Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

風邪が治らないので風邪話

2008/03/18 09:37:11
最終更新
サイズ
13.48KB
ページ数
1

 タイトルどおり幻想郷に風邪が蔓延している。いや蔓延はしてない? どっちかっていうとそこそこ?
 ある程度広がっているということでファイナルアンサー。

 風邪なんぞひくのは里人か、力の弱い妖怪くらいなものだが、今回は違っていた。
 力の強い存在も風邪になっているのだ。
 故に永遠亭、白玉楼、守矢神社、マヨヒガなどでも床に臥せるものたちがあらわれた。
 そしてここ紅魔館でも風邪は猛威を振るっていた。

 紅魔館では咲夜、パチュリー、小悪魔、レミリア、フランドール、メイド多数が風邪になっている。
 始めに臥せったのは体の弱いパチュリーだ。次にその世話をしていた小悪魔。次いでその二人の世話をした咲夜で、最後に咲夜から世話を
受けていたスカーレット姉妹だ。
 感染力の強いこの風邪はあっというまに広がった。
 なぜか美鈴は風邪になっていない。門番として外にいたせいだろうか? いつも健康に気をつけて太極拳にいそしんでいたおかげだろうか?
 理由はわからないが、今紅魔館でまともに看病できるものは美鈴しかいない。
 メイドたちは、自分たちのこととせいぜい仲間のメイドの世話で精一杯だ。
 だから門番は休みで最低でも咲夜の風邪が治るまでは、メイドとして働くことになった。


「準備完了ですっ」

 看護用の服に着替えた美鈴はぐっと気合を入れる。
 看護用の服といってナース服を着ているわけではない。見た目はいつもの服。だがよく見ると帽子の龍の文字が赤十字に代わっていることに
気づくだろう。違いはそれだけだった。
 それでも本人にとっては気分が変わるのだろう。そういうことにしておく。


 台所で二人分のおかゆを作り、薬を持って最初の病人のところへ向かう。
 薬は着替える前に永遠亭に行ってもらってきた。そのときに予防の薬ももらいすで飲んであるので、美鈴も風邪になるということはなくなった。
 念のためにうがいと手洗いもしておいたので、風邪になる可能性はずいぶんと低くなっている。
 着いた場所は図書館。
 パチュリーと小悪魔は眠っているかもと考え、そっとドアを開ける。
 図書館の床に布団を敷いて、臥せっている二人がいる。図書館に布団を敷いたのは小悪魔だ。
 パチュリーにも一応自室はあるが、そこも本や道具でいっぱいで人が眠るスペースがなかった。そこで図書館の仕事をしながら世話できる
ようにと図書館に寝かせた。
 小悪魔も風邪になってからは、一緒に世話できるように咲夜がパチュリーの隣に布団を敷いたのだ。
 
 美鈴は静かに歩き、おかゆをのせているトレイをそぉっとテーブルに置く。
 二人の顔を覗き込んだとき、パチュリーが顔に影がかかったことで目を覚ます。

「あ、すみません起こしてしまいましたね。
 体調はどうですか?」

 小悪魔を起こさぬように小声で聞く。手はそっとパチュリーの額に当てられた。
 冷たい手の感触に目を細めるパチュリー。

「だいぶよくなってきたわ」
「そうですか。お薬を持ってきたので、おかゆを少し食べてもらえます?」
「少しだけなら大丈夫よ」

 咳き込みながらも、しっかりとした返答が返ってくる。
 おかゆを持ってパチュリーの真横に移動した美鈴は、食べやすいようにとパチュリーの体を起こす。
 おかゆを入れた器を手に持って、レンゲでおかゆをすくい、息を吹きかけて冷ます。

