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ぷれぜんとふぉーゆー 霊夢&魔理沙編

2007/12/29 19:06:13
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1

 注意:霊夢が酷いです。酷すぎます。
    でもロスなら日常茶飯事です。(ぇぇぇー



1.霊夢から魔理沙へ。

「誕生日おめでとう魔理沙。素敵な賽銭箱はそこよ」
「くれるんじゃないのかよ?!」



2.霊夢から魔理沙へ。その2

「誕生日おめでとう魔理沙。はい、しけった煎餅」
「……数日前香霖の所で見かけた煎餅に良く似ているんだが、まあいいや。ありがとな霊夢」
「どういたしまして。御代として霖之助さんが作ったケーキ丸ごと頂いていくわね」
「待てコラ!」



3.霊夢から魔理沙へ。その3

「誕生日おめでとう魔理沙。はい、欲しがっていた本」
「なんか所々血塗られていたり香霖の所で見かけたような気がするが、
あえて気にしないことにするぜ精神衛生上。
 あー、ありがとな、霊夢」
「どういたしまして。で、私の誕生日の前借として三十倍返しね」
「三十倍ってなんだ!」
「ちなみに霖之助さん曰く、壱百円の価値があるそうよ?」
(レート:壱幻想郷円=日本円百円硬貨と同等(二千七年現在(注1)
「壱万円かよ!」



4.霊夢から魔理沙へ。その4

「誕生日おめでとう魔理沙。でもその前に私の誕生日のプレゼントを寄越しなさい。
 さもなくば霖之助さんの命は無いと思いなさい」
「何考えてるんだお前はー!」



5.霊夢から魔理沙へ。その5

「誕生日おめでとう魔理沙」
「おう、ありがとうな」
「というわけでケーキの材料を奪ってきたわ。頑張って作って私に振舞って頂戴」
「お前何様なんだよ!」
「巫女よ! 文句あるの!」



6.霊夢から魔理沙へ。その6

「誕生日おめでとう魔理沙。はい、巫女服」
「お、いいのか? 一度着てみたかったんだよな」
「うん、それ着たら掃除やって洗濯してご飯作って」
「私はいつお前のメイドになったんだ?」
「違うわよ、奴隷巫女よ。主巫女に尽くす存在よ」
「変な言葉を作るんじゃない!」



7.霊夢から魔理沙へ。その7

「誕生日おめでとう魔理沙。でもプレゼントを買う金が無かったの」
「ま、しょうがないな。いつもの出がらしのお茶でいいぜ」
「ううん、それじゃ博麗の巫女の名が廃る!
 というわけで魔理沙、今すぐ街角でスッパで立って稼いできて」
「何やらせんだよお前はぁ!!」



8.霊夢から魔理沙へ。その8

「誕生日おめでとう魔理沙。はい、ほっかむり」
「…貰っておいてこういうのもなんだが、何だ、これは」
「あら、泥棒するのに顔バレはまずいでしょう?」
「何させる気だよお前はよ! お前はよう!」



9.霊夢から魔理沙へ。その9

「誕生日おめでとう魔理沙。
 誕生日おめでとう魔理沙。
 誕生日おめでとう魔理沙。
 誕生日おめでとう魔理沙。
 誕生日おめでとう魔理沙。
 誕生日おめでとう魔理沙。
 誕生日おめでとう魔理沙。
 誕生日おめでとう魔理沙。
 誕生日おめでとう魔理沙。
 誕生日おめでとう魔理沙。
 はい、十回祝ってあげたから壱百円頂戴」
「お前の脳内辞書にゃ祝う=呪うとか書いてないかオイ!」



10.霊夢から魔理沙へ。その10

「誕生日おめでとう魔理沙。ところで時代はエコロよ」
「へ? エコロ?」
「そう、とどのつまり節約よ。というわけでプレゼントは牛乳パックで造った肘カバーよ」
「いるかよ! ただ穴が開いてるだけじゃないか!
 大体なんかこの牛乳パック、底にかじったような跡があるぞ!」
「ロウは美味しくないのよ!」
「やるなよそんなモン人に!」
「今なら素敵な賽銭箱そこに」
「結局そこに戻るのかよ!」



