ヤバい、マジ幻想郷ヤバい。
何がヤバいって霧に包まれてるの。
しかも、その霧が紅色とか更に異常。
もうね、人里でバタバタ人間が倒れてるの。
いや、命に別状は無いんだけどさ。
続々と倒れてくの、もうドミノみたいに。
それに我慢できなかったのか、遂に博麗の巫女が動き出したの。
もうね、あの顔はヤバいね。
久しぶりにキレちまったよって感じの顔だったね。
俺の頭の中で、巫女を怒らせるとヤバいっていう式が成り立ったね。
で、俺は気になって巫女の後をバレないように追尾したのよ。
そしたらさ、巫女の目の前に両手を広げた金髪の幼女が現れたの。
~ ~ ~
「ちょっと、あなた。退いてくれない?」
「そーなのか、そーなのか」
「退かないの?」
「退きなよ」
「退いてよ」
「退けよ!」
「退かないって顔してるな。それなら無理矢理にでも退かせてやる!うりゃーッ!」
いや、マジでヤバかったね。
哀れにも、その金髪の幼女はボッコボコ。
それを巫女は平気な顔して置いてくんだもの。
俺はポケットに入ってた布切れでさ、その子の血が出てた腕を巻いてあげたのね。
でも、その子は「そーなのか」としか言わないの。
それでさ、その瞬間よ。
俺の頭の中に「ネスサンネスサン……」って言葉が思い浮かんできたの。
意味は解らないけど、少し怖かったわ。
そんなことしてる間に巫女を見失ってしまった。
ヤバい、急いで追いかけないと。
~ ~ ~
目の前では、巫女と妖精が格闘戦を繰り広げてた。
「あたいの必殺技、アイスニードルを受けるがいいわ」
とか、言っちゃってるの。
それに比べて巫女の方はさ。
「パンチ!パンチ!間合いを詰めてキック!パンチ!」
とか、訳の解らない単語を並べてるの。
いつの間にか妖精がダウンしてた。
俺の視界には「天」の文字が大きく移り込んでいる。
何この巫女、とっても怖いキャー。
~ ~ ~
何か巫女が門番と話し込んでた。
ってか、門番が一方的に話してた。
「つまり、私は紅魔館にとって必要な人材な訳よ」
「ほうほう、それでそれで?」
「私がメイド長のナイフを一本、頭にグサリ。それだけで、どんな漫画にもオチがつくの」
「ナルホドー、ナルホドー」
こんな話してんの。
もう駄目猫の館。
~ ~ ~
でも、そんな猫を捕まえる役割をしてるのが図書館で半ニートしてる魔女なの。
何とかの猫いらずとか。
その魔女も、遂に巫女と対峙する訳よ。
「喰らえ、必殺! 休日出勤!」
とか、そんな強そうな技を魔女が放つの。
そしたらさ、巫女は何か強い口調でさ。
「甘いわ! 有給、家族サービス!」
とか、何かノリノリなの。
『ママー、これ食べたいー』
『これが食べたいの? いいわよ、夢子ちゃん財布を持ってきて』
『お客様、今ではポテトがお安くなっておりますがいかがでしょうか?』
『ママー、ポテトっておいしいの?』
『よーし! ママLサイズ頼んじゃうぞー!』
『キャー。神綺様ったら逞しいわ!』
みたいな感じなんだろうね。
魔女も負けを認めたのか跪いたのよ。
~ ~ ~
そしたらさ、奥の方からメイドさんが歩いてきたの。
手にナイフなんか持っちゃって。
巫女も足がガクガクしてたけど、何かすごいの。
そのメイド、何か「これから時を止める……」とか突拍子も無いこと言い出すの。
巫女も流石に馬鹿馬鹿しいと思ったのかさ。
「それはひょっとしてギャグで言ってるのか」
とか、そんな感じで挑発してたの。
そしたらさ、そのメイド。何を血迷ったのかは知らないけどさ。
「お前、気付いてないの? 今2分近く時止めてたんだぞ」
とか、言い出すの。
2分間、お前は微動だにしなかったのか。
とか、本当に止まってたのかお前瞬間移動っぽいのしてみろよ。
とか、巫女がイチャモンつけてるの。
そしたらメイドさ、何をしたと思う?
