神奈子は焦っていた。よりにもよって彼女の前での失言。一生の不覚である。
蛇に睨まれた蛙と言う諺がこれ程しっくりくる状況はあるまい。
鬼のような形相で仁王立ちする彼女には、言い訳などは最早役に立たず、神奈子はただ黙っていようと決めた。
「ところで、神奈子」
彼女が微笑を浮かべる。ただ、笑っているのは口元だけ。
「なんでしょうか」
「どうして、怒られてるか判ってるわよね?」
そんな事判っている。判ってはいるのだが、まさかあんな事でキレるとは思わなかったのだ。
「静葉様の事を『叔母様』と――「てめぇ!ぶっ死ろす!」
そして、また静葉がキレた。まぁ、叔母さんと呼ばれたくないのは判るが、目くじらを立てる程でも無いだろう。明らかに静葉は大人気なかった。人気も無かった。
秋姉妹が大歳神であるからして、神奈子は正真正銘静葉の姪である。叔母を叔母と呼んで何が悪いのだろうか。
「姉さん、そろそろ許してあげましょうよ」
と、そこで穣子が静葉を止めに入る。神奈子にとってはまさに救世主であった。
「そうね、そろそろ神奈子も反省しているようだし…」
「ありがとうございます、穣子『叔母――「てめぇ!ぶっ死ろす!」
もう駄目だ。
まぁ応援してるぜマイナスドライバーの旦那 アイスピックじゃなくて
マイナスドライバー的なみょんな尖りが貴方の魅力っすよ
「てめぇ!ぶっ死ろす!」
まあ頑張れ。
突っつくと痛いけど怪我はしない、という解釈でオーケー?
まぁ、適当にがんばってくれ
コメント返せない状態に陥る時こそスランプかと… ハハハ……
小母 ×
日本語ってむすかしいw