11.魔理沙から霊夢へ

「ん? ……そう言えば今日は霊夢の誕生日だったな。
 よし、今日は一日中寝るか」
「お早う魔理沙。素敵な賽銭箱を持ってきたわよ」
「そうそう、どうせ何時も賽銭箱に入れろ入れろ五月蠅いんだから……って待て、何時入ってきた霊夢!」
「貴女の家の鍵なんてワンミニッツもあればイナフよ」
「犯罪だよこの針巫女は!!」
「ほら、賽銭箱持ってきてあげたから、誕生日分の賽銭を入れなさい」
「しかも居直り強盗かよ!」



12.魔理沙から霊夢へ 2

「ん? ……そう言えば今日は霊夢の誕生日だったな。
 というか何でウチのカレンダーに霊夢の誕生日が書いてあるんだしっかりと」
「わざわざ書きに来たからに決まってるじゃない」
「昨日は無かったのに……って何やってるんだ不法侵入者」
「プレゼントを貰いに来たわ。さあキリキリ渡しなさい」
「既にプレゼント貰う態度じゃないよコレ!」



13.魔理沙から霊夢へ 3

「ん? ……そう言えば今日は霊夢の誕生日だったな。
 ――いや、見なかった! 私は何も見なかった!
 そう、私の部屋中にちりばめられている「霊夢誕生日 X/X」が書かれた紙なんて!」
「紹介手数料込みで、壱万円は頂くわ」
「高いよ!」
「あ、プレゼントは別よ?」
「その上まだ取るのかよ!」



14.魔理沙から霊夢へ 4

「ん? ……そう言えば今日は霊夢の誕生日だった……っけ?
 あ、あれ? 先週も、祝った、ような?
 そもそも、……霊夢の誕生日って、何時だ?」
「忘れろ」
「って霊夢とその右手にはなけなしの賽銭の五円玉ー?! グウ」
「そして今日は私こと博麗霊夢の誕生日よ。繰り返しなさい」
「……きょうは、れいむの、たんじょうび。
 ……きょうは、れいむの、たんじょうび。
 ……きょうは、れいむの、たんじょうび」
「よろしい……誕生日プレゼント、期待してるわよ」



15.魔理沙から霊夢へ 5

「ん? ……そう言えば今日は霊夢の誕生日だったな。
 ……よし、香霖に頼もう!」
「残念だけど、それは無理だよ。魔理沙」
「うおっ! 香霖! 何時ウチに入ってきた! ってか随分ボロボロだな?」
「そんな事はともかく、魔理沙。今すぐ逃げるんだ」
「は?」
「霊夢が……霊夢が来る――! 逃げ

   ステキ ナ サイセンバコ ハ ココヨ 。
賽銭「我 全 身 全 霊 問 答 無 用 也。」



16.魔理沙から霊夢へ 6

「ん? ……そう言えば今日は霊夢の誕生日だったな。
 まあ、今更誕生日なんかでどういう言うのもアレだよな。
 うん、決まった。今日、私は家でのんびり過ごそう。


 ってなんで私は霊夢の誕生日ケーキを作り終えて居るんだ?!」
「こんにちわ魔理沙。あら、どうやら催眠は上手く掛かったようね?」
「お前の仕業かあー!」



17.魔理沙から霊夢へ 7

「ん? ……そう言えば今日は霊夢の誕生日だったな。
 まあでも、特別な事をやる必要も無いか。うん。
 ……ん? 何だ、タンスに何か張ってある?」

『魔理沙の下着を、誕生日分の代金として頂きます。霊夢』

「……ちょ、ちょっと待て! ちょっと待てぇー!」
『結構客が多いからガッポガッポね』
「って、うわ、下着が一枚もない?!」
『ああ、魔理沙が履いていたのも貰ったから』
「うわ今気づいたー!?」



18.魔理沙から霊夢へ 8

「ん? ……そう言えば今日は霊夢の誕生日だったな」
「もう頂いてるわよプレゼントガツガツ」
「うわあ強盗だー!」
「失敬な。どこからどう見てもプレゼントを貰いに来たただの巫女じゃない」
「いや強盗だよ! どう見ても強盗以外何者にも見えないよ!」
「まったく、魔理沙がプレゼントあげるから是非来てくれって言ったのに」
「言ってないよ! まったく一切合切一ッ言も言ってないよ!」
「おかわり」
「するなー!」



