とある満月の晩、
「妖怪を退治する人間」と「人間を守る妖怪」がいました。
片方は巫女で、片方は白澤です。
巫女は白澤に訊きます。
――もし、私が貴方を退治するって言ったら、どうする?
白澤は巫女に答えます。
――もし、それが正当な理由だったら、素直に受け止めるさ。
巫女は白澤に訊きます。
――もし、私が貴方に助けて欲しいって言ったら、どうする?
白澤は巫女に答えます。
――もし、なんて無い。巫女も人間。助けてやらない理由もない。
巫女は白澤に言います。
――そう、じゃあ……
「慧音大変よ!私の分身とも言える御賽銭箱がとってもお腹を空かせているの!!そこで『博麗神社には御賽銭が沢山って歴史をつk「帰れ」