晴れた幻想の空の下
花の異変から数日が過ぎた日、博麗神社に一人の来訪者がやって来た
「れいむー、いますかー?」
「あら、映姫じゃない。いらっしゃい」
神社にやって来たのは彼岸の裁判官である閻魔の少女、四季映姫ヤマザナドゥである
そんな映姫を霊夢は微笑みながら迎える
「んで、どうしたのよ?」
霊夢は自分と映姫の分のお茶と羊羹を持ってきて縁側に座っている映姫の隣に座る
「ちゃんと霊夢が善行をしているか見にきたのです」
「はぁ、ご苦労な事ね・・・」
霊夢は溜め息を吐いてお茶を飲む
「ま、それもありますけど、それはついでですよ」
「あら?他にも何かあるの?」
「勿論ですよ。霊夢には判りませんか」
映姫は目を瞑りお茶を飲む
「私は映姫じゃないから映姫の考えは判らないわ」
「霊夢の勘で当ててみて下さい」
「もぅ!意地悪しないで教えなさいよ~」
霊夢は頬を膨らませて映姫を見る
「ふふ、とても簡単な事です」
「だから、いったい・・・・きゃっ!!」
倒れる音、霊夢は映姫によって廊下に押し倒されていた
「只、愛しい霊夢に会いたくなっただけです」
「え、あ・・・・映姫?その、冗談・・・・・・だよね?」
「閻魔の私としては嘘や冗談は余り好きではありません」
「・・・・・・・ほ・・・・・・・本気なの?」
「ええ・・・・・。勿論本気ですよ。この気持ちに白黒付けたいと思います」
映姫は霊夢を押し倒したまま真剣な瞳で霊夢の顔を見つめる
映姫は霊夢の頬に優しく手を添え、更に顔を近付ける。霊夢の顔は真っ赤に染まり瞳は潤んでいる
「霊夢。これから先、私と共に生きて下さい。貴女を私の支えにして下さい。私を貴女の支えにして下さい。手を握りあって、
これからを共に進んで下さい。私の傍で微笑み続けてくれますか?」
「映姫・・・・・・・・・・・」
「霊夢・・・・・。私の想いを、受け取ってくれますか?」
映姫が自分の想いを霊夢に打ち明ける。霊夢は顔を赤くさせたまま、言葉を紡ぐ
「私は、映姫と共に生きて行きたい。私を映姫の支えにしたい。映姫を私の支えにしたい。
映姫の手を握り、これからを一緒に進んで行きたい。映姫の傍で微笑んでいたい!」
霊夢が言葉を言い終える。顔を赤くし映姫の顔を直視できないでいる
映姫はそんな霊夢を強く抱き締め、言葉紡ぐ
「私、四季映姫は博麗霊夢の事を誰よりも愛しています!」
「私も・・・・・、博麗霊夢は四季映姫の事を誰よりも愛しています・・・・・・」
二人は愛を呟き合い、お互いの体を抱き締め合う
映姫は霊夢の顎を指で優しく上げ、顔を近付ける。二人の顔は徐々に近付き唇を重ね合わせる
「・・・・・・ん・・・・ちゅ・・・・・・・・・・ぷはっ・・・・あ・・・・え・・・・映姫・・・・・・」
「はぁ・・・・・はぁ・・・れ、霊夢・・・・。好きです、大好きです霊夢・・・・」
「わ・・・・・・私も大好きよ・・・・映姫」
映姫は再び霊夢に唇を重ねる。霊夢も映姫の唇を受け止める
晴れた空、昼間の博麗神社に閻魔の少女と巫女の少女がお互いに抱き合い肌を重ねていた
「ふぁ・・・・映姫、少し眠くなってきたわ………」
「ふふ、そうですね。少しお昼寝をしましょうか」
「………うん。少し寝るね」
「ええ、お休みなさい霊夢。私がずっと抱き締めていてあげます」
巫女の少女はゆっくりと目を閉じた。
聞こえてくるのは巫女の少女の静かな寝息
「霊夢、私がこうして抱き締めていてあげます。貴女の悲しみも孤独も喜びも共に分け合いましょう。
だから、貴女は私の隣で微笑んでいて下さい。私も貴女の隣で微笑み続けます。」
