その日の霧雨魔理沙は、紅魔館の門の前で
「うぐぅ…」
「全く…」
(何かのセリフをパクって)倒れていた。
「何だよその( )は…」
「な、何でだよ…」
倒れたままの姿勢でつぶやく魔理沙。
「何で…」
「…とりあえず、余計なことをしようとしたヤツを倒しただけよ」
「それじゃない…何で門に咲夜(5ボス)が居るんだ?…」
そう、門の前に居たのは美鈴ではなく紅魔館の瀟洒で完璧なメイド長、咲夜さんだったのだ。
「はぁ…とりあえずこれで終わりっと」
バチーン!
「痛っ!け、怪我人に何するだー!!」
咲夜は魔理沙に包帯を巻き、背中を叩いた。
「ああ、ワザとだから」
「ワザと!?」
「そ、じゃあ帰んなさい」
騒ぐ魔理沙を適当にかわし、館に戻っていこうとする咲夜。
そんな咲夜を見て、魔理沙は慌てて呼び止める。
「ちょ、ちょっと待てよ!」
「何?こちとら遊んでる暇なんて無いのよ」
咲夜は呼び止められて心底うんざりした表情を見せた。
「何で…」
「ああもう!さっきから何で何でって五月蝿いわね、アンタは何で村の住人か」
幻世「ザ・ワールド」
「いや、使ってないし」
何をぶつぶつ言っている。
「で、何?」
「何だったんださっきの間は?」
「知らないわ、ってか話が進まないから先を言いなさいよ」
そうそう、グダグダもいいとこだ。
「…何か突っ込みがうr「だから話進めなさいって…」
「……美鈴は?」
魔理沙はやっとのことで質問を繰り出した。
何でこれだけの話なのにこんなに時間がかかっているんだろう?
「クビにした」
「嘘!?」
「嘘」
「…閻魔様に怒られるぜ」
「嘘の現場はここですか!?」
うわ、本当に出てきた。
「咲夜さん!アナタって人は…」
「もう面倒なんで時間をすっ飛ばしますね」
~少女早送り中~
「そうか、月イチの訓練日だったのか」
「そ、だから私が代わりに門に居るって訳」
咲夜さんのおかげで話が正常に戻りつつあります。
「どこに居るんだ?」
「湖よ、気になるなら行ってみたら?」
「そうだな…今日は図書館にも行けそうにないし…」
「はいはい、とりあえずどうでもいいから帰ってくれない?」
そうして魔理沙は紅魔湖へ向かうのでありました。
でも、ありがとう咲夜さん!
あなたのおかげでグダグダから脱出できました!
本当にありがとう!
ありがとー!!
(了)
終わるな!
何だかんだで何で村の少女、湖に到着
「流石最速だな、私」
今は元って付くけどな。
「うっせ、後何で村って言うな」
さてさて、湖では美鈴と門番妖精達の小枝氏、基声出しが行われようとしていた。
よく見ると湖のほとりに数百とも思える数の妖精が整列している。
上空から見ると結構不気味だ。
「それでは!定例声出し会を開始する!!」
『ハイッ!!』
魔理沙さん、それは盗聴ですよ。
「いや、その発想はおかしい」
そうですか?
「それでは!私に続いて声を出すように!!」
『ハイッ!!』
こっから魔理沙視点。
お?丁度始まるみたいだな。
「一つ!!」
『一つ!!!』
「おはようございます!!!」
『おはようございます!!!』
まず挨拶からか、普通だぜ。
「一つ!!」
『一つ!!!』
「みょんの意味って結局なんだよ!!」
『みょんの意味って結局なんだよ!!!』
まぁ、妙とひょんを掛け合わせたとか言うけどな。
実際のトコは分から
「一つ!!」
次いかれた!?
『一つ!!!』
「腋はもう個性じゃない!!!」
『腋はもう個性じゃない!!!!』
あー…もう3人目だもんな。
次回作が夏だったらノースリーブのヤツが出てきそ
「一つ!!」
あ、また失敗した。
『一つ!!!』
早く突っ込まないといけないのか。
「名前で損してる?!ちんすこう!!」
『名前で損してる?!ちんすこう!!!』
旨いんだけどな~あとウコン茶とか。
「ひちょ…、一つ!!」
あ、噛んだ。
『一つ!!!』
「味噌なし味噌汁!!!」
『味噌なし味噌汁!!!!』
パクッた!?もうネタ切れかよ!!
「一つ!!」
『一つ!!!』
「妹紅の読みには無理があると思う!!!!」
『妹紅の読みには無理があると思う!!!!!!』
確かにぱっと見では読めないな…
「一つ!!」
『一つ!!!』
「私は冥凰島十六士ではない!!」
『私は冥凰島十六士ではない!!!』
そーいや誰もこのネタ使わないなぁ。
あれ?美鈴が何か取り出した。
手紙?また何でも入るんだな、あの胸部。
…なんだよ、口惜しくなんかないぜ?
