前書き 続き物 カオス 今回は短め キャラ崩壊 全員霊夢好き設定 神奈子様も色々とアレ
それでもいい方だけ
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第二話 電波早苗さん
設計係は神社跡地で設計図に悩み沈黙していた。その横のほうで空気を読まず建築係が、茶を飲んでいる。
「で、私は聞きたい」
沈黙を破ったのは霊夢だった。
「どうして…どうして…」
曇った空に向かって全力で沈黙の理由を叫んだ。
「どうして隠し扉とか地下室とか覗き穴が増えてるのよ!」
「「「「「「えー、そのほうがいいじゃない」」」」」」
1人以外全員が全員同じことを言った。その1人とは藍だ。
「悪いわよ!なんで風呂場が巨大化したり、壁がスケルトンになってんのよ!?某テレビ局の番組じゃないのよ!?」
各々の設計の必須事項はこんな感じだ。それ以外は既に完成している。
全面ガラス張り 小悪魔
大浴場+湯は自分の家からもらいに来るように 慧音
覗き穴 アリス
本棚 パチュリー
コタツ 咲夜
地下室 永琳
「いいじゃないですか、みんなアナタの生活が気になるんですよ」
無邪気に笑う小悪魔だが、その笑みは霊夢にとって本当に悪魔の笑みをみせ
「風呂場を大きくすればリラックスしやすいぞ?」
良識人と信じてた慧音は、間違いなく風呂の湯のついでに自分も風呂に入れろ。そう言いたげのプランを出し
「ほらあれよ、穴があったら入りたいって言うじゃない」
全く関係のないことを言い出すアリス
「本棚あったら教養がつくわ」
自分が読むための本を置く棚を用意しようとするパチュリー。ほっといたらずっと神社で本を読み続けそうで
「もう冬よ?」
唯一まともな案を出した咲夜だが、笑みは黒い。
「…」
もう何も言うまい。永琳はただただ笑っている。
「なんとか言ってよ藍」
何も言わない藍に助けを求める霊夢だが、手をはたかれた。藍は霊夢をにらみつける。
「…霊夢、私はお前が嫌いだ」
「え?」
藍は口を開いた。
「お前は私から橙を奪った。だからお前が嫌いだ」
霊夢の目をまっすぐ見ながら言葉を続ける。霊夢は何もいえなかった。
「悪いとおもってるか?じゃあ、今すぐ私の前でスッパテンコーの練習をだな」
霊夢は祈った!
小悪魔の攻撃!藍に28のダメージ
パチュリーの攻撃!藍に254のダメージ
アリスの攻撃!藍に783のダメージ
慧音の攻撃!藍に2124のダメージ
咲夜の攻撃!藍に5129のダメージ
永琳の攻撃!藍に13785のダメージ
橙の攻撃!藍に22800のダメージ
藍は傷つき倒れた。建設係はひたすら茶をすすって、見てみぬふりをした。
炊き出し係は死闘していた。もちろん料理に対してだ。ルールは、炊き出し係が作った後に幽々子が試食をし、その中で一番おいしかった料理を全員に振舞うというものだ。食材は紫がスキマから持ってきてくれるので問題ない(自分で用意するのも可)、調理は白玉楼で、各自それ以外は自由に場所を移動していいとのことになった。
「紫」
「あら、もう食材が決まったの?」
「ええ」
一番先にメニューを決めたのはレミリアだった。少し驚く紫だったが、自分も料理をしなければならないので食材を出すことにした。
「どれをお望み?」
「魚、新鮮なのを」
「開けスキマー!」
元気よくスキマに手を突っ込み魚を取り出した。
「閉じろスキマー!」
いきのいい平目だ。レミリアはそれを受け取ると、調理場に向かった。その足取りは軽いように見えた。
「あ、あの吸血鬼見てたら藍がこの間作った料理思い出したわ」
紫は自分も食材を決めたようでスキマに手を突っ込む、それはとてもいい色をしたトマトだった。
そのころ永遠亭では輝夜がパソコンにいそしんでいた。遊んでるわけではなく、一応メニューを決めるための行動だった。
幻想郷ちゃんねる 略して幻ちゃんねる 数多くの人数が書き込む掲示板である。輝夜はそこでスレを立てた。自分で食材が決めれないための最終手段にでたのだった。
1 料理初めて作るから安価で食材決める(34)
2 【久し】霊夢の旦那決定戦その50000(890)【ぶり】
3 【クリスマスも】褌談義パート199(1)【1人】
4 速報!八雲藍死亡!(231)
5 紅魔館って…(321)
6 上白沢慧音を脱がしたら掘られる(678)
7 ルナサですが妹達がふっとびました(673)
8 あれ、もうひとつの神社の神様の名前なんだっけ?やさ…やさ…(476)
9 妖怪の山って山火事になったらどうすんの?(13)
10 蓬莱NEET(999)
1 以下、名無しの大妖精に代わり毛玉がお送りします。:2009/1/111(銭) 19:41:13.60 ID:teruyo5i0
頼む
>>2 >>3 >>4
2 以下、名無しの大妖精に代わり毛玉がお送りします。:2009/1/111(銭) 19:43:21.64 ID:mima3iaa0
砲弾
3 以下、名無しの大妖精に代わり毛玉がお送りします。:2009/1/111(銭) 19:45:11.34 ID:yuukazi20
キャタピラ
4 以下、名無しの大妖精に代わり毛玉がお送りします。:2009/1/111(銭) 19:50:91.44 ID:suikanz10
鉄
「へえ…幻想郷の一般人は変わったものを食べるのね」
納得した輝夜はその食材?をメモして白玉楼に飛んでいった。多分頭のネジも飛んでいった。
「霊夢!」
「な、何よ神奈子」
「さっき私の下半身の二つの丘に打たれた注射が痒い」
「…つまり?」
「尻が痒い」
突然神奈子に呼ばれたと思ったらこの返答。頭にシロアリでもわいたんではないかと、霊夢は思った。とりあえずハリセンでひっぱたこうとしたが、既に神奈子はきえていた。辺りを見渡すが見当たらない。後ろで「この変態神」だとか「後ろの柱はなんだ?飾りか?」だとか聞こえたが無視した。
「霊夢、もう設計は終わったんですか?」
ため息をついてお茶を飲んでいると、早苗が声をかけてきた。
「ええ、修正も済んだし」
修正内容
スケルトン
大浴場(しかも良く見たら大欲情になってた)
地下室(倉庫で妥協)
覗き穴
「そういえば…アンタの奇跡ってどのくらいなの?」
いつの間にか早苗が、横で座ってたのは気にせずに尋ねる。早苗は少し嫌そうな顔をする。暫く押し黙ったままだったが、放し始めた。
「えっと…風をよんだり…4択問題を全問正解したり」
「え?」
間抜けな声がでてしまった。早苗は顔を赤らめる。
「それが…小さいころは能力が出来る日と出来ない日があって、出来ると思った日に友人を集めてやったら全く出来なくて…それで、暫くリアル電波と呼ばれました」
全く聞いてない過去の話をしゃべり始める早苗に、霊夢は話をただただ涙を流しながら付き合うしかなかった。結局、奇跡の規模は最後までわからなかった。
続く
「大欲情」に爆笑した!!
ちっ・・・ちぇ~ん、
藍様に痛恨の一撃とな、
素晴しい~。
早くなんとかしないとwwwwwwwwww
小悪魔、なんちゅう提案を・・・
ダメージが恐ろしすぎる(w
早苗の不憫さに泣いた
いや、しかし、他のメンバーも同じようなもんか・・・でも案的に・・・しかし・・・ ・・・