19.魔理沙から霊夢へ 9

「ん? ……そう言えば今日は霊夢の誕生日だったなあ」
「ええそうよ。というわけで魔理沙、これを付けなさい」
「うわいきなり現れてそして首輪を着けられたー?!
 ちょっとこの破廉恥なのは一体なんですか霊夢サンッ!」
「貴女のモノは全て私のモノ! 私のモノも私のモノ!
 魔理沙は私の為に生きて! 私は私の為に生きるの!」
「それなんてジャイアニズムだーっ!」



20.魔理沙から霊夢へ 10

「ん……そう言えば今日は霊夢の誕生日だったん、だよな……」
「ふう、美味しかったわ」
「霊夢のけだもの……けだものぉ……ひっぐ……うえええんっ……」



21.霊夢から魔理沙へ。いんくりすます

「お、今日はクリスマスか」
「成敗ッ!」
「ぎゃふん!」
「大丈夫魔理沙!」
「お前が大丈夫かどうか心配だ!
 なんでいきなり成敗されにゃならんのだ!」
「バテレンのお祭りに洗脳されてるからよ!
 そんなことやってる暇あるなら賽銭を私に!
 というわけで魔理沙、救い料として賽銭を詰め込みなさい。米でも可」
「唐突だよ! しかも強盗だよ!」



22.霊夢から魔理沙へ。いんくりすます その2

「お、今日はクリスマスか」
「プレゼントをあげるわ」
「うわなんだいきなり! ……ま、まあなにか貰えるなら貰っておこう」
『博麗神社に賽銭を投げ込む権利 壱万円分』
「いらねえ! あ、あれ? 手から離れない?」
「ふふふ賽銭を規定額まで納めないと離れないわよ?」
「お前本当に巫女か!」



23.霊夢から魔理沙へ。いんくりすます その3

「お、今日はクリスマスか。よっしゃ、霊夢でもからかいにいくか」
「もう来てるわよ」
「なにー?! え、えーと、霊夢サン? どうなさったのですか?」
「さ、魔理沙も準備なさい」
「……何、この斧。オンナノコが持つようなモンじゃないぞ」
「クリスマス狩りよ」
「おい!」
「今年は合法的にクリスマスを楽しんでいる男女から略奪しまわっていいと聞いたわ」
「いや嘘だから! それむっちゃ嘘だから!」
「さあ、明日の博麗神社のためにレッツ略奪ー♪」
「そんな萌えキャラみたいに言わなくてもごっついマイナスイメージは拭えないからー!」



24.霊夢から魔理沙へ。いんくりすます その4

「お、今日はクリスマスか。……そういえば霊夢、クリスマス知ってるのかな?」

『苦離簀魔守
 ――伴天連の魔女狩りから生まれた狂気の祭りである。
   本来は神の名のもと、密告のあった少女らを捕らえ、
   拷問にかけ、無理矢理証言を得て首を切るのが魔女狩りであるが、
   この日のみ、拷問吏が特殊な権限により町を歩く少女たちを刈り始めたのが起源と言われる。
   そんなことが無いように、親たちは少女らを簀巻きにして拷問吏に見つからないようにしたという。』

「それから、魔女たちはこの日になると自ら簀巻きになって隠れたそうよ」
「いや嘘だろう! それ絶対嘘だろう! ってうわあいつの間に簀巻きにされたんだ私!」
「さぁて、仕事料としてその辺のモン漁っていくわねー」
「ちょっと待てー! あ、そのタンスは駄目ー! 恥ずかしいからー!」
「ふむ、これは売れそうね」
「ギャー! 見ないでー! 私の精一杯の背伸びを見ないでー!」



25.霊夢から魔理沙へ。いんくりすます その5

「お、今日はクリスマス……は、いいとして。なんで私縛られてるの?」
「ああ、プレゼントだからよ」
「誰の!?」

「ウフフフフ魔理沙魔理沙魔理沙魔理沙」
「えーと、縛られた魔理沙を徹底的に楽しむ方法は……」
「わあ魔理沙「これでもう逃げられないね!「思う存分遊ぼう!「いろいろと道具持ってきたよ!」

「ちょ! ええと私この方々にどういうことされる運命なの?!」
「どうどう。払うモノ払って貰わなくちゃ」
「はい、紅魔館のパーティ招待券よ。存分に食べに行ってきなさい」
「あと、こっちにお米を置いておくからね」
「売られてるし! あの、霊夢? 霊夢さーん? 冗談だよね? 冗談……よね?
 あ、あの……いや、た、助けて……やだぁ……怖い、怖いよぅ……。
 やめてぇ、お願いだから、その……ひぃっ……助けて、助けてぇーっ!」

アッー!



