「暇ね」
「そうだな」
霊夢と魔理沙が神社の中でお茶を飲みながら言う
いつもと変わらない毎日
部屋の真ん中で寝ている二人
「異変起きても、解決しようとしたら一日で解決出来るしね………」
「なんだ?何かしたのか?霊夢から……珍しいじゃん」
「いや………別に私から何か、遊びくらいしようと提案するわよ、失礼ね………」
「ふ~ん」
魔理沙は軽く答える
確かに暇である。霊夢の言う通り、何か遊ぶのも良いかもしれない
暫く魔理沙は考えて
「ジャンケン………」
「しょぼいわね」
「んだよ、人がせっかく考えてあげたのに、その態度は!」
「はいはい、悪かったわね……でも、たしかにいいかもね
外に出るとかじゃないし、何より動かなくていいし」
「そうだろ?そうだろ?じゃ、行くぜ!!」
「「ジャンケンポン!」」
霊夢:パー
魔理沙:チョキ
「………なぁ霊夢、頼み事していいかい?」
「なによ?」
「もう一回」
「ええ、別に良いわよ」
魔理沙が体を起こす
「「ジャンケンポン」」
霊夢:チョキ
魔理沙:グー
「………もう一回しない?」
「なんだよ?別にいいぜ?」
霊夢も体を起こす
「「ジャンケンポン」」
霊夢:グー
魔理沙:チョキ
「(ふ)」
―――あ、霊夢の野郎、鼻で笑いやがった………今のはムカつくな
魔理沙が人差し指を立てて
「次は勝てる気がするんだ」
「そう?」
霊夢は座ったまま。魔理沙は立つ
「「ジャンケンポン」」
霊夢;パー
魔理沙;グー
「また私の勝ちね」
「ぐ……偶然だぜ……現にホラ……お前一回負けてるだろ………」
「へ~偶然ね、いい魔理沙?ジャンケンなんて三回すれば、だいたい相手のハパターンが読めるのよ
ジャンケンを甘く見ないことね」
「へ、たかがジャンケンだろ………」
「そのジャンケンで魔理沙は私には勝てないわよ」
「ほ~強気だな………その自信……私の右腕で粉々にしてやるよ」
「フフフ……その言葉は自分に返ってくるわよ………来なさい」
その後何十回したのだろうか………
「馬鹿な………一回も勝てなかった!!!??」
「言ったじゃない………勝てないって」
アレから霊夢が全勝
―――いや、ぶちゃっけ勘だけど………
霊夢の勘は見事にジャンケンに適応した。
膝を着く魔理沙。すると神社の外から声が聞こえた。
「霊夢~~~~~!!!」
あの声は吸血鬼のレミリアであろう………
勝手に入ってくる音が聞こえ、やがて霊夢の部屋にやってくる
ちなみにメイドの咲夜も居た
「まったく、勝手に入らないでよ」
「居ると解ったから入ったのよ」
「理由になってないわよ」
「そんな事はどうでもいいのよ、それより何をやっていたの?」
「ジャンケン」
「ジャンケンを?」
「聞いてくれ、レミリア。
霊夢………意外に強いぞ」
魔理沙がレミリアに喋る
「ジャイケンが?」
「うん」
「へ~面白そうね」
「流石、頭は幼児だからな」
「何か言ったかしら?魔理沙」
「いいや、何も言っていないぜ」
「そう?」
「っでやるの?」
「そうね………咲夜」
「はい」
「まず、どれくらい強いか見ようじゃない………
先にやってみて」
「はい」
「それじゃ」
「「ジャンケンポン」」
咲夜:グー
霊夢:チョキ
「お?霊夢が負けた!」
「いやいや、たかが一回じゃない」
「フフフ………そう言ってられるのも今のうちよ?」
「そう………もう一回してくれるのね?」
「何回でも何十回でも………時間とお嬢様が飽きないかぎり、やってあげる」
「く!あと二回ぐらいやれば!」
「「ジャンケンポン!!」」
霊夢:グー
咲夜:パー
「また!」
「その調子よ咲夜」
「まだよ!」
「「ジャンケンポン」」
霊夢:グー
咲夜:パー
「霊夢が三回負けた!」
「ふ、魔理沙……貴方が弱かっただけじゃない?」
「そんな……私が三回も」
―――おかしい。私の勘が鈍る訳がない………何か仕掛けが………って!
深く考えるまでも無かった
「アンタ!時を止めたわね!」
「ギク~」
「何がギク~っよ!私が出す瞬間に時を止めて、私の出すのを見たわね!!!」
「いや~何か絶対勝たなきゃいけない空気がありまして」
「いいわ、時でも何でも止めなさいよ」
「へ~時の力に挑むと言うのね?
いい?時とは、見えない物。感じる物。つまり目に見えない「何か」
簡単に言うと目に見えない敵を相手すると同じなのよ」
「そんな前置きはいいわ。勝てばいいでしょ。あの⑨でも理解するわ」
「そうね………」
静かに睨み合うヴァルキリ―
「なぁ、レミリア。コレってジャンケンだよな?
