第壱話:
洩矢神社に遊びに来た二人
魔「なぁ早苗~奇跡ってどういうもんなんだ?」
霊「あ、それ私も見たい」
早「だ、ダメですよ!」
魔「何でだよ?減るもんじゃあるまいし」
早「奇跡と言うモノは、そう簡単に人に見せていいもんじゃありません!」
霊「まぁ、安売りするもんじゃないわね」
早「そうですよ…また私のチカラが必要な時にお見せします」
魔「そうか~何か残念だ…」
ぱあぁーん!!
魔「な、って!なんだ!?」
?「天知る、地知る、人ぞ知る!」
霊「だ、誰よ!?」
?「あなたの嘘を知っている!!」
早「な、名を名乗りなさい!それに嘘って何ですか!?」
魔「…あれ?閻魔?」
映「私の心はあなたの心、あなたの心はこう叫ぶ…!」
しぃ~ん…
映「小さいころ調子に乗って奇跡を友達に見せたから!」
映「その日からあだ名がサナババに!!」
早「…!!」
映「またそうなるって思っているから嘘を付いただけよ!!」
魔「…サナババ」
早「い、言わないで!」
映「サラバ!!」
ダダダッ!!
霊「…ゴメン」
早「…そんな目で…見ないで下さい…」
魔「ま、まぁ触れられたくない過去ってあるよな~」
嘘が許せぬただそれだけで、幻想郷の閻魔をやってます。
彼女の名前は四季映姫・ヤマザナドゥ
真実を求めて今日も…闘う!!
第弐話:
博麗神社にて
慧「ごめん下さい」
霊「あら?慧音、珍しいわね」
慧「ちょっといいか?」
霊「まあ立ち話もなんだし上がって」
慧「ではお言葉に甘えて」
霊「で、何か用なの?」
慧「…霊夢、お前に話がある」
霊「えっ?私?」
慧「正確にはこの神社とお前さんに、だ」
霊「修理でもしてくれるの?」
慧「そういうのも必要だろう、最近新しい神社が出来たのは知っているな?」
霊「知ってるも何も、こないだカチコミに行ったばっかりよ」
慧「いや、カチコミとか言うな…しかし、それなら話が早い」
霊「どゆこと?」
慧「このままでいいのか?博麗の巫女よ」
霊「別にいいんじゃない?そういうことでナシもつけたし」
慧「そんなことでどうするんだ!」
ダンッ
霊「わっ!」
慧「いいか?この歴史を見ろ」
ざっ…
霊「随分古い巻物ね」
慧「お前のトコの系図だ!博麗の巫女と言うのはだな、代々に渡り幻想郷を…」
霊「いや知ってるって、自分の事なんだしさぁ」
慧「いや、分かってない!お前は今自分をごまかしている!」
霊「ごまかしてなんか…」
ぱあぁーん!!
慧「何者だ!?」
霊「えっ、また!?」
映「天知る、地知る、人ぞ知る!」
霊「…暇なのねぇ」
映「あなたの嘘を知っている!!」
慧「霊夢、年貢の納め時だ…」
霊「なんで乗ってるの!?それに私はごまかしてなんか…」
映「私の心はあなたの心、あなたの心はこう叫ぶ…!」
しぃ~ん…
映「昨日妹紅と喧嘩したから!」
慧「ブフゥッ!」
霊「汚っ!!」
映「ただ誰かと話したかっただけなんだ!!」
慧「な!…そ、そんなこと…」
映「それと、人の説教キャラを取るな!!」
霊「ふ~ん…そういや世間じゃ今日は休みの日だったっけ、子供とも会えないね」
慧「な、何だその目は!!」
映「サラバ!!」
ダダダッ!!
霊「……」
慧「な、なんだ…?」
霊「…番茶でいい?」
慧「……」
霊「まぁ、異変解決が私の仕事だから」
慧「………」
霊「話すだけでも楽になるよ…」
慧「…もうまる3日、口をきいてくれないんだ…」
八つ当たりを喰らったからと、その八つ当たりに人を巻き込むのも閻魔の仕事か?
彼女の名前は四季映姫・ヤマザナドゥ
八つ当たり気味でも今日も…闘う!!
