Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

サルでもわかる人形開放教室

2008/03/22 06:16:02
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みなさんこんにちは。今日も今日とてネタ探しに奔走する射命丸文でございます。
今は記者モードなので脳内でも敬語でございますですよ。

さて。あまりにもネタがないのでフラフラと彷徨っておりますと、いつぞやの鈴蘭畑へと来てしまいました。
そういえば、ここにはあの可愛らしいお人形さんがいましたね。

「人形開放」という壮大な野望を抱きつつも、世間知らずゆえに上手くいかないお人形の妖怪…。
なんとも可愛げのある話です。しかし…新聞のネタにするにはどうにもインパクトに欠けるんですよねえ。
鈴蘭もまだ見ごろではありませんし…。


…とは言っても他の場所にネタがある訳でもありません。
せっかくここまで来たのですから彼女の様子を窺って見るのも良いかもしれませんね。
そんなワケで鈴蘭畑へとホイホイ降り立つ事に致しましょう。



「コンパロ、コンパロ~。毒よ集まれ~」

早速発見。メディスン・メランコリー氏。
近くにはいつものように…ええっと、アレは何なのでしょうね?鈴蘭の妖精であるとか、
メディスンさんと同じく捨てられた人形であるとかの説がある・・・まあちっちゃい不確定な存在がフヨフヨ浮いております。
ま、とりあえずここは勝手に鈴蘭の妖精って事にしときましょう。
「○○の妖精」で何か筋肉の発達した男性2人が絡み合っている画が脳内に浮かび上がりましたが、何なのでしょうか?

…まあいいです。しかしメディスンさん、今まさに毒を集めている所ではありませんか。
近づくと崇高な天狗である私といえども頭痛、眩暈、疳の虫などの症状を発してしまいます。
ここはひとまず私の特異能力「物陰に隠れ、ねっとりとした視線で対象を観察する程度の能力」
で様子を見る事としましょうか。




「うむっ。『メディスン』よ。今のコンパロはなかなか良かったぞ」

「そうか『スーさん』よ。しかし『われわれ』の野望を達成するためにはまだまだ足りるまい」



…!?

えーっと…?

何でしょうか?何なのでしょうか今の会話は?
かわいいかわいいメディスンちゃんの口調でしたか?今のは?
どちらかというと「漫画サンデー」(週刊少年に非ず)とかでよく聞きそうな会話でしたが?

私の天狗イヤーは半径200m以内に近づけば巫女の腹の音も聞こえる
高性能集音能力ではありますが(巫女の腹は常に鳴ってますが)、
はて?少々感度が良すぎて電波が混線してしまいましたでしょうか?


「そうだなメディスンよ。『われわれ』の野望。『萌えをもって人形開放』。
今以上に努力していかねばなるまいて」
「うむ!」


…混線ではなかったようですね。あはははは

しかし、「萌えをもって人形開放」ですか…。
…私の天狗ブレインで察します所、いつもの萌え萌えモードは…人形開放を達成するための演技だった…
…という所でありましょうか?
あやややや・・・これはこれは期せずして重大な事実を掴んでしまったようですね。
さすがは私の天狗シックスセンスでございます。


「しかしスーさんよ。『わたし』の『萌え』を持ってしても、なかなか野望に近づかないようなのだが・・・」
「うむ・・・確かに。先ごろ行われた幻想郷人気投票でも芳しい結果は得られなかった。」


そうでしたね。私は3位でしたけど。私は3位でしたけど。


「やはりメディスン。『おまえ』の萌えは少々幼すぎたのかもしれん。
引っかかったのは竹林の真性ペドフィリアだけだったしな。
あのネチョっとした目つきでおまえを見ていたメイドもこちら側に取り込みたかったのだが…」
「ど、どうするんだスーさんよ!改造か?改造するか!」


あのスーさんさんという…えー、鈴蘭の妖精。なかなか冷静に分析しているじゃありませんか。
確かに変態揃いの幻想郷と言えども、あまりにロリロリな存在は少し引かれてしまいますからね。
まあレミリアさんが上位に入ってますが、彼女は一応カリスマラスボスモードも持ってますし。
しかもメディスンさんはお人形。いわゆるロリドール。
彼女をあまりに強くラヴラヴ言ってしまうと、ちょっと社会的にヤバイポジションに分類されかねません。
…あや?何かあらゆる場所から啜り泣く声が聞こえますが、きっと幻聴でしょう。


「スーさん!このままでは人形開放どころか『われわれ』の存在まで忘れられてしまうぞ!」
「おちつけメディスン。まだ手はある」
「ほ、本当か?スーさん!なんだ!その手とは!?」


ほう、手、ですか。興味深い。それは一体…?


