Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

寒くなってきた今日この頃 

2007/11/28 13:17:58
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 冬が近づけば寒くなる
 文明の利器がない幻想郷の住人達はどうやって暖まるのか
 




 神社

萃香「…霊夢…寒い」
霊夢「ええ、寒いわ…」
萃香「だから瓢箪返して…」
霊夢「だめ、暴れるから」
萃香「お願い!アルコール取れば暖かくなるから!
   寒いのいや!」
霊夢「……仕方ないわね」
萃香「(やった!酒が飲める)うわーい」
  

霊夢「よいしょ……」
  (ぎゅっ)
萃香「れ、れいむ?なにやってるの」
霊夢「ん?寒いのがいやだって言うから
   抱きしめてるんじゃないの?
   それより、お酒のほうがいい?」
萃香「……こっちのほうがいい」
  アルコールは、今日はお預け
  たまにはこんな温まり方




マヨヒガ

橙「藍さま~仕事終わりましたよ~」
藍「そうか、よしそれではそろそろご飯にしようか」
橙「はい…クシュン」
藍「橙、大丈夫か?」
橙「はい、だいじょう…クシュン」
藍「そろそろ寒くなってきたからな…コタツを出さなきゃな」
橙「はい!…くしゅん」
藍「…このまま風邪を引いたら大変だ…」
橙「大丈夫です……(ぼふっ)…ん~暖かい」
藍「しばらくは、私の尻尾の中に入っているといい…へっくし」
橙「あっ…」
藍「…私も橙のことをいえないな…よし!今日は鍋にしようか…橙も手伝ってくれよ?」
橙「はい!」
  
 お鍋で温まるようですね





永遠亭


てゐ「はーい、因幡隊整列!……構え!……開始!」
因幡「「「「うさうさうさうさ」」」」
輝夜「あ~やっぱりウサギ達は暖かいわ…永琳もこればいいのに」
   大量のウサギ達が一箇所に集まれば
   それだけで自然のコタツ代わり
   このときばかりは、輝夜も部屋から出てくる



うどんげ「師匠、呼びましたか?」
  永琳「ええ、ちょっとこっちきて」
うどんげ「はいはい……」
    (ぎゅっ)
うどんげ「えっ?な、なにするんですか?」
  永琳「寒くなってきたから、うどんげを抱きしめてるの…いや?」
うどんげ「……卑怯ですよ…」
    あたたか  あたたか
   



 慧音宅

慧音「妹紅…ただいま」
妹紅「お帰り、慧音…どうだった?」
慧音「ああ、今年も里中の皆なんとか
   暖を取る分の準備は整ったみたいだ」
  慧音さん、里の人達の薪とかの準備をしていたみたいです

慧音「しかし、外は寒いな…」
  慧音が家の中に入ると
 (ぎゅっ)
慧音「妹紅?」
  妹紅が抱きついてきた
妹紅「こうすれば、暖かいよね?」
慧音「……ああ、あったかいな」

   不死鳥よりももう少しだけ暖かい
   そんなスペカ…









紅魔館



レミリア「咲夜……」
  咲夜「はい、お嬢様……」
レミリア「寒いわ……」
  咲夜「では、毛布をさらに追加しますね」
レミリア「いえ、毛布はいいわ」
  咲夜「…?では何か別の物を…」
レミリア「ええ、そうね……」
    (がしっ)
  咲夜「えっ?」
レミリア「たまには、一緒に寝ましょう?」
  咲夜「……(にこっ)はい!」
レミリア(こうでもいわないと、咲夜は無理して風邪引いちゃうからね)
   主の心、従事者知らず…その逆もまたシカリ




門番

美鈴「……今日は冷えますね…こんな日に夜勤とは…いつものことですね」
 がたがた
フラン「メイリン?いる?」
美鈴「あれ?妹様…なんでここに?」
フラン「眠れないからメイリンの所に来た」
美鈴「駄目ですよ、しっかり眠らないと身体に悪いんですから」
フラン「え~?だったらメイリンも眠らないと身体に悪いよ?」
美鈴「……私は仕事ですから、仕方がないんです」
フラン「だったら、私もメイリンが寝るまで起きている!」
美鈴「(しかたありませんね)でしたらこっちにきてください」 
フラン「わ~い」
 (ぽふん)
フラン「わぷっ……」
美鈴「寒いですけど、毛布は一枚しかありませんから」
フラン「ん~……メイリン暖かい…」
美鈴(…お嬢様も、妹様も、咲夜さんも……キッチリと守ってあげなくちゃ)
  門の番も、一人は寒いが二人なら暖かい





図書館

パチュリー「……へっくし…」
  小悪魔「パチュリー様、お体に触りますからもうそろそろ眠っては?」
パチュリー「…そうするわ」
  小悪魔「では、準備しますね」
パチュリー「……小悪魔、貴方も眠ったらどう?」
  小悪魔「えっ?……大丈夫ですよ…私は…」
   (むきゅう~)
  小悪魔「こっ、こあ~!?」
パチュリー「……貴方も風邪を引くと困るから、これは命令よ?
      ……いっしょに寝ましょう」
  小悪魔「…はい…」

