蓬莱山 輝夜はニートである。俺もニートである。アトリエかぐやはオカズである。彼女に働く意思と言うものは無かった。専業主婦をプロのニートと呼ぶように、彼女もまたニートのプロ中のプロであった。
しかし、それでいいのである。彼女は姫である。貴族が働くことなどあってはならないのだ。
「姫、永遠亭の財が底を付きました」
永琳による突然のニート強制終了宣告。
だが、彼女は貴族である。こんな事で取り乱していては真の貴族とはいえない。
「じゃあ、そこら辺の竹切ってみろよ」
永琳が言われた通り、近くの竹を切ってみると、中から金銀財宝が出てきた。別に働く必要は無い。
だが、彼女も時には働いてみようという気にもなる。下賎の者共の事を理解するのも四魔貴族の勤めである。
手始めに、永遠亭の外に幻影を送り込んでみた。脳内ワーキングである。
そんな輝夜を見て、藤原 妹紅はこう思った。
「輝夜が我が物顔でこの空を飛び回るのはガマンならん」
妹紅が「やめてくれよ」と輝夜に言うと「うん、解った」と、彼女は働くのを止めた。別に働く必要は無い。
だが、彼女も時には外に出てみようと言う気にもなる。たまには日の光を浴びないと腐ってしまう。
取り合えず牛車に乗って、竹林をぐるりと一周してみた。
「あぁ、いい汗掻いた」
しかし風呂には入らない。平安貴族はそうそう風呂には入らないのだ。
「姫、汗臭いです」
渋い顔をして、鈴仙が彼女に進言する。
「イナバ、お前洗ってないオナホールの匂いがするんだよ」
そう言えばそうだ、と鈴仙は一人納得する。詳細はプチ作品集6「初めて東方の二次創作をする時の注意点の再現 」を見れば解る。
だが、彼女も時には下賤の者と戯れてみようという気になる。
手始めに、里の者共と会話してみた。
なんか楽な仕事ある?
1 名前: 以下、名無しにかわりまして毛玉がお送りします。 投稿日: 2007/10/21(日) 00:40:00.03 ID:teruyo+a0
時給1000円以上で
当方♀です
2 名前: 以下、名無しにかわりまして毛玉がお送りします。 投稿日: 2007/10/21(日) 00:39:53.16 ID:9bunbun。0
超光速2get
3 名前: 以下、名無しにかわりまして毛玉がお送りします。 投稿日: 2007/10/21(日) 00:40:28.19 ID:eriiiiin0
>>2
HAEEEEEEEE!
わざわざ貴族自らが下賎の者共の所へ出向く必要は無い。
彼女は貴族である。さらには女である。働かないのは当然である。
例えニートと呼ばれようが、誰かが「輝夜はニートじゃねぇよ」と、言おうが、それは彼女にとってはどうでもいいことである。
蟻が生まれ、働き、死んでいくのが我々にとってどうでも良い事である様に、下賎の者共が、下界で何を言おうとも彼女には関係ない。
彼女はこれからも働くことは無いだろうし、働く必要も無い。
働かないからニートなのでは無い。
暇…姫だからニートなのだ。
HAEEEEEEEE!
HAEEEEEEEE!
時間がwww
流石は幻想郷最速の天狗だ
速すぎるだろ……