Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

門番首になりました

2008/05/14 03:24:07
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「美鈴、明日からしばらく門番首ね」
「分かりました!明日から首ですね?」

 
 どうも紅美鈴です…訳有でしばらくの間首になってしまいました
 お嬢様の隣にいた咲夜さんが言うには
『門の大改装工事をするからしばらくの間、門に誰も近づけないのよ』
 らしい……
 まあ、本格的な首だとしたら、私は本気で泣き崩れていたでしょう
 
 因みに、首だと言われて、しばらくして
「私、もう紅魔館にいらないんですね…」
 っていじけたら
「そんなわけない!美鈴が居なくなると困る!何処にも行っちゃ駄目!」
 って言われました…
 
 パチュリー様と咲夜さん、そして妹様とお嬢様にも全く同じ台詞を
 …ああ、私此処に居ていいんですね?
 嬉しいから、パチュッパラッパ踊っちゃおう…

 小一時間ほど踊っていたら、いつの間にか隣に居たパチュリー様が倒れていた
 仕方が無いので私のベッドの中で眠らせておいた


「…さて、とりあえず門番(一時的に)首になってしまいましたから
 仕事探さないといけませんね…」
 
 次の日から、私は別の仕事をする事にした
 博麗神社の掲示板を見て仕事を調べる
 
「とりあえず、私にできそうな仕事…あっ、これやってみよう」
 早速、その仕事の準備をする
 
 そして、準備が整うと早速仕事が入る
「すいません、お願いしたいのですが…」
「あの…家も…」
「ここなら安心できます…」
 どうやら、私に結構あっている仕事らしく 
 かなり沢山のところから、仕事の依頼があった

 そして、その仕事が始まる
「は~い、皆おはようございます」
 私の言葉に、皆が挨拶してくれる
「めーりん先生、おはようございます!」
「めーりんおはよ~」
「あの…おはようございます…」

 私がしているお仕事は、幼稚園の保母さんの仕事だ
 私のような妖怪が、きちんとできるか心配だったが
 逆に『美鈴さんなら安心できる』
 と言ってくれる人が多かった…
(う~む…喜ぶべきなんでしょうか?)


 約一週間この仕事が続いた…だけど、一週間でやめることになった
 私が幼稚園の保母さんをしている事をお嬢様と妹様が知って
「駄目~!美鈴は私達の物!」
 と言って暴れたからだ、雇ってくれて方には申し訳なかったが
 一身上の都合でやめることになった
 私が見た子供達は強い子になってくれると良いんですが… 
(…うん、いっしょに添い寝してあげたから、きっと強い子になるはずです)


 
 とりあえず、次の仕事を探す事に…
「…これならなんとか……」
 思い立ったら吉日…早速、次の日にそのお店に向かうと
「店員募集と聞いて歩いてきました」
「…採用!すぐにこれに着替えてくれ」
 
 即日採用されました…
 お店から用意された物に着替えると
「いらっしゃいませ…何にしますか?」
 接客から始める事にした
 妖怪の私が仕事ができるか心配だったが
「妖怪?そんなの関係ない!そのプロポーションなら!」
 と言われたので、早速お仕事お仕事…
 …私がお店に来てからお客さんの数が
 倍増しました…なんででしょう?

 でも、この仕事も一週間で止める事になりました
 私が飲食店で、ウエイターの仕事しているのが
 咲夜さんに知られて…

「美鈴に食事を運んでもらえるのは、私の特権!」
 と叫んで、店主にナイフを投げつけそうになったからだ
 店主には申し訳ないといって、頭を下げたが
「いや、今まで夢をありがとう…あんたのおかげでお客も満足だったと思う」
 と言って結構な額の給料を貰った





「…う~ん……次にやれそうなお仕事は…」
 しばらくの間、掲示板をみつめてから…
「ん?…これならできそうですね…」
 自分に合った仕事を見つけたので
 次の日、仕事現場に向かう事に
「お願いします!」
「ああ、今人数が足りなくて困っていたんだよ…」