「あーん」

 適度に冷ましたおかゆをパチュリーの口元に持っていく。
 
「自分で食べられるわ」

 恥ずかしいのか熱で赤い顔をさらに赤く染めて、レンゲと器を受け取ろうとする。
 それを美鈴は認めない。

「普段から体の弱いパチュリー様が風邪でさらに弱っているんですから、無理だということはわかってます。
 無理しないでこのまま食べてください」
「で、でもね? そ、その少し……恥ずかしいのよ?」
「恥ずかしいって、この場には私とパチュリー様と小悪魔さんの三人だけしかいませんし、小悪魔さんは寝てます。
 恥ずかしいことなんてなにもないです。
 わかりましたか? ではあーん」

 反論しようと少しだけ考えたパチュリーだが、熱で上手く思考がまとまらず反論できない。
 仕方なく口を開いた。
 
「あ、あーん」
「はい、よくできました」
 
 パチュリーまであーんと言う必要はないのだが、つい言ってしまった。
 一度この行為を受け入れてしまえば、気恥ずかしさは薄れたらしく素直に食べるようになった。
 それを小悪魔が横目で見ていることに気づくまでは。

「パチュリー様、私がそれやったとき絶対食べようとしませんでしたよね?」
「こあ゛っ!?」

 おかゆを気管に入れかけてむせるパチュリー。
 苦しそうに咳き込むパチュリーの背を慌てて美鈴はさすっている。

「あーんとか言って食べるパチュリー様なんて初めて見ました」
「そこからっ……起きて……見てたっの!?」
「美鈴さーん、私も食べさせてくださいね」

 酸素不足でなお苦しそうにむせる主をスルーして小悪魔が美鈴に頼む。
 順調に回復にむかっているおかげか、からかう余裕もあるらしい。
 パチュリーは小悪魔を睨んでいるが、涙目で上目遣いなため迫力はない。
 咳が止まって落ち着いたパチュリーに薬を飲ませて、今度は小悪魔の横に座る。
 美鈴が何か言う前に小悪魔は口を開けて、レンゲをいまかいまかと待っている。
 
「あなたは自分で食べられるでしょう?」
「いいじゃないですかぁ。パチュリー様だけずるいですよ」
「ずるいって恥ずかしかったのよ?」
「嬉しそうにも見えましたけど?」

 うっと詰まって反論できないパチュリー。
 
「話していると食べさせることができないんですが」
「あ、すみません。というわけであ~ん」

 口に入れられたおかゆを美味しいそうに食べる。
 半分以上残したパチュリーと違い、小悪魔は一人前食べきった。
 食器をテーブルの上に置く美鈴に小悪魔が頼む。

「すみませんが、汗をふいてもらえませんか?
 寝ている間に汗かいちゃって」
「いいですよ。着替えも必要ですよね?」
「着替えはそこらへんに置いてあると思いますけど、パチュリー様のぶんと一緒に」
「小悪魔!?」
「ああ、ありました。
 ちょっと待っててくださいね。準備してきます」

 美鈴はタオルとお湯を取りに行く。

「わ、私は拭いてもらわないでも!」
「いいじゃないですか病人の役得ですよ?」
「役得って、うううら若い乙女がみみみみだりに肌を晒すなんて!?」
「百歳を余裕で過ぎた人の言うセリフじゃないです。
 それに汗に濡れた服は体に悪いです。
 ここは素直に受け入れてください」
「で、でも……」
「お待たせしました」

 準備を整えた美鈴が現れる。

「私はあとでいいので、先にパチュリー様の汗を拭いてあげてください」
「ちょっと!?」
「わかりました。それではパチュリー様、少し寒いかもしれませんが我慢してくださいねー」
「美鈴!?」

 止める間もなく、美鈴にささっと服を脱がされていく。
 下着も脱がされて、パチュリーは恥ずかしさで全身が赤くなる。
 それを熱が上がったと勘違いして美鈴は心配そうな顔になる。

