昼なお暗い紅魔館…夜はさらに暗い…
ここで毎夜繰り広げられる魔女と悪魔の集会…
そう…今日もまたサバトが始まったのだ。
レミリア(以下レ)「じゃ、今日の会議を始めましょう、まずは『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』で!」
美鈴(美)「これ私も参加していいんですか?」
咲夜(咲)「うーん…どんなのがいいかしら…」
小悪魔(小)「必殺技か~」
フランドール(フ)「何がいいかな~♪」
パチュリー(パ)「出来たわ」
レ「じゃパチェ『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』は?」
パ「えー『セラギネラ⑨』」
レ「…まぁ大体こんな感じで進めていくから」
パ「中身とか聞かないの?」
咲「では私が」
レ「はい美しい挙手の咲夜、『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』」
咲「『実家を燃やす』」
レ「また強烈な攻撃ね」
咲「図書館どころの騒ぎじゃなくなりますよ」
パ「それならきっと大泣きしながら帰るわね(流された…)」
美「それはちょっと出来ないなぁ…」
小「出来ました~!」
レ「はい、こぁ『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』とは?」
小「『門を思いっきり振り回す』!」
レ「これまた過激ね」
小「こう箒に乗って魔理沙さんが紅魔館に来ますよね」
レ「うん」
小「そしたら美鈴さんが門を引きちぎってうおりゃー!って」
美「いや『うおりゃー』って」
小「これなら負けても門自体に入れません!それに多分引きます!」
美「どうしよう…これ以上つっこんだら負けな気がする…」
パ「出来たわ」
レ「今度はお願いね」
パ「お願いされる程さっきの酷かったの?」
レ「(無視)それじゃ『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』って?」
パ「…恋符『マスタースパーク』」
レ「パクった!?」
咲「確かにびっくりしますね…『さあ今日も本を頂きに『マスタースパーク!!』何で!?』みたいに」
美「…撃てるかなぁ」
フ「はい!はい!はい!」
レ「フラン、『はい』は一回でいいのよ」
フ「はーい」
レ「返事は短くね、じゃ『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』」
フ「『馬乗りになって往復ビンタ』!」
パ「直接攻撃系は止めましょうよ…」
咲「あ、被った」
レ「被ったの!?」
咲「出来ました」
レ「はい『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』は!」
咲「『森近霖之助を人質にする』」
レ「またヒールな事を…」
咲「そのマスタースパーク!撃てるなら撃ってみろ!って脅すんです」
パ「多分全力で撃ってきそうな気がする…」
美「それでは私も!」
レ「あら?やっと真打登場ね、『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』とは?」
美「『必殺!謎の中国人』!どうですか!?」
レ「…どうですか?って…具体的には?」
美「まず紅魔館の門を改造して門の横に小部屋、上には看板を掛けられるスペースを造るんです」
レ「それで?」
美「小部屋の前に料金表、看板にはちょっといかがわしい物を使うんです」
咲「あ~劇場小屋みたいにするわけね(でもいかがわしいって?)」
美「そうです!そして小部屋に私が入って完成、魔理沙さんが来たらまず中に入るのを躊躇うハズです」
パ「まあ、そうでしょうね」
美「で、決心した魔理沙さんが小部屋に向かってきたら私が
『えっと料金は…ってアイヤ~お嬢さん、こんなの見たら駄目アルよ~』って言うんです」
フ「説明長っ!!」
美「魔理沙さん、ああ見えて純だから恥ずかしさに耐え切れなくてきっと逃げます!そこに文さんが居たらなお良し!」
咲「パパラッチ?って言うか、自分で中国って…」
レ「そこに賭けるか…」
美「これは精神攻撃です!」
咲「とりあえず勝負はしなさいよ…」
パ「被害が相手だけに留まらないのがポイントね」
