美鈴の偶然の続きです
「…ふわぁぁあ…」
あー、よく寝た…なんでこんなに寝れるんだろうってぐらい…
たしか勝手に布団とか借りてるんだったよね、早く綺麗にしまってどこかへ行かないと…
「美鈴さん」
「ふわぁっ!!?」
家の持ち主かと思って顔を上げたら射命丸さんでした。
…あなたの家だったのですね。どおりでやたら写真が多かったと思ったら。
あの…キョトンとした顔で見られると凄い罪悪感が…
「どうしてここで?(まぁ、寝顔また撮っちゃったからいいけど)」
「あの…あの…すみません、あんな夜に宿なんか取れるわけないと思って…それで…」
「分かりました、その代わり…フフフ」
「その代わり?」
何か嫌な、というよりとてつもなくヤバいことが起きそうな。い、今からでも逃げたら遅くないかな?
でも勝手に寝てたし、ここはちゃんと聞かないと、失礼ですね。
「『同居』ですよ、強制的に私と『同居』」
…ぇーと…何か言いました?射命丸さん。
どうも私の耳には聞きづらい単語が聞こえてきたようですが。はて、『同居』…?
『同居』ってたしか一緒に同じ家に住むことでしたよね…って
「…えええええええぇぇぇぇぇえええええええええ!?」
「まー、逃げてもいいですが、その時は…ね♪」
怖い、怖いですよ、射命丸さん。特に目が…逃げませんから逃げませんからその目をやめて。
え、ちょっと、何手をワキワキさせてるんですか、ねぇ、吐息も荒いですよ?
ちょ、待って、なんでこっち来るんですか。ねぇ、聞いてます?
来ないでください。てか来ないでぇえええええええ!!!!
(少女逃走中...)
「はぁ、はぁ…で、断るっていう選択肢は…」
「無いです♪」
少しぐらいは疲れているってとこを見せてくださいよ、射命丸さん。あとそれは外道です。
嗚呼、昨日この家で寝るのが間違いだったらしいですね、こんな危険な人と同居…どうしよう。
あ、まずどれぐらい居ればいいか聞いておかないと。
「あの、いつまで同居すれば…?」
「永遠に」
あの…いまなんとおっしゃいました?
もうダメだ、この天狗。早く何とかしないと…いや、本当に。
一体どうしてその言葉を迷いが全く無い眩しい笑顔で言えるんですか?
「…あの…、冗談ですよね?」
「これが冗談に思えますか?」
どれどれ…て目がマジになってますね…正直殺意が芽生えそうです。
「…分かりました、どうせ今、帰れるような家は無いですし」
「イヤッフォォォォォォォォウ!!!」
急にハイテンションになりましたね。ちょっと殴りたかったですが少し我慢しました。
…というわけで(半強制的に)同居することになってしまいました。
納得いきません。ものすごく納得いきません。マスタースパークでスペルカードGETされたぐらいに。
だけど射命丸さんはちゃんと美鈴さんって呼んでくれますので。危険ですけどそこはいいですね。…うん、そこだけね。
「…それにしても、お腹がすきました…」
「あ、私も食べてませんよ?」
人(妖怪)の前でお腹を鳴らすのは失礼ですが。2人一緒に鳴らすとなんか笑えます。
たぶんこの場に合ってない考え方ですけどね。
「食料とかはありますか?」
「勿論あります。後、言っておきますがそこの箱に触っちゃ駄目ですよ」
そこの箱…ってこの箱ですか。結構小さい…
でもなんで触っちゃいけないんだろ?
「それ、私の相棒(鴉)の餌箱ですから」
「触りたくありませんよ、そんなの」
相棒の食料(虫)が入ってるのですか、虫は嫌いです。
昼寝をしているとムカデとか勝手に足に乗ってたり…ああキモチワルイ…
まぁ、そんなことはいいとして。
この家の台所に行ってみると、意外と広く…そしてなんでしょうか?