「ダイジョウブダカラァ~キニシナイデェ~」
「本当ですか?」
「エエ」

 拭き終わって、着替え終わっても赤いままなパチュリーをそっと寝かせて、小悪魔も同じようにしていく。
 小悪魔は小悪魔で拭くたびに「んっ」とか「ぁ」とか色っぽい小声を上げていく。
 横でそれを見ていたパチュリーはボゥっとする頭で「あの子楽しんでいるわね」なんて考えていた。
 間近で小悪魔の反応を見ていた美鈴は、くすぐったいんですねとだけ思ってた。

 小悪魔も着替えさせて寝かせた美鈴は、二人の様子を見る。
 二人ともある意味余韻に浸っていて、半分寝ている状態だ。
 それを見て次に行っても大丈夫と判断した美鈴は、静かに食器やタオルを一まとめにして扉に向かう。
 その背に二つの声が感謝を伝えた。


 美鈴は再び台所でおかゆを作り、次の病人のもとへ向かう。
 来た場所はメイドたちの部屋が多く集まる区画。その一室、メイド長の部屋で立ち止まる。
 普段ならばノックの一つでもしないとナイフが飛んでくる。だが今日は静かに入るためノックはしない。さすがにこのことを咎められることは
ないだろう。
 ちなみに門番隊の部屋は館外の門近くにある。即座に門に向かうためだ。
 そっと扉を開けて入ると、ベッドで少し苦しそうに眠る咲夜が見える。
 美鈴は机におかゆを置いて、図書館組と同じように顔を覗き見る。今度は影がかからないように気をつけて。
 咲夜は美鈴に気づかず眠り続ける。
 おかゆを置いたまま美鈴は部屋を出て行く。次の病人のところへ向かうのではなく、氷枕を作りにいったのだ。
 氷枕を持って部屋に戻ってきても咲夜は眠ったまま。
 このまま氷枕を頭の下に敷いて部屋を出て行こうかと考えたが、薬は飲んでもらったほうがいいと考えなおし、申し訳なく思いながらも咲夜を
起こす。

「咲夜さん咲夜さん」

 軽く揺さぶると咲夜はゆっくりと目を開ける。

「……めいりん?」
「はい。辛いと思いますけど薬を飲んでもらえますか?」
「……早く治すためだもの……もちろん飲むわ……」

 そう言って起きようとする咲夜を止める。
 パチェリーよりも辛そうな咲夜に起きろとはいえない。

「寝たままでいてください」
「そう? 悪いわね」
「おかゆも作ってきたんですけど、どうですか? 無理なら薬だけにしておきますけど」
「少しだけもらえる?」
「はい」

 程よく冷めたおかゆを咲夜の口に持っていく。
 咲夜はほんのりと梅味のするそれをなんとか飲み込む。二度ほど繰り返して、止めてもらう。

「……ごめんなさいこれ以上は」
「いえ、無理して詰め込むのはよくありませんから。あとは私が昼食がわりに食べますよ」

 気にしないでくださいと笑みを浮かべて器を机に置く。
 薬も飲ませて、氷枕を敷いたあと、美鈴は濡れタオルを片手にベッドのそばに座る。
 額や首筋の汗を拭いていった。

「……こんなことしてもらうのは久しぶりね」
「そうですねぇ、咲夜さんが紅魔館に来たばかりの頃、働くペースがわからず倒れたとき以来ですねぇ」

 朦朧としながら懐かしい記憶を思い出す咲夜に美鈴は答えていく。

「体調管理もメイドの務めって怒られたわね。
 自分の世話もできない人が誰かの世話をできるはずがないって」
「あの頃の咲夜さんは無理しすぎでしたからね?
 今回は風邪のほうが強すぎだから怒りはしません。
 だから安心して治すことに励んでください」
「……それは安心ね」
 
 苦しいもののかわりに、ふふっと微かな笑みが咲夜の顔に浮かぶ。
 話しながらも美鈴はぱぱっと全身を拭いていく。少しでも動かすことは負担になりそうなので、着替えさせることはしない。
 
