【安らぎを得て情熱を失ったのか】
紅魔館に男性、もしくはそれに近い妖怪が居ない事は周知の事実
だからだろうか、気がつけば女性同士でキャッキャウフフな関係がメイド達の間で築き上げられ、それがさも当然の事のようになっているのは
そんな紅魔館において、門番を職務とする紅美鈴は異端だった
『恋愛も、所詮は人間の言う三大欲求の一つ、性欲の延長でしかないんですよ』
好きな人とか居ないんですかとメイドに聞かれた彼女が、そう一言だけ呟き紅魔館の住民達へと激震を走らせたのは記憶に新しい
彼女とて最初はそうではなかった、門番をしながらも素敵な出会いとか運命の恋人などを夢に見た頃もあった
けれども健全で染まっていなかった彼女の脳裏に描いたそれの相手は、男性だったのである
『腕試しに来ていた良い感じの人間があっという間にお爺さんになったのを見て、あぁもうこりゃ駄目だなぁと思ったの』
人間相手は無理なのに、幻想郷で男性の妖怪を見た事がない
それがどれほど前の出来事だったかは分からないが、彼女がその時に何かを諦めたのは確かだった
しかし彼女も健康的な少女(の姿をした妖怪)の一人、時として体と言うか性欲を持て余す事もある
腕試しに来ていた誰かを誘えば道は違っていただろう、紅魔館のメイドを誘ったら今頃はメイドをやっていたかもしれない
だが幸か不幸か、気を操る程度の能力と怪しげな気功術はそれを可能にした
『三人の力を一つに、見たいな感じで睡眠欲だけでも問題なく生きていけますね』
食欲、性欲、睡眠欲
これらを一つに纏めて睡眠欲にしてしまったのだ、もはや眠れない夜など彼女には無い
このような『異業』を成し遂げた本人は、前ほど食事が美味しく感じられないと思いながらのほほんとしている
食欲がなくなった彼女にとって、食事は栄養を詰め込む作業と化していた
美味しい物は美味しい、不味い物は不味い、けどそれだけ
どんな料理にも不満の無い普通の表情で食事をする、そんな彼女の心を覗く事が出来れば驚く事だろう
何も思わず何も考えず何も感じず、ただ無我の儘に変わらない彼女
弊害はあった、それが表面へと出る事がなかっただけで確実に
『寝ている時が、一番幸せです』
それを聞いた者達は、彼女らしいと頷き苦笑した
笑った者達が、もしもに二番目の幸せが何かと聞いていたら首を傾げただろう
三番目の幸せを聞けば眉をひそめ、四番目では何かがおかしいと気付くだろう
聞かれた場合、彼女は正直にこう答える
寝ている時が幸せ、と
ある日の事である
酔っぱらって前後不覚に陥ったメイド長の十六夜咲夜が、何時もは瀟洒にピシッと整っているメイド服を見えるか見えないの境界を乱しながら抱きついて来たのだ
勿論、服を整えて水を飲ませて本人の部屋のベットまで優しく淑女的に運ぶ紅美鈴
そして自室に帰り熟睡
ある日の事である
月食の夜に情緒不安定となったレミリア・スカーレットが、精神的退行を起こしあうあうと泣きながら抱きついて来たのだ
勿論、優しくあやして寝つけるまで手を繋ぎながらまるで母親のように一緒に添い寝をした後はメイド長に任せる紅美鈴
そして自室に帰り熟睡
ある日の事である
図書館にある本棚の整理を頼まれた時にパチュリー・ノーレッジが、魔法の実験に失敗して血を吐いて倒れたのだ
勿論、気で治療を施しながらも血の染み込んだ服を脱がし湿らせたタオルで血で汚れた体を優しく姉のように拭いて替えの服を着せベットへと寝かせる紅美鈴
そして自室に帰り熟睡
据え前? 何それ美味しいの?
