Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

チョコもらえなかった…

2008/02/21 13:32:30
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「これは……由々しき事態です…」
 バレンタインが終わって、少したったある日 
 紅魔館の門番である紅美鈴は、大変な事実に思い当たった
「…私、チョコ貰ってません…」
 
 全くといったわけではない、きちんと
 メイド長である、十六夜咲夜とか
 紅魔館の主である、レミリアスカーレットからチョコはもらえた
 だが、それは全て義理、もしくは忠義の証のような物
 美鈴が貰っていないのは、大本命
「こ、このままでは、私だけが行かず後家になってしまいます!」
 
 想像してみよう、周りの人が全てカップルになっているのに
 自分一人だけが、一人者……
「だ、駄目です!いくら冬の寒い時期に生足で立ってても!
 咲夜さんのナイフの嵐に耐えれても!、そんな心まで痛い思いしたら
 確実に死にます!(主に精神的に)」
 
 丁度、休みをもらえた美鈴は、自分の他に一人身の者
 を探すためにいろんな所を探す事にした。




 まず向かったのは、三ボス同盟の友の元であった
(里の半獣の慧音さんなら、誰か一人身の方を知って居るかもしれません)
 


「というわけで、誰か一人身の人知りませんか?」
「いや、いきなりそんな事言われてもな…」
 とりあえず、慧音に対して今まであった事(思った事?)を告げる美鈴
「かくかくしかじか」
「う~ん……いや、そう言われてもな…」
 慧音が考え込む、同じ体験版の最終ステージを飾る
 三ボス同盟の友として、できる限りの助けはしてあげたい
「慧音さんでもいいですよ?」
「いや、すまないが私には妹紅が……」 


 少女惚気中……



「でな、もう本当にかわいい…」
「あの…話戻してもいいですか?」
 いい加減に、うらやましい通り越して
 頭にきたので美鈴が話を止めた
「おっと、すまない…そうだな…他人の歴史を見て
 一人身の者がいないか調べてみよう」
「お願いします!」
 
 慧音が持ってきたのは、鏡だった
「これに写すから、数日前を見てみる事にする」
 慧音はそう伝えると、歴史を見るために
 少しだけ意識を集中させた
 


 まず、鏡に写ったのは
「あ、パチュリー様と小悪魔さんですね…」
「ふむ、どうやらそうらしいな」

 



「……ねえ、小悪魔?」
 パチュリーの呼び出しに、傍に居た小悪魔がやってくる
「何ですか?パチュリー様…」
 やってきた小悪魔に対して、パチュリーが何かを取り出して手渡す
「…これあげるわ……」
「これ……」
 小悪魔が貰ったモノをみて少し考え込むのを見て
 パチュリーは、少しだけ頬を染めて、呟く
「チョコよ」
「!?」
 その言葉に、驚く小悪魔
「パチュリー様…」 
「受け取って……くれる?」

 
「……次お願いします」
「分かった」
 美鈴はそこまで見て、次の歴史を見ることにした
(……あれ以上覗くのは、野暮ってものですね)
 


 次に写ったのは

「あ、霊夢さんです」
「ほう、博麗の巫女か…」



「ふぅ…お茶が美味しいわ」
 霊夢がお茶を飲んでいるとその後ろから誰かが現れる
「私も貰ってもかまわないかしら?」 
「きゃ!?ちょっと、紫…いきなり後ろから現れないでよ」
 いきなり後ろから現れた人物に、怒る霊夢
「あら?いいじゃない」
 霊夢の後ろから現れた、大妖怪八雲紫が霊夢に抱きつく
「あ~もう!お茶いれないわよ」
「それは困るわね……そうそう、忘れてた…」
 紫が離れると、霊夢に何かを渡した
「はい、チョコレート」
「へぇ……紫にしては気がつくじゃない」
 霊夢がそういうと、紫にお茶をいれて渡す
「はい、紫」
「ありがたく頂くわ」
 自分が持ってきたチョコを食べつつ、お茶を飲む紫
 霊夢も、そのチョコを食べつつお茶を飲む
「……あ、そうそう…紫はいこれ」
 霊夢が一言呟くと、紫に対して何かを投げつけた
 それを、紫が何とかキャッチしてそれを確認する
「霊夢…これは?」
「ん……私からもチョコ」
 霊夢が少しだけ恥ずかしそうにそう告げると 
 紫は嬉しそうな顔して、そのチョコを受け取った
 



「慧音さん!次!」
「あ、ああ…わかった」
 二人のイチャイチャぶりに、少しだけ頭に
 きた美鈴が慧音にそう告げた 


 その次に写ったのは
 


「あ、あの…慧音?…こ、これ受け取っ「はい!次だ次!」
 いきなり、次に移ろうとする慧音
「え?もう少しみt「次にいくぞ!?」…はい」
 慧音に草薙の剣突きつけられたら頷くしかない
 人、誰しも自分の命は惜しい……



