―アリス・マーガトロイド邸、人形保管室にて。
「なあ」
「なによ」
「これは何人形だ?」
「どれ?…ああ、それは西蔵よ」
「そうか、これが西蔵か……で、西蔵って何処だ?」
「知らないわよ」
「なあ」
「なによ」
「この気味の悪いものは何だ?」
「『ジンタイモケイ』っていうらしいわ。人を解剖する術式のために作られたらしいわね」
「その言い方からして仕入先は香霖か」
「そうよ」
「なあ」
「なによ」
「そこでもつれてる人形は何だ?」
「?何を言って…ああっ?」
「な、もつれてるだろ?」
「蓬莱に京…ん…なかなか離れないわね…ちょっとそっち引っ張って」
「いいのか?そいつら、痛がるんじゃないのか?」
「この部屋の子達は今動いている子達にもしものことがあったときのスペアよ…よくはないけどこのままじゃお互いの妖気で変質してしまうかもしれない。そっちのほうが一大事よ」
「よしきた」
「…」
「…」
「あ」
「あ」
「あ、あんたどうして首引っ張ってるのよ!おかげで京の首が取れちゃったじゃない!」
「まあ、その、なんだ。お前の説明不足が招いた悲劇だぜ」
「どこがよ!」
―その頃、竹林にて。
「妹紅…やってくれるわね…いきなり私の首をはね飛ばすなんて」
「へ?」
「たっぷりお返ししてあげるわ!」
「く、首だけで飛行して頭突きしようとするな~!」
「あらあら、姫ったら首だけだというのに元気ねえ」
「師匠…楽しんでません?」
本日の教訓『人形の扱いは丁寧に』
「なあ」
「なによ」
「これは何人形だ?」
「どれ?…ああ、それは西蔵よ」
「そうか、これが西蔵か……で、西蔵って何処だ?」
「知らないわよ」
「なあ」
「なによ」
「この気味の悪いものは何だ?」
「『ジンタイモケイ』っていうらしいわ。人を解剖する術式のために作られたらしいわね」
「その言い方からして仕入先は香霖か」
「そうよ」
「なあ」
「なによ」
「そこでもつれてる人形は何だ?」
「?何を言って…ああっ?」
「な、もつれてるだろ?」
「蓬莱に京…ん…なかなか離れないわね…ちょっとそっち引っ張って」
「いいのか?そいつら、痛がるんじゃないのか?」
「この部屋の子達は今動いている子達にもしものことがあったときのスペアよ…よくはないけどこのままじゃお互いの妖気で変質してしまうかもしれない。そっちのほうが一大事よ」
「よしきた」
「…」
「…」
「あ」
「あ」
「あ、あんたどうして首引っ張ってるのよ!おかげで京の首が取れちゃったじゃない!」
「まあ、その、なんだ。お前の説明不足が招いた悲劇だぜ」
「どこがよ!」
―その頃、竹林にて。
「妹紅…やってくれるわね…いきなり私の首をはね飛ばすなんて」
「へ?」
「たっぷりお返ししてあげるわ!」
「く、首だけで飛行して頭突きしようとするな~!」
「あらあら、姫ったら首だけだというのに元気ねえ」
「師匠…楽しんでません?」
本日の教訓『人形の扱いは丁寧に』
しかし将門ヘッドばりに輝代の首が飛んでる姿を幻視するには、
自分いささか勇の気が足りぬで御座る、これにて御免((((;゚皿゚)))))
知ってる方が殆どだと思いますがせっかくなので