何でこんな無駄な迫力なんだ?」
ビリビリと押される感じがする
「負けられないってのもあるんじゃない?」
サラリと返すレミリア
「「ジャンケンポン!」」
この瞬間。誰もが自分の目の前を疑った
いや正確に言えば霊夢以外である。
メキッ!っと骨の音が聞こえる
霊夢が咲夜の顔面を殴っていた
同じ女の子の顔を。
少女の顔を。
「「外道!!」」
魔理沙とレミリアが言う
咲夜はその場に崩れ落ちる
「勝てばいいのよ」
「うわ、罪悪感なしかよ」
「私より怖いわね、この悪魔の巫女は」
座っていたレミリアが立ち上がる
「咲夜がやられたなら、私が行くのは当たり前ね」
「ふ、誰が来ても同じよ」
「二人を倒して強気に居るけど、貴方は私に負ける運命よ」
「ふん、そうやって運命、運命………自分が何時か運命に操られるわ」
「生憎だけど、私は運と言うのを深く理解しているのよ
境界を操る者は境界の意味を………
永遠を操る者は永遠の意味を………
術者は自分の能力、または意味を理解する。
霊夢みたいに、【空を飛べる程度の能力】みたいな簡単なものじゃないのよ」
「【空を飛べる程度の能力】だけと思わない事ね」
お互い笑みを浮かべる
「運命に飲まれるがいいわ。博麗の巫女」
「運命を壊してあげるわ。吸血鬼」
息を吸う。そして腹の底から声を出す
「「ジャンケンポン!!!!!」」
またベキ!っと骨の音が聞こえた
二人あ拳を交差して殴っていた。いわばクロスカウンターだ
身長差があるのに、見事顔面に当てている
二人は崩れるように倒れる
「ぐう!」
二人とも咲夜の上に倒れる。故に咲夜が声を漏らす
―――ジャンケンじゃないじゃん
魔理沙が思う
「やるわね………レミリア」
「霊夢もね………運命を変えたわね」
「「フフフフフフフフフフフフ」」
笑いあう二人。確かな友情がここにある
「ハハハハハハハハハハハハハ………お前等ルール守れよ」
遊びにルールはつきもの。守るのも絶対である。
「そうだな」
霊夢と魔理沙が神社の中でお茶を飲みながら言う
いつもと変わらない毎日
部屋の真ん中で寝ている二人
「異変起きても、解決しようとしたら一日で解決出来るしね………」
「なんだ?何かしたのか?霊夢から……珍しいじゃん」
「いや………別に私から何か、遊びくらいしようと提案するわよ、失礼ね………」
「ふ~ん」
魔理沙は軽く答える
確かに暇である。霊夢の言う通り、何か遊ぶのも良いかもしれない
暫く魔理沙は考えて
「ジャンケン………」
「しょぼいわね」
「んだよ、人がせっかく考えてあげたのに、その態度は!」
「はいはい、悪かったわね……でも、たしかにいいかもね
外に出るとかじゃないし、何より動かなくていいし」
「そうだろ?そうだろ?じゃ、行くぜ!!」
「「ジャンケンポン!」」
霊夢:パー
魔理沙:チョキ
「………なぁ霊夢、頼み事していいかい?」
「なによ?」
「もう一回」
「ええ、別に良いわよ」
魔理沙が体を起こす
「「ジャンケンポン」」
霊夢:チョキ
魔理沙:グー
「………もう一回しない?」
「なんだよ?別にいいぜ?」
霊夢も体を起こす
「「ジャンケンポン」」
霊夢:グー
魔理沙:チョキ
「(ふ)」
―――あ、霊夢の野郎、鼻で笑いやがった………今のはムカつくな
魔理沙が人差し指を立てて
「次は勝てる気がするんだ」
「そう?」
霊夢は座ったまま。魔理沙は立つ
「「ジャンケンポン」」
霊夢;パー
魔理沙;グー
「また私の勝ちね」
「ぐ……偶然だぜ……現にホラ……お前一回負けてるだろ………」
「へ~偶然ね、いい魔理沙?ジャンケンなんて三回すれば、だいたい相手のハパターンが読めるのよ
ジャンケンを甘く見ないことね」
「へ、たかがジャンケンだろ………」
「そのジャンケンで魔理沙は私には勝てないわよ」
「ほ~強気だな………その自信……私の右腕で粉々にしてやるよ」
「フフフ……その言葉は自分に返ってくるわよ………来なさい」
その後何十回したのだろうか………
「馬鹿な………一回も勝てなかった!!!??」
「言ったじゃない………勝てないって」
アレから霊夢が全勝
―――いや、ぶちゃっけ勘だけど………
霊夢の勘は見事にジャンケンに適応した。
膝を着く魔理沙。すると神社の外から声が聞こえた。
「霊夢~~~~~!!!」
あの声は吸血鬼のレミリアであろう………
勝手に入ってくる音が聞こえ、やがて霊夢の部屋にやってくる
ちなみにメイドの咲夜も居た
「まったく、勝手に入らないでよ」
「居ると解ったから入ったのよ」
「理由になってないわよ」
「そんな事はどうでもいいのよ、それより何をやっていたの?」
「ジャンケン」
「ジャンケンを?」
「聞いてくれ、レミリア。
霊夢………意外に強いぞ」
魔理沙がレミリアに喋る
「ジャイケンが?」
「うん」
「へ~面白そうね」
「流石、頭は幼児だからな」
「何か言ったかしら?魔理沙」
「いいや、何も言っていないぜ」
「そう?」
「っでやるの?」
「そうね………咲夜」
「はい」
「まず、どれくらい強いか見ようじゃない………
先にやってみて」
「はい」
「それじゃ」
「「ジャンケンポン」」
咲夜:グー
霊夢:チョキ
「お?霊夢が負けた!」
「いやいや、たかが一回じゃない」
「フフフ………そう言ってられるのも今のうちよ?」
「そう………もう一回してくれるのね?」
「何回でも何十回でも………時間とお嬢様が飽きないかぎり、やってあげる」
「く!あと二回ぐらいやれば!」
「「ジャンケンポン!!」」
霊夢:グー
咲夜:パー
「また!」
「その調子よ咲夜」
「まだよ!」
「「ジャンケンポン」」
霊夢:グー
咲夜:パー
「霊夢が三回負けた!」
「ふ、魔理沙……貴方が弱かっただけじゃない?」
「そんな……私が三回も」
―――おかしい。私の勘が鈍る訳がない………何か仕掛けが………って!
