「橙~橙~」
麗しくもしっかりとした声が響く。
ここはマヨヒガ。一度迷い込んだら抜け出すことはできないと言われるとある妖怪達の住処。
「橙~」
そんな場所に、九尾の狐たる八雲藍の声が響く。
呼んでいる相手は自らの式たる黒の化け猫。
やがて藍が縁側に出ると、そこに探していた影を見つけた。
「橙、呼ばれたら返事くらいはしなさい」
「あ、藍様」
声を掛けられ見つめていた物から視線を外した黒猫は、自らの主人の顔を眺める。
「そろそろ夕餉の買い物に行くぞ、支度しなさい」
「は~い」
元気よく返事をするその姿に、藍は頬を綻ばせる。と、そこで橙が見ていたものに気が付いた。
「何を見ていたんだ?」
「あ、これです」
「ん?ああ、あの時のか」
* * * * *
「おーい、アリス。そこの魔導書とってくれ」
「はい、どうぞ」
「おう、ありがとな」
深く深く、どこまでも木々が生い茂る魔法の森。
奇怪な樹木や怪しげな草がそこらかしこに自生しているこの森の一角に、霧雨魔理沙の家は建っている。
相変わらず物がというもの物が散乱しているこの家には、今二人の魔法使い。
家主たる魔理沙と、人形遣いで魔女たるアリス・マーガトロイドの二人。
自分が読んでいる本から目を離し、アリスはゆったりとした所作で床に積まれた本を取る。
そして、上海人形がその本を魔理沙に渡しに行った。
魔理沙は行儀悪く椅子の上で胡坐をかきながら、その本を受け取る。
と、その拍子に本から何か薄っぺらいものが落ちた。栞だろうか?
いぶかしく思いながらも魔理沙はそれを拾い上げる。
「これは・・・・・・おいアリス、これ見てみろよ」
「何よ、まったく」
上海経由で、それを受け取るアリス。
そしてそれに目を落とす。上海や人形達も一緒になって覗き込んだ。
「あら、懐かしいわね」
「だろ?あの時の写真さ」
* * * * *
「パチェ。何か面白いこと無い?」
湖の真ん中に赤々とそびえ立つ禍々しい洋館。
永遠に幼い吸血鬼姉妹の館、紅魔館。
昼でもなお暗くそして紅いこの館の内部にある、閉ざされた大図書館。
そこに幼く可愛らしい声が響く。
紅魔館の主であり、幼きデーモンロードと恐れ讃えられるレミリア・スカーレットだ。
「小悪魔、適当な本を見繕ってあげなさい」
細く消え入りそうな声がそれに答えた。
七曜を極め、魔女の最高峰に位置すると言われる少女、動かない大図書館パチュリー・ノウレッジ。
読んでいる本から目を離すことなく、レミリアの言葉に答える。
「本じゃなくて、面白い出来事を探しているの!」
「本は面白いわよ」
「それは認めるけど、今は気分じゃないわ」
「我侭ね」
「何を今さら」
そんな適当な話を二人で続ける。
レミリア自身、先ほどの言葉に明確な答えなど求めていない。ただ会話の種子として言ってみただけだ。
この数百年来の友人とただただ話をしたいだけなのである。
軽口を叩きあいながらも、二人ともそのやり取りを快く感じている。
ふと、友人の机上にそれを認めたレミリアは、慈しむようにしてそのものを手に取った。
写真立てである。中には勿論、変わる事の無い過去を切り取った写真が一枚。
「パチェもこの写真は大事にしてるのね」
「あの、宴会の時のね。楽しかったもの、とても・・・・・・」
「あなたが本と白黒鼠以外でそんなこと言うのって珍しいわね」
「レミィだって楽しんでいたじゃない」
「そりゃあね・・・・・・皆が居たもの」