そう言わんばかりの美鈴に死角はない(性的な意味で)
これは、そんな彼女が昼寝禁止の命令を受けて紅魔館を飛び出す前振りであり
後に、昼寝王国を幻想郷に築き上げる物語の始まりであった
勿論続かない
【綺麗な花を咲かせたいのか】
紅魔館の門番である紅美鈴の仕事に、花畑の管理が含まれている事を知っているだろうか
彼女の手によって育てられた花畑は、紅魔館の庭を彼女の弾幕の如く美しい色彩を彩っていた
だが彼女の本業は門番、これは門番の仕事の合間に行っている仕事である
「はぁ、壊れた門を直してたら一日が終わっちゃったわ」
故に、忙しければ花畑は後回しにされるのだ
その結果は、毎度悲惨なことになっているのだが仕方がない
「あー! やっぱり草が生えてる! 」
一日、たった一日放って置くだけで花畑には美しくない草が生えていた
原因は言うまでもない、どこかの魔女が何かの実験で如何にかしたのだろう
「うはwwwwwwwwみずうましwwwwwwww」
「俺枯れてるwwwwwwwwだがそれがいいwwwwwwwwww」
「受粉という名の羞恥プレイwwwwwwwwwww」
「ネットなんてねーよwwwwww根っこならつながってるけどなwwwwwwwwwww」
「虫にくわれたwwwwwww俺菜っ葉wwwwwwww」
「光合成プギャーwwwwwwww最近の流行は酸素を消費して二酸化炭素を出すwwwwwww葉緑体の多い雑草は引っ込んでろwwwwww」
「wwwwwwそれ呼吸wwwwww」
「みwwwなwwwぎwwwっwwwてwwwきwwwたwwwぜwww」
草が生えていた、沢山の草が生えていた
だがここで美鈴が取り出したのは、パチュリー印の除草剤、と言うか原因も本人なれば解決策を講じるのは当たり前のことである
「そぉーい」
威勢の良い掛け声とともに振りまかれる除草剤(液体)
23色の不気味な虹が発生するが気にしてはいけない
~美鈴除草中~
「あはwwwwwwwwみずおいしwwwwwwww」
「私枯れてるwwwwwwwwだけどそれがいいwwwwwwwwww」
「受粉という名の羞恥プレイwwwwwwwテラ恥ずかしすwwwwwww」
「ネットなんてないよwwwwww土の中でならつながってるけどねwwwwwwwwwww」
「虫にくわれたわwwwwwww私菜っ葉wwwwwwww」
「光合成プギャーwwwwwwww最近の流行は酸素を消費して二酸化炭素を出すのよwwwwwww葉緑体の多い雑草は引っ込んでなさいwwwwww」
「wwwwwwそれ呼吸だってwwwwww」
「みwwwなwwwぎwwwっwwwてwwwきwwwたwwwわwww」
女装されました
草に性別あるのかと突っ込んではいけない
「・・・・・ふんっ! 」
震脚を一撃、しゃべる草が全て飛び上がる
そこにすかさず美鈴の百烈脚、どんなに頑張っても足の太ももから上が見えない不思議に隠れて見守るメイド長は首を傾げざるを得ない
すべての雑草が木っ端微塵になり除草作業が完了した、あたりを見渡し頷く美鈴
だが安心してはいけなかったのだ、土の中にはまだ根っこが残っていて新たな草として生まれいでようとしていた
なんという雑草魂か、そして雑草達はまた除草されてはならぬと上ではなく下を目指す
「一番ノリwwwwwwww俺ハヤスwwwwwwwwwww」
「ん? 何これ?」
そしてとうとう、草達はとある地下の部屋にたどりついたのだ
そこからの結末は、語るまでもないだろう
