Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

香霖堂に代理店長 禁断の奥義発掌

2008/04/17 07:34:09
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 森近香綺です!ご、ごめんなさい!
 今名前言っている暇なんて無いんです

「魔理沙お姉ちゃん!?魔理沙お姉ちゃん!」
「うっ……ぐっ…ごほっ…」
  
 ど、どうしよう……僕が…僕が奥義なんか使わなければ…

「……香綺…」
「お姉ちゃん!?」
 
 目の前にいるのは、全身を真っ赤に染めた僕の自慢の姉の姿

「だ、大丈夫だぜ……」
「無茶いわないでよ!僕が…僕のせいで!」

 僕が泣いていると、お姉ちゃんが僕の頭をそっと撫でてくれた
 
「へへっ…馬鹿いっちゃいけないぜ…香綺…」
 
 魔理沙お姉ちゃんが笑いながら僕を見つめる

「…げ、幻想郷の…主人公は…そう簡単に……」
 
 そして、魔理沙お姉ちゃんの手が僕の頭から落ちた…

「うっ……うぁ…」
 
 うああああぁああぁあぁぁ!!!


「…香綺……」
「…あ…」
 気がついたら、僕は永遠亭に連れてこられていた
「…落ち着きなさい…絶対に大丈夫だから」
「うん…アリスお姉ちゃん…」
 
 あの時、近くを飛んでいたアリスお姉ちゃんが
 僕の絶叫を聞いて、その場に飛んで来てくれた
 そのおかげで、魔理沙お姉ちゃんを永遠亭まで急いで運んでくれて
 今、魔理沙お姉ちゃんは集中治療室に入っている
「……何があったの?」
 アリスお姉ちゃんが僕に聞いてくる
 だけど、僕は何も答えられない……
 ただ言えるのは…

「…お姉ちゃんから…模擬戦を教えてもらっていて…」

 そう、こんな事になったのは僕が
 魔理沙お姉ちゃんに稽古をつけてもっていたからだ



 僕のどんな攻撃も、魔理沙お姉ちゃんには通用しなかった
「はっはっはっ!甘いぜ?香綺」
「えい!えい!えい!」
 弾幕では絶対に勝てないと思うから
 せめて、接近戦ではと思っていたけど

「はぁはぁはぁ…」
「やっぱり、香霖の息子だな…まずは体力をつけなくちゃいけないぜ?」
 
 僕の攻撃を全て、グレイズしてそのたびに
 頬を突付いたり、抱きついてきたりするものだから
 僕の体力がほとんどなくなってしまっていた

「まだまだ、香綺に負けるわけにはいけないからな」
「はぁ…はぁ…はぁ…ま、魔理沙お姉ちゃん…強すぎ…ふぅ…」

 僕が倒れかけている時に、魔理沙お姉ちゃんが一言言ってきたんだ

「よし!だったら、香綺の一撃、まともに受けてやるぜ」
「むっ!…って事は僕の一撃じゃ魔理沙お姉ちゃん倒せないって事?」
 
 僕だって男の子だ、流石に少しは痛いと思う

「まっ、香綺は女の子って言っても通用するからな」

 その言葉に、僕は怒っちゃったんだ…

「…だったら!僕の持っている技の中で一番危険な技使う事にする!」
「おっ?そんなのあるのか?」

 そして、僕は魔理沙お姉ちゃんに……



「…うき?…香綺!」
「…えっ?」
 名前を呼ばれて、ハッとする
 気がついたら、アリスお姉ちゃんが
 僕の隣で心配そうにしていた
「…疲れているのなら、無理しないで休みなさい…」
「だ、大丈夫…」
(ガタン!)

 僕がそう答えると同時に、集中治療室の明かりが消えて
 中から、永琳先生と鈴仙さんがでて来た

「終わったわ…」
 永琳先生が僕たちの前でそう言った
「ま、魔理沙お姉ちゃんは!?魔理沙お姉ちゃんは大丈夫なんですか!?」
 思わず僕がそう聞くと、永琳先生が微笑んで言ってくれた

「大丈夫、意識も今はしっかりしているし、すぐに退院できるわ」
 よかった……
「ありがとうございます…」
 僕がそう言って頭を下げると、永琳先生と鈴仙さんが何もいわずに
 笑って、僕の頭を撫でてくれた