 それから、美鈴と慧音は様々な歴史を見た

 魔法の森の白黒と人形遣いの、ニヤニヤするような歴史とか
 
 湖の妖精が、頑張って自分の大切な大妖精と雪女にチョコを渡す歴史とか
 
 マヨヒガの猫又が、自分の主にチョコを渡して九尾の狐が大泣きする歴史とか

 妖怪の山の天狗が、白狼天狗にチョコを渡されて部下ごと家に持ち帰ったりとか

 紅い屋敷のメイド長が自分のチョコを口に含んでから、主に口移しで食べさせたりとか

 
 
 まあ、そんなこんなでいろんな歴史を見て一言
「……一人身の人なんて、誰もいないじゃないですか」
 美鈴はガックリと膝を着くとそう呟いた
「い、いや……まあその…なんだ…余り落ち込まずに」
 慧音が、少し困ったようにそう告げる
「……ふふっ…もういいです…どうせ私は行かず後家ですよ~」
「…いや、まだ決まったわけじゃないだろ?」
「いいんですいいんです……」

 慧音が美鈴を慰めて、美鈴がとりあえずまともになる頃には
 すでに、夕方になってしまっていた
「はあ……慧音さん、どうもありがとうございました」
「いや、気にしなくてもいい…気をつけてな」
 慧音に見送られて、美鈴は紅魔館に戻る事にした






「はあ…」
 次の日、門の前でため息をついている美鈴の前に
 誰かが現れた
「おっす、邪魔するぜ」
「あ、魔理沙さん」
 美鈴の前に現れたのは、いつもやってくる白黒こと霧雨魔理沙だった
「…あれ?……マフラー?」
 そして、その首にはいつもとは違うマフラーが巻いてあった
「おお、気がついたか!いいだろ?アリスの手編みなんだぜ?」
「……へぇ…」
 美鈴がイライラしているのに気がつかない、魔理沙は
 美鈴の前で、延々と惚気話を繰り広げた、そしてついに
「でさ~…」
「い……」
「全くアリスも…」
「いい加減にしろ!!」

 その日、美鈴の前に沢山の客が現れ
 その全てに、美鈴が勝った日でもあった

 戦歴

 
 VS魔理沙  惚気話の最中、豪腕ラリアットにより魔理沙失神
 VS咲夜   惚気話が終わると同時にスリーパーホールド
 VS霊夢   話をする前に、美鈴が胡坐をかいて手からレーザーを出して一撃
 
 
 その日の門番は、目から紅い涙を流して一人の修羅と相成った
 まあまあ、本命のチョコどころか、義理すらも貰えず
 挙句に留年しちゃった脇役です、だけど、実際の美鈴なら
 こんな事しないで普通に「チョコもらえませんでしたね~」
 で終わるだろうと思います。
 ではでは








おまけ

 沢山の敵を打ち倒して、門番の宿舎に戻った美鈴
「う~ん……困りました…このままでは本当に行かず後家になってしまいます」
「ねぇねぇ?めーりんチョコ食べる?」
「あ、頂きます妹様(モギュモギュ)……困った…」
「めーりんめーりん…抱っこして?」
「はい(ムギュ~)……どうしましょうか?」
「めーりんめーりん…頭撫でて」
「はい…(撫で撫で)」
「えへへっ…」


 気づかぬは、本人ばかりなり……
 実はフラ×メー
脇役
コメント



1.名無し妖怪削除
最後のフラ×メーいいわ
みんな幸せですね
2.ななーし削除
ちょwww霊夢に食らわせた攻撃はのはトキィじゃねえかwww
愛が溢れるのはいいことです。
3.名無し妖怪削除
なんという不憫な美鈴(´・ω・)
しかも、最後のフラ×メーはどっちかというと親子ではないかwww

>胡坐をかいて手からレーザーを出して一撃
テラジョインジョイントキィwwwww

>挙句に留年しちゃった
お悔やみ申し上げます。(´・ω・`)
4.名無し妖怪削除
後書き読むまで
紅魔館には、まだフランちゃんが居るじゃない
と思っていましたが、本当にフランがくるとは!
5.名無し妖怪削除
ちょ、創想話来てる場合じゃなかったんじゃw 勉強はちゃんとしないとだめですよー
と留年経験ある自分が言ってみます。
6.名無し妖怪削除
チョコもらえなかったのは実は脇役さんではないかとひそかn(ry

それにしてもこれはいいフラメイ
てか何気にチルノがハーレム状態・・・
7.名無し妖怪削除
テーレッテー♪
門番は北斗神拳の使い手だったのかwww
8.名無し妖怪削除
美鈴気付けー!!!
9.思想の狼削除
まさに血のヴァレンタインwww

魔理沙がアリスと…という事は、香霖は………!
(そんな訳で、『あの』シリーズのヴァレンタイン編をお願いしますw)
10.名無し妖怪削除
相手いるじゃん!?
鈍感ゆえに自業自得