Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

一気飲みは危険ですので注意しましょう

2007/10/16 06:40:54
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前書き キャラある程度崩壊 自分の作品のキャラは全員霊夢が好き設定(特に咲夜と永琳は、ほぼ神社に居座ってる) 設定微妙に崩壊
いつの間にかありがちな感じになってしまいました



















































 白玉楼にて、二人の少女が縁側にいる。紅白の少女は博麗霊夢。頭にドリー(ryのような一風変わった模様の帽子を着けているのは西行寺幽々子。霊夢は神社で珍しく咲夜や永琳が来ないので暇を持て余していると、幽々子に夜桜を見ないかと誘われたのでお呼ばれすることにした。
「本当にいい桜ね」
「でしょう?自慢の桜ですもの」
「妖夢に感謝してあげなさいな…」
 そう言いつつ酒をチビチビ飲む霊夢。その横で幽々子は団子をもぐもぐ食べている。串の数は片付ける妖夢が哀れになるほど積み上げられ、地獄の針の山も真っ青になるほどよく刺さりそうだった。
「いいじゃない。先においしいもの食べとかないと後で後悔するわよ?」
「あんたの食べ物を取る馬鹿は多分幻想郷中探しても紫くらいしかいないわよ…」
「それもそうねー」
 陽気な声で再び食べ始める幽々子。霊夢が幽々子の横を見ると妖夢が追加の団子を用意する。
「幽々子様お願いですからこのくらいで…」
「えーいやよー」
「そろそろやめときなさい。太るわよ?」
 妖夢が泣きそうな声で言うので、妖夢が流石にかわいそうになった霊夢は幽々子を止める。
「私はあまり太らない体質なのだけれど…まあ、霊夢が心配してくれるならやめてもいいわね」
「いや私は妖夢が」
「じゃあ妖夢お酒を追加して」
 霊夢の言葉を華麗にスルーした幽々子は妖夢に酒を頼む。団子よりはいいのか、妖夢は特に文句も言わず廊下の曲がり角を曲がる際に霊夢に一礼すると屋敷に消えていった。

「んぐんぐんぐ…」
「またえらく飲むわね幽々子」
 酒が追加され二人だけの宴会は続く。幽々子の後ろには今度は酒瓶の山が積み上げられる。その数は、霊夢がいつか妖夢をねぎらってやろうと思うほどだ。
「ぷっはー!だって今日は一段と桜が綺麗に見えるんだもの」
 そう言って幽々子は裸足で庭に立つ。桜と満月を背景に立つ少女は見るものを不思議な気持ちにさせるほど美しく、魅惑的だった。
「まったく、どうでもいいから戻ってきなさい。妖夢が掃除大変だろうから」
「浮いてるから万事オーケーよ」
 霊夢の前にふわふわ浮かぶ幽々子。霊夢は思いっきりため息をついた。そしてお猪口に残っていた酒を一気に飲み干す。
「あらもう帰るのかしら?」
「ええ、今日は遅くなったし。そろそろ御暇させていただくわ」
「その前に…聞きたいことがあるのよね」
  ドン
 立ち上がろうとする霊夢を幽々子は突き飛ばす。
「…なんのつもりかしら?」
 無表情の霊夢は、先ほどの笑顔とは打って変わって同じく無表情の幽々子を問う。そしてそのまま幽々子は霊夢の上に馬乗りになった。
「ねえ霊夢。あなたは何時まで生きるつもり?」
「さあ?下手すりゃ死ねないかもね」
 おかしな質問に同じくおかしく霊夢は返答する。
「だって永琳が蓬莱の薬をお茶か何かに混ぜるかもしれないもの。過去に何があったかは私は知らないけれど、あいつならやりかねないわ」
 そう答えると突風に煽られたように突然、本当に突然散りはじめた。
「・・・死を操る程度の能力。辺りに放出してるわよ?」
「そうね…それがどうかしたかしら?」
「妖夢が泣くわよ」
「大丈夫。すぐにあの子は笑顔になるわ」
 幽々子が霊夢の首に手をかけ、力を込める。
「だって、これからあなたがずっと側に居てくれるもの」
「…」
 幽々子は無表情で言う。一方の霊夢は首を絞められても抵抗もせずに幽々子を見つめる。
「まったく、人間なのに他人を魅了してやまないのに!側におきたいのに!人として生を終えたらここに来て欲しいのに!それなのに!あなたは人間を生きたままやめるつもりなのかしら!?」
 力を込めて、叫びつつ首を絞める。それでも抵抗は霊夢はしない。
「…はあ」
「げほげほ…久々に死ぬかと思ったわ」
 ついに幽々子は手から力を抜いた。その場で霊夢は咳き込む。暫く幽々子は霊夢の上に乗った状態だったが、横に移動し再び酒を飲み始め、霊夢も幽々子から酒を注いでもらい再び飲み始めた。