閻魔の少女は一人、そう呟く。閻魔の少女は自分が抱き締めている存在を確かめるように抱き締め直した
「ふぅ、私も少し寝ましょうか」
閻魔の少女は静かに目を閉じる。聞こえてくるのは閻魔の少女の寝息
神社に聞こえるのは二人の少女の寝息。二人の少女は大切なものを守るように確かめるように抱き合って眠っている
幻想郷の日の光は神社で眠る二人の少女を優しく照らしていた
end
☆おまけ☆
「映姫~、もう夕方よ。どうする?泊まってく?」
「そうですね………、まぁ、たまには仕事を休むのも良いでしょう」
「なら泊まってくのね?だったらお客用の布団の準備をしてくるわ」
「いえ、それは必要ありません」
「え、なんで?」
「それは、霊夢と同じ布団で私も寝ますから。霊夢は嫌ですか?」
「バカ……」
「ふふ、バカで構いませんよ。さて、一緒に寝ましょうか。それが、今、霊夢にできる善行です」
「もう……、判ったわよ」
少女布団準備中
「映姫………。起きてる?」
「起きてますよ。霊夢どうかしましたか」
「今度は私が映姫の所に泊まりに行くわ」
「そうですね。それだと私も仕事を休む必要もありませんね」
「うん。私は映姫の為にご飯でも作ってまってるわ」
「ふふ、まるで夫婦みたいですね」
「え………、も、もう!いきなり何言うのよ!」
「あら、霊夢は私と結婚するのは嫌ですか?」
「……………バカ、嫌な訳ないでしょ」
「それは良かったです。ねぇ、霊夢?」
「………なに?」
「抱き締めても良いですか?」
「………うん」
「霊夢………暖かいですね」
「映姫も暖かいわ………」
「ふふ、そろそろ寝ましょうか。勿論このままで」
「別に構わないわ。お休みなさい映姫…。」
「お休みなさい霊夢。愛しています」
終わり
花の異変から数日が過ぎた日、博麗神社に一人の来訪者がやって来た
「れいむー、いますかー?」
「あら、映姫じゃない。いらっしゃい」
神社にやって来たのは彼岸の裁判官である閻魔の少女、四季映姫ヤマザナドゥである
そんな映姫を霊夢は微笑みながら迎える
「んで、どうしたのよ?」
霊夢は自分と映姫の分のお茶と羊羹を持ってきて縁側に座っている映姫の隣に座る
「ちゃんと霊夢が善行をしているか見にきたのです」
「はぁ、ご苦労な事ね・・・」
霊夢は溜め息を吐いてお茶を飲む
「ま、それもありますけど、それはついでですよ」
「あら?他にも何かあるの?」
「勿論ですよ。霊夢には判りませんか」
映姫は目を瞑りお茶を飲む
「私は映姫じゃないから映姫の考えは判らないわ」
「霊夢の勘で当ててみて下さい」
「もぅ!意地悪しないで教えなさいよ~」
霊夢は頬を膨らませて映姫を見る
「ふふ、とても簡単な事です」
「だから、いったい・・・・きゃっ!!」
倒れる音、霊夢は映姫によって廊下に押し倒されていた
「只、愛しい霊夢に会いたくなっただけです」
「え、あ・・・・映姫?その、冗談・・・・・・だよね?」
「閻魔の私としては嘘や冗談は余り好きではありません」
「・・・・・・・ほ・・・・・・・本気なの?」
「ええ・・・・・。勿論本気ですよ。この気持ちに白黒付けたいと思います」
映姫は霊夢を押し倒したまま真剣な瞳で霊夢の顔を見つめる
映姫は霊夢の頬に優しく手を添え、更に顔を近付ける。霊夢の顔は真っ赤に染まり瞳は潤んでいる
「霊夢。これから先、私と共に生きて下さい。貴女を私の支えにして下さい。私を貴女の支えにして下さい。手を握りあって、
これからを共に進んで下さい。私の傍で微笑み続けてくれますか?」
「映姫・・・・・・・・・・・」
「霊夢・・・・・。私の想いを、受け取ってくれますか?」