「早くよくなってくださいね? 館の中を上手に動かせるのは咲夜さんだけなんですから」
「……焦らせると治りが遅くなるわよ?」
「それじゃあ、無理せずできるだけ早くって言い直します」
「それならなんとかなりそうよ。
 ……だから少しだけ我侭いいかしら?」
「ええ、なんなりと」
「眠るまででいいから、頭を撫でてくれない?」
「そんなことでいいんですか?」
「それで十分よ」

 そっと咲夜の髪に触れて撫でていく。小さく小さく子守唄も歌う。
 うっとりとした表情で咲夜は目を閉じる。
 十分も続けると咲夜はすうすうと寝息を立て始める。
 子守唄を止め、撫でることは完全に寝入ったと判断するまで続けた。
 普段の澄ました表情ではなく、あどけない表情の咲夜に美鈴は慈愛に満ちた表情を見せる。
 咲夜の頬にそっと触れる程度のおやすみのキスをして、美鈴は部屋を出ていった。


 再々度台所でおかゆを作る。今度のおかゆは赤かった。それを二人分持って最後の病人のもとへ向かう。
 おかゆが赤いのは食べやすいようにと血を混ぜたからだ。吸血鬼にとっては食べやすいものになっているだろう。
 パチュリーたちのおかゆも食べやすいようにと工夫されて西洋風味になっていた。薄味のリゾットといった感じだ。
 やってきたのは紅魔館主の部屋。ここでもノックはせずに入る。
 中にいるのはレミリアとフランドール。レミリアのベッドに二人で寝ている。大きなベッドだから二人寝ても十分スペースが余っていた。
 二人とも起きていたようで、入ってきた美鈴に視線を向ける。

「お二方とも体調はいかがですか?」
「わりと大丈夫よ」
「わたしも~」

 咲夜に比べると元気な返事が返ってくる。もとが頑丈な吸血鬼だからだろうか?
 まあ、咳のせいで声が普段に比べて濁っているのだが。
 
「おかゆ作ってきたので食べてくださいね? そのあとはお薬です」
「粉薬?」
「そうですよ」
「苦手なのよ粉薬」
「わたしも~」
「風邪を治すためですから飲んでもらいます」

 我侭は許しませんと両手を腰に当て、軽く怒ったふりをする。
 レミリアは仕方ないわねと頷いた。フランドールも不承不承頷く。

「わかったわよ」
「おかゆは自分で食べますか? 食べさせたほうがいいですか?」
「自分で食べられるわ」
「わたしは食べさせてほしい~」
「わかりました」

 レミリアに器とレンゲを渡し、フランドールのそばに座る。あーんと言って食べさせ食べる。
 それをちらりと見て、レミリアもおかゆを食べる。羨ましそうな色が浮かんだのは気のせいだろうか?
 
「美味しいですか?」
「うん!」

 レミリアはおかゆが口の中にあるので返事はしない。
 そんなレミリアを見た美鈴は、フランドールに失礼しますと断ってレミリア側に座る。

「ほらお嬢様、口元に少しこぼれてますよ」
「これくらい言ってくれれば自分で取れるわ」

 布で口元を拭く美鈴にそう言いながらも、まんざらでもない表情でなすがままになっている。
 美鈴は二人のそばを行ったり来たりと世話を焼く。
 フランドールは喜び嬉しがって、レミリアは遠慮を見せる。遠慮というよりは、甘えをみせないようにしているといったほうが正しいか。
 これまでどおり一通りのことをして二人を寝かせる。

「お嬢様」
「なにかしら?」
「病人の仕事は病気を治すことです」
「そうね」
「そして今お嬢様は病人ですね?」
「ええ」
「でしたら威厳を保つことはおやめください。
 病に臥せっている間はリラックスした状態でいてください」
「私は紅魔館の主で貴族である吸血鬼よ。常に優雅で気品あることこそ求められているの。
 それは今のような状態でも変わらないわ」
「ですが常に緊張状態でいることは不可能です。どこかで気を抜かなければ、長続きいたしません。
 特に今のような状態では、体にかかる負担は大きくなるだけです。
 少しくらい甘えを出してください。
 メイドたちに示しがつかないというのであればこの紅美鈴、命尽き果てるまでそのことは口外いたしませぬ」