第参話:
紅魔館の門にて
咲「またサボってる!」
美「わぁ!ち、違いますよ!」
咲「何が違うのよ!門番が座ってたら駄目でしょうが!」
美「だ、だからですね、このコがいつのまにか膝の上に…」
猫「にゃ~」
咲「いつの間にかって…そんなもんアンタが寝てて気付かなかったんでしょーが!!」
美「駄目ですっ!わっ、わわ!!危ないですって!!!」
咲「正直に言いなさい!!」
ぎ…ぎぎいぃぃ~…
咲「誰!?」
映「はぁ…てん…はぁはぁ…しる…はぁ…」
美「だ、大丈夫ですか?息上がってますよ」
映「ちょ…ちょっと……待って…下さい…」
咲「…水でも持ってきましょうか?」
映「だ、大丈夫です…予想以上に扉が重かったから…」
美「心配だなぁ…」
咲「まぁとりあえず一杯どうぞ」
映「あ、ありがとうございます…んぐっ…んぐっ…はぁっ!…ふぅ~」
美「でも何で勝手口使わなかったんですか?」
映「……天知る、地知る、人ぞ知る!」
咲「あれ?何事も無かったかのように仕切り直した」
映「あなたの嘘を知っている!!」
咲「とりあえず美鈴、折角だから閻魔様に怒って貰いなさい!」
美「どさくさに紛れて何か大変な事に!?」
映「私の心はあなたの心、あなたの心はこう叫ぶ…!」
しぃ~ん…
映「実は小さい動物には目が無くて!!」
咲「ぎくぅっ!」
美「…あれ?そーいや何であの人中から出て来たんだろう?」
映「子猫なんか抱いた日にゃ赤ちゃん言葉で喋ってしまう!!!」
咲「………っ!」
映「自分にもっと正直になることね」
美「…おいちょっと待て…断りも無く勝手に入ったな…?」
映「サラバ!!」
ダダダッ!!
美「あ!逃げるな!!すいません咲夜さん、このコを宜しく!!」
咲「ちょ、待ちな…」
猫「みゃっ」
美「待てえぇ!!!」
ダダダッ!!
咲「………」
猫「み~」
咲「……」ぎゅっ
猫「み~」
咲「……お腹…空いたんでちゅか~?」
猫「みぃ」
咲「館にミルクがありまちゅからね~ちょっと待っててくだちゃいね~」
たったったっ……
鬼にも勝るそのストーカーぶりには脱帽だ、しかし紅魔館だからってメイド服で出演するのはどうだろう?
彼女の名前は四季映姫・ヤマザナドゥ
犯罪臭は否めないが今日も…闘う!!
ダダダダダダッ!!
美「くおぅら~!!勝手に人の屋敷に侵入して何をする気だぁ~!!!」
映「違いますっ!これはれっきとした閻魔の仕事です!」
美「何が閻魔の仕事か!このコスプレ侵入社員がぁ!!」
ダダダダダダッ!!
彼女の名前は四季映姫・ヤマザナドゥ 今日も…闘う!!
(了)
洩矢神社に遊びに来た二人
魔「なぁ早苗~奇跡ってどういうもんなんだ?」
霊「あ、それ私も見たい」
早「だ、ダメですよ!」
魔「何でだよ?減るもんじゃあるまいし」
早「奇跡と言うモノは、そう簡単に人に見せていいもんじゃありません!」
霊「まぁ、安売りするもんじゃないわね」
早「そうですよ…また私のチカラが必要な時にお見せします」
魔「そうか~何か残念だ…」
ぱあぁーん!!
魔「な、って!なんだ!?」
?「天知る、地知る、人ぞ知る!」
霊「だ、誰よ!?」
?「あなたの嘘を知っている!!」
早「な、名を名乗りなさい!それに嘘って何ですか!?」
魔「…あれ?閻魔?」
映「私の心はあなたの心、あなたの心はこう叫ぶ…!」
しぃ~ん…
映「小さいころ調子に乗って奇跡を友達に見せたから!」
映「その日からあだ名がサナババに!!」
早「…!!」
映「またそうなるって思っているから嘘を付いただけよ!!」
魔「…サナババ」
早「い、言わないで!」
映「サラバ!!」
ダダダッ!!
霊「…ゴメン」
早「…そんな目で…見ないで下さい…」
魔「ま、まぁ触れられたくない過去ってあるよな~」
嘘が許せぬただそれだけで、幻想郷の閻魔をやってます。
彼女の名前は四季映姫・ヤマザナドゥ
真実を求めて今日も…闘う!!
第弐話:
博麗神社にて
慧「ごめん下さい」
霊「あら?慧音、珍しいわね」
慧「ちょっといいか?」
霊「まあ立ち話もなんだし上がって」
慧「ではお言葉に甘えて」
霊「で、何か用なの?」
慧「…霊夢、お前に話がある」
霊「えっ?私?」
慧「正確にはこの神社とお前さんに、だ」
霊「修理でもしてくれるの?」
慧「そういうのも必要だろう、最近新しい神社が出来たのは知っているな?」
霊「知ってるも何も、こないだカチコミに行ったばっかりよ」
慧「いや、カチコミとか言うな…しかし、それなら話が早い」
霊「どゆこと?」
慧「このままでいいのか?博麗の巫女よ」
霊「別にいいんじゃない?そういうことでナシもつけたし」
慧「そんなことでどうするんだ!」
ダンッ
霊「わっ!」
慧「いいか?この歴史を見ろ」
ざっ…
霊「随分古い巻物ね」
慧「お前のトコの系図だ!博麗の巫女と言うのはだな、代々に渡り幻想郷を…」
霊「いや知ってるって、自分の事なんだしさぁ」
慧「いや、分かってない!お前は今自分をごまかしている!」
霊「ごまかしてなんか…」
ぱあぁーん!!