\(^o^)/
紅魔館に男性、もしくはそれに近い妖怪が居ない事は周知の事実
だからだろうか、気がつけば女性同士でキャッキャウフフな関係がメイド達の間で築き上げられ、それがさも当然の事のようになっているのは
そんな紅魔館において、門番を職務とする紅美鈴は異端だった
『恋愛も、所詮は人間の言う三大欲求の一つ、性欲の延長でしかないんですよ』
好きな人とか居ないんですかとメイドに聞かれた彼女が、そう一言だけ呟き紅魔館の住民達へと激震を走らせたのは記憶に新しい
彼女とて最初はそうではなかった、門番をしながらも素敵な出会いとか運命の恋人などを夢に見た頃もあった
けれども健全で染まっていなかった彼女の脳裏に描いたそれの相手は、男性だったのである
『腕試しに来ていた良い感じの人間があっという間にお爺さんになったのを見て、あぁもうこりゃ駄目だなぁと思ったの』
人間相手は無理なのに、幻想郷で男性の妖怪を見た事がない
それがどれほど前の出来事だったかは分からないが、彼女がその時に何かを諦めたのは確かだった
しかし彼女も健康的な少女(の姿をした妖怪)の一人、時として体と言うか性欲を持て余す事もある
腕試しに来ていた誰かを誘えば道は違っていただろう、紅魔館のメイドを誘ったら今頃はメイドをやっていたかもしれない
だが幸か不幸か、気を操る程度の能力と怪しげな気功術はそれを可能にした
『三人の力を一つに、見たいな感じで睡眠欲だけでも問題なく生きていけますね』
食欲、性欲、睡眠欲
これらを一つに纏めて睡眠欲にしてしまったのだ、もはや眠れない夜など彼女には無い
このような『異業』を成し遂げた本人は、前ほど食事が美味しく感じられないと思いながらのほほんとしている
食欲がなくなった彼女にとって、食事は栄養を詰め込む作業と化していた
美味しい物は美味しい、不味い物は不味い、けどそれだけ
どんな料理にも不満の無い普通の表情で食事をする、そんな彼女の心を覗く事が出来れば驚く事だろう
何も思わず何も考えず何も感じず、ただ無我の儘に変わらない彼女
弊害はあった、それが表面へと出る事がなかっただけで確実に
『寝ている時が、一番幸せです』
それを聞いた者達は、彼女らしいと頷き苦笑した
笑った者達が、もしもに二番目の幸せが何かと聞いていたら首を傾げただろう
三番目の幸せを聞けば眉をひそめ、四番目では何かがおかしいと気付くだろう
聞かれた場合、彼女は正直にこう答える
寝ている時が幸せ、と
ある日の事である
酔っぱらって前後不覚に陥ったメイド長の十六夜咲夜が、何時もは瀟洒にピシッと整っているメイド服を見えるか見えないの境界を乱しながら抱きついて来たのだ
勿論、服を整えて水を飲ませて本人の部屋のベットまで優しく淑女的に運ぶ紅美鈴
そして自室に帰り熟睡
ある日の事である
月食の夜に情緒不安定となったレミリア・スカーレットが、精神的退行を起こしあうあうと泣きながら抱きついて来たのだ
勿論、優しくあやして寝つけるまで手を繋ぎながらまるで母親のように一緒に添い寝をした後はメイド長に任せる紅美鈴
そして自室に帰り熟睡
ある日の事である
図書館にある本棚の整理を頼まれた時にパチュリー・ノーレッジが、魔法の実験に失敗して血を吐いて倒れたのだ
勿論、気で治療を施しながらも血の染み込んだ服を脱がし湿らせたタオルで血で汚れた体を優しく姉のように拭いて替えの服を着せベットへと寝かせる紅美鈴
そして自室に帰り熟睡
据え前? 何それ美味しいの?