この焦げ臭さ。でも、ちゃんと食料もあるし、調理器具もあるし…
「食料があるなら…私料理得意ですし、作りますよ」
「じゃあお願いします。いつも自分で作ってるんでけどよく失敗して…」
どおりで台所が結構焦げてるんですか。焦げ臭いのも少し納得。
あれ、私ってなんでこんなに普通に対応してるんだろ。勝手に同居になってるのに。
………あまり深く考えたら負けですね。射命丸さんなら脅迫の写真を何枚か持ってそう…
ずっと前、咲夜さんの紅茶に砂糖と黒砂糖を間違えて入れてしまった時の写真…撮られてるかな。
咲夜さん、ああみえて紅茶には少し五月蠅いんですよ。
「それじゃあ…作りますか」
ああ、まさか同居できるなんて…幻想郷の皆さん、失礼ですが私はとてつもなく幸せです。
なんでかってこの状況、幻想郷の癒し系№1の美鈴さんがっ!今私の家に!!しかも料理までっ!!!更に同居!!!!
あの…なんだっけ、えーと…パット長でしたっけ?その人に言ったら凄く羨ましがれるだろうなぁー♪
パット長がいつも『中国の料理が食べたい』と言ってましたし…ってあれ。中国って誰?
今では『美鈴の料理が食べたい、あと早く帰ってきて』とか言ってますけど…中国=美鈴?
でも簡単に帰ってくることはできないでしょうねー。辞表出したと言ってますし。
んー…まぁいいや。と・に・か・く!今はこの興奮を抑えませんと…あ、鼻血でてる…
(強制的に)同居にしたということで寝室は勿論一緒!異論は認めない。
そして夜で妖怪に邪魔されないようにちょっと強い風で結界作って色々とあんなことやこんなこと…(以下自主規制
「射命丸さーん。御飯できましたよー」
「ああっ!? …はいー」
危ない危ない、妄想に完全に飲み込まれそうだった。
ともかくなんで美鈴さんは一緒に居るとこんなに癒されるんでしょうか。
胸は関係ないですよね。私より少し大きいぐらいですし。
やっぱり…笑顔…そう、美鈴さんのあの笑顔を見てしまった人は今後、その笑顔を見たくなる!(私の場合
ぇーと、たしか…そうそう、魔理沙さんも霊夢さんもこっそり陰で美鈴さんを見ている写真が…
あ、でもたしか魔理沙さんも霊夢さんも『中国』ってたしか言ってたような…。
何故国名…んー、やっぱそんなことはどうでもいいや。
美鈴さんが運んできた料理、おいしそー…早く食べたいなー。本人もね。
食べる時はこうなってからそれでああなってこうなって…(以下自主規制
「…射命丸さーん?」
「ふわっ!? …えーと、すみません」
「?」
まだ、まだ朝だからっ、まだ朝だから妄想は控えて!私!
少し気をつけないと…
さて、美鈴さんが作ってくれた料理と初のご対面~♪
「じゃー…いただきます」
「いただきます」
メニューは御飯と味噌汁と焼き魚、でも私が作った料理と見た目が違います。かなり。
御飯は綺麗に炊けててテカテカに光ってて、食欲をそそる…
でも美鈴さんってパン派じゃなかったのでは…? …気にしないっ!
味噌汁は見た目は普通のと違いがありませんが、無駄に湯気やら美味しそうに見える…
焼き魚は焼きすぎなく焦げすぎなく…パーフェクト! どうして門番なのにそんなに料理が上手いんですか!?
幻想郷七不思議…それじゃあ、まずは焼き魚からいただこうかなーっと。
「はむっ」
………美鈴さんってお店開いてましたっけ?
おかしいなあ、私が好きなお店より美味しいんだけど…うーん…
『しんぷる・いず・ざ・べすと』って言うんでしたっけ、この味は。
味噌汁も薄い味付けで朝にはぴったり、そして御飯は噛めば噛むほど甘くなる…ってそれは普通のことっ!
やっぱ一言で表すと『美味しい』
「どうですか?料理には自信がありますが味付けが合わないでしょうか?」
「………最高ですよぉぉぉぉおおお!!!!」
あ、つい勢いで跳びかかっちゃった。
どうしよう、止まらない。ぇーと、これはどうしたら。
あ、そうそう。えーりんえーりん助けてえー…
「「へぶっ!!?」」
続く…?
