「おっいいところにアリスがいる!なーちょっと開けてくれないか耳」
「はぁ?魔理沙それどういう意味」
「え?いやだから香霖のところからピアスなるものを奪い取ってきたんだよ。かっこいいだろ。
で、開けたいんだ。道具も持ってきたしお前なら簡単だろ?自分じゃ上手くできそうにないからバツンと一発開けてくれないか?」
「親から貰った大事な体にバツンと穴を開けてくれないかって一体どういう了見なのあなたはちょっと来なさいそこに座ってさあ一度考え直してもらいましょうか」
「(うっウゼェこいつ!!)」
なんかアリスに凄い剣幕で怒られてしまった。
あとアリスはソファーに座っているのに私は床に座らされた。一応言っておくがここは私の家だ。
えっちょっとなんなんだこの扱い!?
ちょっと耳開けてくれーってお願いしただけじゃん!そんなに怒らなくてもいいじゃん!
あーうぜーうぜーアリスになんか頼まなければよかったこいつ都会派とか自称してるから開けたことあるかと思ったのにこんなことならパチュリーとかに「魔理沙、痛くない?」とか言っていただきながら優しく開けてもらえばよかったぜ明らかに人選ミスだ。
もしくはフランに「魔理沙ー、すぐ終わるからねー」と開けてもらうのも結構きゅんとしたかもしれないな あっ今のきゅんは耳どころか頭蓋骨までバツンとやられそうなスリル感のきゅんだぜ 恋とか愛とか甘っちょろいものじゃ断じてない。
ああでもアレだ一番安全なのは霊夢だったなこりゃ。普通に理由も聞かず怒りもせず一瞬で開けてくれそうだ。
でも今私の目の前にいるのはアリスで理由問いただされるし怒られるし耳開けてくれる気もないし結局開かないし最悪だ。
まったくこれこそ泣きっ面にハニービーだぜ。
ん?そういえば痛くないかとかすぐ終わるからねってネチョくないか?えろーい。
これで「あっ血が出ちゃったぜ」って私が言えば完璧だな完全にネチョの世界だ。
「アリス、ネチョの世界だぜ」
「なにが?ねぇ魔理沙私の話聞いてた?今うっかりビンタしそうになったわよあなたにビンタ私がビンタ」
「えービンタはやめろよ痛いだろ。私のこと痛くしたいなら黙ってこのピアッサーだかぶっ刺せよ案外興奮するかもだ」
「なんであなたってそんなに下品なの?さいてーさいてーちょうさいてー。そんなんでこの私が興奮するわけないでしょ」
「うっそアリスお前おととい私の玉葱切って泣いてる顔見て興奮してたくせに!私にはお見通しなんだぜ!ふっけつー」
「ちがっ違うわよアレはあなたほんとバカじゃないの?魔理沙って私のことほんっと何もわかってないわねあれはあの・・・玉葱に興奮したのよ」
「アリスお前嘘が案外下手くそだな 泣き顔より玉葱に興奮してる方が社会的にはよっぽどヤバイというのにどうしてお前は自分を追い詰めてしまうんだろう」
「違うもん嘘じゃないもんほんとに玉葱に興奮したんだもん じゃあ試しに玉葱持ってくれば?すぐに私がマスタースパークよ」
「ヤダめんどい つーかマスパと玉葱はどうだっていいから早くコレやってくれよ開けてくれよこれピカピカ光ってて早くも私のお気に入りランクトップ36に入っちゃったんだ」
「バカ?あなたバカ?ピカピカ光ってたら体に穴増やすの?まともな人間の思考じゃないわねバーカバーカ」
「アリスがバーカバーカ アリスはピアスの良さがわかってないんだ!
