Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

行事

2007/10/16 05:15:57
最終更新
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1

 ※早めのハロウィン
 ※未だ練習中
 ※小ネタ集と取って下さい。
 ※ハロウィンを詳しく覚えていません





幻想郷にハロウィンが来た。

と言う訳で、妖怪とか妖精のハロウィンについて、一部観察します。(射命丸 文)


 氷精と蟲の場合

「ねぇねぇリグル」
「なーに?」
「ハロ●ンって何?」





「え?」
「皆がハロ●ンハロ●ン言ってるよ。」
「(暖房器具を囃し立てる日なんてあったかな?)」
「それでね、カボチャとかが一杯あるよ」
「(あぁ、ハロウィンね、なーんだ。って、ハロ●ンって何? 暖房器具って何?)」
「……ま、アタイに解らない事をアンタが知っているなんて思ってないけどね」
「ハロウィンでしょ。」
「……知ってるの?」

コレにはリグルさんが愕然とした物です。

「冗談だよね?」
「ジョーダンって誰?」
「(うわぁ、バカだ)」

バカは今に始まった事じゃないかと。

「ハロウィンってのは、子供がお菓子を貰う日のことだよ。」

解釈が違っています。

「そうなの?」
「そう、だからお菓子を強請られるかも知れないけど、渡さないと駄目だよ。」

貰うのは貴方達でしょう。

「どうしてさ、追い払っちゃえばいいのに。美味しいお菓子を取られてたまるもんですか!」
「駄目なんだって。何でか知らないけど、断ると悪戯されちゃうんだって。」
「そーなのかー」
「そーなのだー」
「そーなのねー」
「そーなのよー」
「リグル」
「なに?」
「バカじゃないの?」

小芝居程度にもならなかった。とりあえず次を当たってみましょう。

勿論、お菓子を強請られる事なんて無かったようですけどね。


 紅魔館の地下辺りの場合

「めーりんめーりん」
「何ですか?」
「トリックオア…… えっと…」
「?」

美鈴さん、中国なだけに解らず。

「もういいや! カタディオトブレイク!」
「ひやぁぁぁ!?」

血のハロウィン、ココに生まれる…

「痛いですねぇ……」

とは行かず、やはり即効復活を行われてしまった。

一体何処にあれ程の生命エネルギーがあるのでしょう。

「もぅいいや、お菓子頂戴」

フランドールさんが怒り気味で手を差し伸べました。

「お菓子?」

美鈴さん、未だ解らず。西洋の館に居る以上、多少は覚えて下さい。

「今日はハロウィンだよ、お菓子頂戴!」
「あ、そうでした。お菓子を持ってきたんですが、先ほどの妹様の攻撃で黒焦げクッキーに成り果てました。」
「えー……」

うなだれてしまいました。

「いいや、あそこの焼鳥でも食べよう。」

え、私?

「スターボウ……」
「お邪魔しました」
「さよなら、文さん」
「また今度」

「ブレイク!」

痛っ、掠りました。


 図書館の場合

「パチュリー様パチュリー様」
「何?」
「うがー! 泣く子はいねがー!」
「……それは何かしら?」
「ハロウィンです」
「残念ね、それはナマハゲよ」
「え……」

残念でした。
あ、でもお菓子貰ってる。(口移しで)

「ロイヤルフレア」
「焼鳥は御免です」
「パチュリー様……」


 マヨヒガの場合

「らんさまー、とりっくおあとりーとー」
「よしよし、たーんとお上がり」
「わーい、お菓子お菓子!」

普通な風景ですね。見ていて和みますが、ネタにはなりません。

「あれ、眠くなって……(トサン…)」
「……(ニヤ)」

最低ですね。あ、スキマ送り


 寺子屋の場合

「今日はハロウィンだ。知っているかな?」
「お菓子を貰う日でしょ~?」
「まぁ合っている。その通りだ。」
「けーね先生、お菓子頂戴~」
「……現金な奴等め。だが、お前達の分は用意してある。」
「「わーい!」」
「但し、寝る前に歯磨きしないと……」

あ、目(と頭)が怪しく光った。(ハゲてはいないですが)

「大変な事になるからな。」

成程、ハロウィンを通じて色々学ばせているみたいですね。

「そこのお前、何をしている。」

私? 唯の取材です。

「即効出て行け!」
「はーい」

話が解る人で助かりました。


 人形師の場合

「………」

家の周りを陰気なオーラが取り囲んでいるので近寄れません。

 白玉楼の場合

「よーむ、オカワリよ」
「ハイハイ」

あ、お菓子の食べ放題?