いきなり横っ飛びしながらさ。
「バシュッ! バシュッ!」
とか、声に出しながらこっち来るの。
流石に巫女も呆れたんだろうね。
そのまま無視して奥の部屋に向かったよ。
後ろでメイドが「クイックタイム! ストップフロウ!」とか叫んでた。
~ ~ ~
何か黒幕っぽいのきた。
凄いの、カリスマビンビンなの。
レミリア:のこのこ しににくるとは
レミリア:わたしのさくせんどうりだ
レミリア:いまごろ ぶかたちが ミクロかして
レミリア:パチュリーのたいないに はいりこんだころ
レミリア:だろう
れいむ :パチュリーになにをした?!
レミリア:パチュリーのまりょくは
レミリア:うまれたときから たいないに
レミリア:やどしていた けんじゃのいしのちからなのだ
レミリア:けんじゃのいしをうばい よわったパチュリーもしぬ
レミリア:まさに いっせきにちょう
レミリア:いや おまえのおんみょうだまも
レミリア:てにはいるから いっせきさんちょう
れいむ :なにおー ゆるさーん!
~ ~ ~
で、何かカリスマの塊がさ。巫女と突然現れた覆面ハンマー男にやられたの。
そしたらさ、カリスマの塊が何か言ってるの。
レミリア:しかし わたしをたおしても もはや げんそうきょうは すくえまい!
レミリア:わが はかいのかみ フランドールよ!
レミリア:いまここにいけにえをささぐ! ぐふっ!
つまりだな
NEXT EX STAGE→
何がヤバいって霧に包まれてるの。
しかも、その霧が紅色とか更に異常。
もうね、人里でバタバタ人間が倒れてるの。
いや、命に別状は無いんだけどさ。
続々と倒れてくの、もうドミノみたいに。
それに我慢できなかったのか、遂に博麗の巫女が動き出したの。
もうね、あの顔はヤバいね。
久しぶりにキレちまったよって感じの顔だったね。
俺の頭の中で、巫女を怒らせるとヤバいっていう式が成り立ったね。
で、俺は気になって巫女の後をバレないように追尾したのよ。
そしたらさ、巫女の目の前に両手を広げた金髪の幼女が現れたの。
~ ~ ~
「ちょっと、あなた。退いてくれない?」
「そーなのか、そーなのか」
「退かないの?」
「退きなよ」
「退いてよ」
「退けよ!」
「退かないって顔してるな。それなら無理矢理にでも退かせてやる!うりゃーッ!」
いや、マジでヤバかったね。
哀れにも、その金髪の幼女はボッコボコ。
それを巫女は平気な顔して置いてくんだもの。
俺はポケットに入ってた布切れでさ、その子の血が出てた腕を巻いてあげたのね。
でも、その子は「そーなのか」としか言わないの。
それでさ、その瞬間よ。
俺の頭の中に「ネスサンネスサン……」って言葉が思い浮かんできたの。
意味は解らないけど、少し怖かったわ。
そんなことしてる間に巫女を見失ってしまった。
ヤバい、急いで追いかけないと。
~ ~ ~
目の前では、巫女と妖精が格闘戦を繰り広げてた。
「あたいの必殺技、アイスニードルを受けるがいいわ」
とか、言っちゃってるの。
それに比べて巫女の方はさ。
「パンチ!パンチ!間合いを詰めてキック!パンチ!」
とか、訳の解らない単語を並べてるの。
いつの間にか妖精がダウンしてた。
俺の視界には「天」の文字が大きく移り込んでいる。
何この巫女、とっても怖いキャー。
~ ~ ~
何か巫女が門番と話し込んでた。
ってか、門番が一方的に話してた。
「つまり、私は紅魔館にとって必要な人材な訳よ」
「ほうほう、それでそれで?」
