Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

とりにく(続いちゃったZE☆ミ)

2007/09/06 07:18:54
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射命丸は頭を抱えていた。


先日行き着けの屋台に行ったとき、悪酔いして屋台の女将を食べてしまった。性的な意味で。
その夜はそのまま屋台の長椅子を連ねて同じ毛布にくるまり寝たのだか、翌日目を覚ますと隣はもぬけの殻。
毛布と椅子だけ残し屋台ごと消えていた。
その夜のことは記憶が曖昧だが、上から抑えつけてその羽を食んだとき、とても怯えた瞳が残っている。
しかしそれ以上に自分の下で乱れる姿や声が記憶から蘇ってしまう。
彼女を探して謝罪したいと思うと同時に、もう一度あの温もりに触れたいと感じてしまい、なぜそんな風に感じるのか戸惑っていた。


射命丸は戸惑っていた。


今彼女を探したところで、何をいうことが出来るだろう。
そうして自宅で逃げるように新聞を書き、配達は烏達に任せ自分は食事もとらず眠る日々を過ごした。






ある日、とうとうストックしていたネタが尽きると何もせずにいた。
しかし、やはりふとした瞬間に屋台のことが浮かんでしまい、日が傾いた頃とうとう射命丸は外へと飛び出した。


久々に感じる風は心地よく、射命丸は少しの間何もかも忘れて飛び続けた。
飛び疲れてきた頃にはすでに日も暮れていた。
とりあえず射命丸は手ごろな木を見つけると、そこに足をおろした。
纏う風が木の葉を揺らし、さわさわと心地よく音を奏でる。


不意にその静かな空間に僅かな雑音が紛れ込んできた。
射命丸は閉じていた瞳を開けると、音の方向に目を向ける。
見ると夜雀が一羽、その姿を見た射命丸は思わず身を隠した。
夜雀は彼女に気づかず、辺りをキョロキョロしながら歩いている。


射命丸は迷っていた。


このまま出て行っても何を言おう。いや、まず話を聞いてもらえるだろうか。
あんなことをした相手に対し、知らぬ顔で夜の挨拶でもしようなら弾幕だろう。
いや、弾幕ならまだ良い。怯えて逃げ出されでもしたら・・・。


射命丸が木の上で考えていると、1つ音が混じった。
射命丸が再び下の様子を窺うと、そこには前方に転んだ夜雀。
歩いてなんかおらずに飛べば良いのに、と射命丸が思っていると、夜雀の背後から宵闇が覆いかぶさった。
驚いた射命丸は動けずにいたが、夜雀の悲鳴が聞こえると木の上から飛び出した。
闇の中から覗く夜雀の手を引っ張り出すと、そのまま彼女を抱えて飛び上がる。
宵闇も一緒に張り付いてきたが、木々を抜けるときに鈍い音がして剥がれた。




しばらく飛び続け、いつの間にか射命丸は自分の住処である山の麓まで来ていた。
とりあえず山には入らず、神社に程近い場所に降り立つ。
このまま山の自宅まで行っても良かったのだが、あんなことがあったのに半ば攫うようにしてここまで連れてきた夜雀のことを考えた。
日も落ちすっかり人気もなくなっているが、騒ぎでもすればすぐ巫女が出てくるだろう。


そのとき射命丸はようやく気がついた。


夜雀の片翼が赤く染まり、かつみょんな方向に折れていることに。
しかし、射命丸が何か言葉を発する前に今まで黙っていた夜雀が口を開いた。

「いたたたた・・・・危なくまた食べられるとこだったわ。ありがとね」

少し照れくさそうに言う夜雀を見て、射命丸に電流が走る。
そうか、これは、本能から産まれた感情。


射命丸は確信した。


射命丸は夜雀の肩に手を置くと、今まで言えなかったその言葉を言った。










「いただきます」









Q,この状況で「いただきます」といえば?
 1、もちろん食物連鎖的な意味で
 2、性的な意味に決まってんだろうがダラズ!
島根
コメント



1.名無し妖怪削除
台無しってレベルじゃねーぞwww
2.名無し妖怪削除
なにやっちゃってんのwww
3.名無し妖怪削除
ごちそーさまw
4.道端から覗く程度の能力削除
もちろん正解は2番ですよね!そうとしか考えられない。
5.名無し妖怪削除
天狗自重ww
6.名無し妖怪削除
食物連鎖ならリグルだろうに。なら選択肢は一つだな。
女将の料理だ!!(違います)
7.名無し妖怪削除
台無しだwwwww
8.名前ガの兎削除
これはwwwwwwwwwwひどいwwwwwwww無論性的な意味でwww
9.名無し妖怪削除
なんというヒドス