26.魔理沙から霊夢へ。いんくりすます その1

「魔理沙、今日はクリスマスだから略奪しにきたわ」
「いやいや霊夢。普通プレゼントは交換するものだぜ」
「わかったわ。はい」
「そんな今さっき道ばたから引っこ抜いた草渡されても!」



27.魔理沙から霊夢へ。いんくりすます その2

「魔理沙。今日はクリスマスなんですってね」
「ああ、巫女のお前さんにはあんまり関係ないイベントだと思っていたが……」
「博麗神社はどんなイベントだって受け入れるのよ。というわけでさあ賽銭出せ」
「お前賽銭が貰えそうなイベントならなんでもいいんだろう!」



28.魔理沙から霊夢へ。いんくりすます その3

「魔理沙、今日は」
「クリスマスだな。はい、プレゼント」
「……あ、ありがとう」
(よし先手は取った! これで今年は無事に)
「――チェンジ」
「ちょっと待てー! それは無い! それは無いぞいくらなんでも!」
「だってお金にならないじゃない!」
「換金する気まんまんかよ! ああもう、徹夜までして編んだのに……あ」
「……ふぅん、これ、魔理沙の手作りなんだ」
「……あ、いや、その……」
「売れるわね。んじゃ行ってくる」
「……そうか。いや、わかってたけど。わかってたけどさあ……」



29.魔理沙から霊夢へ。いんくりすます その4

「魔理沙、今日はクリスマス……あら? 差し押さえの紙?」
「素寒貧だぜブエックシュン!」
(フフフ念のために香霖に頼んで貰って財産一式を換金しておいたぜ!
 そのお金も香霖に預けてある! どうだ霊夢!)
「……なるほど。じゃあ魔理沙、いい仕事紹介してあげるわ」
「え、何の仕事ですか!?」
「派遣の仕事よ。魔理沙は色々と需要があるから」
「……どこの需要? あ、そうだ知識だな! 私の知識を生かせるところなんだな!」
「ううん、カラダ」
「否定しやがった上に最悪の回答をたたき出しましたよこの巫女は!」
「あ、仲介料は九割貰うわ」
「どこのヤクザだーっ!」



30.魔理沙から霊夢へ。いんくりすます その5

「魔理沙、今日はクリスマスね」
「へ? ああまあ、そうだが……」
「私からのプレゼントよ」
「へ?」

ぶちゅーーーーーーーーーーーーーーーきゅぽん

「ふう……。キス一つでぐったりだなんて、魔理沙も可愛いじゃない」
「あ……、はう、はぅ……あ、れ……?」
「ふふ、じゃあ魔理沙。もう一度キスして欲しかったらここにサインなさい」
「……は、い……」
「……よし。これで魔理沙の財産一式は私のもので」
「……わかり、ました……」



 そして、魔理沙は霊夢のペットとして幸せに暮らしましたとさ。(ぇー



どっとはらい

クリスマスなんて嫌いです。大嫌いです。
こんにちわかさぎ修羅です。

霊夢がなんか酷いですが、まあ霊夢だって生きるのに必死なんだってことで一つ。(ぇー

注1:レートは適当です。(ぇー
かさぎ修羅
[email protected]
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/6827/index.html
コメント



1.名無し妖怪削除
相変わらずの霊夢で安心しました。
2.卯月由羽削除
魔理沙可愛いw
3.名無し妖怪削除
霊夢鬼畜すぎ糞ワロタwww
4.名無し妖怪削除
途中でだれる
5.名無し妖怪削除
笑わせて貰いました。しゅらさんもっと創想話来てくれればいいのに…
>どういう言うのも
どうこう、では?
6.名前が無い程度の能力削除
霊夢死ねwww