※訳がわからない
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| 第一回嘘吐き王者決定戦永遠亭杯 |
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鈴「おはよ…なんだこれ」
えいぷりる!!
鈴「………とりあえず剥がしちゃおう」
永「ストーップ!! 待った!! ステイ!! ナギッ!!」
鈴「あ、おはようございます。ベリベリーっと」
永「ストップって言ってるでしょ聞きなさいこのジェノサイド馬鹿!!」
鈴「いや…、食卓に妙なもん貼らないでくださいよ。テープの跡が残る」
永「今日が何の日か分かった上での蛮行なの!? そうならここで始末しないといけないわッ」
て「おはよー、あ、師匠もおはようございます」
鈴「おはよー」
永「ククク…、まだまだねうどんげ。てゐをよく見てみなさい」
鈴「よく見るって何を…」
て「………………zzz」
鈴「寝てる!?」
永「『おはよー、あ、師匠もおはようございます』…、そう、これは嘘ッ!!! 寝言ッ!!!!」
鈴「ま、まさか今日は…エイプリルフール!?」
て「んな訳ないでしょ。まだ3月だよ」
永「あ、起きた」
鈴「へ? あれ、今日何日…ん、カレンダーが無い…?」
永「カレンダーならそこにあるじゃない」
鈴「え、どこで…ハッ、これも嘘ですね!?」
永「私もそろそろスイッチを入れるわね…。みゅーん」
鈴「…」
永「…うどんげ愛してる」
鈴「嘘なの!?」
永「あら、『嘘を吐いても許される日』ってだけで『吐かなきゃいけない日』な訳じゃないわよ?」
鈴「あ、そ、そうか…、あれ、するとさっきの師匠の台詞は…」
て「ククク…そうして脳を爆発させるがいい…」
鈴「愛してるが嘘だけど嘘じゃないかもしれなくて、そのしれなくても嘘かもしれなくて…」
輝「んぁ…おはよう…そしておやすみ…」
永「いやいや寝ないでください、今日はあの日ですよ」
輝「…あ、わ、忘れてた!! 行ってくるわね!!」
鈴「そのうち私は考えるのをやめた…。あれ、今姫様が…」
て「どうせあの日ってのも嘘ってオチですよね」
永「流石に本職に嘘は吐けないわね…」
鈴「ふふ…ははは…!! 私が学習しないとでも!? そのやりとりも真っ赤な嘘!!」
て「なっ…!!」
鈴「姫様もグルになってるに違いないわ!! 多分外で私の様子を見て笑ってるんです!!」
輝「貴女もなかなか成長したじゃない…」
鈴「その程度、私から見れば大根芝居もいい所です!! 勝った…!!」
輝「貴女もなかなか…なか…か…かかか…かかかかかかかか」
鈴「何!?」
輝?「かかかかかかかかかガガガガッガガガガガガガッガッガガ」
永「グ、ギ、ギジァァァァァッ」
鈴「師匠に縦にヒビが!? なんだこの状況!?」
輝「惜しかったわねでも残念!! 私はこの等身大やごころ人形の中に潜んでたのよ!!」
鈴「いや、人形って、さっき動いてましたよね!?」
輝「月人の科学力に不可能など存在するものか、いえ、させてなるものかァー!!!」
永「押入れの中って結構息苦しいわね…。あの狸ロボットもよくこんな所で寝れるもんだわ」
鈴「シッショー!」
永「あーあーせっかく作ったからくりアンドロイド蓬莱山てるよ号が…」
か「ウギギギ意義ギギギ疑義ぎぎぎいぎぎぎぎぎぎいぎぎぎぎいg」
輝「瓜二つとかそういう次元じゃないわよねぇ…。なにこれ鏡見てるみたい」
永「姫が寝てる間にひん剥いて丸ごと型取って仕上げましたから」
輝「変態だー!!」
永「うそです」
輝「なんだうそか」
永「うそです」
輝「変態だー!!!」
~アイキャッチ~
妹『実は私、地面に埋まるのが大好きっていう性癖を持っているんだ』
慧「お前は何を言っているんだ」
~アイキャッチ~
て「鈴仙ちゃん朝ご飯まだー? 私お腹すいたー」
鈴「え、あ、そうね、作らなきゃ。何がいい?」
て「鼻から大根食べるから持ってきてー!! 絶対食べるから!!」
鈴「…」
て「おおっと本当に持ってくるんじゃないぜ? 今の真偽は私にしかわからないもんなァ?」
鈴「…」
て「あぁ、なんといい日でしょう。神様、エイプリルフールをありがとう!! がとう!!」
鈴「…誰だこんな日考えた奴…」
永「朝食ならもう作ったわよ? お味噌汁なんて久し振りに作ったわ」
鈴「師匠が? 珍しい事も…あっぶないい!! 嘘だ!! それは嘘だ!!」
永「じゃあうどんげは食べなくていいわね。みんなーごはんよー」
輝「わーい」
て「わーい」
鈴「畜生ォォごめんなさい!!!!」
永「いや、言ってみただけだけど」
鈴「私を人間不信にして何が楽しいんですかぁぁぁ」
永「まぁ作ったけどね。わかめのお味噌汁と大根のお味噌汁作ったけどどっちがいい?」
鈴「なんで纏めないんですか…。大根でお願いします」
永「姫とてゐは?」
輝「じゃあ私蟹で」
て「わたしも」
か「ワタシモソレデオ願イシマス」
永「はい召し上がれー」
輝「月にいた頃の永琳の料理の腕は私が太鼓判を押すわよ? あーおいしい」
て「ひぃやっほうおいしいです!! 主に蟹が!!!」
か「水分ガ!! 水分ガ!! しょーとシギガッギギギッギギギギギギギギギイギギギg」
鈴「...oh...god is dead...」
永「一つの鉤括弧の中が全部本当全部嘘だと思わないことね!!」
鈴「鉤括弧って何の事ですか」
て「テレビつけてー。ニュースニュース」
鈴「点けた途端『それも嘘だー!!!』とか言ったらいい加減絞めるよ?」
ヴゥン
ピッ ピッ ピッ ポーン
『幻想郷スキマ放送局が3月31日、午前7時をお知らせします。今日のニュースです。…』
鈴「………」
永「………」
輝「………」
て「………あれ」
鈴『え、あ、そうね、作らなきゃ。何がいい?』
て『鼻から大根食べるから持ってきてー!! 絶対食べるから!!』
鈴「………」
て「………」
鈴「………」
て「………ちょっとコンビニ行ってくr」
\あー待ったちょっとやめギャー!!!/
そしててゐ南無……
目でピーナッツを越える難題に挑むとは流石長寿の兎は違うな。
もちろんエイプリルフールじゃないので嘘じゃないですよ。
と考えた俺が通りますよ