 そして、すぐに僕とアリスお姉ちゃんが
 魔理沙お姉ちゃんが寝ている部屋に入る
 しばらくして、アリスお姉ちゃんが僕と
 魔理沙お姉ちゃんを二人にしてくれた


「……魔理沙お姉ちゃん…」
 僕が話すと、魔理沙お姉ちゃんが笑ってくれた
「なんだ?今日は随分泣き虫だな…」
 何時ものように、声を返してくれる…よかった…
「…ごめんなさい…」
 頭を下げる…下手したらもっととんでも無い
 事になっていたかもしれないから

 僕が頭を下げると、魔理沙お姉ちゃんが口を開いた
「なあ…香綺?」
「…なに?魔理沙お姉ちゃん」
 何を聞かれるのかと思っていたら
「…あの技……何処で覚えたんだ?」
 あの技…僕が魔理沙お姉ちゃんに決めた奥義

「…うん…あれは…お父さんが…護身のために教えてくれたんだ」



 何歳の頃かは忘れたけど、ある日お父さんが僕に
「…香綺…ちょっとこっちに来なさい…」
 そう言って、僕を呼び出した
 そして、僕に対してこう言った
「…いいかい?幻想郷は何でも受け入れてくれるけど
 怖い所でもある…今は僕や神綺お母さんが居てくれるけど
 もし、一人になって誰かに襲われた時の事を考えて
 この技を教えておこうと思う…」

 ちょっと怖かったけど、僕は頷いた
 そして、お父さんが僕にその奥義を見せてくれた
 凄かった……僕が驚いていると

「…香綺…この技はむやみに使ってはいけない
 もし、もう駄目だ…と思うときに使いなさい
 そうじゃないと、危険だからね?」
 
 お父さんがそう言ってくれたのに…
 僕は使ってしまった…自分の大切なお姉ちゃんに



「…お父さんから…駄目って言われてたのに…ごめんなさい…」
 その言葉を聞いて、魔理沙お姉ちゃんが
 僕に優しく言ってくれた
「…もう大丈夫だぜ…だからもう泣くな…香綺」 
 僕はその言葉に頷いた
「…うん!」
「よし!……でも、その技はもう使うなよ?
 …まあ、私にだったらまた使ってもいいぜ」
「だ、駄目だよ!?…魔理沙お姉ちゃんがまた…」
 僕がその先を言おうとしたら
 魔理沙お姉ちゃんが指先で僕の口を封じた
「…大丈夫だぜ…同じ技はもう通用しない
 弾幕シューターにとってこれは常識だぜ?」

 そう言って、笑い飛ばしてくれた



 うん、この奥義は封印することにする
 心にそう決めて、僕は魔理沙お姉ちゃんに抱きしめられた

「…って何で抱きしめるのさ?」
「怪我させたのはお前だろ?罰として一日抱き枕だ」

 …仕方ないのかな?…今日一日ぐらい…



 お終い
「…で?魔理沙…一体どんな技食らったの?」
「…アリス…あれは危険だ…」

 微笑みながら真っ直ぐ、そしてゆっくり進んできて
 名前を呼びながら、頭を撫でるんだぜ?
 思わず鼻から出血しちまったぜ
 しかも、貧血で倒れた後、香綺が上目使いで
 泣きそうに名前を呼んでくれるんだ
 そのせいで、鼻血が止まらなくって
 出血多量になる所だったぜ

 魔理沙!なんであんたばっかりそんなうらやましい

 まあまあ…安心しろ
 今回は迷惑かけたから、特別に香綺生写真
 『寝起き』をダビングしてやるから

 OK!それで乗ったわ


 ホントにお終い



 ここから作者の言葉――

 どうも脇役です
 短いかもしれませんが、香霖堂に代理店長…香綺君の小話を書かせてもらいます
 他の作品とかも、書けたらいいな~と思っています
 ええ、今回使った奥義は、かつて八雲紫と霊夢に引き分けた
 あの技です…もし紅魔館の瀟洒なメイド長が食らったら……
 片手天に突き上げて、巨星乙になっていたかもしれません
 
 この森近香綺君…もう少し見守ってやってくださいノシ

 



(きょろきょろ)…誰も見てないよね?
 ……よろしい、では更なるおまけだ…


 二人が旅行に行く事になったきっかけ


 夜中の香霖堂の台所
「…よし、これで明日の朝ご飯の仕込みも終わりました」
 そう言って、台所から出てきたのは
「…お疲れさま…神綺…」
「…香霖さんも…ですね…」
 
