー」

ナレーション『生温かで楽しい食事の時間。しかし、それさえも「いぢめっ娘3人衆」の乱入によって、
脆くも打ち砕かれてしまったのです!』

3人「おーほほほほほほほほっ! それではごきげんよう!」

名無しのオレンジ「(←名前がオレンジなんだってば!)くるみさん、大丈夫?」
くるみ「うぅっ、非道い…。でも私、挫けないわ! 
いつか必ず、誰もが畏怖する立派なヴァンパイアになってやるんだからー!」

ナレーション『新たな誓いを胸に拳を握り締めるくるみ。沈みかけの三日月が妖しく微笑みかける…
そんなある夜の出来事でした。次回につづく』

ED(Song by ミスティア):『苦しくたって~♪ 悲しくったて~♪ コフィン(棺)の中では平気なのぉ~♪…』


レミリア「……え~っと、何なのこれ?(汗」
咲夜「『Vampire Road(吸血鬼の道)』。田舎育ちのおちこぼれヴァンパイアが、
いっぱしのヴァンパイアに成長するまでを描く、愛と涙と恐怖と笑いの青春サクセスストーリーですわ(はぁと)」
レミリア「んなタワケたもん見とらんで、とっとと寝やーっ!」
咲夜「そんなお嬢様、横暴ですわぁー」


そんなこんなで咲夜の昼ドラ観賞はお嬢様権限により禁止されてしまった。
なお後日、昼勤メイドが大食堂の水晶球付近でレミリアお嬢様を目撃したという多数の報告や、
お嬢様の部屋を掃除していて『Vampier Road』記録呪符の領収書を発見したことなどから、
昼更かしに関する待遇改善を求めてストライキを起こしたのはまた別の話である。










【はたらく おばさ(ウワナニヲスルヤメ…caved!!!!) おねえさん】

ケーネ「やあ、よい子のみんな。もの知りケーネおねえさんの『はたらくおねえさん』の時間だよ」
もこタン「おいすー、もこタンだぉ…って、なんだコレは!? 私は妹紅だ! もこタンじゃない!」
慧音「はいそこ、素に戻らない。私だって恥ずかしいのを我慢してだな…」
妹紅「嘘だー、いつもとあんまり変わんないじゃん! 何で私だけ…」
慧音「仕事だ。諦めろ」
もこタン「(うぅっ、屈辱だ)ねぇ、おねえさん。今日はどんな『はたらくおねえさん』なの?」
ケーネ「うむ。今日は『けーさつ』というお仕事だ」
もこタン「けーさつ? …それって、どんな仕事なのぉ?」
ケーネ「ふむ、それはだな…。あー、分からなかったら人に聞くのが一番だ。
それじゃ今日はけーさつのお仕事を見に行ってみようか?」
もこタン「そーだね。それじゃ行くよー?」
2人「せ~の、『くるくる火のたまはじけてボンッ! ぅひゃぅひゃDQNてるょ も~こタンッ!』」
妹紅「(…ねぇ、この呪文っていうかナニ? 意味あんのコレ?)」
慧音「(はっはっは、あるわけ無いじゃないか、そんなもの)」
妹紅「(こんな仕事、二度とするか!!)」


-少女自力移動中-


ケーネ「…さて、到着。あれが交番と言ってけーさつが務めている所だ。住居も兼ねてるから駐在所とも言うな」
もこタン「わぁ、さすがは物知りおねえさんだね!」
ケーネ「まぁ、頻繁に立ち寄る場所だしな。お~い、小兎姫。居るかい?」
小兎姫「はーい。おや、慧音さん…と?」
もこタン「ちわぁ~っす、もこタンだ…ぉ」
小兎姫・慧音「…………(可哀想なものを見るような目)」
妹紅「っだー! なんで慧音までそんな目で見るのよ!!」
ケーネ「すまん、つい…な。それと小兎姫、今日の私は慧音ではなく、
『物知りケーネおねえさん』なんだ。そういうことでひとつよろしく頼むよ」


小兎姫「はぁ…。それで、今日はどういった用向きなんです?」
ケーネ「実はけーさつという仕事をよい子のみんなに紹介したいのだがな。
私の知識によれば世間の治安を守るのが役割だと認識している。しかし実際は、一日中ごろごろしていたり、
ひたすらお茶呑みつづけていたり、パトロールと称して飯時の人家に上がり込んでご相伴に預ってるだろ?
もしかしたら見解が異なっているのでは…と思ってな」
もこタン「うっわー。どっかの巫女より質が悪いねぇ」
小兎姫「何を言ってるんですか。勿論、警察官は世間の治安を守ることが本分です。
最近は平和すぎて、やることが無いだけなんです」
もこタン「妖怪退治とかはしないの?」
小兎姫「山賊ならともかく、妖怪は自然現象に等しいから管轄外。まあ侵入を撃退する準備や、避難誘導はするけど。
そういった機会があんまり無いのは、物知りケーネおねえさんのが詳しいんじゃないかな?」
ケーネ「なるほど。私がお株を奪っていたのか。はっはっは、こいつは一本取られたな」
もこタン「なんだかなぁ…」


そのとき3人は、邑外れの方角から禍々しい気配を察知した。


小兎姫「…何か来るわ」
ケーネ「しまった、まさかこんな時に妖怪が?」
もこタン「んー、ちょっと違うねコレは。まぁ妖怪じみてるって言えば妖怪じみた奴だけど」
そして森を突っ切って姿を現したのは…
かぐヤン「だぁ~れがDQNじゃあ! だぁ~れがてるょじゃあ!」
もこタン「ね?」
永遠と須臾の罪人こと蓬莱山 輝夜であった。
ケーネ「なんてこった。あの呪文にはこんな隠された意味があったのか!?」
呪文は意味・用法を守ってお使い下さい。なお、副作用がある場合がありますのでご注意を。
妹紅「こっちだよ、てるよー!」
輝夜「てるよ言うなー! 喰らいなさい、いきなり『蓬莱の弾の枝』!」
全身に炎を纏って突っかかる妹紅とそこそこの大技で迎撃する輝夜。