慧「何者だ!?」
霊「えっ、また!?」
映「天知る、地知る、人ぞ知る!」
霊「…暇なのねぇ」
映「あなたの嘘を知っている!!」
慧「霊夢、年貢の納め時だ…」
霊「なんで乗ってるの!?それに私はごまかしてなんか…」
映「私の心はあなたの心、あなたの心はこう叫ぶ…!」
しぃ~ん…
映「昨日妹紅と喧嘩したから!」
慧「ブフゥッ!」
霊「汚っ!!」
映「ただ誰かと話したかっただけなんだ!!」
慧「な!…そ、そんなこと…」
映「それと、人の説教キャラを取るな!!」
霊「ふ~ん…そういや世間じゃ今日は休みの日だったっけ、子供とも会えないね」
慧「な、何だその目は!!」
映「サラバ!!」
ダダダッ!!
霊「……」
慧「な、なんだ…?」
霊「…番茶でいい?」
慧「……」
霊「まぁ、異変解決が私の仕事だから」
慧「………」
霊「話すだけでも楽になるよ…」
慧「…もうまる3日、口をきいてくれないんだ…」
八つ当たりを喰らったからと、その八つ当たりに人を巻き込むのも閻魔の仕事か?
彼女の名前は四季映姫・ヤマザナドゥ
八つ当たり気味でも今日も…闘う!!
第参話:
紅魔館の門にて
咲「またサボってる!」
美「わぁ!ち、違いますよ!」
咲「何が違うのよ!門番が座ってたら駄目でしょうが!」
美「だ、だからですね、このコがいつのまにか膝の上に…」
猫「にゃ~」
咲「いつの間にかって…そんなもんアンタが寝てて気付かなかったんでしょーが!!」
美「駄目ですっ!わっ、わわ!!危ないですって!!!」
咲「正直に言いなさい!!」
ぎ…ぎぎいぃぃ~…
咲「誰!?」
映「はぁ…てん…はぁはぁ…しる…はぁ…」
美「だ、大丈夫ですか?息上がってますよ」
映「ちょ…ちょっと……待って…下さい…」
咲「…水でも持ってきましょうか?」
映「だ、大丈夫です…予想以上に扉が重かったから…」
美「心配だなぁ…」
咲「まぁとりあえず一杯どうぞ」
映「あ、ありがとうございます…んぐっ…んぐっ…はぁっ!…ふぅ~」
美「でも何で勝手口使わなかったんですか?」
映「……天知る、地知る、人ぞ知る!」
咲「あれ?何事も無かったかのように仕切り直した」
映「あなたの嘘を知っている!!」
咲「とりあえず美鈴、折角だから閻魔様に怒って貰いなさい!」
美「どさくさに紛れて何か大変な事に!?」
映「私の心はあなたの心、あなたの心はこう叫ぶ…!」
しぃ~ん…
映「実は小さい動物には目が無くて!!」
咲「ぎくぅっ!」
美「…あれ?そーいや何であの人中から出て来たんだろう?」
映「子猫なんか抱いた日にゃ赤ちゃん言葉で喋ってしまう!!!」
咲「………っ!」
映「自分にもっと正直になることね」
美「…おいちょっと待て…断りも無く勝手に入ったな…?」
映「サラバ!!」
ダダダッ!!
美「あ!逃げるな!!すいません咲夜さん、このコを宜しく!!」
咲「ちょ、待ちな…」
猫「みゃっ」
美「待てえぇ!!!」
ダダダッ!!
咲「………」
猫「み~」
咲「……」ぎゅっ
猫「み~」
咲「……お腹…空いたんでちゅか~?」
猫「みぃ」
咲「館にミルクがありまちゅからね~ちょっと待っててくだちゃいね~」
たったったっ……
鬼にも勝るそのストーカーぶりには脱帽だ、しかし紅魔館だからってメイド服で出演するのはどうだろう?
彼女の名前は四季映姫・ヤマザナドゥ
犯罪臭は否めないが今日も…闘う!!
ダダダダダダッ!!
美「くおぅら~!!勝手に人の屋敷に侵入して何をする気だぁ~!!!」
映「違いますっ!これはれっきとした閻魔の仕事です!」
美「何が閻魔の仕事か!このコスプレ侵入社員がぁ!!」
ダダダダダダッ!!
彼女の名前は四季映姫・ヤマザナドゥ 今日も…闘う!!
(了)
こういうの大好きだw
ツボに入りましたw。
それは隠したいw