映姫が自分の想いを霊夢に打ち明ける。霊夢は顔を赤くさせたまま、言葉を紡ぐ
「私は、映姫と共に生きて行きたい。私を映姫の支えにしたい。映姫を私の支えにしたい。
映姫の手を握り、これからを一緒に進んで行きたい。映姫の傍で微笑んでいたい!」
霊夢が言葉を言い終える。顔を赤くし映姫の顔を直視できないでいる
映姫はそんな霊夢を強く抱き締め、言葉紡ぐ
「私、四季映姫は博麗霊夢の事を誰よりも愛しています!」
「私も・・・・・、博麗霊夢は四季映姫の事を誰よりも愛しています・・・・・・」
二人は愛を呟き合い、お互いの体を抱き締め合う
映姫は霊夢の顎を指で優しく上げ、顔を近付ける。二人の顔は徐々に近付き唇を重ね合わせる
「・・・・・・ん・・・・ちゅ・・・・・・・・・・ぷはっ・・・・あ・・・・え・・・・映姫・・・・・・」
「はぁ・・・・・はぁ・・・れ、霊夢・・・・。好きです、大好きです霊夢・・・・」
「わ・・・・・・私も大好きよ・・・・映姫」
映姫は再び霊夢に唇を重ねる。霊夢も映姫の唇を受け止める
晴れた空、昼間の博麗神社に閻魔の少女と巫女の少女がお互いに抱き合い肌を重ねていた
「ふぁ・・・・映姫、少し眠くなってきたわ………」
「ふふ、そうですね。少しお昼寝をしましょうか」
「………うん。少し寝るね」
「ええ、お休みなさい霊夢。私がずっと抱き締めていてあげます」
巫女の少女はゆっくりと目を閉じた。
聞こえてくるのは巫女の少女の静かな寝息
「霊夢、私がこうして抱き締めていてあげます。貴女の悲しみも孤独も喜びも共に分け合いましょう。
だから、貴女は私の隣で微笑んでいて下さい。私も貴女の隣で微笑み続けます。」
閻魔の少女は一人、そう呟く。閻魔の少女は自分が抱き締めている存在を確かめるように抱き締め直した
「ふぅ、私も少し寝ましょうか」
閻魔の少女は静かに目を閉じる。聞こえてくるのは閻魔の少女の寝息
神社に聞こえるのは二人の少女の寝息。二人の少女は大切なものを守るように確かめるように抱き合って眠っている
幻想郷の日の光は神社で眠る二人の少女を優しく照らしていた
end
☆おまけ☆
「映姫~、もう夕方よ。どうする?泊まってく?」
「そうですね………、まぁ、たまには仕事を休むのも良いでしょう」
「なら泊まってくのね?だったらお客用の布団の準備をしてくるわ」
「いえ、それは必要ありません」
「え、なんで?」
「それは、霊夢と同じ布団で私も寝ますから。霊夢は嫌ですか?」
「バカ……」
「ふふ、バカで構いませんよ。さて、一緒に寝ましょうか。それが、今、霊夢にできる善行です」
「もう……、判ったわよ」
少女布団準備中
「映姫………。起きてる?」
「起きてますよ。霊夢どうかしましたか」
「今度は私が映姫の所に泊まりに行くわ」
「そうですね。それだと私も仕事を休む必要もありませんね」
「うん。私は映姫の為にご飯でも作ってまってるわ」
「ふふ、まるで夫婦みたいですね」
「え………、も、もう!いきなり何言うのよ!」
「あら、霊夢は私と結婚するのは嫌ですか?」
「……………バカ、嫌な訳ないでしょ」
「それは良かったです。ねぇ、霊夢?」
「………なに?」
「抱き締めても良いですか?」
「………うん」
「霊夢………暖かいですね」
「映姫も暖かいわ………」
「ふふ、そろそろ寝ましょうか。勿論このままで」
「別に構わないわ。お休みなさい映姫…。」
「お休みなさい霊夢。愛しています」
終わり
甘いよ……
こういうイチャイチャする話もいいけど、好きになる「過程」っていうのがちょっと欲しかったんだ
ごめんね、お母さんカップリング厨でごめんね
なんだか読んで想像しちゃってましたw