「…ふわぁぁあ…」
あー、よく寝た…なんでこんなに寝れるんだろうってぐらい…
たしか勝手に布団とか借りてるんだったよね、早く綺麗にしまってどこかへ行かないと…
「美鈴さん」
「ふわぁっ!!?」
家の持ち主かと思って顔を上げたら射命丸さんでした。
…あなたの家だったのですね。どおりでやたら写真が多かったと思ったら。
あの…キョトンとした顔で見られると凄い罪悪感が…
「どうしてここで?(まぁ、寝顔また撮っちゃったからいいけど)」
「あの…あの…すみません、あんな夜に宿なんか取れるわけないと思って…それで…」
「分かりました、その代わり…フフフ」
「その代わり?」
何か嫌な、というよりとてつもなくヤバいことが起きそうな。い、今からでも逃げたら遅くないかな?
でも勝手に寝てたし、ここはちゃんと聞かないと、失礼ですね。
「『同居』ですよ、強制的に私と『同居』」
…ぇーと…何か言いました?射命丸さん。
どうも私の耳には聞きづらい単語が聞こえてきたようですが。はて、『同居』…?
『同居』ってたしか一緒に同じ家に住むことでしたよね…って
「…えええええええぇぇぇぇぇえええええええええ!?」
「まー、逃げてもいいですが、その時は…ね♪」
怖い、怖いですよ、射命丸さん。特に目が…逃げませんから逃げませんからその目をやめて。
え、ちょっと、何手をワキワキさせてるんですか、ねぇ、吐息も荒いですよ?
ちょ、待って、なんでこっち来るんですか。ねぇ、聞いてます?
来ないでください。てか来ないでぇえええええええ!!!!
(少女逃走中...)
「はぁ、はぁ…で、断るっていう選択肢は…」
「無いです♪」
少しぐらいは疲れているってとこを見せてくださいよ、射命丸さん。あとそれは外道です。
嗚呼、昨日この家で寝るのが間違いだったらしいですね、こんな危険な人と同居…どうしよう。
あ、まずどれぐらい居ればいいか聞いておかないと。
「あの、いつまで同居すれば…?」
「永遠に」
あの…いまなんとおっしゃいました?
もうダメだ、この天狗。早く何とかしないと…いや、本当に。
一体どうしてその言葉を迷いが全く無い眩しい笑顔で言えるんですか?
「…あの…、冗談ですよね?」
「これが冗談に思えますか?」
どれどれ…て目がマジになってますね…正直殺意が芽生えそうです。
「…分かりました、どうせ今、帰れるような家は無いですし」
「イヤッフォォォォォォォォウ!!!」
急にハイテンションになりましたね。ちょっと殴りたかったですが少し我慢しました。
…というわけで(半強制的に)同居することになってしまいました。
納得いきません。ものすごく納得いきません。マスタースパークでスペルカードGETされたぐらいに。
だけど射命丸さんはちゃんと美鈴さんって呼んでくれますので。危険ですけどそこはいいですね。…うん、そこだけね。
「…それにしても、お腹がすきました…」
「あ、私も食べてませんよ?」
人(妖怪)の前でお腹を鳴らすのは失礼ですが。2人一緒に鳴らすとなんか笑えます。
たぶんこの場に合ってない考え方ですけどね。
「食料とかはありますか?」
「勿論あります。後、言っておきますがそこの箱に触っちゃ駄目ですよ」
そこの箱…ってこの箱ですか。結構小さい…
でもなんで触っちゃいけないんだろ?
「それ、私の相棒(鴉)の餌箱ですから」
「触りたくありませんよ、そんなの」
相棒の食料(虫)が入ってるのですか、虫は嫌いです。
昼寝をしているとムカデとか勝手に足に乗ってたり…ああキモチワルイ…
まぁ、そんなことはいいとして。
この家の台所に行ってみると、意外と広く…そしてなんでしょうか?