あっそうだじゃあ私がお前に穴開けてやるよ!でおそろいにしよう」
「(!!)っひぁ!」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・ちょっと魔理沙、変な声あげないでよ」
「え、ええー?まさかそんなごまかし方でくるとは夢にも思わなかったぜアリス・・・えっ何なんださっきの声可愛かったぞ」
「はぁ?さっきの私の声じゃないわよ。魔理沙、アリス笛って知ってる?それはアリスそっくりの声が出る素敵な笛なんだって」
「いやアリスそれバードウォッチングに使う鳥笛のことだろ えーうそだろアリスってもしかして耳弱いのか!?さわっていいか?」
「さわるな!ほんとビンタするわよ魔理沙 しばらく私の半径2メートル以内に近寄らないでくれるいくらあなたでも攻撃するわよ」
「(んちゅううううううれろれろ)←聞いてない」
「んっ!あ、うゃ、ちょ、ちょ、あっあっらめっあっ 舐めるなーーー!!!!(ガチャーン!)」
「うわっ普段私の家を汚い汚い言いつつも何だかんだ言って私のものは大事に扱ってくれたアリスが自ら私の家の窓を割った!そんなに気持ちいいのか耳が!?」
「き、きもちよくない・・・!全然よくない・・・うっ、ぐすっ」
「(ないた・・・アリスが泣いた・・・)(そして顔が赤い・・・)」
「ちょっご、誤解しないでよねっ、私の顔が赤いのはさっきぶつけちゃって内出血したせいで今のに感じちゃったとかそういうのは全然ないんだからねっ!」
「ふーん(面白いからもっとしてやれ)(ぺろぺろ)」
「ひっあっあっ うっく・・・うっ・・・・・・ど、どらっせーーーい!!」
わあああアリスがどらっせーーーいって言ったよどらっせーーーいって何なんだよどらっせーーーいって魔界の言葉かよ!
とか思ってたらあっという間にソファーの上にブン投げられて押し倒されてしまったぜ!?
あれアリス盛っちゃった?玉葱なしで興奮しちゃった?
「魔理沙・・・そこまで言うなら仕方ないわね、すごく痛く開けてあげるから歯をくいしばって耐えなさい」
「わあーアリス顔さっきより真っ赤だぜ涙目だぜ歯を食いしばってるのはお前の方だろ?息はぁはぁしてるな苦しかったか?」
「うんくるしかった・・・私きもちよくてしんじゃいそう って何言わせてんだこのアマ今形勢逆転してやるから覚悟しろ」
「わーアリスがこのアマって言ったの初めて聞いたーしんせーん」
「・・・、じゃあ開けるわよ。えーとこの辺でいい」
「ああいいぜー。ばっつんと頼む」
「ええばっつんとやってやるわよ 痛いのよ絶対涙出るわよあとから『アリスひどい!』とか言っても知らないんだからね」
「うんうん大丈夫だからはやく」
「・・・・・・。ねぇ魔理沙ちゃんと消毒するものは持ってきてるの?ば、ばい菌が入ったらまずいんじゃない」
「んー大丈夫だと思うぜ、じゃあ開けた後アリス舐めてくれよー。そしたら消毒完了だ」
「な、なんで私が魔理沙の耳舐めなくちゃいけないのよ・・・!もう知らないわよ、ばい菌でもなんでも勝手に入ってよね化膿して痛いのあなただし」
「はいはい大丈夫だからはやく」
「魔理沙、これ血とか出るんじゃないの痛いんじゃないのねぇ怖いんでしょ本当は今なら謝ったら許してあげるからほらごめんなさいアリスって言ってごらんなさいいい子だから」
「もういいアリスうるさい自分で開ける(ばっつん)」
「あ」
※自分でちゃんと開けたのになぜかアリスが激怒しちゃったぜ
「あ、あなたって人は鏡も見ないでこんなのぶっぱなして・・・!ちゃんと開いたからまだしも他の所に刺さってたらどうするつもりだったの!?凶器よこれは、没収!」
「凶器って・・・お前が普段から連れてる上海人形のほうが恐ろしいぜ 大丈夫だ痛くないからアリスびっくりしたか?泣かなくていいんだぜ」
「泣いてないわよ!なんで私が泣くのよ!これはびっくりして目から水が溢れただけよばーか!ばーか!」
「アリスは本当に面白いやつだなあ」
今度は私がアリスの上に乗っかって、アリスが泣くので涙を指でぬぐってやったり頭をなでなでしてみたりぎゅうって抱きついたりしてみたら内出血だとかそんなもんでごまかしきれないくらいアリスの顔がまっかっかになった。
おめっとさん!
「まったくお前ってばうぶすぎるぜ。そんなんじゃいつか悪い男にかっさらわれるぞ」
「あなたに言われたくないわよ。なんで魔理沙ってばそんなんなの、もうさいてーさいてー死んだほうがいいわ。私そんな下品な女とはなんにもしたくない!」
「つれないこと言うなよアリスちゃん。あっなたっとわったしっはとーもだちー(れろ)」
「んにゃっ!」
うわっ今アリスんにゃって言ったんにゃって。猫だ、子猫がここにいる!