 きちんとした臣下の礼を取り宣言する。
 しばらく無言の状態が続く。蚊帳の外なフランドールはちょっと不満そうだが静かだ。
 いい加減フランドールが黙っていることに飽きてきた頃、ふぅっと一息吐いて。

「わかったわ。言うとおりにする」

 主を心底心配しての言葉とわかったが故に根負けした。
 ありがとうございますと頭を下げる美鈴。

「なにか私にできることはありますか?」
「そうね……摩り下ろしたリンゴでも食べさせてもらおうかしら」
「わたしもお願い」
「しばしお待ちください」

 摩り下ろしたリンゴをあーんと食べさせたあとは、添い寝を頼まれる。
 カリスマに溢れた吸血鬼も狂気の吸血鬼もいない館主の部屋。見た目どおりの幼女が思うがまませがみ、門番が笑顔で応え時間はすぎていった。



 ちなみに今回の風邪は人為的なものだったりする。
 なんとなく冷たくなったような気がする弟子に、かまってもらおうと薬師が風邪になる薬を作製。
 丈夫な自分に効くように、強い存在のみに効く薬を作り上げた。
 詳しく言うと四面以降に出てくる者にだけ効く薬だ。美鈴が風邪にならなかったのは三面ボスだからだ。
 一応、予防薬と特効薬を作り上げた薬師が、さあ使おうとする前に悪戯兎がばらまいてしまった。
 これが原因で風邪が広まったのだ。
 四面以降にしか出てこない永遠亭の面々は軒並みダウン。
 薬師は看病してもらえず、それどころか薬を求めてやってくる者たちを風邪のまま相手することとなった。
 冷たく感じたのは100%勘違いなので、自業自得だ。
始めに書こうと思った話から32度くらいずれてる
もっとギャグっぽかったからなぁ
そのおかげで咲夜さん、おかゆに入れる血を抜かれずにすんだ


感想誤字指摘ありがとうございます

花映塚はやったことないので、各々でどうなっているのか想像つかないですねぇ。
守矢一家は……どこからか手助けがくると信じておきましょう
いろいろな場所で立場逆な絵が見れそうな薬です。
レミリアは頑張りやだけど、小悪魔の頑張りは方向性がずれていると思われる。
みだら→みだりに修正
でも小悪魔に対しては「みだら」でもあってる気がした。
トナ
http://blog.livedoor.jp/ee383/
コメント



1.名無し妖怪削除
藍と紫が風邪をひいて橙がたどたどしい看病をする八雲一家や霊夢と魔理沙が風邪をひいて姉か母のように看病するアリスとかが見られそうな素敵な薬ですな。
2.名無し妖怪削除
パチュリーさんが可愛らしゅうて良い感じですな。小悪魔さんは病人としてのメリットをフル活用。流石です。めーりんのお粥食べたい。
ふと思ったのですが、守矢一家は全員風邪引いちゃってる気がするのですが看病は誰が…………ハッ、そうか!ここで超妖怪弾頭が人間の盟友として奮闘すると言う事ですね。
3.名無し妖怪削除
良かった32度ずれて本当に良かった。

みなさん可愛くっていいですねぇ。
4.名無し妖怪削除
レミリアもたいしたもんだけど、小悪魔もすごい
これも頑張りやって言うのかな
5.名無し妖怪削除
なごむは~
32度ずれて良かった。
花映塚の場合どうなるんだろ?
6.名無し妖怪削除
本文中にある表現で
みだらに→みだりにでは無いでしょうか?

みだらにだと何というかエロス
7.名無し妖怪削除
橙と慧音は2ボスor3ボス扱いか、EX扱いか…そこが肝心で(ry
和んだ、ひたすら和んだ