慧音「ば、馬鹿者、こんな所で弾幕りあうな! 小兎姫、早く避難…を?」
一応はそれなりの能力がある小兎姫なので、並の弾幕では被害が及ぶことは無いだろう。
しかし、不死身で加減というものを知らない2人の弾幕がエスカレートすれば、そうも言ってられなくなる。
慧音は小兎姫に避難を促そうとしたが、どうも様子がおかしい事に戸惑った。
小兎姫「…事……わ」
慧音「へ?」
うつむき加減で表情は伺えないが、クックック…と肩をふるわせて嗤っている辺り、とっても怖い。
小兎姫「事件(弾幕)よ、私の出番だわー!」
そう叫びながら普段来ている服を脱ぎ捨てると、その下から艶やかな十二単が姿を現す。
そしてそのまま身を翻し、蓬莱人達が展開する弾幕の渦中に飛び込んでゆく。
慧音「な、なんなんだ?」


輝夜「あははははははー、どうしたのもこタン? 全然反撃が来ないわよぉ?
さっきまでの威勢の良さは何処にいったのかしらぁ?」
妹紅「どうしたもこうしたも…こんな人里近くでこんな弾幕展開して。聞くまでもないが、おまえ正気か?」
輝夜「言わずもがなね。さぁ、じゃんじゃん行くわよ?」
妹紅「…くっ!」
小兎姫「こんにちわー」
輝夜・妹紅「のわっ!?」
輝夜がさらに畳みかけようとした瞬間、2人の間に思わぬ邪魔が(文字通り)割って入る。
輝夜「だ、誰よ貴女? これは私ともこタンの問題なの。邪魔しない…」
小兎姫「うふふふ、とっても素敵な弾幕でしたわ♪ でも、惜しい、実に惜しい。
…残念ですけれど、このままだと周辺(主に駐在所)に被害がでるので、終わりにさせてもらいますね?」
そう言いって懐からリモコンの様なモノを取り出すと、ピピッと操作する。
次の瞬間、地面が爆ぜて輝夜だけが吹き飛ばされる。


輝夜「う゛ぉるけいのっ!?」
妹紅「えっ? ワタシナニモシテナイヨ…」
割と激しく地面にたたきつけられ、しばらくピクピクと痙攣していたが…
輝夜「ふっかーつ!」
小兎姫「あら、しぶとい」
ピピッ…ちゅどーん!
輝夜「う゛ぇすう゛ぃぉ!!」
吹っ飛ばされた先でまた復活、そして再びピピッ…すぼぉ~ん!
輝夜「ぴなつう゛ぉ!」
なんてことを繰り返すこと約数回。
輝夜「きら、うぇ、あぁぁぁ…」
回復が追いつかないのか、ついに動かなくなった。とりあえず息はあるようだが。


妹紅と慧音は突然の展開を呆然と眺めていたが、輝夜が倒れた時点で我に返る。
慧音「おい、小兎姫。おまえ何をしたんだ?」
小兎姫「あら、先ほど言ったじゃないですか? 侵入に対する備えですよ。
それこそ幻想郷中に爆弾仕掛けて回ったんですから」
妹紅「なんでまたそんなこと…?」
小兎姫「初めて行く場所や人の家とかは、爆弾しかけないと落ち着かなくて。よくいるでしょ? そういう人」
妹紅「いるかぁっ!」
ケーネ「…ま、まぁ、このようにして里の平和を守るのがけーさつのお仕事なんだよ」
もこタン「誰も納得しないって!」
ケーネ「取り敢えず、今日はここまでだ。よい子のみんな、元気でなー!」

ED(song by ミスチー)『知らない方が~♪ いい事ってある~よね~? で~かけるの~? 止めときゃ良いのに~♪』


それから…


輝夜「…う、う~ん」
小兎姫「あら、気がついた?」
輝夜「あ、貴女! さっきはよくも…って、ここ何処!?」
小兎姫「もちろん檻の中よ。貴女罪人みたいだし、閉じこめられるのが好きだって、もこタンが言ってたから」
輝夜「なによそれ! 私は月の姫なのよ。だいたい閉じこめられて喜ぶヤツなんて居るわけないでしょ!」
小兎姫「うむー。確かに宇宙人は管轄外かも知れないけど、この通り檻も余ってるし、
何より貴女って素敵な弾幕を持ってるみたいじゃない? だから私があきるまでここに居てね(はぁと)」
輝夜「助けて、え~りん!」


彼女の名は小兎姫だ。
普段は平凡な個人経営の警察だが、ひとたび事件(主に弾幕)がおこると、一般人に身をやつし(?)、
弾幕に突っ込んでは恍惚感に浸るという、真夏と師走に割と見られるタイプの変態である!
小兎姫「弾幕あるかぎり戦いましょう! ライフ、萌え尽きるまで! プリンセス マナイアカル!」
四季映姫「例え閻魔さまが許しても、この美少女閻魔は許しません! プリンセス ヤマザナドゥ!」
2人「幻想郷の事件・裁判は私たちが仕切る! We are The Law!」

輝夜「輝夜はとってもご機嫌ななめ! プリンセス エターナ…」
小・四「ニートは黙れ」
ぎゃあ
コメント



1.まっぴー削除
だれか元ネタ解説ぷりーづorz

いや、ケー姉もこタンは某悪を滅する男でやってたんですよ。でもわからん。

>弾幕あるかぎり~
ポワトリン?違う。