「それではこれより!声出し依頼を遂行する!!」
『はい!!!』
「では一枚目!PN「姉’s」からのお手紙!!」
えっ?これそういうコーナーなのか!?
「一つ!!」
『一つ!!!』
「話聞け妹ーーー!!!」
『話聞け妹ーーー!!!!』
確かに幻想郷の妹って碌なの居ないよな。
これ自分トコの主も入ってないか?
そういえば、三姉妹の間ってあれは姉か妹どっち扱いなんだ?
「二枚目!PN「外界からの手紙INスキマ」からのお手紙!!」
紫だな。
「一人!!」
『一つ!!!』
ボケた!?でも流された!!?
「…坊さんのスクーターは、何かイヤだ!!」
『坊さんのスクーターは、何かイヤだ!!!』
すくーたー?何のことだろう…?
紫も分かるネタ持って来いよ。
「三枚目!!PN「必殺!苦労人」からのお手紙!!」
なんつーPNなんだ…
「一つ!!」
『一つ!!!』
「働けーー!!!」
『働けーーー!!!!』
魂の叫びだな。
「四枚目!!PN「アラキ」からのお手紙!!」
誰!!?
「一つ!!」
『一つ!!!』
「これは人間讃歌だ!!」
『これは人間讃歌だ!!!!』
意味が分からん!!
「以上で!お手紙のコーナー終了です!!」
『はい!!』
やっぱコーナーだったんだ!
「それでは!今月の定例声出し会!!終わりにしたいと思います!!」
『はい!!』
「ありがとうござました!!」
『ありがとうございました!!!』
どうでしたか?魔理沙さん。
「えっ?感想とかいるのか?」
そりゃもう、オチ担当なんですから。
「!?さ、さっきのありがとうございましたでオトしときゃよかったじゃないか!」
まあまあ♪
「何がまあまあだよ!?」
じゃあ、最後に魔理沙さんの爆笑コメントで締めたいと思います。
「えっ?ええぇ!?」
それでは3・2・1ハイ!
「あ…う……何で?…」
以上、PN「何で村の霧雨さん」でした!!
(了)
顔が真っ赤ですよ、魔理沙さん。
「…うわぁ……恥ずかしかった………って見るなよ!!」
お後が宜しいようで。
今度こそ
(了)
「うぐぅ…」
「全く…」
(何かのセリフをパクって)倒れていた。
「何だよその( )は…」
「な、何でだよ…」
倒れたままの姿勢でつぶやく魔理沙。
「何で…」
「…とりあえず、余計なことをしようとしたヤツを倒しただけよ」
「それじゃない…何で門に咲夜(5ボス)が居るんだ?…」
そう、門の前に居たのは美鈴ではなく紅魔館の瀟洒で完璧なメイド長、咲夜さんだったのだ。
「はぁ…とりあえずこれで終わりっと」
バチーン!
「痛っ!け、怪我人に何するだー!!」
咲夜は魔理沙に包帯を巻き、背中を叩いた。
「ああ、ワザとだから」
「ワザと!?」
「そ、じゃあ帰んなさい」
騒ぐ魔理沙を適当にかわし、館に戻っていこうとする咲夜。
そんな咲夜を見て、魔理沙は慌てて呼び止める。
「ちょ、ちょっと待てよ!」
「何?こちとら遊んでる暇なんて無いのよ」
咲夜は呼び止められて心底うんざりした表情を見せた。
「何で…」
「ああもう!さっきから何で何でって五月蝿いわね、アンタは何で村の住人か」
幻世「ザ・ワールド」
「いや、使ってないし」
何をぶつぶつ言っている。
「で、何?」
「何だったんださっきの間は?」
「知らないわ、ってか話が進まないから先を言いなさいよ」
そうそう、グダグダもいいとこだ。
「…何か突っ込みがうr「だから話進めなさいって…」
「……美鈴は?」
魔理沙はやっとのことで質問を繰り出した。
何でこれだけの話なのにこんなに時間がかかっているんだろう?
「クビにした」
「嘘!?」
「嘘」
「…閻魔様に怒られるぜ」
「嘘の現場はここですか!?」
うわ、本当に出てきた。
「咲夜さん!アナタって人は…」
「もう面倒なんで時間をすっ飛ばしますね」
~少女早送り中~
「そうか、月イチの訓練日だったのか」
「そ、だから私が代わりに門に居るって訳」
咲夜さんのおかげで話が正常に戻りつつあります。
「どこに居るんだ?」
「湖よ、気になるなら行ってみたら?」
「そうだな…今日は図書館にも行けそうにないし…」
「はいはい、とりあえずどうでもいいから帰ってくれない?」
そうして魔理沙は紅魔湖へ向かうのでありました。
でも、ありがとう咲夜さん!
