２人のお財布事情～スカーレット姉妹の場合～

これは、作品集２８の「２人のお財布事情～霊夢と魔理沙の場合～」のノリでお届けします。
某ＭＭＯネタはもういい！とか思った場合は、戻るをクリックすることをおすすめします。
注意：前作よりクオリティ低め・・・？


























―――紅魔館


レミリア・スカーレットが主人であり、フランドールスカーレットがその妹であり・・・


「お姉さまっ、今日もあそこ行こう？」


「いいわよ、フラン。　今日はちゃんとおやつも持って行くのよ？」


「うんっ！」



今日はどこかへお出かけの様子。
フランはルンルン気分で、レミリアはいつものように、出かける支度をする。



「えーと、武器とー、日傘・・・は、建物の中だから必要ないよね？」


「レモンと紅茶も忘れずに持って行くわよ。」


「はーい。」





＜いつもの場所（？）＞



「わー、やっぱりここはいつ来ても楽しいなー。いくら壊しても誰も怒らないしさー」


どがしゃぁ！！！


「そうね。でも、咲夜がいないから足もとがどんどん汚れていくわ。」


ばぎゃっ！！


「あ、団体さまだー」


「望むところよ」



ここは紫の隙間で紅魔館の地下室の１つと繋がれた、ある研究所。
いまではフランのストレス発散の場として活用されている。
ここはいくら壊しても、修復されるので、何度訪れても飽きが来ないようになっていた。


「せーの、つー○んどく○っけん！！」


「・・・スピ○ブー○ラン！！」


２人とも、ここがお気に入りの場所になりつつあった。
そもそもは、金銭面でのうるおいを求めた場所だったはずなのだが
いつのまにか、２人の遊び場になってしまった。


「あ、みてみて。なんかカード出たよ？」


「あら、こっちは武器やら防具がザックザクよ？」


ほくほくの笑顔で戦利品を袋へ詰め込む２人。
何を隠そう、これを売っておこずかいにしようという計画なのだ。

これなら、里へ買い出しにいく咲夜に十分な金額を渡すことができるし。
なにより―――

『ちょっと多めに渡しておくわ。すべきことは・・・わかってるわね？』

などと、カリスマめいたことを言ってみたいからなのだ。


「袋がいっぱね。帰るわよ、フラン。」


「はーい。・・・でも、もうちょっと遊びたかったなぁ～」


「今度はカートを持って来た方がいいのかしらね？」


「あ、それいいかも。鎧とか剣とか一杯入れて、重くして振り回そう？」


「○ート○ボリュー○ョン・・・いいわね、それ。」




こうして２人の財布は、常に一定の潤いを保っている。

売るに売れない鉄などは、パチュリーが魔法で溶かしてインゴットにするので無駄がないらしい。




あとは、廊下に並べて鑑賞するとか


対魔理沙用のダミーとして配置してあるとかなんとか。

ひきつづき某ＭＭＯネタですいません。
これしか思いつかなかった・・・っていうかいつの間にかフランが両手剣使いに・・・

勢いでやったのはいいものの、これを幻想郷メンバー全部でやろうとすると・・・


誰かに止めてほしかった。反省はしていない。