* * * * *
「ん?これは・・・・・・」
「どしたの、慧音?」
里から然程離れていないところに建っている一軒の家。
歴史の半獣たる上白沢慧音が居を構えるそこは、妙な同居人がいつでも寝そべっている。
妙な同居人こと藤原妹紅は、家主の声に体を起こした。
見ると慧音が一枚の写真を眺めている。
白黒の写真だ。
「これを見てみろ妹紅。あの宴会の時のものだ」
「あの宴会?・・・・・・ああ、あれかぁ」
しばらくの間眉を顰め、写真を受け取った所でようやく妹紅は思い出した。
「あの天狗のにしては、良い写真だよね」
「それは文殿に失礼じゃないか?」
「あの天狗の普段の行いのせいだよ。ま、それでも写真に罪は無いしね」
* * * * *
幽玄たる空気、どこか寒々しさと厳粛さを漂わせる二百由旬もの庭園。
冥界、白玉楼。その延々と続く庭を一望できる縁側に二つの影があった。
白玉楼の主、華胥の亡霊たる西行寺幽々子。そしてスキマ妖怪、神隠しの主犯たる八雲紫。
幽々子が少しだけ崩した横座りをし、そこに紫が頭を乗せていた。膝枕の状態。
ただただ会話は無く、ひたすらに二人で無音の庭を眺め続けている。
幽々子がそっと紫の頭を撫でると、それがくすぐったいのか紫は少しだけ肩を竦めた。
「幽々子様、紫様。お茶がはいりました」
二人の後にある障子を開け、魂魄妖夢がお盆を持って現われる。
半人半霊の彼女にまとわりつく巨大な魂魄に、お盆に乗せられた饅頭があった。お茶請けのものであろう。
「あら、ありがとう妖夢」
「いえ・・・・・・それより、私もご一緒させていただいてもよろしいでしょうか?」
「相変わらず固いわねぇ。一々許可なんか取らなくてもいいのに。ねぇ、幽々子?」
顔だけを起こして紫が半霊の少女を見る。
「まあねぇ、妖夢と私の仲だものねぇ。もういく所までいっちゃった仲だもの」
「な!?幽々子様!何を!?」
「あの宴会の後の妖夢は激しかったわぁ。半霊まで使って二人掛かりで前後から・・・・・・」
「みょん!?」
「あらあらみょんったら、まるで獣みたいね」
幽々子、紫の二人からかわれて、顔を真っ赤にしながら取り乱す妖夢。
そんな様子を寝転がりながら見ていた紫は、ふと、何かを思い出したようにスキマを開き、そして何かを取り出した。白黒の写真だ。
「ほらこれ、その宴会の時の」
「あら、皆で集まって撮ったものね?」
「ええ、スキマにいれてあるから保存状態は良好よ」
「相変わらず、沢山写ってますよね」
三人で写真を眺めながら、会話に華を咲かした。
「もちろんよ。なんてったって、霊夢が好きな人妖が全員写ってるんですもの」
* * * * *
閑散とした境内に冷たい風が一陣。
手入れが行き届いているのかいないのか良く分からない境内に人影はない。
幻想郷の端に位置する博麗神社。
その社務所で、紅白の目出度い格好をした少女は棚の整理をしていた。
「まったく・・・・・・面倒になってきたなぁ」
そう、ぼやきながらもせっせと手に持った物の内容を確認して整えていく。
一冊の本を手に取った時、そこからひらりと、写真が落ちた。
何となしにそれを拾い上げる。少し古惚けた白黒の写真だ。
眺めてみるとこの神社で行なわれた宴会の写真であり、集合写真のように沢山の人妖が入り乱れて写っている。
「これって・・・・・・」
* * * * *
「それで、今日の夕餉はどうするつもりだい?橙」