 元魔界神の神綺…今は森近神綺
 そして、香霖堂の店主である森近霖之助…通称香霖であった

 台所から居間にきた神綺が辺りを見渡す
「あれ?香綺ちゃんは?」
 自分の息子の姿が見えない
 その隣で、香霖が告げた
「ああ、実はさっき、魔理沙に拉致られた」
「えええっ!?ま、まってて!香綺ちゃん!!!」
 思わず羽全開にして、魔理沙邸に殴りこみをかけようとする 
「まった、安心して、アリスも居るから」
 その言葉に、羽根を戻す、元魔界神
「…なら…いいけど…」
 神綺がそう呟くと、香霖と二人だけになる
「…久しぶりかもしれないな…」
「……そうですね…」
 香霖と神綺が炬燵の中でマッタリとする


 しばらくして香霖が……
「…ご無沙汰だったから、久しぶりにしようか?」
 そう伝えて、神綺の背後に回る
「…は、はい…」
 神綺が顔を赤くして頷いた



「くぅ……あっ…そ、そこ…もっと…」
「ここかい?」
「は、はい…そ、そこ…っ!ぅ~~っ!」
 
「久しぶりだからかい?こんなに硬くなるのは…」
「やっ?…そんな事…言わないで…っくぅぅっ~」

「っく!かなり!力を!入れてるが!」
「もっとぉ~…もっとぉぉ~♪」

「ふう…これでよし」
「ふぁ~~~」

 満足した様子でベッドに倒れこむ神綺
 香霖も、一仕事終えたような満足感があった








「ふう、久しぶりにマッサージをしたけど…随分こってるな」
「ふぃ~…肩と腰が楽になりました~」
 今の神綺の顔は、快楽で蕩けていた
 香霖が、神綺の隣に座り込むと一言告げた
「…しかし、肩凝りが前よりも酷くなっていなか?」
 結構前から、香霖が神綺の肩を押さえる事があったので 
 ほんの些細な事もよくわかる
 それに対して、神綺が呟く
「…ううぅぅ…考えられる事としたら…最近少し太っちゃって…」
 神綺が真っ赤になってそう伝えると
 香霖が、腕を組んで神綺を見る
「な、なんですか?」
 神綺が抗議すると、香霖が何も言わずに手を伸ばす

(もにゅ♪)
「ひゃっ!?な、なんですか?」
「……なあ神綺…もしかして胸が大きくなったんじゃないか?」
 その言葉を聞いて、神綺が調べると

「……CからDにクラスチェンジです…」
「なるほど…それなら肩凝りが酷くなるわけだ」
 二人とも、納得して頷いた
「…でも、肩凝りが酷くなるのは嫌ですよ~」
「ふ~む…」
 香霖が腕を組んで出した結論が

「…とりあえず、温泉にでも行って、のんびりするか?」
「…そうですね……でも、香綺ちゃんが…」
「…大丈夫、あいつも10歳…そろそろ一人立ちできる歳だし
 しばらくの間はなれるだけだから…」
「でも……」
「まあ、魔理沙とアリスに連絡はしておこう、それなら安心だろう?」
「ちょ、ちょっとだけならいいかな?」

 こうして、二人は手紙を残して旅行に行く事になった

「では、明日に向けて寝ようか…」
「待ってください」
「ん?なんだい?」
「…こ、香綺ちゃん居ないから…久しぶりに…」
「(一度、香綺に奥義として見せてるんだけどね)よしよし…」
「むふ~♪」

 
 終わり
脇役
コメント



1.名無し妖怪削除
この親にして香綺あり。
もうオリキャラっつーか脇役さんブランドキャラみたいな感じがするので違和感全く無いです。
森近家奥義はやっぱり封印指定なんですね。
2.名無し妖怪削除
・・・あの技はギャグ以外で使うとつまらんです
3.脇役削除
見てくれた方々に感謝!

う~んどうも、奥義は不評みたいですね…
今度はギャグで奥義を使う事にします
それでは~…脇役、頑張ります!
4.欠片の屑削除
香綺は可愛いなぁ…
変な入れ込み方をしそうですw
そして、この後書きへの力の入れ方は何だwww
5.名前が無い程度の能力削除
「しばらく休止中」か・・・残念なんだぜ
とりあえずこのシリーズが再開しますようにと(魔界)神に祈っておこう
「神と聞いて(ry
「旦那の所にお帰り」