Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

死神様の御仕事

2005/10/28 01:00:45
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 今日はなんだか妙な一日だった。

 「今日はこれを着てやってもらうわ」
 と言って、四季様から渡されたのは、一枚の黒いコート。

 「なんでこんなのを着て仕事しなきゃいけないんですか?」
 とあたいが聞くと、四季様は
 「今日はちょっと知り合いの死神が倒れましてね。代わりに貴方にその仕事をやってもらいます。今日は忙しくなると思いますが、頑張って下さい」
 との事。
 きっと着なかったら、お説教が待っているに違いない。そう思ったあたいは大人しくこのスーツを着て仕事をこなしていったのだが・・・。
 今日は実に死人の多い一日だった。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ・1人目
 性別は男。年は恐らく20台だろう。この三途の川のシステムを軽く説明し、手持ちの渡し賃を貰う。受け取った額は20文、特に隠している様子も無かったので、そのまま船に乗せる。
 船に乗っている間、その男の話を聞いていたが、可哀想な男だと思った。
 なんでも『魔王』を倒す為に、その魔王の居城――なんちゃら・げいと?聞き慣れない名前でよく聞き取れなかった――に乗り込んだはいいが、入ってすぐに罠にかかって、落とし穴へ真っ逆さま、そのまま死んでしまったという。
 そのお客さんに同情しながら、対岸に到着。このお客さんなら多分天国に行けるだろう。
 ただ船に乗っている途中、しきりに
 「私こそ真の勇者だ!」
 と叫ぶのは辞めて欲しかった。


 ・2人目
 また男。年も同じくらいだろう。説明をし、渡し賃を貰う。また20文か、まぁ隠してる様子も無かったので、そのまま船に乗せる。
 このお客さんはなんでも、炎の竜の吐いた炎に焼かれてしまったらしい。なんとも勇敢な死に方だ。このお客さんもすぐに対岸に着いた。きっと天国へいけるはずだ。


 ・3人目
 先ほどと同じ感じの男。さっきから同じような客を乗せている気がする。
 このお客さんはサメに喰われたらしい。可愛そうに。きっとこのお客さんの肉体が胃袋に入りきる頃には、辺りは血の池の様になっているだろう。
 うおぅ、想像しただけでも寒気がする。


 ・4人目
 先ほどと同じ感じの男・・・。実はさっきから同じ客が乗っているんじゃないかと疑いたくなる。
 このお客さんは、はしごから足を踏み外したそうだ。あたいが間抜けだな、と笑うと、お客さんは怒って
 「はしごを降りていったら途中からはしごが無かったんだ!仕方が無いだろう!」
 と言った。まぁ、暗闇に落下して死ぬのは、多分お前さんの運命だったんだろうよ。諦めな。


 ・5人目
 さっきと同じ感じの客。もう一々追求するのはよそうと思う。
 このお客さんは自殺らしい。しかも持っていた斧で左胸をザクリと・・・。
 おお、いやだねぇ、最近は自殺するお客さんが多くてイヤだよ。
 でもこのお客さんならきっと天国へいけるはずだ、安心して説教を受けてきな。


 ・6人目
 このお客さんも自殺・・・だそうだが、話を聞くと事故死かも知れない。
 飲む薬を間違えて、毒薬を飲んでしまったらしい。バカだねぇ。ちゃんと薬を飲むときは名前を確認しなきゃ。


 ・7人目
 このお客さんも自殺だそうな。なんだか連続して自殺者を乗せているな・・・
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コメント



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1.無評価名無し妖怪 削除
黒いコートと死神って単語だけで元ネタ想像して噴いたのおれだけかなぁ・・・ざんねん!
2.無評価七死 削除
ヒゲのイタリア人兄弟とかもたぶん何人もくるでしょうね。
崖から崖へ上手く飛び移れなかったとか、時間切れになってしまったとかで……。
3.無評価妄想を具現化する程度の能力 削除
またマニアックなネタを・・・・・
4.無評価覇流転 削除
>後悔も反省もしていますが、またやろうと思っています。
後悔も反省も次回に生かされてないあたりが「影門」的ですばらしいですな。・・・ざんねん!
5.無評価名無し妖怪 削除
吹きました。ええ、吹きましたとも。
そりゃ、あんだけ忙しけりゃ、倒れもするでしょう、死神さん。
でも、彼の場合、死神さんには「こわくてちかよれない」可能性も。
6.無評価名無し 削除
これの元ネタって何?