「そうですねぇ・・・・・・大根の煮付けなんてどうでしょう?」
とある黒猫は八雲の姓を授かった。
「これ、まだあなたが儀式をやってない頃のよね」
「ああ、私がまだ人間だったころのやつだな。このころはぴちぴちだったぜ」
とある魔法使いは魔女へとその身を変えた。
「皆、ね」
「そう、パチェがいてフランがいて美鈴がいて、咲夜がまだ元気でいて・・・・・・」
「咲夜が居なくて寂しい?」
「さあ、どうかしらね」
とある吸血鬼は大切な従者を失った。
「慧音様!大変だぁ!!おお、ちょうど良かった!妹紅様もおる!」
「どうした、弥吉!」
「子供が迷いの森に入っちまったらしいんです!!」
「うし、先に私が行く。慧音は捜索隊を作って後から!」
「ああ、分かった」
人から外れたとある少女は少しだけ人に近づけた。
「それにしても妖夢も大きくなったわね」
「ええ、おつむは変わらないけどね」
「紫様、何で胸を見てるんですか!!それと幽々子様も酷い!」
とある半霊の少女は少しだけ成長した。
「日付から見ると先々代の写真か・・・・・・やっぱり妖怪ばっかりね。好かれてたのかしら?」
「あなただって妖怪にばーっかり好かれてるじゃない」
「げ、幽香!」
「そうさねぇ。霊夢から三代見てるけど、皆そっくりだわ」
「うわ、魅魔!」
「博麗の巫女の周りにはいつも皆集まるからね」
「萃香まで!・・・・・・ええい!お前ら散れ!勝手に上がりこむな!」
楽園の素敵な巫女はいつまでも楽園の素敵な巫女だった。
それぞれの写真の裏には全て同じ人物の文字が書かれている。
「14代目博麗の巫女誕生記念宴会 皆と会えて楽しい宴会 13代目巫女 博麗霊夢」
ぶっきら棒だがどこか優しさと暖かさを感じさせる文字が、そこには並んでいた。
書いた主の性格をいつまでも現すように。
写真の中の霊夢は、眩しくなるくらいに優しく綺麗な笑顔を浮かべていた。
麗しくもしっかりとした声が響く。
ここはマヨヒガ。一度迷い込んだら抜け出すことはできないと言われるとある妖怪達の住処。
「橙~」
そんな場所に、九尾の狐たる八雲藍の声が響く。
呼んでいる相手は自らの式たる黒の化け猫。
やがて藍が縁側に出ると、そこに探していた影を見つけた。
「橙、呼ばれたら返事くらいはしなさい」
「あ、藍様」
声を掛けられ見つめていた物から視線を外した黒猫は、自らの主人の顔を眺める。
「そろそろ夕餉の買い物に行くぞ、支度しなさい」
「は~い」
元気よく返事をするその姿に、藍は頬を綻ばせる。と、そこで橙が見ていたものに気が付いた。
「何を見ていたんだ?」
「あ、これです」
「ん?ああ、あの時のか」
* * * * *
「おーい、アリス。そこの魔導書とってくれ」
「はい、どうぞ」
「おう、ありがとな」
深く深く、どこまでも木々が生い茂る魔法の森。
奇怪な樹木や怪しげな草がそこらかしこに自生しているこの森の一角に、霧雨魔理沙の家は建っている。
相変わらず物がというもの物が散乱しているこの家には、今二人の魔法使い。
家主たる魔理沙と、人形遣いで魔女たるアリス・マーガトロイドの二人。
自分が読んでいる本から目を離し、アリスはゆったりとした所作で床に積まれた本を取る。
そして、上海人形がその本を魔理沙に渡しに行った。
魔理沙は行儀悪く椅子の上で胡坐をかきながら、その本を受け取る。
と、その拍子に本から何か薄っぺらいものが落ちた。栞だろうか?
