巫女さんと魔法使いの休日

「今日も暇ねぇ～。」
誰もいない博麗神社で、霊夢が体を伸ばしながら言う。
霊夢が退屈そうな顔をしながら、いつも通り神社の周りにある落ち葉を掃いていく。
落ち葉をはいていると、ビュンという風圧と共に人影が現れる。
「また、あんたなのね・・・。」
「あたしでわるかったな。今日も遊びに来てやったんだ文句は言わせないぜ。」
魔理沙だ、最近休日によく来る。
「今日は何のようかしら？来てくれるのはうれしいんだけど、毎回あんただとねぇ・・・。」
霊夢は飽きれながら言う。
「おいおい、さっき文句はなしっていったぜ、それよりも茶を出して欲しいんだ、出せるか？」
''ここは、何処だと思ってるのよ・・・神社よ？神社・・・。..
「まぁ・・・いいわよ。いれてくる。」
そういって、霊夢は小屋に走っていった。
「相変わらずあわててるな、その間に神社を見物といくぜ。」
あたりを見回してみると、
ちりとりにはいっている落ち葉、ピカピカの床、どれも霊夢が手入れをしているのだろうか。
魔理沙は、階段にすわってホウキを地面に置く。
「ここは、綺麗なとこだな・・・。」
思わず、魔理沙は少しうとうとする。




「こんなところで、寝てだらしないわねぇ。」
魔理沙は気持ちよさそうな顔で寝ている。
あまり気持ちよさそうな顔をしているので、霊夢はそれを放っておく。

「おっと・・・、私としたことがこんなに寝てしまうとはな。」
眼を少しふいて、立ち上がり、ホウキを手に持つ。そして、霊夢がいるところに歩いていく。
肩をぽんとたたいて、
「霊夢、のどが渇いたんだお茶をもらえるか？」
「よく寝てたわね、ほら熱いのを入れておいたわ。」
霊夢は魔理沙に熱々のお茶を渡す。
「悪いな霊夢。」
とお茶が入ったコップを置いて言う。
霊夢は、軽くうなずく。すると、突然魔理沙が
「なぁ霊夢これからも、友達でいてくれよ。」
突然の魔理沙の言葉に霊夢は驚いた様子をしていた。
霊夢は返せる言葉もなく、魔理沙の肩を抱いた。

彼女たちは今日もだれています。

初投稿ということで、少し文章にも自信がありませんが、彼女たちの普段見られないところをみてもらえればいいと思います。感想や、ここは、こうしたほうがいいんじゃないかということをコメントに書いてくれるとうれしいです。それでは失礼します