レ「じゃあ次、『小悪魔に二つ名を付けよう』ウチで唯一二つ名がないからね」
小「わぁ、ありがとうございます~」
パ「スペカ、立ち絵、名前と、無いものは結構あるんだけどね…」
美「冷静に考えたら無いものの方が多いんですね…私のあだ名の悩みなんて小さく思えてきた…」
小「気にしちゃ負けですよ♪」
美「今の私には、あなたの姿が眩しすぎる…(悪魔なのに)」
咲「じゃあ私から…」
レ「あら、早いわね、それでは咲夜の小悪魔に付ける二つ名は?」
咲「『師匠』」
パ「何故!?」
咲「よく周りからは司書と言われてるんでちょっと捻ってみました」
レ「駄洒落ね」
咲「一概にそういう訳ではありません
カットインに―師匠―小悪魔、って入ってたら何か突っ込みたくなるじゃないですか」
フ「かっこいい…かな?」
小「何か偉そうでいいですね~」
美「あれ?納得してる…」
パ「出来たわ」
レ「宜しくね、パチェの付ける小悪魔の二つ名とは?」
パ「『図書館の咲夜』」
咲「あら?」
美「何となく言いたいことは分かるんですがね…」
小「でも私、咲夜さんより先に出ますよ?(4面中ボス)」
レ「何にしてもややこしいわ!」
美「よし!出来ましたよ!」
レ「はい美鈴、あなたの付ける小悪魔の二つ名を言ってみて」
美「小悪魔さんは中ボスなんで、ここは一つ『ビューティー男爵』なんてどうでしょう」
レ「また突っ込みどころ満載な事を…」
美「色々と逆を突いてみました」
咲「でもそれ名乗ったらしばらく中ボス呼ばわりされない?」
パ「3ボスは中国!4ボスの中ボスは中ボス!で語呂がいいんじゃない?」
小「うーん…流石に中ボス呼ばわりはちょっとイヤですね…」
フ「はい!」
レ「あらフラン、いいのが出来たの?」
フ「うん!でも…」
レ「何かしら?」
フ「さっきの中国の必殺技思いついたんだけど今言っていい?」
咲「妹様…それはちょっと…」
フ「え~…折角面白いの思いついたのに~」
咲「妹様、この場は面白いことを言う場所ではありませんよ」
夜は益々更けてゆく…
サバトは終わらない…
(了)
ここで毎夜繰り広げられる魔女と悪魔の集会…
そう…今日もまたサバトが始まったのだ。
レミリア(以下レ)「じゃ、今日の会議を始めましょう、まずは『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』で!」
美鈴(美)「これ私も参加していいんですか?」
咲夜(咲)「うーん…どんなのがいいかしら…」
小悪魔(小)「必殺技か~」
フランドール(フ)「何がいいかな~♪」
パチュリー(パ)「出来たわ」
レ「じゃパチェ『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』は?」
パ「えー『セラギネラ⑨』」
レ「…まぁ大体こんな感じで進めていくから」
パ「中身とか聞かないの?」
咲「では私が」
レ「はい美しい挙手の咲夜、『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』」
咲「『実家を燃やす』」
レ「また強烈な攻撃ね」
咲「図書館どころの騒ぎじゃなくなりますよ」
パ「それならきっと大泣きしながら帰るわね(流された…)」
美「それはちょっと出来ないなぁ…」
小「出来ました~!」
レ「はい、こぁ『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』とは?」
小「『門を思いっきり振り回す』!」
レ「これまた過激ね」
小「こう箒に乗って魔理沙さんが紅魔館に来ますよね」
レ「うん」
小「そしたら美鈴さんが門を引きちぎってうおりゃー!って」
美「いや『うおりゃー』って」
小「これなら負けても門自体に入れません!それに多分引きます!」
美「どうしよう…これ以上つっこんだら負けな気がする…」
パ「出来たわ」
レ「今度はお願いね」
パ「お願いされる程さっきの酷かったの?」
レ「(無視)それじゃ『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』って?」
パ「…恋符『マスタースパーク』」
レ「パクった!?」
咲「確かにびっくりしますね…『さあ今日も本を頂きに『マスタースパーク!!』何で!?』みたいに」
美「…撃てるかなぁ」
フ「はい!はい!はい!」