いぶかしく思いながらも魔理沙はそれを拾い上げる。
「これは・・・・・・おいアリス、これ見てみろよ」
「何よ、まったく」
上海経由で、それを受け取るアリス。
そしてそれに目を落とす。上海や人形達も一緒になって覗き込んだ。
「あら、懐かしいわね」
「だろ?あの時の写真さ」
* * * * *
「パチェ。何か面白いこと無い?」
湖の真ん中に赤々とそびえ立つ禍々しい洋館。
永遠に幼い吸血鬼姉妹の館、紅魔館。
昼でもなお暗くそして紅いこの館の内部にある、閉ざされた大図書館。
そこに幼く可愛らしい声が響く。
紅魔館の主であり、幼きデーモンロードと恐れ讃えられるレミリア・スカーレットだ。
「小悪魔、適当な本を見繕ってあげなさい」
細く消え入りそうな声がそれに答えた。
七曜を極め、魔女の最高峰に位置すると言われる少女、動かない大図書館パチュリー・ノウレッジ。
読んでいる本から目を離すことなく、レミリアの言葉に答える。
「本じゃなくて、面白い出来事を探しているの!」
「本は面白いわよ」
「それは認めるけど、今は気分じゃないわ」
「我侭ね」
「何を今さら」
そんな適当な話を二人で続ける。
レミリア自身、先ほどの言葉に明確な答えなど求めていない。ただ会話の種子として言ってみただけだ。
この数百年来の友人とただただ話をしたいだけなのである。
軽口を叩きあいながらも、二人ともそのやり取りを快く感じている。
ふと、友人の机上にそれを認めたレミリアは、慈しむようにしてそのものを手に取った。
写真立てである。中には勿論、変わる事の無い過去を切り取った写真が一枚。
「パチェもこの写真は大事にしてるのね」
「あの、宴会の時のね。楽しかったもの、とても・・・・・・」
「あなたが本と白黒鼠以外でそんなこと言うのって珍しいわね」
「レミィだって楽しんでいたじゃない」
「そりゃあね・・・・・・皆が居たもの」
* * * * *
「ん?これは・・・・・・」
「どしたの、慧音?」
里から然程離れていないところに建っている一軒の家。
歴史の半獣たる上白沢慧音が居を構えるそこは、妙な同居人がいつでも寝そべっている。
妙な同居人こと藤原妹紅は、家主の声に体を起こした。
見ると慧音が一枚の写真を眺めている。
白黒の写真だ。
「これを見てみろ妹紅。あの宴会の時のものだ」
「あの宴会?・・・・・・ああ、あれかぁ」
しばらくの間眉を顰め、写真を受け取った所でようやく妹紅は思い出した。
「あの天狗のにしては、良い写真だよね」
「それは文殿に失礼じゃないか?」
「あの天狗の普段の行いのせいだよ。ま、それでも写真に罪は無いしね」
* * * * *
幽玄たる空気、どこか寒々しさと厳粛さを漂わせる二百由旬もの庭園。
冥界、白玉楼。その延々と続く庭を一望できる縁側に二つの影があった。
白玉楼の主、華胥の亡霊たる西行寺幽々子。そしてスキマ妖怪、神隠しの主犯たる八雲紫。
幽々子が少しだけ崩した横座りをし、そこに紫が頭を乗せていた。膝枕の状態。
ただただ会話は無く、ひたすらに二人で無音の庭を眺め続けている。
幽々子がそっと紫の頭を撫でると、それがくすぐったいのか紫は少しだけ肩を竦めた。
「幽々子様、紫様。お茶がはいりました」
二人の後にある障子を開け、魂魄妖夢がお盆を持って現われる。
半人半霊の彼女にまとわりつく巨大な魂魄に、お盆に乗せられた饅頭があった。お茶請けのものであろう。
「あら、ありがとう妖夢」
「いえ・・・・・・それより、私もご一緒させていただいてもよろしいでしょうか?」
「相変わらず固いわねぇ。一々許可なんか取らなくてもいいのに。ねぇ、幽々子?」
