Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

本みりん

2008/02/03 05:09:42
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「本みりんがあるぜ!」

「なんであんたが台所にいるのよ、魔理沙」

「そこは勝手知ったるなんとやらだぜ、霊夢」

「…はぁ、あんたに何を言っても無駄ね。
 で、みりんがどうしたの?珍しい物でもないし」

「いや、確かにみりんは珍しい物ではない。
 だが、この博麗神社に本みりんがあるっていう事実が、驚愕に値すr…おーけー、霊夢。落ち着くんだ。
 確かに私が悪かった。全面的に謝罪しよう。だから、その手に持った針をおろすんだ。
 まてまてまて、さすがに洒落になrギャーーー!!」

「天罰よ」

「ひどいぜ。
 でも、霊夢は何となく、食べ物というか、料理に対するこだわりってのがなさそうな感じがするからな。
 こう、食べられればいいっていう感じで」

「失礼ね。
 でも、出される物に対しては、こだわりというか、好き嫌いはしないわ。
 作った人に対する礼儀だし、そんな余裕もないしね…」

「そ、そうか」

「けど、自分で作るからには、おいしい物がいいじゃない?
 誰とは言わないけど、よくごちそうになりにくる、馬鹿もいるしね」

「心当たりがないぜ」

「…まあいいわ。
 それに、博麗の巫女は中立じゃないといけない。
 これは料理にも言えることで、和・洋・中、その他に至るまで、全ての料理について、網羅しているわ。
 そのために、調味料へのこだわりは、重要なの」

「本当か!!今度、作ってくれ!!」

「冗談よ」

「ひどいぜ」

「まあ、調味料へのこだわりって言うのは、本当よ。目標もあるしね」

「なんだ、その目標ってのは」

「お母さんの味」

「あ…」

「やっぱり、自分にとって一番おいしい、というより、一番安心できるのが、お母さんの味ね。
 こればっかりは、同じ調味料で、同じ作り方なのに、なぜか、違ってしまう。
 けど、やっぱり同じ味がほしいから、同じ味にしたいから、同じ調味料を使ってしまうの」

「お母さんの味か…」

「あら、魔理沙、ホームシック?」

「ちがうぜ!霊夢が、変なこと言うから、ちょっと…」

「たまには、帰ってあげなさいよ」

「ふん、向こうから謝らない限り、絶対に無いぜ」

「意地っ張り」

「親譲りだぜ」

「まあ、うちに本みりん、というか調味料がそろっている理由は、納得した?」

「おう、したぜ。
 ところで、霊夢。本みりん出してるのは、使うんだろ?」

「当たり前じゃない。煮物を作ろうかな、と思って」

「そうか。本みりんは、味付けのほかに、肉とか魚の臭みも消すんだよな」

「そうね」

「今、出ている材料は、ニンジンとかタケノコとか野菜だけなんだが…」

「それについてはもうすg「ごめんくださーい、巫女いるー?」来たわ。
 ちょっと待っててね、魔理沙」

「おう、…行ったか。
 珍しいな、博麗神社に玄関から来る客なんて。
 あの声はたしか、ミスティアだっ…た…? 霊夢の奴、まさか!?」




「ごめんね、ミスティア。呼び出して。

   よ  く  来  て  く  れ  た  わ  」


みすちーの運命やいかに!?
ミスティアはウナギを届けに来ただけですよ?

あと、私は料理に関する知識は、ほとんどありません。


なお、この題名から、とある紅い門番を思い浮かべた方。
紅魔館まで出頭してくださ(破山砲
ぺ天使B
コメント



1.名無し妖怪削除
みすちー・・・腹ペコ姫の相手だけでなく貧乏巫女の相手まで・・・
2.nama-hane削除
違う!私は決して門番のことを考えてなんk(芳華絢爛
3.名無し妖怪削除
そ、そんな罠にこの私が・・・クマーーー!
4.ななーし削除
二次創作のせいだから、俺は決して出頭する気はない、意地でもッ!殴り殺されたくないしw
でもいいれいまり。
5.名無し妖怪削除
これは孔明の罠か!!
くっ……まんまと美鈴の話かと思ってしまった……
6.イスピン削除
うなぎは煮物には向いてないと思いますけど……やっぱりみすちーを…!
7.名無し妖怪削除
みすちー逃げてwww
8.時空や空間を翔る程度の能力削除
ここにもみすちーの天敵がwwwwwwww
9.名無し妖怪削除
ああ、紅魔館送りか…
10.削除
ふっ、こんなあからさまに怪しい題名、最初から罠だと思っていたわ!(美しく殴り飛ばされながら