Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

月の姫、香霖堂へ行く

2007/10/29 07:24:37
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3.28KB
ページ数
1
主役はえーりんです
なお、キャラ崩壊が嫌いな人は読まないでね?






「それじゃ行ってくるわね」
最近の姫はよく外出する
それ自体はいい。楽しそうだし姫の幸せが私の幸せなのだから
だけどこの竹林に隠れ住んでから化粧をあまりしていなかったのに出かける前には化粧をしていくようになった
おかしい・・・
「あ、師匠おはようございます」
まさか男ができた!?
「師匠?」
そんな!私より先に彼氏を作るなんて・・・輝夜の裏切者!
「もしもーし」
もし本当に男ができたのなら・・・天文密葬砲を使わざるをえない(男のほうに)
「うどんげ」
「は、はいっ!なんでしょう師匠!?」
さっきから周りをチョロチョロしていたうどんげに微笑みかける
・・・なんでそんなに怯えてるのかしら
「ちょっと、用事ができたの。留守番よろしくね」
「へ、用事?簡単なことなら私が行きますけど」
「よ・ろ・し・く・ね?」
「・・・イエス、マム」
物分りがいいわね、さすが私の弟子。
さて、速く行かないと姫レーダー(八意印)の有効範囲から姫が出てしまうわ

八意永琳(年齢4桁)
年齢=彼氏(彼女)いない歴

「遊びに来てあげたわよ」
「・・・また君かい」
姫は香霖堂に来ていた。
そういえば前にうどんげに付いていった時に面白い店があったとか言ってたような。
アレは香霖堂のことだったのね。
しかし困った。店の中に入られたら中でナニをやっているのかわからない
もし不埒なことをやってたら・・・天網蜘蛛捕蝶の砲を使わざるをえない(店主に対して)
まあ、こんなこともあろうかと姫の服に盗聴器(八意印)を仕掛けておいてよかったわ
さすが私ったら天才ね。
よし、電波状態は良好。いざ!
「相変らず、客への対応がなってないわね。お茶の一杯くらいだしなさいな」
「君のようにお金を持たず店に来た人は客といわず冷やかしと言うんだがね・・・
 まあ、いつものことだ。少し待ってるといい」
あの店主、姫に対してもあんな態度をとるとはいい根性してるわね
というか輝夜。客のほうからお茶をだせって普通は言わないものよ。
・・・教育の仕方間違えたかしら。
「ほら、持ってきたよ」
コトンと湯呑みを置く音がする。
そういえば姫はどこに座ってるのだろうか。
「遠慮なく頂くわ」
「はいはい、ごゆっくり」
店主のものと思しき足音が遠ざかる。おそらくは定位置に移動したのね
「ん、これは何?」
「ああ、それか」
姫が何かに興味を示したようね
「使ってみるかい?」
「ウィ」
なんでフランス語?

するっ、するする

衣擦れの音がする
ちょっと何をする気ー!?
「紫に聞いたがこのスイッチを押すと動くらしい」

ブィーーーーン

なにこの音!?まさか―
「これをこう押し当てて」
「ンッ・・・」
いやーっ!輝夜が汚されるー!!
「ハァッ、クゥッ・・・イイッ」
「そんなに気持ちいいのかい?」
「ンァッ・・・極上よ?」
そんなに気持ちいいのなら私も・・・
じゃない!こうなったら輝夜には悪いけど突入するしか!
いざっ!
「貴方達何をやっt「そうだろうね。この道具の名前は『高性能マッサージ器』、用途は気持ちよくなることだからね」ってアレ?」
ありのまま起こった事を話すわ。
店主と姫が大人の玩具で不埒なことをしていると思って店内に突入したら、
マッサージ器を肩に当てているだけだった。
勘違いとかそんなものじゃない、
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわ…
「・・・」
「・・・」
「・・・」
ブィーン
マッサージ器の振動音だけが店内に響く
はっきり言って気まずい。
店主と姫がこっちを向いて明らかに「なんでお前ここにいるんだよ」的な視線を放っている
そこで私のとった行動は・・・
「ご・・・」
「「ご?」」
「ごゆっくりぃっ!」
戦略的撤退だった
もう恥も外聞も無い。
あのいたたまれない空気に耐えられなかった。
その日はずっと姫からの目線が痛かった。
まあ、別にふしだらな行為をしているわけじゃないみたいだから良かったわ







後日談
「そのマッサージ器、買うわ」
「まいどあり」
よっす(´・ω・`)
香霖堂が終わり、萌王が買えないというダブルパンチで意気消沈中の文月です。
相変らずオチのつけ所を見失ってます。
永琳から輝夜への呼び方が所々で変わってるのは冷静な状態と感情的な状態をわかりやすくするため
ていうかこんなん書いてえーりんファンに怒られないだろうか?
じゃ、批評、誤字指摘を頂こうか。
ちなみに天文(ryと天網(ryは別に誤字じゃなく、わざとそう書きましたのであしからず
文月
コメント



1.あしきりー削除
とりあえず、えーりんの年齢=彼氏(彼女)いない歴に全俺が泣いた
2.ピースケ削除
ごゆっくり!の部分で谷口を思い出しましたよwww