  小悪魔抱き枕……7800紅魔ぺリカで売ってます














冥界


妖夢「幽々子様、布団引き終わりましたよ?」
幽々子「あらあら、妖夢ありがとう」
妖夢「……ですから炬燵から出てください」
幽々子「え~…でも寒いし」
妖夢「炬燵で寝ると、風邪ひきますよ?」
幽々子「大丈夫!、そんなにやわじゃないから」
妖夢「大丈夫じゃないですよ!…もう」
幽々子「む~、しかたないわね…」

 しぶしぶ幽々子が炬燵を出る、そして布団の中に

妖夢「それでは、お休みなさいませ」
  
 出て行こうとした妖夢を
(がしっ!)
妖夢「うわっ?…なんですか幽々子様?」
 幽々子が捕まえて
(ぎゅうっ)
妖夢「えっ?」
幽々子「寒いから、妖夢が抱き枕ね」
妖夢「えっ?えっ?そっそんな、ちょ、幽々子様!?」
幽々子「いや?」
妖夢「……みょん」

  冥界も暖かいんです……
  













香霖堂


魔理沙「う~寒い寒い」
   ひょい
香霖「……魔理沙、本が読めないじゃないか」
魔理沙「まあまあ、香霖にも外が寒いってことを教えてやろうと思ってな」
香霖「よくわかっているが……なにも本を読んでいる
   僕の膝の上に座らなくてもいいじゃないか」
魔理沙「私が寒いからな、ここのほうが暖かい」
香霖「……やれやれ」

   ちょっとだけ熱いかな?



アリス亭

上海人形「シャンハーイ!」
蓬莱人形「ホウラーイ!」
魔界神「アリスのママでございま~す」

アリス「……ってなんで神綺様がここに?」
神綺「実はね、久しぶりにアリスちゃんに会いに来たの」
アリス「……お母さん仕事は?」
神綺「たまにはいいじゃない……それに…」
  (ぎゅう!)
アリス「あっ…」
神綺「たまには、アリスちゃんを抱きしめたい時だってあるんだから」

   お母さんって、偉大です







 妖怪の山

椛「……あの…文様?」
文「ん~暖かいですね…なにかいいました?椛」
椛「なんで、私だかれているんですか?」
文「取材のためです」
椛「はあ、だったら私あっちのほうに行ってもいいですか?」
文「駄目です!私が寒くなるじゃありませんか」
椛「……そうですか」

 まあ……暖かいでしょう





 三途の河


映姫「……今日はここまでですね」
小町「あ~疲れました」
映姫「……サボってばかり居た貴方がそういいますか」
小町「おっと、今日はここまでって言いましたよね?」
映姫「……もう少し延長しましょうか?」
小町「げっ!?」
映姫「……まあ、今日はここまでといいましたからね」
小町「(ほっ)」
映姫「それでは……くしゅん」
小町「映姫様?風邪ですか?」
映姫「だ、大丈夫です…くしゅん」
小町「だめですよ、無理したら……」
  (だきっ!)
映姫「ちょ、小町!?いきなりなんですか」
小町「静かに、今日は一日、無理しないで眠ってください
   あとでおかゆ作って持って行きますから」
映姫「……そうですね、たまにはゆっくり休みましょう」


  サボってばかりの死神が、こうゆう時には心強い
  








 夜雀の屋台

幽香「あ~寒い…お酒もう一本追加!」
リグル「幽香…余り飲みすぎないほうが…」
幽香「大丈夫よ……つぶれる事はないし、つぶれてもリグルがいるから」
リグル「え~!」

ルーミア「鰻まだなのか~」
大妖精「……お酒もう一本追加!」

ミスチー「は~い、お酒の追加と鰻できました」

  まあ、屋台に来た人も温まっているようで





  こんな温まり方をして幻想郷の方々は寒さをしのいでます

  貴方はどうやって寒さをしのぎますか?

 (炬燵の中でこれを書きながら……作者)




 チルノ「レティ!」
 レティ「チルノ!」
 二人「見よ!幻想郷は!」
 チルノ「寒く!」
 レティ「冷えている!」

 チルノ「お帰り!レティ!」
 レティ「ただいま……チルノちゃん」
 
 彼らは、寒いほうがいいのですが
 心は暖かいみたいですね


 紅魔門番逃走記だけ書いていると
 少し疲れるので、ちょっと息抜きです

 寒い時は、お酒かな?
 東方を作り出した、神主さんも大量に飲んでるしねww
 でも、飲みすぎには注意しましょう

脇役
コメント



1.名無し妖怪削除
どこもいい温まり方をしてますね~
ああ、羨ましい

むきゅう~でこあ~が妙に気に入った
2.名無し妖怪削除
炬燵で鍋しつつ熱燗をあおる、無敵コンボ。


…………一人酒、一人鍋は寒さが身にしみるなぁ。
3.堰碎-鋼霧蒼削除
文明機器「エアコン」
文明機器「送風機」
を使っております。

小悪魔抱き枕・・・欲しい。
4.名無し妖怪削除
神綺さまには母の愛を感じた。
親孝行しようかなぁ・・・
5.名無し妖怪削除
はわー。あったかい・・・和むー

6.時空や空間を翔る程度の能力削除
どちらかと言うと・・・
懐が寒さを増す一方な今日頃ごろ・・・
じっと・・・・手を見る・・・・
7.名無し妖怪削除
良いんだけど……多少バリエーションに違いがあるものの、こうも同じ展開が続くとさすがに後半は読むのがだれてしまいますねぇ。