紅魔館の中でその主であるレミリア様がなんか困っていた
「ン~~~ナンカネ~~~カリスマガネ・・・」
実はレミリア様、酔っ払ってしまったときに
「ヨ~シ!レミリア、チョッ~ト、オドロカセチャウゾ~」
といって紅い霧だしたもんだから
カリスマが全部壊れちゃった
困ったレミリアは
「サクヤサクヤ・・・チョットコッチキテ!」
呼ばれたサクヤがレミリアの前に現れる
「ン~~~・・・ナンテユウカネ~~~ソウ・・・カリスマ!
ソウ・・コノカリスマガナクナッチャッテモウタイヘン!
・・・ソンナワケデサクヤ・・・チョットカリスマアツメテキテ!」
そういったわけでカリスマを集めることになった咲夜だが
「・・・?ナニナニ?ドウヤッテカリスマアツメルノカッテ?
・・ソンナノワタシニワカエルワケナイジャン!・・・
モウチョットカンガエテヨネ!・・・・ゴメン・・レミリア
チョットイイスギタ・・アヤマルカラナイフオロシテ・・・
ソウネ~・・・ヨシ、レミリアイイコトカンガエタ!」
そういうとレミリアは己が手よりも大きい
変な塊を取り出した
「・・・コレナニカッテ?コレガカリスマ!コレヲネ・・・
コウコロガスノネ・・・ソシテオオキクスレバワタシノ
カリスマガオオキクナルカラ・・・チョットコロガシテキテ」
そういわれたからにはしたがないと
咲夜はカリスマを大きくするために
とりあえず転がし始めた
BGM
メイドと血のカリスマ
(わ~たしは~ころが~す か~りすまもとめ~)
元の大きさより少し大きくなったカリスマの塊を
レミリアのところに持っていく
「アレ?サクヤ・・・ドウシタノ?ソンナノモッテ
・・イケナイイケナイ!レミリアガタノンダンダヨネ
サクヤ・・アリガトネ!・・・デモマダマダチイサイネ
・・・コンドハダレカニカシテモットオオキクシテモラオウカ
ヨシ!ソウシヨウ・・・?アレ・・メイリンジャナイ?
ドウシタノソンナカオシテ・・・ナニナニ?
ナマエヲヨンデモラエナイ?
・・ソンナノワタシノシッタコトジャナ「お願いします、レミリア様の
カリスマで」・・・カリスマ~・・・・
ソウダヨネ・・ナマエデヨンデモラエナイッテツライヨネ~
ヨシ!ソンナトキハコノカリスマコロガシテ
ナマエヨンデモラエルヨウニシヨウ!
ソレジャアスコシコロガシテキテ」
美鈴は名前を呼んでもらうために
門の辺りでカリスマを転がし始めた
BGM
上海カリスマ物語
(な~まえを呼んでもらうため~ワタシカリスマころがすの~)
カリスマが結構大きくなりました
「ン~~ン~~カリスマ・・・オオキクナッタネ~
ウン、イイコトダネ!」
そしてカリスマのなかに何か見つけました
「ナンダロ?・・アッ!『中華服』ダ!ウレシイナ~~
・・デモワタシジャチョットキレナイネ~・・・
ヨシ、メイリンニプレゼントシチャオウ・・・
ファンカラノプレゼント・・・ダイジニシロヨ」
しばらくしてからカリスマのことを聞いた小悪魔が
レミリアの前に現れた
「コアクマジャナイノ、ドウシタノ?・・・ナニナニ?
イラナイホンガイッパイアルカラソレヲステテホシイッテ?
・・・ナンデワタシガソンナコトテツダワナ「さすがレミリア様
大きなカリスマですね」・・・カリスマ・・・
ソウダヨネ・・ソウジトカモトップガソッセンシテ
ヤラナイト・・・ブカタチニシメシガツカナイカラネ!
ヨ~シ!レミリア!ガンバッチャウゾ!」
レミリアが腕まくりして
図書館に向かう
BGM
カリスマ魔法図書館
カリスマの質が上がりました
「ヤレヤレ・・・コレデキレイニナッタネ~~
モウレミリアカンゲキ!・・・アレアレ?
フランジャナイノ?ドウシタノ?カリスマニクッツイチャッテ?
ナニナニ?『お姉さまが遊んでくれないから図書館で本読んでた』
ッテ?・・・モウワケワカンナイ・・・マア、アトデホンヨンデアゲルワ」
もうそろそろカリスマも大きくなったから
そろそろカリスマ転がさなくっていいかな~
ッて思いはじめていたら
親友のパチュリーが泣きながらやってきた
「ドッ、ドウシタノ!イキナリ・・・ナニナニ?
マリサニホンヲモッテイカレテカナシイッテ?
・・・トモノタノミハキッチリキカナキャネ!
「さすがレミィ・・・・今の貴方のカリスマは
かつての貴方と同じだわ・・」
・・・いくぞ魔理沙・・・我が友の本
返してもらうぞ!」
BGM
ラクトカリスマガール(少女のカリスマ)
(貴方が見たらお~どろくように
大きなカリスマ~こ~ろがして~)
そしてついに魔理沙の家をカリスマに
取り込んだレミリアは泣き顔の魔理沙と
本を一緒に紅魔館に帰ると
「・・ついでだから・・パチュリーも取り込んじゃえ」
「えっ!ちょ・・・あ~」
遂にかつてのカリスマを取り戻した
レミリア
余りにうれしいものだからお酒を飲んで
「ヨ~シ、レミリア!ミンナヲオドロカセチャウゾ!」
そしてまた紅い霧が幻想郷に広がる
「・・・ネエネエサクヤ?」
「・・・お断りします」
終わり
集められなかったときの恐怖は半端ではないかも。