顔だけを起こして紫が半霊の少女を見る。
「まあねぇ、妖夢と私の仲だものねぇ。もういく所までいっちゃった仲だもの」
「な!?幽々子様!何を!?」
「あの宴会の後の妖夢は激しかったわぁ。半霊まで使って二人掛かりで前後から・・・・・・」
「みょん!?」
「あらあらみょんったら、まるで獣みたいね」
幽々子、紫の二人からかわれて、顔を真っ赤にしながら取り乱す妖夢。
そんな様子を寝転がりながら見ていた紫は、ふと、何かを思い出したようにスキマを開き、そして何かを取り出した。白黒の写真だ。
「ほらこれ、その宴会の時の」
「あら、皆で集まって撮ったものね?」
「ええ、スキマにいれてあるから保存状態は良好よ」
「相変わらず、沢山写ってますよね」
三人で写真を眺めながら、会話に華を咲かした。
「もちろんよ。なんてったって、霊夢が好きな人妖が全員写ってるんですもの」
* * * * *
閑散とした境内に冷たい風が一陣。
手入れが行き届いているのかいないのか良く分からない境内に人影はない。
幻想郷の端に位置する博麗神社。
その社務所で、紅白の目出度い格好をした少女は棚の整理をしていた。
「まったく・・・・・・面倒になってきたなぁ」
そう、ぼやきながらもせっせと手に持った物の内容を確認して整えていく。
一冊の本を手に取った時、そこからひらりと、写真が落ちた。
何となしにそれを拾い上げる。少し古惚けた白黒の写真だ。
眺めてみるとこの神社で行なわれた宴会の写真であり、集合写真のように沢山の人妖が入り乱れて写っている。
「これって・・・・・・」
* * * * *
「それで、今日の夕餉はどうするつもりだい?橙」
「そうですねぇ・・・・・・大根の煮付けなんてどうでしょう?」
とある黒猫は八雲の姓を授かった。
「これ、まだあなたが儀式をやってない頃のよね」
「ああ、私がまだ人間だったころのやつだな。このころはぴちぴちだったぜ」
とある魔法使いは魔女へとその身を変えた。
「皆、ね」
「そう、パチェがいてフランがいて美鈴がいて、咲夜がまだ元気でいて・・・・・・」
「咲夜が居なくて寂しい?」
「さあ、どうかしらね」
とある吸血鬼は大切な従者を失った。
「慧音様!大変だぁ!!おお、ちょうど良かった!妹紅様もおる!」
「どうした、弥吉!」
「子供が迷いの森に入っちまったらしいんです!!」
「うし、先に私が行く。慧音は捜索隊を作って後から!」
「ああ、分かった」
人から外れたとある少女は少しだけ人に近づけた。
「それにしても妖夢も大きくなったわね」
「ええ、おつむは変わらないけどね」
「紫様、何で胸を見てるんですか!!それと幽々子様も酷い!」
とある半霊の少女は少しだけ成長した。
「日付から見ると先々代の写真か・・・・・・やっぱり妖怪ばっかりね。好かれてたのかしら?」
「あなただって妖怪にばーっかり好かれてるじゃない」
「げ、幽香!」
「そうさねぇ。霊夢から三代見てるけど、皆そっくりだわ」
「うわ、魅魔!」
「博麗の巫女の周りにはいつも皆集まるからね」
「萃香まで!・・・・・・ええい!お前ら散れ!勝手に上がりこむな!」
楽園の素敵な巫女はいつまでも楽園の素敵な巫女だった。
それぞれの写真の裏には全て同じ人物の文字が書かれている。
「14代目博麗の巫女誕生記念宴会 皆と会えて楽しい宴会 13代目巫女 博麗霊夢」
ぶっきら棒だがどこか優しさと暖かさを感じさせる文字が、そこには並んでいた。
書いた主の性格をいつまでも現すように。
写真の中の霊夢は、眩しくなるくらいに優しく綺麗な笑顔を浮かべていた。
よいお年を!
人間→魔法使い→魔女
になったと?