「私がメイド長のナイフを一本、頭にグサリ。それだけで、どんな漫画にもオチがつくの」
「ナルホドー、ナルホドー」
こんな話してんの。
もう駄目猫の館。
~ ~ ~
でも、そんな猫を捕まえる役割をしてるのが図書館で半ニートしてる魔女なの。
何とかの猫いらずとか。
その魔女も、遂に巫女と対峙する訳よ。
「喰らえ、必殺! 休日出勤!」
とか、そんな強そうな技を魔女が放つの。
そしたらさ、巫女は何か強い口調でさ。
「甘いわ! 有給、家族サービス!」
とか、何かノリノリなの。
『ママー、これ食べたいー』
『これが食べたいの? いいわよ、夢子ちゃん財布を持ってきて』
『お客様、今ではポテトがお安くなっておりますがいかがでしょうか?』
『ママー、ポテトっておいしいの?』
『よーし! ママLサイズ頼んじゃうぞー!』
『キャー。神綺様ったら逞しいわ!』
みたいな感じなんだろうね。
魔女も負けを認めたのか跪いたのよ。
~ ~ ~
そしたらさ、奥の方からメイドさんが歩いてきたの。
手にナイフなんか持っちゃって。
巫女も足がガクガクしてたけど、何かすごいの。
そのメイド、何か「これから時を止める……」とか突拍子も無いこと言い出すの。
巫女も流石に馬鹿馬鹿しいと思ったのかさ。
「それはひょっとしてギャグで言ってるのか」
とか、そんな感じで挑発してたの。
そしたらさ、そのメイド。何を血迷ったのかは知らないけどさ。
「お前、気付いてないの? 今2分近く時止めてたんだぞ」
とか、言い出すの。
2分間、お前は微動だにしなかったのか。
とか、本当に止まってたのかお前瞬間移動っぽいのしてみろよ。
とか、巫女がイチャモンつけてるの。
そしたらメイドさ、何をしたと思う?
いきなり横っ飛びしながらさ。
「バシュッ! バシュッ!」
とか、声に出しながらこっち来るの。
流石に巫女も呆れたんだろうね。
そのまま無視して奥の部屋に向かったよ。
後ろでメイドが「クイックタイム! ストップフロウ!」とか叫んでた。
~ ~ ~
何か黒幕っぽいのきた。
凄いの、カリスマビンビンなの。
レミリア:のこのこ しににくるとは
レミリア:わたしのさくせんどうりだ
レミリア:いまごろ ぶかたちが ミクロかして
レミリア:パチュリーのたいないに はいりこんだころ
レミリア:だろう
れいむ :パチュリーになにをした?!
レミリア:パチュリーのまりょくは
レミリア:うまれたときから たいないに
レミリア:やどしていた けんじゃのいしのちからなのだ
レミリア:けんじゃのいしをうばい よわったパチュリーもしぬ
レミリア:まさに いっせきにちょう
レミリア:いや おまえのおんみょうだまも
レミリア:てにはいるから いっせきさんちょう
れいむ :なにおー ゆるさーん!
~ ~ ~
で、何かカリスマの塊がさ。巫女と突然現れた覆面ハンマー男にやられたの。
そしたらさ、カリスマの塊が何か言ってるの。
レミリア:しかし わたしをたおしても もはや げんそうきょうは すくえまい!
レミリア:わが はかいのかみ フランドールよ!
レミリア:いまここにいけにえをささぐ! ぐふっ!
つまりだな
NEXT EX STAGE→
この咲夜さんは酷いよw
A.作者の頭(褒め言葉)
休日出勤とか色々ひどすぎだアンタww(良い意味で
おんみょうだま→おんみょうぎょく?
ああそうか、半ニートは毎日が休日だからたまに出勤すると休日出勤なのか。
コメント見るまで「もう駄目猫の館」が分からなかった自分の頭が…