そう言わんばかりの美鈴に死角はない(性的な意味で)
これは、そんな彼女が昼寝禁止の命令を受けて紅魔館を飛び出す前振りであり
後に、昼寝王国を幻想郷に築き上げる物語の始まりであった
勿論続かない
【綺麗な花を咲かせたいのか】
紅魔館の門番である紅美鈴の仕事に、花畑の管理が含まれている事を知っているだろうか
彼女の手によって育てられた花畑は、紅魔館の庭を彼女の弾幕の如く美しい色彩を彩っていた
だが彼女の本業は門番、これは門番の仕事の合間に行っている仕事である
「はぁ、壊れた門を直してたら一日が終わっちゃったわ」
故に、忙しければ花畑は後回しにされるのだ
その結果は、毎度悲惨なことになっているのだが仕方がない
「あー! やっぱり草が生えてる! 」
一日、たった一日放って置くだけで花畑には美しくない草が生えていた
原因は言うまでもない、どこかの魔女が何かの実験で如何にかしたのだろう
「うはwwwwwwwwみずうましwwwwwwww」
「俺枯れてるwwwwwwwwだがそれがいいwwwwwwwwww」
「受粉という名の羞恥プレイwwwwwwwwwww」
「ネットなんてねーよwwwwww根っこならつながってるけどなwwwwwwwwwww」
「虫にくわれたwwwwwww俺菜っ葉wwwwwwww」
「光合成プギャーwwwwwwww最近の流行は酸素を消費して二酸化炭素を出すwwwwwww葉緑体の多い雑草は引っ込んでろwwwwww」
「wwwwwwそれ呼吸wwwwww」
「みwwwなwwwぎwwwっwwwてwwwきwwwたwwwぜwww」
草が生えていた、沢山の草が生えていた
だがここで美鈴が取り出したのは、パチュリー印の除草剤、と言うか原因も本人なれば解決策を講じるのは当たり前のことである
「そぉーい」
威勢の良い掛け声とともに振りまかれる除草剤(液体)
23色の不気味な虹が発生するが気にしてはいけない
~美鈴除草中~
「あはwwwwwwwwみずおいしwwwwwwww」
「私枯れてるwwwwwwwwだけどそれがいいwwwwwwwwww」
「受粉という名の羞恥プレイwwwwwwwテラ恥ずかしすwwwwwww」
「ネットなんてないよwwwwww土の中でならつながってるけどねwwwwwwwwwww」
「虫にくわれたわwwwwwww私菜っ葉wwwwwwww」
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「wwwwwwそれ呼吸だってwwwwww」
「みwwwなwwwぎwwwっwwwてwwwきwwwたwwwわwww」
女装されました
草に性別あるのかと突っ込んではいけない
「・・・・・ふんっ! 」
震脚を一撃、しゃべる草が全て飛び上がる
そこにすかさず美鈴の百烈脚、どんなに頑張っても足の太ももから上が見えない不思議に隠れて見守るメイド長は首を傾げざるを得ない
すべての雑草が木っ端微塵になり除草作業が完了した、あたりを見渡し頷く美鈴
だが安心してはいけなかったのだ、土の中にはまだ根っこが残っていて新たな草として生まれいでようとしていた
なんという雑草魂か、そして雑草達はまた除草されてはならぬと上ではなく下を目指す
「一番ノリwwwwwwww俺ハヤスwwwwwwwwwww」
「ん? 何これ?」
そしてとうとう、草達はとある地下の部屋にたどりついたのだ
そこからの結末は、語るまでもないだろう
\(^o^)/
普通の食事を普通に取ってる設定なら、食欲を無くした理由が分からないというのが気になりました
眠りにくくなる?
少なく見ても百数年は生きてる
根っこさんだけに
じゃあ幽々子様は睡眠欲と性欲を全て食欲に傾けてるからあんなに大ぐアッー
ということは常に傍らには、ことあるごとに首をはねようとする咲夜さんがいてもいいんじゃないかと
まあおかげで女装剤なんて面白いもの見れたけどwwww
根っこさんの美鈴と「友達100体~」のアリスが大好きです。
発想が素晴らしいです
こういう作品好きです
>18
同志よ!!!
でも戦闘スタイルは紅指っぽい。