この焦げ臭さ。でも、ちゃんと食料もあるし、調理器具もあるし…
「食料があるなら…私料理得意ですし、作りますよ」
「じゃあお願いします。いつも自分で作ってるんでけどよく失敗して…」
どおりで台所が結構焦げてるんですか。焦げ臭いのも少し納得。
あれ、私ってなんでこんなに普通に対応してるんだろ。勝手に同居になってるのに。
………あまり深く考えたら負けですね。射命丸さんなら脅迫の写真を何枚か持ってそう…
ずっと前、咲夜さんの紅茶に砂糖と黒砂糖を間違えて入れてしまった時の写真…撮られてるかな。
咲夜さん、ああみえて紅茶には少し五月蠅いんですよ。
「それじゃあ…作りますか」
ああ、まさか同居できるなんて…幻想郷の皆さん、失礼ですが私はとてつもなく幸せです。
なんでかってこの状況、幻想郷の癒し系№1の美鈴さんがっ!今私の家に!!しかも料理までっ!!!更に同居!!!!
あの…なんだっけ、えーと…パット長でしたっけ?その人に言ったら凄く羨ましがれるだろうなぁー♪
パット長がいつも『中国の料理が食べたい』と言ってましたし…ってあれ。中国って誰?
今では『美鈴の料理が食べたい、あと早く帰ってきて』とか言ってますけど…中国=美鈴?
でも簡単に帰ってくることはできないでしょうねー。辞表出したと言ってますし。
んー…まぁいいや。と・に・か・く!今はこの興奮を抑えませんと…あ、鼻血でてる…
(強制的に)同居にしたということで寝室は勿論一緒!異論は認めない。
そして夜で妖怪に邪魔されないようにちょっと強い風で結界作って色々とあんなことやこんなこと…(以下自主規制
「射命丸さーん。御飯できましたよー」
「ああっ!? …はいー」
危ない危ない、妄想に完全に飲み込まれそうだった。
ともかくなんで美鈴さんは一緒に居るとこんなに癒されるんでしょうか。
胸は関係ないですよね。私より少し大きいぐらいですし。
やっぱり…笑顔…そう、美鈴さんのあの笑顔を見てしまった人は今後、その笑顔を見たくなる!(私の場合
ぇーと、たしか…そうそう、魔理沙さんも霊夢さんもこっそり陰で美鈴さんを見ている写真が…
あ、でもたしか魔理沙さんも霊夢さんも『中国』ってたしか言ってたような…。
何故国名…んー、やっぱそんなことはどうでもいいや。
美鈴さんが運んできた料理、おいしそー…早く食べたいなー。本人もね。
食べる時はこうなってからそれでああなってこうなって…(以下自主規制
「…射命丸さーん?」
「ふわっ!? …えーと、すみません」
「?」
まだ、まだ朝だからっ、まだ朝だから妄想は控えて!私!
少し気をつけないと…
さて、美鈴さんが作ってくれた料理と初のご対面~♪
「じゃー…いただきます」
「いただきます」
メニューは御飯と味噌汁と焼き魚、でも私が作った料理と見た目が違います。かなり。
御飯は綺麗に炊けててテカテカに光ってて、食欲をそそる…
でも美鈴さんってパン派じゃなかったのでは…? …気にしないっ!
味噌汁は見た目は普通のと違いがありませんが、無駄に湯気やら美味しそうに見える…
焼き魚は焼きすぎなく焦げすぎなく…パーフェクト! どうして門番なのにそんなに料理が上手いんですか!?
幻想郷七不思議…それじゃあ、まずは焼き魚からいただこうかなーっと。
「はむっ」
………美鈴さんってお店開いてましたっけ?
おかしいなあ、私が好きなお店より美味しいんだけど…うーん…
『しんぷる・いず・ざ・べすと』って言うんでしたっけ、この味は。
味噌汁も薄い味付けで朝にはぴったり、そして御飯は噛めば噛むほど甘くなる…ってそれは普通のことっ!
やっぱ一言で表すと『美味しい』
「どうですか?料理には自信がありますが味付けが合わないでしょうか?」
「………最高ですよぉぉぉぉおおお!!!!」
あ、つい勢いで跳びかかっちゃった。
どうしよう、止まらない。ぇーと、これはどうしたら。
あ、そうそう。えーりんえーりん助けてえー…
「「へぶっ!!?」」
続く…?
たしかに、めーりんは癒し系ですね。
服の色とかが地味で、
とるにたらない妖怪という設定だったりするとこがいいんですよねー。