ようし今日は特にすることもないしずっとこいつをいじりたおして遊ぶことにしよう。
「ほらーあ気持ちいいんだろー?にゃーんってないてみろよ」
「うるさいばかしねっいんらんばいた!」
終。
「はぁ?魔理沙それどういう意味」
「え?いやだから香霖のところからピアスなるものを奪い取ってきたんだよ。かっこいいだろ。
で、開けたいんだ。道具も持ってきたしお前なら簡単だろ?自分じゃ上手くできそうにないからバツンと一発開けてくれないか?」
「親から貰った大事な体にバツンと穴を開けてくれないかって一体どういう了見なのあなたはちょっと来なさいそこに座ってさあ一度考え直してもらいましょうか」
「(うっウゼェこいつ!!)」
なんかアリスに凄い剣幕で怒られてしまった。
あとアリスはソファーに座っているのに私は床に座らされた。一応言っておくがここは私の家だ。
えっちょっとなんなんだこの扱い!?
ちょっと耳開けてくれーってお願いしただけじゃん!そんなに怒らなくてもいいじゃん!
あーうぜーうぜーアリスになんか頼まなければよかったこいつ都会派とか自称してるから開けたことあるかと思ったのにこんなことならパチュリーとかに「魔理沙、痛くない?」とか言っていただきながら優しく開けてもらえばよかったぜ明らかに人選ミスだ。
もしくはフランに「魔理沙ー、すぐ終わるからねー」と開けてもらうのも結構きゅんとしたかもしれないな あっ今のきゅんは耳どころか頭蓋骨までバツンとやられそうなスリル感のきゅんだぜ 恋とか愛とか甘っちょろいものじゃ断じてない。
ああでもアレだ一番安全なのは霊夢だったなこりゃ。普通に理由も聞かず怒りもせず一瞬で開けてくれそうだ。
でも今私の目の前にいるのはアリスで理由問いただされるし怒られるし耳開けてくれる気もないし結局開かないし最悪だ。
まったくこれこそ泣きっ面にハニービーだぜ。
ん?そういえば痛くないかとかすぐ終わるからねってネチョくないか?えろーい。
これで「あっ血が出ちゃったぜ」って私が言えば完璧だな完全にネチョの世界だ。
「アリス、ネチョの世界だぜ」
「なにが?ねぇ魔理沙私の話聞いてた?今うっかりビンタしそうになったわよあなたにビンタ私がビンタ」
「えービンタはやめろよ痛いだろ。私のこと痛くしたいなら黙ってこのピアッサーだかぶっ刺せよ案外興奮するかもだ」
「なんであなたってそんなに下品なの?さいてーさいてーちょうさいてー。そんなんでこの私が興奮するわけないでしょ」
「うっそアリスお前おととい私の玉葱切って泣いてる顔見て興奮してたくせに!私にはお見通しなんだぜ!ふっけつー」
「ちがっ違うわよアレはあなたほんとバカじゃないの?魔理沙って私のことほんっと何もわかってないわねあれはあの・・・玉葱に興奮したのよ」
「アリスお前嘘が案外下手くそだな 泣き顔より玉葱に興奮してる方が社会的にはよっぽどヤバイというのにどうしてお前は自分を追い詰めてしまうんだろう」
「違うもん嘘じゃないもんほんとに玉葱に興奮したんだもん じゃあ試しに玉葱持ってくれば?すぐに私がマスタースパークよ」
「ヤダめんどい つーかマスパと玉葱はどうだっていいから早くコレやってくれよ開けてくれよこれピカピカ光ってて早くも私のお気に入りランクトップ36に入っちゃったんだ」
「バカ?あなたバカ?ピカピカ光ってたら体に穴増やすの?まともな人間の思考じゃないわねバーカバーカ」
「アリスがバーカバーカ アリスはピアスの良さがわかってないんだ!
