Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

神社建て直し家族計画・一日目 嘘の中の本当

2007/07/10 08:01:12
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よく晴れた日、永遠亭住民+霊夢が動きやすい服を着ている。
手にはタオル、水筒等が握られており、まさに今から仕事をするような感じであった。
「じゃあ神社を建て直すのに必要な材料は何でしょうか?」
「はい!」
永琳の質問に元気よく手を上げる霊夢
「はい、じゃあ霊夢答えて」
「木がいります!」
「はい、よく出来ました」
そう、まずは木が必要になる。幸い、辺りは自然がいっぱいだ。
「じゃあ、今日は全員で必要分の木材を山から頂戴します。全員準備は?」
「「「大丈夫です」」」
全員がそう言うと移動を開始した。





山についた一行は、それぞれ仕事に取り掛かった。
「ふう…めんどくさい」
てゐがつぶやいたその一言を聞き逃さなかった永琳は、てゐに別の仕事を与えた。
「じゃあてゐ、アナタは今日のお風呂に使うマキをよろしく」
そういっててゐの手に問答無用で斧を持たせて、その場から去っていく。
「ひっでぇ…」
うなだれるてゐだが
「てゐちゃん一緒にやろ?」
霊夢が手伝うと自分から言ってきたので顔を上げて
「さあ張り切っていこー!」
「おー!」
テンションが上がった!てゐはスーパーハイテンションになった!





「あ、霊夢その木取って」
「はい」
てゐに言われるがまま、切り株の上に木を置く霊夢。
「~そおぃ!」
その木を正確に真っ二つにしていくてゐ。息はぴったりだ。
「ふう、霊夢。休憩しない?」
「うん」
流石に疲れてきたのか、休憩する二人。
「ねぇ、霊夢」
「なに?」
「霊夢も斧持ってごらんよ、軽いから」
そういって、霊夢に斧を渡すてゐ。
「ホント?」
もちろん嘘だ。しかし、霊夢は疑うこともなく斧を手に取り
「きゃ!」
持った瞬間、重さに負けて霊夢は転んだ。一応無傷であることは言っておく
「ウササササササ!」
その様子をみて笑うてゐ。
それに少し腹を立てたのか、霊夢は少しだけ怒ってるようで
「なんで嘘ついたの?」
と、尋ねた。それにてゐは
「ウサササササ…ゴメンゴメン。ほら、好きな人ほどいじめたくなるって言うじゃない」
「えっ!?」
その言葉を聞いて顔を真っ赤にする霊夢。でもすぐに今までの行動を思い出して
「それも嘘?」
「これは嘘だよ」
それを聞くと、霊夢はそっぽを向いて木を持って仕事に戻っていく。その後姿を見て、てゐは誰ともなくつぶやいた。
「でも…嘘だよって言ったことに対しての嘘だからね」
「え?何か言った?」
「いいや~さて、仕事を再開しようか!」
そう言って、てゐは笑った。


続く



懺悔室
一日目終了です。
さて、マイナーもここまで来るとスッキリしますね~ハイ。
まずは、神社です。ええ。
作者が花映塚クリア(EX除く)したので、登場可能キャラが増えました。
皇束篠秋
コメント



1.創製の魔法使い削除
マイナーはやっぱり良いですねぇw

霊夢の基本カップリングも好きですが……w
2.名無し妖怪削除
マイナーもいいですねぇ。てゐっていいなぁ。