 すぐに雇ってもらうと、仕事をする事になった
「…いきますよ?」
「はい、お願いします」
 目の前の人の身体に対して、慈愛の心を持って手で触れると
「せいや!」
 思いっきり力を加える、受けた人が少し痛そうな顔をするが
「あ~…効くわ~~」
「此処も解しておきますね?」
「お願いします…」
「指圧の心は母心~…頭を撫でれば悪魔も眠りにつく~」
 

 按摩の仕事は、私に合っているようで
 気がついたら沢山の患者さんの中で
『神の指』と言われるようになってしまった

 この仕事は2週間ほど持ったが
 結局止める事になった…

 指圧の仕事をしている事をパチュリー様が知って
「むきゅう~!美鈴の指圧を受けるのが許されるのは私の特権!」
 と叫んで、倒れてしまったからだ
 
 私が按摩の仕事をやめる事を知った患者さん達が
「先生のおかげで、歩けなかった足が動くようになりました…」
「先生!いなくならんでください!」
「先生…いなくなってしまうんですか?」
 と惜しんでくれました

 
 後で聞いたら、いつの間にか銅像が作られて
『伝説の按摩師の像』
 として、後に有名な観光スポットになったらしい

 





「さて…次は……」
 次の仕事を探していると
「……あっ!いい仕事発見!」
 私に一番似合っている仕事をようやく見つけました

 早速面接に向かう
「掲示板見て来ました!早速雇ってください」
「OK、即採用…早速仕事に入ってもらえるかしら?」
 
 こうして、私は門の改装工事が終わるまでの間
 その仕事を行なう事になった

「はーい!皆御飯できましたよ~!」
 私の声に、皆が集まってきた
「わ~い!美鈴の御飯!」
「咲夜、すぐに行くわよ?」
「了解ですお嬢様」
「…小悪魔…ちょっと行って来るわ」

 私の仕事は雑用となった
 
 みんなの御飯を作って
 朝は屋敷の主とその妹様を抱きしめて子守唄を歌い…
 昼は図書館の主の肩を指圧して…
 夜はメイド長の頭を撫で、そしてたまに夜食を作る

 門が改装されるまでの臨時の仕事ですけど
 私にもできる仕事が見つかりました 


「おやつですよ~」

「「「「急げ~!」」」」

 門番を首になりましたけど、これはこれで楽しい仕事です






 美鈴は門番しかできないのかって?
 逆に考えるんだ…
『他の事をしようとしたら周りが暴れる』
 って考えればいいんだ

 って、ジョースター卿が言ってた!
脇役
コメント



1.肉塵枷削除
紅魔館の紅は紅美鈴の紅!

めーりんマジ紅魔館のアイドル
2.欠片の屑削除
美鈴、小一時間も踊ったらアカンw 5分でふらふらになるんやで?ww

> 今まで夢をありがとう

うん、よく分かるwww
3.名前が無い程度の能力削除
今回のことで美鈴にふれた人たちが、我らにもっと美鈴を!独占よくないとかいって紅魔館に訴えそうな気がするなぁ

4.名前が無い程度の能力削除
美鈴独占禁止法制定の流れか!?
5.名無しの旅人削除
諸君、私は美鈴が好きだ。門番の美鈴が好きだ。保母になった美鈴が好きだ。ウェイトレスの美鈴が大好きだ。按摩師の美鈴を見ると胸が弾むようだ。ならば諸君今こそ一心不乱の美鈴を見ようじゃないか。

とりあえず、ものすごく良かったです。

後、今から幻想卿逝ってくる。
6.名前が無い程度の能力削除
何だこの萌える美鈴は!!GJ
7.名前が無い程度の能力削除
美鈴「…という夢を見たんだ」
8.名前が無い程度の能力削除
ウエイトレス美鈴ではなく、ウエイター美鈴という処がミソですねぇ。