レ「フラン、『はい』は一回でいいのよ」
フ「はーい」
レ「返事は短くね、じゃ『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』」
フ「『馬乗りになって往復ビンタ』!」
パ「直接攻撃系は止めましょうよ…」
咲「あ、被った」
レ「被ったの!?」
咲「出来ました」
レ「はい『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』は!」
咲「『森近霖之助を人質にする』」
レ「またヒールな事を…」
咲「そのマスタースパーク!撃てるなら撃ってみろ!って脅すんです」
パ「多分全力で撃ってきそうな気がする…」
美「それでは私も!」
レ「あら?やっと真打登場ね、『魔理沙も全力で逃げる、美鈴の新しい必殺技』とは?」
美「『必殺!謎の中国人』!どうですか!?」
レ「…どうですか?って…具体的には?」
美「まず紅魔館の門を改造して門の横に小部屋、上には看板を掛けられるスペースを造るんです」
レ「それで?」
美「小部屋の前に料金表、看板にはちょっといかがわしい物を使うんです」
咲「あ~劇場小屋みたいにするわけね(でもいかがわしいって?)」
美「そうです!そして小部屋に私が入って完成、魔理沙さんが来たらまず中に入るのを躊躇うハズです」
パ「まあ、そうでしょうね」
美「で、決心した魔理沙さんが小部屋に向かってきたら私が
『えっと料金は…ってアイヤ~お嬢さん、こんなの見たら駄目アルよ~』って言うんです」
フ「説明長っ!!」
美「魔理沙さん、ああ見えて純だから恥ずかしさに耐え切れなくてきっと逃げます!そこに文さんが居たらなお良し!」
咲「パパラッチ?って言うか、自分で中国って…」
レ「そこに賭けるか…」
美「これは精神攻撃です!」
咲「とりあえず勝負はしなさいよ…」
パ「被害が相手だけに留まらないのがポイントね」
レ「じゃあ次、『小悪魔に二つ名を付けよう』ウチで唯一二つ名がないからね」
小「わぁ、ありがとうございます~」
パ「スペカ、立ち絵、名前と、無いものは結構あるんだけどね…」
美「冷静に考えたら無いものの方が多いんですね…私のあだ名の悩みなんて小さく思えてきた…」
小「気にしちゃ負けですよ♪」
美「今の私には、あなたの姿が眩しすぎる…(悪魔なのに)」
咲「じゃあ私から…」
レ「あら、早いわね、それでは咲夜の小悪魔に付ける二つ名は?」
咲「『師匠』」
パ「何故!?」
咲「よく周りからは司書と言われてるんでちょっと捻ってみました」
レ「駄洒落ね」
咲「一概にそういう訳ではありません
カットインに―師匠―小悪魔、って入ってたら何か突っ込みたくなるじゃないですか」
フ「かっこいい…かな?」
小「何か偉そうでいいですね~」
美「あれ?納得してる…」
パ「出来たわ」
レ「宜しくね、パチェの付ける小悪魔の二つ名とは?」
パ「『図書館の咲夜』」
咲「あら?」
美「何となく言いたいことは分かるんですがね…」
小「でも私、咲夜さんより先に出ますよ?(4面中ボス)」
レ「何にしてもややこしいわ!」
美「よし!出来ましたよ!」
レ「はい美鈴、あなたの付ける小悪魔の二つ名を言ってみて」
美「小悪魔さんは中ボスなんで、ここは一つ『ビューティー男爵』なんてどうでしょう」
レ「また突っ込みどころ満載な事を…」
美「色々と逆を突いてみました」
咲「でもそれ名乗ったらしばらく中ボス呼ばわりされない?」
パ「3ボスは中国!4ボスの中ボスは中ボス!で語呂がいいんじゃない?」
小「うーん…流石に中ボス呼ばわりはちょっとイヤですね…」
フ「はい!」
レ「あらフラン、いいのが出来たの?」
フ「うん!でも…」
レ「何かしら?」
フ「さっきの中国の必殺技思いついたんだけど今言っていい?」
咲「妹様…それはちょっと…」
フ「え~…折角面白いの思いついたのに~」
咲「妹様、この場は面白いことを言う場所ではありませんよ」
夜は益々更けてゆく…
サバトは終わらない…
(了)
いっその事美鈴は胸のサイズをバカにすると言う業もあったりするんですがね?
まぁ、率直に言うと面白かった訳です
うまい作品だから博麗座布団門番が倒れるくらい上げちゃおう
面白かったです
面白かったです
涙ながらに「あなたを侵入させるたびに私が受ける罰の内容を教えてあげるわ!!」と、魔理沙の肩をがっしりつかみ訴える。