わんこチョコ?わんこ飴?

「食べすぎですよ、幽々子様」
「幽霊に【食べ過ぎ】の四文字は存在しないわ」
「まったく、それでいても【食費】の2文字は確実に磨り減っていきますよ。」
「じゃあ稼いで来て頂戴」
「そうですか。じゃああそこの鴉を襲ってきます。」
「さらば」
「待て!」









あー、危なかった。流石に後ろから未来永劫斬は死ぬかと思いました。


 博麗神社の場合

「魔理沙」
「何だよ霊夢、そのたっぷりスマイルは」
「悪戯されたくなければ、金品及び食物を出せ」
「待て待て待て待て、それは軽い恐喝だ」
「あら、ハロウィンに則っているわ。」
「巫女がハロウィンやっていいのか?」
「祝い事に国籍も教徒も関係ないわ。」
「残念だがそんな物は持ち合わせていない。」
「そう、じゃあ悪戯の方ね」
「え、ちょ、ま…… ぁっ…」

コレから先は都合によって書けませんが、いい年してハロウィンは無いと思います。

「そこ、うるさい」
「ぴゃ!」

本日初被弾は、霊夢さんの団子の串でした。

 屋台の場合

「八目鰻いらんかねー……   ハァ、ハロウィンなんだし、そうそうお客も来ないか…」
「来たのだ」
「ルーミアかぁ、いいけど…… 私は食べないでね。」
「場合によるよ。」
「そう、今日はお客さんが少ないからねぇ、色々困ってるのさ。」
「トリックオアトリート?」
「……は?」
「食べさせてくれるのと悪戯されるの、どっちがいい?」
「(どっちを選んでも死の予感満天!)」
「どっち、どっち?」
「うー… じゃあ、悪戯(可能性にかける!)」
「じゃあいただきまーす」
「(やっぱり)」

バクン……

「?」
「美味いのだ」
「あ゛ぁぁぁぁぁ!」

何と言う事でしょう。あれほどあった串焼きが、もう一本も残っていないではありませんか。

「ごちそうさまでした。」
「赤字だぁ……」
「まだ足りないよ」
「……私を…食べる気?」
「うーん、どうかなー?」
「ミスティア死すとも屋台は死せず!」

板垣みたいに言わないで下さい。 って、誰?

「大丈夫、味見だから。」
「え……」

指一本って言うのはグロテスクの対象になりますか? by射命丸 文

「そっちの鳥も美味しそうだね……」
「げ……」

 ─了(取材が)─

「射命丸死すともカメラは死せず!」

 ─おまけ─

あーあ、最後に格好良く決めたってのに、私死んでないじゃん。馬鹿みたい……
それにしても、今日は甘いネタだらけになってしまったわ。
どうしよう、少し減らすべきだろうか。



ま、いいや。全部載せちゃえ



 ─後書き─
色々すいません。
多分ハロウィンって色々大変な事になると思ったんです。

 ─更にオマケ─

「どうせ私に友達なんて……」

陰気な部屋に、人形師は閉じ篭っていた。
乱咲夜桜
コメント



1.名無し妖怪削除
てっきりるみゃとみすちーがネch<裁かれました>
2.名無し妖怪削除
ちょ、らんさま外道ww 他にも色々と春ですね。いや、素晴らしいことだと思いますが。
>ハロ●ン
ハロゲンを使ったヒーターは暖房器具だけど、ハロゲンそのものは単なる17族元素群であって、ランプとか歯のコーティングとかに使われたり塩にも入ってますよーというか、そもそもハロゲンヒーターって最近流行ってるので幻想郷入りにはまだまだ時間かかるのでは?
>ハロウィンに乗っ取って
ハロウィンに則って では?まぁ霊夢の場合ハロウィン”を”乗っ取るとしても自然に感じますがw