Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

爽やか☆ニート 正にプチ

2007/07/13 23:45:41
最終更新
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2.02KB
ページ数
1


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 幻想郷は、今日も平和である。

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『第一章  ニートと晴天


 ――この私がこんな事に屈するなんて!
 恐ろしい事態に陥ってしまったわ。
 地面に染みが出来てしまう程に、汗が流れ落ち続ける。足の部分という部分が悲鳴を張り上げ、重力に敗北したかの如く、全く動けない。
 そして今日一日は筆も握れないだろう。腕と手が機能を放棄している。

「はあ……はあ、うっ、くっ……」

 貪る様に酸素を送る。
 普段の華美な着物を着ていないのは幸いか。そうでなければ、私はこの固い土の上でねっころがり、死んだように生きてはいない。

「……ふっ、まさか、私がこんな……はあ……こんな事になるとは……」

 向こうでは既に何人もの被害者が、悲鳴を上げて再び特訓に戻っている。

「――はあ、はあ。私の分まで頑張るのよ……。私は、ここで、脱落だわ」

 久しく運動をした。
 深呼吸。
 もしかしたら、これは爽快な気持ちなのかもしれない。
 空を見上げると、私を嘲笑するように、青空が全天に広がっている。雲ひとつない。
 涼しい夏風が、私を通り抜けた。自然の空気はこうも気持ち良いものなのかと思う。ニートをしていた頃の私では、到底味わえなかっただろう。
 
「そろそろ――ニート生活も吹っ切れたかしらね」

 ニートとは恐ろしい禁断の果実であった。今ならそうやって笑い飛ばせる。

「はあ……はあ。なかなか、やるじゃない――――――――」

 ああ、長い髪が鬱陶しい……わ。バタン(気絶)











「――――――――ビリーズ・ブートキャンプ」
          
                                 ――続く』


      ●



「――く、くくくくふふふふっふっふあはははははっはっ!!」

 紫様っ!? 何ゆえ腹を抱えてその様なっ!?

「いや、だって! 自分で書いてて――あの。あの永遠亭のニートが、ブートキャンプなんて無理に決まってるじゃないっ! あ、あは、くくく……あはははは!!」

 ……紫様。自分で小説を書くのは構いませんが、その、自分で笑うのは、見ててイタイです。

「ははははあっ! ……はあーあ、あー久し振りに思いっきり笑ったわ。ま、やってみれば、楽しいものよ。どう? やってみる?」

 ……結構です。

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 幻想郷は、今日も平和である。


……流石にダメですか。
一番平和なのは僕の頭ですね。存在がブラックユーモアというか、黒歴史なので。
そして、おはようございます、こんにちは、こんばんは、はじめまして。
かぐやのファンの方々には、御謝罪致します。
ビリーズ・ブートキャンプのファンの方々にも、御謝罪致します。というか、浅学な者でして、何分知識が曖昧です。
青葉和季
[email protected]
http://gobouno.exblog.jp/
コメント



1.ライス削除
わたしは紫さんに共感を覚えました。
自分で描いた小説に、自分が読み、自分で笑ってしまう。
おいおい、おれよ、自画自賛かい? と思わず疑ってしまう。
でも、なんかそういうときってあるんですよねー。
ありません?
妄想とか空想とかして、
にやにやしてしまうのと似ていると思うんですがね。

なにいってるのかよくわかんなくなってきた。
えーと、そう、ようするに面白かったですよってことです。
2.グランドトライン削除
私もそういったことはよく有る。有りまくります。
その心が小説執筆の速度を上げてくれるのです。
では最後にブートキャンプネタらしく……

自分の書いた小説が可笑しければ無理せず笑ってもいい!!でも、書き続けるんだ!!