「よく聞けメディスン。その手、とは…」
「手とは…?」

手とは……?







「流行語だーーーーー!!」



「と…東京ドーム地下闘技場戦士が何故…!?」
「それは龍金剛だーーーーーーーーー!!!!」

メディスンさん、それは少々マニアックすぎるバキネタです。
普通バキで相撲取りと言ったら金竜山とかゲバルに三半規管ズタズタにされた奴ぐらいしか出ません。



「流行語、だ。つまり、人口に膾炙する言葉という事だ。」
「そ、それが人気と関係するのか?」

ここでスーさんさん。チッチッチと人差し指を立て横に振ります。
ちっちゃいですけど、私の天狗アイズならバッチリ見えます。


「『これ』を見ろメディスン。幻想郷の外から流れてきたと思われる雑誌だ」
「これは…?」


    ☆★流行語で僕の人生バラ色!ありがとう神様!★☆

 今まで冴えなかった僕の芸人人生。でもある神様との出会いが運命を変えてくれました!
 神様が「なんかさ、着流し着てギターもって適当な事言って最後に『残念!』とか言えばウケんじゃね?」
 と仰られたのでその通りにしてみたらもうバカウケ。
 日本中に「残念!」が広まりみんなボクを見てくれました!
 おかげで人生バラ色です!きっとこれからはゴールデンで看板とか持っちゃうんだろうな♪うふふ!
 というワケで流行語とは本当に素晴らしいモノナノデス!ミンナモ神様ヲ崇メヨウ!
 PS. なんかホモっぽい格好してふぉーとか叫んでる奴がいるが、あんなのは絶対流行らないと思う。
                             ペンネーム・旗ヨークさん



「どうだメディスンよ。流行語とはこれほどのパワーを秘めた物なのだ。
流行語さえ作ってしまえば世界を制覇したも同じなのだ!」
「す、すごいぞ。スーさん…。きっとこの記事の彼も今頃は億万長者なのであろうな…」
「うむ。間違いない!」


…どんな記事を読んでいたのかまではさすがに見えませんが……流行語、ですか…。


「という訳でメディスンよ!
今年開かれる第2回幻想郷流行語大賞では必ずや『コンパロコンパロ』で大賞を獲るのだ!」
「うむっ!」


!!
…そうですか。やはり…あなた方『も』…幻想郷流行語大賞を狙っているのですね…っ!
第2回幻想郷流行語大賞は「お花咲き乱れ事変」から、
「おらが山に神様来ちゃったべよ事件」までの間に流行った言葉から選ばれる…。
つまり…
絶対に私の「あやややや」が選ばれるべきなのです!そう!これは譲れないのです!


「しかしスーさんよ。正直言って、コンパロで流行語大賞はなかなか難しいのではないか?」
「うむ…。確かに。多少インパクトがないのは否めん」

ふふふ。わかっているじゃないですか。


「しかも、だメディスン。今回は天狗の『あやややや』、帽子の『あーうー』、
そしてDIO様の『WRYYYYYYYAAAAA!!!!ぶっつぶれろよぉおおお!!!』など強敵揃いだ」


うんうんそうそう…ってDIO様は幻想入りしてませんよ!多分!


「コンパロッ!コンパロォォオオ!!人間など人形にとって!モンキーなんだよJOJOォォォオオオ!!!!」
「お、落ち着けスーさん!落ち着け!って言うか意味わからん!」
「はっ!す、すまんメディスン、少々取り乱したようだ」


ダメだあの鈴蘭の妖精…。早くなんとかしないと…。



「ふー…。だが、安心しろメディスン。コンパロを流行らせるいい方法がある」
「な、なにっ!?」


ニヤリ。と、悪そうな笑みを浮かべるスーさんさん。
むう。あなどれませんねあの妖精。まだ手があると言うのですか?
ふふ…。しかしライバルがここで偵察しているとは思いますまい。
その方法とやら…私がインスパイアして使わせてもらい、確実に大賞を取らせていただくとしますよ!