「幽々子…本気だったでしょ」
「ええ」
「「んぐんぐんぐ…ぷっはー!」」
 一緒に酒を飲み干す。
「まあ死ななかったから良かったけどね」
「だって霊夢殺したら私幻想郷中に恨まれちゃうわ~」
「途中まで全力で絞めてたくせに・・・」
 霊夢が幽々子のお猪口に酒を注ぐ、それを飲み干すと今度は幽々子が霊夢に注ぐ。
「忘れて頂戴。ただちょっと気が迷っただけよ」
 幽々子が桜を見つつ願う。少し涙が目に浮かんでいるように霊夢には見えた。
「いいえ、私は執念深いからね。忘れないわよ」
「そう…」
 幽々子は俯く、許されるとは最初から思ってなかった。わかっていたことだが、それでも悲しくなる。
「何処かのお嬢様が無駄に激しい愛情表現をしたってことだけをね」
「!?…霊夢」
 驚いて幽々子が霊夢の目を見つめる。
「今回はアンタの本音が聞けたからね。それでよしってことにするわ」
「霊夢~!」
 調子に乗り抱きつこうとする幽々子を霊夢はカウンターで吹っ飛ばした。柱に頭をぶつけ転げまわる幽々子。
「調子に乗らない。まったく…もう帰るのは朝になりそうね。今日は泊めてくれないかしら?部屋は…ある?」
「いつつつつ…あるわよ。今日はゆっくりしてってね」
「といっても、もう寝るだけだけどね」
「いえ深夜の遊びが」
 霊夢のハリセン(袖から引っ張り出した)が幽々子の頭に入る。霊夢はため息をつきながら許したことを微妙に後悔して、再び酒を口にした。















永琳「東方ニュースの時間です。本日未明白玉楼で主の西行寺幽々子さんが、従者である魂魄妖夢さんにキーボードで殴打され玄関先に倒れているのが判明しました。目撃者は西行寺さんの友人である八雲紫さんが暇なのでスキマから覗いた所、魂魄さんが【朝ごはんソーセージだけ!いやああああああ!】と意味不明なことを言いつつ先日紫さんが置いていったキーボードで西行寺さんを殴打し玄関に放り捨てたとのことです。現在白玉楼では人質として遊びに来ていた博麗霊夢さんが取られてるのことで永遠亭と紅魔館が共同作戦で救出に向かうとのことです。もちろん私も参加します。それではまた今度」


懺悔室
最初はうどんげの予定だったのですが、何故か合わない気がしたので幽々子嬢に変更。
なんかありがちな感じになったので、似たような作品があれば連絡くださいませ。
指摘箇所修正
皇束篠秋
コメント



1.名無し妖怪削除
究極の愛とは心中だと聞いたことがあります。既に死んでる幽々子様が霊夢を殺そうとする……これも究極の愛情なのかも知れませんね。迫力もかなりあって良かったです。永琳なんでニュースやってんのえーりん。
>妖夢が追加の団子が
団子を、では?
>魅了的だった。
魅惑的、では?(魅了は普通「~する」と使うので)
2.名無し妖怪削除
そこまで力を込めて絞めた場合、痕でばればれですな(紅い蝶、大好き!)
それとも、一晩経てば消えるかな?

魅了した 魅了する
でいいと思います。魅力的とかも候補ですが

人質として遊びに来ていた博麗霊夢さんが取られてるのことで
遊びに来ていた博麗霊夢さんが人質に取られてるとのことで
人質として遊びに来ていた博麗霊夢さんが捕らえられて(捕まって)いるとのことで
3.創製の魔法使い削除
ただ、ゆゆ様の霊夢に対する深い愛情が見てとれました。