あなたのおかげでグダグダから脱出できました!
本当にありがとう!
ありがとー!!
(了)
終わるな!
何だかんだで何で村の少女、湖に到着
「流石最速だな、私」
今は元って付くけどな。
「うっせ、後何で村って言うな」
さてさて、湖では美鈴と門番妖精達の小枝氏、基声出しが行われようとしていた。
よく見ると湖のほとりに数百とも思える数の妖精が整列している。
上空から見ると結構不気味だ。
「それでは!定例声出し会を開始する!!」
『ハイッ!!』
魔理沙さん、それは盗聴ですよ。
「いや、その発想はおかしい」
そうですか?
「それでは!私に続いて声を出すように!!」
『ハイッ!!』
こっから魔理沙視点。
お?丁度始まるみたいだな。
「一つ!!」
『一つ!!!』
「おはようございます!!!」
『おはようございます!!!』
まず挨拶からか、普通だぜ。
「一つ!!」
『一つ!!!』
「みょんの意味って結局なんだよ!!」
『みょんの意味って結局なんだよ!!!』
まぁ、妙とひょんを掛け合わせたとか言うけどな。
実際のトコは分から
「一つ!!」
次いかれた!?
『一つ!!!』
「腋はもう個性じゃない!!!」
『腋はもう個性じゃない!!!!』
あー…もう3人目だもんな。
次回作が夏だったらノースリーブのヤツが出てきそ
「一つ!!」
あ、また失敗した。
『一つ!!!』
早く突っ込まないといけないのか。
「名前で損してる?!ちんすこう!!」
『名前で損してる?!ちんすこう!!!』
旨いんだけどな~あとウコン茶とか。
「ひちょ…、一つ!!」
あ、噛んだ。
『一つ!!!』
「味噌なし味噌汁!!!」
『味噌なし味噌汁!!!!』
パクッた!?もうネタ切れかよ!!
「一つ!!」
『一つ!!!』
「妹紅の読みには無理があると思う!!!!」
『妹紅の読みには無理があると思う!!!!!!』
確かにぱっと見では読めないな…
「一つ!!」
『一つ!!!』
「私は冥凰島十六士ではない!!」
『私は冥凰島十六士ではない!!!』
そーいや誰もこのネタ使わないなぁ。
あれ?美鈴が何か取り出した。
手紙?また何でも入るんだな、あの胸部。
…なんだよ、口惜しくなんかないぜ?
「それではこれより!声出し依頼を遂行する!!」
『はい!!!』
「では一枚目!PN「姉’s」からのお手紙!!」
えっ?これそういうコーナーなのか!?
「一つ!!」
『一つ!!!』
「話聞け妹ーーー!!!」
『話聞け妹ーーー!!!!』
確かに幻想郷の妹って碌なの居ないよな。
これ自分トコの主も入ってないか?
そういえば、三姉妹の間ってあれは姉か妹どっち扱いなんだ?
「二枚目!PN「外界からの手紙INスキマ」からのお手紙!!」
紫だな。
「一人!!」
『一つ!!!』
ボケた!?でも流された!!?
「…坊さんのスクーターは、何かイヤだ!!」
『坊さんのスクーターは、何かイヤだ!!!』
すくーたー?何のことだろう…?
紫も分かるネタ持って来いよ。
「三枚目!!PN「必殺!苦労人」からのお手紙!!」
なんつーPNなんだ…
「一つ!!」
『一つ!!!』
「働けーー!!!」
『働けーーー!!!!』
魂の叫びだな。
「四枚目!!PN「アラキ」からのお手紙!!」
誰!!?
「一つ!!」
『一つ!!!』
「これは人間讃歌だ!!」
『これは人間讃歌だ!!!!』
意味が分からん!!
「以上で!お手紙のコーナー終了です!!」
『はい!!』
やっぱコーナーだったんだ!
「それでは!今月の定例声出し会!!終わりにしたいと思います!!」
『はい!!』
「ありがとうござました!!」
『ありがとうございました!!!』
どうでしたか?魔理沙さん。
「えっ?感想とかいるのか?」
そりゃもう、オチ担当なんですから。
「!?さ、さっきのありがとうございましたでオトしときゃよかったじゃないか!」
まあまあ♪
「何がまあまあだよ!?」
じゃあ、最後に魔理沙さんの爆笑コメントで締めたいと思います。
「えっ?ええぇ!?」
それでは3・2・1ハイ!
「あ…う……何で?…」
以上、PN「何で村の霧雨さん」でした!!
(了)
顔が真っ赤ですよ、魔理沙さん。
「…うわぁ……恥ずかしかった………って見るなよ!!」
お後が宜しいようで。
今度こそ
(了)
何か、この作風自体のもとネタがあって、それを知ってれば面白いとか?