Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

レミリア~さらなる高みへ~(part2)

2008/01/02 11:42:04
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2.01KB
ページ数
1
※先にpart1を見ておくとより楽しめるかもしれません。



























「無理にでも帰ってもらうわ」

輝夜を中心に広がっていく円状の波紋。視界の端から反射してくる弾。

「これは―――」



神宝「蓬莱の玉の枝」

それは降り注がれる虹―――



「フン」

まったく動くことなくその場に佇むレミリア。

「一層目は偶数弾のようなものね。グレイズを増やす絶好の機会だわ」

※偶数弾とは自分を狙わずその隣を通過する弾。動くと当たる。



「次は当たるわよ?」

反射してきた弾が左右からやってきた。勿論、自機を狙って

「無駄よ」

迷わず直進する吸血鬼。後ろには超高密度の弾が背中を削っている。

しかし、前方からもまた虹の層がやってくる。

逃げ場は―――ない。

「ちょうどいい機会だから教えてあげるわ。我が下僕の能力はまさにッ!世界を支配する能力だということをッ!!」

「幻符『ザ・ワールド』ッ!止まれいッ!!時よッ!!!」



ドォーーーzーーン



世界の色が失われ、モノクロとなった領域が広がった。

「って…お嬢様も認識できないんですよね」

不敵な笑みを浮かべながら固まっているお嬢様。流石にこの状態では咲夜に委ねるしかないようだ。

一方、相手となる輝夜はの方は――

間違い無い。こちらの動きを認識している。流石は時間操作における最上級能力者だけある。

しかしわずかの間しか動くことはできないようだ。

とりあえずお嬢様を安全な位置へ移動させておく。この状態なら当たり判定に激突しようが問題無い。

そして余った時間はひたすらナイフを打ち込むことにする。

「あなたがどんな方法を取ろうと関係の無い弾幕を思いついたわ!!」

輝夜を中心に回りながらナイフを投げつけていく。

「見えていることが逆に恐怖よね。今のうちにボムでも放ったらどうかしら?後がきついわよ?」



しかし輝夜には挑発の意図が見えていた。

ナイフの切っ先を見てみる。どれも輝夜の周囲を狙うように投げられている。

(できる限り戦力を削ぐ事を考えたのだろうけど…甘いわね)



「そして時は動き出す…」



そして無数のナイフが動き始めた。

「無駄弾ご苦労だったわね!」

さらなる弾幕を展開しようとしたとき、自分を貫く光の線に気がついた。

「まず……ッ!!」

次の瞬間、紅く光る槍に貫かれていた。

「吸血鬼が読んでいた漫画…なかなか面白いじゃない」

「例の門番を回収しました」

「ご苦労様。それじゃあ適当な式神をつけておくわ。あなたに匹敵するくらい強力な奴をね」

「ちょっ…何に使うんですか?」

「日頃不遇な目に合ってるのだもの。たまにはいい思いさせてあげなくちゃ、ね。」

「…HELLSING9巻を読みながら、現実と空想の境界を弄ってるってことは…」

「世の中、バランスが大事なのよ。」



年末からHDDクラッシュで泣く泣く打ち直しに。
ネタで溢れさせたいのに薄味になるのは何でだろ?
な~と
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コメント



1.日々流離う程度の能力削除
めーりん幼児化&離反フラグ!?