Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

ある晴れた日の昼下がり

2008/03/01 05:44:41
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「 くー、すー」


「気持ちよさそうに、寝ているわね」


「 くー、すー」


「確かに、今日は天気がいいし」


「 くー、すー」


「暖かいくて、気持ちがいいから」


「 くー、すー」


「お昼寝したくなるのは、わかるけど」


「 くー、すー」


「職務怠慢、ね」


「 くー、すー」


「それにしても…」


「 くー、すー」


「ほんとに気持ちよさそう」


「 くー、すー」


「…つんつん」


「 くー、すー」


「…起きないわね」


「 くー、すー」


「 … 」


「 くー、すー」


「 …… 」


「 くー、すー」


「  …ん‘ちゅ’」


「…くー、すー」


「これでも起きないか…。いや、起きても困るんですけど…」


「 くー、すー」


「さてと」


「 くー、すー」


「そろそろ起きなさい!!」


「痛ッ!?」


「お・は・よ・う?」


「ハッ!?ね、寝てません!!寝てませんよ!?」


「5分間」


「はい?」


「私があなたの寝顔を見ていた時間」


「そ、そんな!?すぐに起こしてくれても…」


「やっぱり、寝ていたのね」


「嵌められた!?」


「さて、覚悟を決めなさい」


「え、ちょ、ちょっと待っtギャーーーーーーーーー!!??」


「次から気をつけなさい」


「う、うぅ…。はいぃ…」




天気のいい日に、紅魔館や彼岸でたまに見かけることができる光景
上司を見送った後、彼女は唇を触れながら、呟いた。

‘ごちそうさまです’と。
ぺ天使B
コメント



1.名無し妖怪削除
なんだかほわっとする話です
2.名無し妖怪削除
思わずニヤリとしてしまったw
どちらとも取れるところがいいですね