あっそうだじゃあ私がお前に穴開けてやるよ!でおそろいにしよう」
「(!!)っひぁ!」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・ちょっと魔理沙、変な声あげないでよ」
「え、ええー?まさかそんなごまかし方でくるとは夢にも思わなかったぜアリス・・・えっ何なんださっきの声可愛かったぞ」
「はぁ?さっきの私の声じゃないわよ。魔理沙、アリス笛って知ってる?それはアリスそっくりの声が出る素敵な笛なんだって」
「いやアリスそれバードウォッチングに使う鳥笛のことだろ えーうそだろアリスってもしかして耳弱いのか!?さわっていいか?」
「さわるな!ほんとビンタするわよ魔理沙 しばらく私の半径2メートル以内に近寄らないでくれるいくらあなたでも攻撃するわよ」
「(んちゅううううううれろれろ)←聞いてない」
「んっ!あ、うゃ、ちょ、ちょ、あっあっらめっあっ 舐めるなーーー!!!!(ガチャーン!)」
「うわっ普段私の家を汚い汚い言いつつも何だかんだ言って私のものは大事に扱ってくれたアリスが自ら私の家の窓を割った!そんなに気持ちいいのか耳が!?」
「き、きもちよくない・・・!全然よくない・・・うっ、ぐすっ」
「(ないた・・・アリスが泣いた・・・)(そして顔が赤い・・・)」
「ちょっご、誤解しないでよねっ、私の顔が赤いのはさっきぶつけちゃって内出血したせいで今のに感じちゃったとかそういうのは全然ないんだからねっ!」
「ふーん(面白いからもっとしてやれ)(ぺろぺろ)」
「ひっあっあっ うっく・・・うっ・・・・・・ど、どらっせーーーい!!」
わあああアリスがどらっせーーーいって言ったよどらっせーーーいって何なんだよどらっせーーーいって魔界の言葉かよ!
とか思ってたらあっという間にソファーの上にブン投げられて押し倒されてしまったぜ!?
あれアリス盛っちゃった?玉葱なしで興奮しちゃった?
「魔理沙・・・そこまで言うなら仕方ないわね、すごく痛く開けてあげるから歯をくいしばって耐えなさい」
「わあーアリス顔さっきより真っ赤だぜ涙目だぜ歯を食いしばってるのはお前の方だろ?息はぁはぁしてるな苦しかったか?」
「うんくるしかった・・・私きもちよくてしんじゃいそう って何言わせてんだこのアマ今形勢逆転してやるから覚悟しろ」
「わーアリスがこのアマって言ったの初めて聞いたーしんせーん」
「・・・、じゃあ開けるわよ。えーとこの辺でいい」
「ああいいぜー。ばっつんと頼む」
「ええばっつんとやってやるわよ 痛いのよ絶対涙出るわよあとから『アリスひどい!』とか言っても知らないんだからね」
「うんうん大丈夫だからはやく」
「・・・・・・。ねぇ魔理沙ちゃんと消毒するものは持ってきてるの?ば、ばい菌が入ったらまずいんじゃない」
「んー大丈夫だと思うぜ、じゃあ開けた後アリス舐めてくれよー。そしたら消毒完了だ」
「な、なんで私が魔理沙の耳舐めなくちゃいけないのよ・・・!もう知らないわよ、ばい菌でもなんでも勝手に入ってよね化膿して痛いのあなただし」
「はいはい大丈夫だからはやく」
「魔理沙、これ血とか出るんじゃないの痛いんじゃないのねぇ怖いんでしょ本当は今なら謝ったら許してあげるからほらごめんなさいアリスって言ってごらんなさいいい子だから」
「もういいアリスうるさい自分で開ける(ばっつん)」
「あ」
※自分でちゃんと開けたのになぜかアリスが激怒しちゃったぜ
「あ、あなたって人は鏡も見ないでこんなのぶっぱなして・・・!ちゃんと開いたからまだしも他の所に刺さってたらどうするつもりだったの!?凶器よこれは、没収!」
「凶器って・・・お前が普段から連れてる上海人形のほうが恐ろしいぜ 大丈夫だ痛くないからアリスびっくりしたか?泣かなくていいんだぜ」
「泣いてないわよ!なんで私が泣くのよ!これはびっくりして目から水が溢れただけよばーか!ばーか!」
「アリスは本当に面白いやつだなあ」
今度は私がアリスの上に乗っかって、アリスが泣くので涙を指でぬぐってやったり頭をなでなでしてみたりぎゅうって抱きついたりしてみたら内出血だとかそんなもんでごまかしきれないくらいアリスの顔がまっかっかになった。
おめっとさん!
「まったくお前ってばうぶすぎるぜ。そんなんじゃいつか悪い男にかっさらわれるぞ」
「あなたに言われたくないわよ。なんで魔理沙ってばそんなんなの、もうさいてーさいてー死んだほうがいいわ。私そんな下品な女とはなんにもしたくない!」
「つれないこと言うなよアリスちゃん。あっなたっとわったしっはとーもだちー(れろ)」
「んにゃっ!」
うわっ今アリスんにゃって言ったんにゃって。猫だ、子猫がここにいる!
ようし今日は特にすることもないしずっとこいつをいじりたおして遊ぶことにしよう。
「ほらーあ気持ちいいんだろー?にゃーんってないてみろよ」
「うるさいばかしねっいんらんばいた!」
終。
でもこのDQNで厨二な白黒は一度痛い目にあったほうがいいな