某天堂のピンク色の何でも吸い込むあの生物を思い浮かべると宜しいかもしれません・・・
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此処は幻想郷、博麗大結界に護られて人々や妖怪は平和に暮らしていました。
ところがどっこい
隙間妖怪のゆかり大王が幻想郷の食べ物をみんな奪ってしまいました。
このままでは飢えた妖怪に人間が食べられてしまう!
そんな幻想郷未曾有の危機に立ち上がった死人嬢
進め幽々子!みんなの為に!
「おのれ隙間め・・・私の食べ物返しなさあ~~~~~~~~~い!!!!」
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「とは言ったものの・・・何処へ行こうかしら・・・」
桜一面の自分の庭で意気込んだは良いが、具体的にどうしたらいいのか途方に暮れる幽々子
「ああ・・・いっそ今回も巫女に任そうかしら?」
「いけません!」
早くも挫折しかけた主人に従者の叱咤の声が飛ぶ
「あら妖夢・・・の半身だけ?」
幽々子の目の前にはいつもの見慣れた従者の姿ではなくその傍らの魂魄だけがふよふよと浮いていた。
「申し訳ありません、ついさっきあの白沢から招集を受けまして・・・『仮にも人ならば同胞を護ってくれるな?』とのことで・・・」
「もう、妖夢はちゃんとした人間よ?貴方何様のつもりなの?」
「え!?いや、その・・・ありがたすみません・・・」
褒められたのか貶されたのかよく分からなかった。
「でも一応魂魄だけでも此方に来れましたので」
「そんなふよふよした体で何が出来るのよ?」
「まあ取りあえず行きましょう、私が憑いていますよ」
「洒落にならないわ・・・」
少女行軍中・・・
五分後
「お腹空いたわ・・・」
「早ッ!?」
まだ自分の敷地から出てもいないというのに、幽々子はきゅるきゅると腹をなかせてその場にへたり込む。
「だって~、十時のおやつも食べていないのに・・・私の牛筋鮪和えトンカツステーキ・・・」
「料理が想像できません・・・って言うかそれおやつに相応しくありません」
しかし腹が減っては戦は出来ぬ、どうしたものかと魂魄が首を捻っていたその時
「あっ、幽々子様彼処にナイフを発射する毛玉が・・・」
ごくり
それは一瞬の出来事だった。半身だけの妖夢が認識できたのは
隣をピンク色の風が通り過ぎ
その風が大きく口を開けて
毛玉を一飲みにしたと言うことだけだった。
「ご馳走様」
「食べましたね喰らいましたねっていうかっ!飲みましたね今!」
「いやいや妖夢・・・呑んだのよ」
「どうでも良い、それより幽々子様・・・さっきの毛玉はナイフを発射できたのですよ」
「それが?」
「それを呑んだのなら、幽々子様もナイフを発射できるはず!」
「馬鹿ね~そんな安易な・・・」
ヒュンッ
何かが飛んでいった。速い。
「あら?」
「でしょう?その証拠にその三角巾が」
妖夢は視認できたらしく自信満々に幽々子の額を指さす。
「あらあら、渦巻きがナイフになっちゃったわ・・・替えはあったかしら?」
「不要ですか?なら私が頂きます」
ふいっと幽々子を魂魄が通り抜け、次の瞬間魂魄はいつもの従者の形をなし、三角巾の柄も元に戻る。
「あら、いつもの妖夢ね・・・でもナイフ持ってる」
「能力の特性を幽々子様から頂いたのですよ、幽々子と同じ霊体なのでこのような事が出来るのです」
「ふ~ん、でもこんな感じなら意外と行けそうね」
「まあ腹は膨れて先に進めるなら御の字です、あ、今度はビームを撃つ魔法陣が・・・」
ゴクリ
「今度はレーザーが撃てるようになったわ」
「・・・行きましょう」
少女進軍中・・・
「あれ?何でこんな所にサクランボが一つだけ・・・?」
「それはマキシム桜桃です!百年の一度のサクランボで食べると全開です」
「全開なの?」
「もう、はち切れんばかりに、そしてこれが此処にあると言うことは強敵がこの先にいる、と言うことです」
「ふ~ん」
ぱくり
「フオオオオオオオオオオオ!!!!」
「おお、全開だ・・・」
「ぬっはあ!何でも来いやあ!!」
1st Stage Boss
『西行ウッズ』
「いきなり最強クラスだーーーーー!!!!??」
「庭の一部に何が出来るというの?貴方も庭師なら樹の一本ぐらい従えてみなさい」
幽々子の言葉に反応したかのように、西行妖の花弁から一斉に死蝶が舞い始める。
『反魂蝶 ~八分咲き~』
「しかもスペカ付き!?」
「ちょろいちょろい、日常茶飯事よ、大体死人の嬢に死蝶が効くとでも」
みしり
突然降ってきたなぜか栗、しかも毬付き、その上キングサイズ(推定直径一尺)
それは狙いすましたかの様に幽々子の顔にめり込んだ。
「ゴ、ゴ○ドー!!大丈夫ですか!?幽々子さ・・・」
「痛い・・・痛いわ、でも幽々子負けない!だって死んでるんだもの!!」
「それでこそ幽々子様、さあそのビームで、私もこのナイフでお手伝いします」
ビーム符「未生の光 ~溜め撃ち~」
カッター符「弦月斬 ~百烈切~」
ドッシャアアアアアン!
「まあこんなものかしら」
「良いんでしょうか・・・西行妖・・・」
彼方此方に裂傷が入り、所々焼け焦げた桜の大樹、通常なら数十年程復元に必要だが、そこは妖怪桜
「まあ3日ぐらいで元に戻るでしょう、ちょっと多めに食べれば」
「何だか吐き気が・・・」
何とも生命感溢れる咎桜である
「あら妖夢、何か飛んでくるわよ・・・扇・・・みたいね」
扇、何時も幽々子が懐に持っていた扇が何故か巨大化して飛んできた。
「カリスマ扇・・・幽々子乗れますか?」
「まあ、捕まるくらいなら・・・よいしょ・・・大丈夫ね」
「じゃあこれで飛んでいきましょう、食べ物を取り返しに」
「そう言えばそうだったわねえ、まあ、夕飯頃にまで戻って来れれば良いんだけど・・・」
to be continue・・・
Stage2 白百合アイランド
ワープ扇はびっくりした。
でも、「幽々子と同じ霊体なのでこのような事が出来るのです」に×一個。
そして仮面騎士役が誰か激しく気になる・・
自分はSFC持ってるのでこっちが好きですね他のキャラがどうなってるのか気になりますね。
と言うか、強いなウッズ!!w ツインだったらどうなるんだ。
残るは、ロロロとラララ、クラッコ、大王・・・・・・さぁ、誰が当てはまる?
実際の大王はボムの連発で瞬殺しましたがw
大食いからカー○ィを連想するのはナイスチョイスと思います。
GB版だと全五面でSFC版は三面がないんですよね
一応グルメレース、仮面騎士の逆襲、銀河の願いはキャラが決まってるんですが
ダイナ○レイドが・・・
あれがいないと仮面騎士が上手くいかないんですが・・・誰が良いかな・・・
洞窟は・・・コーリン堂地下探索とか?
でも、そうしたら彼女は子供がいるって設定に(笑)
ハルバードの主砲に撃たれ、重傷を負いながらも幽々子と妖夢を見送る……。
やべ、涙出てきた。
>洞窟大作戦
香霖堂の地下にはいろんな物ありそうですね。
個人的に、あのシナリオはトロッコで雑魚敵が消えていくのが爽快ですw