「メディスン。それは、決めポーズだ!」
「決めポーズ?」

「うむ。この第1回流行語大賞の結果を見てみろ」
「む…大賞は『そーなのかー』。そして二位には『れみ☆りあ☆うー』…これは!」
「そうだ!両方とも、特徴的な決めポーズと共に使っているのだ!」


あやうっ!確かに!盲点でしたっ!何者ですかあの妖精はっ!!
言われてみれば私にも蛙にも決めポーズ的な物はありません!あるのはDIO様のジョジョ立ちぐらいです!
こここここれはマズいかもしれませんね。素晴らしい決めポーズを付けられたら、逆転されるやも…。


「さすがだスーさん!…しかし、どんなポーズをとれば良いのだ…?」
「大丈夫だメディスン。こんな事もあろうかと、すでに『わたし』がポーズを考えてある」


す、すでにポーズは出来ていると申したか!あやややややややややや…。


「おお!スーさん!ではさっそくそのポーズを見せてくれ!」
「うむ!では…いくぞ!」


あ…あやややや…
スーさんさんが気を高めております…そして…ついに…動いたーっ!!



ババッ!


ビシッ!!!!




「コンパロすぽーん!!」




…………………


………えーっと……どう説明すれば良いのでしょうか…。
まず下半身なのですが、何というか、外の世界の競馬のジョッキー?
もしくは魔理沙さんの格闘版スターダストレヴァリエと言った感じにお尻を突き出しています。

そして上半身は…五形拳の鶴?もしくは荒ぶる夜雀のポーズ?
そんな感じで両手を高々と上げています…。


ぶっちゃけダサイです。




「お…おおっ…スーさんよ!なんと素晴らしいポーズなのだ!」
「うむ!このポーズと共にコンパロと叫べば大賞間違いなし!村の子供も揃って真似をするであろう!」
「ところでコンパロの後の『すぽーん』とは何だ?」
「わからん。このポーズを取ると言ってしまうのだ。まあ些細な問題であろう」
「そうだな」


…はぁ…。
馬鹿らしいです。一瞬でもこんな人形と妖精に恐れを抱いてしまった自分を恥じますよ。
あんなアホなポーズが流行る訳ないでしょうに。
はぁ…。なんだかドッと疲れました…。もう帰るとしましょう…。


「コンパロすぽーん!」
「コンパロすぽーん!」


やれやれまだやってますよ。まあせいぜい人形開放に向けて間違った努力を続けていただきたいものですね。








「あ、文様、おかえりなさい」

「ああ椛、ただい……」

「…? 文様?」

「……………………………………あ…………」

「?」



ババッ!


ビシッ!!




「あやややすぽーん!!」









……………………………………………………………………………………



「あ…や…さ…ま…?」

「何でもないわ…。忘れなさい。って言うか忘れてくださいお願いします」

「はぁ…」






第2回幻想郷流行語大賞は稗田阿求氏の「あきゅう~」に決定しました。
以下受賞者の喜びのコメント。

「私はあきゅーなんて一回も言った時ないあきゅよ!私の記憶にないんだから間違いないあきゅ!
これは重大な捏造あきゅ!
こんな事を言い出した奴は見つけ出してあっきゅあきゅにしてやるあきゅう~!」


   @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


はじめまして。どうぞよろしくお願いします。
『 』が多いですが仕様です。元ネタは付点ですけど。
あと決めポーズもちょっと違います。ちんぴょろは説明しづらいですので。
それでは失礼します。
かまむら
コメント



1.名無し妖怪削除
いやー、読んでて楽しかった。GJ。
2.名無し妖怪削除
野望の王国ですかw
あの絵柄でメディとスーさんを思い描いて読んでしまった
3.SETH削除
まさかの龍金剛www