Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

4人のお財布事情~バカルテットの場合~

2008/07/07 06:52:44
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前回に引き続いております。
前作は読まなくても全然大丈夫です。むしろ読まない方が・・・?
ネタSSが苦手! とか こんなのSSじゃない! と判断された場合は、遠慮なく戻ってください。




















紅魔館近くの湖。


ここに⑨と名高いチルノと、ちょっと引っ込み思案な大妖精がいる。
また、チルノと仲の良いルーミア・リグル・ミスティアの3人(?)もよく訪れる。

上記の5人のうち、大妖精を除いた4人組のことを

人呼んで、バカルテットと・・・


「「「「呼ぶなぁ!!」」」」


・・・だそうです。


「さーて、今日も何しようか。」

「○リンを凍らせて楽しいのはチルノだけだったしねぇ・・・」

「あたいの事悪く言うな! じゃあ、リグルは何をすれば楽しいのさ!?」

「みんなでお肉を食べるのだー」

「ルーミア、それを言いつつなんであたしを見るのかな?」


いつもの会話に、いつものおいかけっこ。

ルーミアに対して、ミスティアはおいしそうに見えてしまうのである。


「おとなしく待つのだー」

「ぎゃー! 待って、助けて!!わたしは食べられないってばぁ!!!」


うん、幻想郷ではすでにポピュラーな掛け合いだけに、見ていても危険はなさそうにみえる。

・・・あくまでも「見た目」だけだが。


「あ、そうだ。またアレ集めに行こう?」

「ちょっと、決めるのはあたいだってば!!・・・いいね、行こう!!」

「わはー、出かけるのかー?」

「(ぜぇぜぇ)・・・いつものとこだね?・・・わかった。」


そう言うと、湖の近くにある小さな井戸。そこに4人が次々と飛び込んで行く。

実は、ここも八雲 紫がスキマである場所とつなげたのである。

それを偶然リグルが見つけてからというもの、4人が遊びに潜るのである。

・・・というか、紫はなんのために繋げたんだろう?などと考えるものは誰もいない。要は、面白ければそれでいいわけで。

つまらなくなったら、そこもただの古井戸に戻ってしまうだろう。



<井戸とつながった場所>



「相変わらず、暗いのだー」

「ちょっと待ってね。・・・サ○ト!」


そういうと、リグルの周りを炎のようなものが旋回する。それだけで、かなり視認性が向上する。


「うぅー・・・」

「みすちー?・・・あぁそうか。ちょうめ?」

「それを言うなら鳥目、でしょう?」

「そうそう、それ!」

「私は夜雀だから、鳥目じゃないよ。だた、何度来ても薄気味悪いなーって・・・」


そうこうしている間に、4人の周りにコウモリがよってくる。


「出たー!!」

「出たわね、レミリアの下僕!!」

「やっつけるのだー!」

「ちょっと!! あたいがサイキョーなのよ! あたいが倒すの!!!」


ただのコウモリなのに、レミリアの下僕とは・・・本人が聞いたら普通にブチ切れそうなセリフである。


(へくちっ!) (可愛いですわ、お嬢様)


何かが聞こえた気がするが、気のせいだろう。


「ここの場所だと、なんでか弾幕が出せないんだよね。」

「そうだね。けど、代わりの武器とかあるんだからいいんじゃない?」


ここで4人の装備を紹介。


リグル:杖

ミスティア:弓

チルノ:短剣

ルーミア:鈍器


・・・ルーミアの装備だけが、なんだか「ものごっつい」気がするのはなぜだろう?


「わー、なんだかいっぱい集まってきたのだー」

「これだけ数が居ても、全然攻撃してこない! あたいったらサイキョーね!!」

「距離が取れないから、弓が扱いづらい~」

「この杖で弾幕の代わりでもいいから、出ろ!!」


ずどーん!!


「わ!」


リグルの持ってる杖から雷のようなものが噴き出る。

と同時に、辺りにいた虫やらコウモリやらネズミやらがこんがりと焼ける。



「なんだかリグルすごーい」

「なんだっけ、一網打尽?だっけ。」

「ししるいるい なのかー」

「ふん、あたいは無傷よ。あたいの勝ちね!!」


なんだか、趣旨が変わってきている気も、しないでもない。



<数刻後>


「やー、結構集まったね。」

「これだけあれば、じゅーぶんなのだー」

「うーん、コレは売れるのかなぁ・・・?」

「こんなにあれば、お金持ちね!」


かくして、それぞれがそれぞれの目標の物を十分に入手し、満足して帰る。

帰り方は・・・


「じゃ、今回も。」

「ロープを忘れたのだー」

「よろしく!! みすちー!!!」

「またぁ!?」


各自が空を飛べるというのに、力はそれほど無いという理由で、翼を持っているミスティアに、荷物持ちをさせているのである。

というか、単純に腕力を考えれば、ルーミアのほうが強いのだが・・・


「ほら、ミスティアの羽って、ひっかけるとこ多いし」

「持ちやすそうなのだー」

「落ちないように凍らせようか?」

「チルノちゃん・・・凍らせるのはヤメて。ちゃんと持つからー」


そして、なんとか地上へと戻ってきたバカルテット御一行様。


「はふー・・・疲れたねぇ。」

「そう?リグルは鍛えてないからそうなのよ。あたいは鍛えてるから全然平気!」

「(何もやってなかったからじゃ・・・・?)・・・そ、そうなんだ。」

「お腹すいたのだー」

「だから・・・なんで私を・・・・・・」


4人分の荷物を持って、羽ばたかずに飛ぶ事を余儀なくされたミスティアは、すでにツッコむ余裕もない。


「よーし、こうまかんへ行って、おやつもらおう!!」

「「「さんせーい(なのだー)」」」


こうして、バカルテットの財布の中身は・・・

かなり額は小さいものの、それなりに入っているのである。


「(屋台やってたほうが稼げるんだけど・・・楽しいからいっか。)」


それは言ってはいけない事である。
あえて何もいいません。
ただ、職業だけでもはっきりさせておきます。

ルーミア:狩り商人
みすちー:アチャ子
リグル:雷マジ
チルノ:ノービス

です。

チルノを攻撃してこなかったのは・・・ノービス最強スキルを使用したからです。

集めていたのは、チルノ以外は想像にまかせますが、チルノの集めたものだけは譲れません!!

ゼロ○ーですからっ!!
ティファーリア
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
ごめんなさい、ネタがわからない…悔しいなあ。
2.ティファーリア削除
1>知っている人は知っている、某MMOですが。

やはり読み手を限定化させてしまっているようですね。
3.名前が無い程度の能力削除
あとがきのアチャ子に吹いた。
しかし元ネタがわからんな。ゲーセンかなんかのか?
4.かにv(´・ω・`)vかに削除
こんがり焼けた虫やコウモリやネズミを彼女が食べるんですね。分かります。

とりあえず、チルノ=ノービスはかなり納得(’’
でも、逆を考えると無限の可能性を秘めてるのか!?…(ノシ・ω・`)なぃなぃ
あと、チルノのカバンには多数のフロス○ダイバーの巻物持ってるんですよね。

そして、あえて言おう\PAD長!!/
5.ティファーリア削除
3>ゲーセンではなく、PCでするオンラインゲームですよ。
  結構前に流行ったので、知っている人はそれなりにいるのではないかと。

かに・・・?>あとでナイフが飛んできても知りませんよ?
6.名前が無い程度の能力削除
ははあそういうことですか。
ところで、大妖精何もしてなくね?