深く考えるまでも無かった
「アンタ!時を止めたわね!」
「ギク~」
「何がギク~っよ!私が出す瞬間に時を止めて、私の出すのを見たわね!!!」
「いや~何か絶対勝たなきゃいけない空気がありまして」
「いいわ、時でも何でも止めなさいよ」
「へ~時の力に挑むと言うのね?
いい?時とは、見えない物。感じる物。つまり目に見えない「何か」
簡単に言うと目に見えない敵を相手すると同じなのよ」
「そんな前置きはいいわ。勝てばいいでしょ。あの⑨でも理解するわ」
「そうね………」
静かに睨み合うヴァルキリ―
「なぁ、レミリア。コレってジャンケンだよな?
何でこんな無駄な迫力なんだ?」
ビリビリと押される感じがする
「負けられないってのもあるんじゃない?」
サラリと返すレミリア
「「ジャンケンポン!」」
この瞬間。誰もが自分の目の前を疑った
いや正確に言えば霊夢以外である。
メキッ!っと骨の音が聞こえる
霊夢が咲夜の顔面を殴っていた
同じ女の子の顔を。
少女の顔を。
「「外道!!」」
魔理沙とレミリアが言う
咲夜はその場に崩れ落ちる
「勝てばいいのよ」
「うわ、罪悪感なしかよ」
「私より怖いわね、この悪魔の巫女は」
座っていたレミリアが立ち上がる
「咲夜がやられたなら、私が行くのは当たり前ね」
「ふ、誰が来ても同じよ」
「二人を倒して強気に居るけど、貴方は私に負ける運命よ」
「ふん、そうやって運命、運命………自分が何時か運命に操られるわ」
「生憎だけど、私は運と言うのを深く理解しているのよ
境界を操る者は境界の意味を………
永遠を操る者は永遠の意味を………
術者は自分の能力、または意味を理解する。
霊夢みたいに、【空を飛べる程度の能力】みたいな簡単なものじゃないのよ」
「【空を飛べる程度の能力】だけと思わない事ね」
お互い笑みを浮かべる
「運命に飲まれるがいいわ。博麗の巫女」
「運命を壊してあげるわ。吸血鬼」
息を吸う。そして腹の底から声を出す
「「ジャンケンポン!!!!!」」
またベキ!っと骨の音が聞こえた
二人あ拳を交差して殴っていた。いわばクロスカウンターだ
身長差があるのに、見事顔面に当てている
二人は崩れるように倒れる
「ぐう!」
二人とも咲夜の上に倒れる。故に咲夜が声を漏らす
―――ジャンケンじゃないじゃん
魔理沙が思う
「やるわね………レミリア」
「霊夢もね………運命を変えたわね」
「「フフフフフフフフフフフフ」」
笑いあう二人。確かな友情がここにある
「ハハハハハハハハハハハハハ………お前等ルール守れよ」
遊びにルールはつきもの。守るのも絶対である。
縁側で傍観してるような感覚で読めました
最後のクロスカウンターがカッコいい…かなぁ?
文末の。も統一されてないし、少し推敲した方が良いのでは。
よくこれで幻想郷の弾幕ごっこのルールが守られているなwww
奇跡としか言いようが無いwww
> 確かに暇えある。
dが抜けてるのでは。
>いや、ぶちゃっけ勘
っが二文字後ろにずれてるのでは。
>「ジャイケンが?」
方言ですかね?タイトルは良いとして、レミリアお嬢様が「一度だけ」使ってるのは変なので直した方が宜しいかと。
なんという剛田ニズム